カテゴリ:電気建築システム科
【建築コース】【WCP】Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)
建築コース3年生が水俣環境アカデミアのご支援、水俣市建具組合のものづくりマイスターの技術指導を受け、水俣市新庁舎のキッズコーナーに設置される木工製品を製作し完成させました。製作するものの企画、計画、設計から携わりました。県産杉の集成材で製作し、子どもたちが使うことを想定し、本棚やおもちゃ箱入れ、キッズテーブルの寸法や角を丸くすることなど工夫を凝らしたものになっています。本棚の天板には畳をのせる予定で見守る大人の方が座れる設計になっています。職人さんからのアドバイスはとても勉強になりました。
新庁舎でのお披露目と子どもたちが喜んで使ってくれることを楽しみにしています。
*建築コースでは、地域貢献活動を通して建築技術向上を図っています。地域の方々と関わることで、高校時代から社会経験を積むことができます。
【建築コース】【WCP】中学生体験入学で建設業協会とコラボ!
先日の体験入学では、多くの中学生の皆さんの参加ありがとうございました。建築コース見学では、建設業協会青年部の皆様の全面協力により、重機やドローンの実演及び建築の魅力についての講演をしていただきました。
重機の実演では、協会の方がコンクリートブロックを積み木のように重ねる神業をみせ、大盛り上がりでした。また、ドローンの上空からの映像をTVモニターで見ることができるようになっており、建築の最新技術を見せていただきました。
建設業協会青年部の皆様、ありがとうございました。
*建築コースでは、地元建設業協会と連携し、現場見学やインターンシップ、外部招聘授業などを行い、実践的な取組みを積極的に行っています。
【電気建築システム科】【WCP】津奈木中学校へ出前授業
7月15日(木)に、電気建築システム科3年生が津奈木中学校へ出向き、技術の授業を行いました。中学2年生の皆さんが、自分で考えた木製本棚を作っているところに、電気建築システム科3年生が技術指導を行います。
けがき(しるしの付け方)や、のこぎりの使い方を教えることで、中学生の皆さんは安全で楽しく製作しているようでした。高校生たちにとっても人に教える経験は、コミュニケーション能力の向上や自らの技術力の見直しなどたくさんの効果があります。中学生の皆さんから「楽しい」や「できた」の声を聞くと高校生はさらに技術を高めなくてはと意識が上がったようです。
今後も出前授業を通してものづくりの楽しさを伝えることができればと思います。
*出前授業の様子は、7月17日(土)熊日朝刊のローカルワイド県南「水俣高生 技術の先生に」で紹介されました。 https://kumanichi.com/articles/317495
【建築コース】【WCP】1・2年生木造住宅現場見学
先日、建築コースの1・2年生が本校近くの木造住宅新築工事の現場見学を行いました。地元工務店さんと家主さんのご協力のもと、安全面に配慮して見学してきました。
現在の木造住宅ではプレカット(工場で木材の接合部分を機械で加工したもの)が主流ですが、この現場では、大工さん自ら木を伐採した上に、手刻み(大工さん自ら接合部分を手加工したもの)してあり、とても貴重なものを見せていただきました。木材一本、一本を見極め、組み立てられている状態は、まさに適材適所です。
生徒たちはとても興味深く見学し、大工さんにいくつも質問していました。百聞は一見にしかずですね。また、授業で学びを深め、工事が進んだところで現場見学をさせていただきます。建築コースは、地域の皆さんに支えられて、建築を学んでいます。
*写真は、工務店さん、家主さんの御理解のもと撮影させていただきました。写真・記事の転載はご遠慮ください。
【建築コース】【WCP】Wood connect project 2021(ウッド コネクト プロジェクト 2021)
先輩たちの取組みを引き継ぎ、今年度も建築コース3年生は、Wood connect projectをスタートさせました。水俣市建具組合の「ものづくりマイスター」の指導を受け、木工製品の製作を行います。前回の授業までに、生徒たちは担当教師と共にアイディアを出し合い、図面を完成させていました。まずは、図面通りに木材を切断します。大型パネルソーを使い、(この機械があるのは県内建築科で本校だけ)安全で早く、正確に作業を行います。
切断後は、墨付け(加工するために印をつけること)を、ものづくりマイスターの皆さんのご指導の下、行っていきます。プロの技術に感心しながらも、生徒自ら早速挑戦。手際よく作業を進め、予定通りに今日の分の作業を終えることができました。10月末の完成に向け、今後も作業を進めていきます。何ができるかお楽しみに!
*ものづくりマイスター制度:厚生労働省が、ものづくりに関して優れた技能、経験を有する方を「ものづくりマイスター」として認定・登録し、若年技能者への実践的な実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育成を行う制度です。建築コースでは、この制度を活用し、より実践的で効果的な授業を行っています。