水高diary

カテゴリ:水高ニュース

マンガも大学の授業になるんだってよ!

11月1日、熊本大学文学部コミュニケーション情報学科の日高利泰先生とオンラインで繋いで、第2回ミナマタイムズプラスを開催しました。

簡単な日高先生の自己紹介とこれまでの研究内容についての紹介のあと、大学や文学部での学びってどういうものなのかを説明していただきました。

特に、文学部での研究では、研究対象となるものが「もの」ではなく「概念」の場合も多く、場所や時代によってそれらの概念も変化することがあるため、作品や作家の研究だけでなく読者や社会なども含めて研究の対象となるという点は、参加した生徒にも興味深い内容だったようでした。

実践編として、
・江戸時代に「北斎漫画」と呼ばれていたものは、現代でのマンガか?
・鎌倉時代の「鳥獣人物戯画」は、マンガか?
という問いかけられると、生徒たちからは様々な意見が飛び出していました。
・「セリフがあることが大切なのか?」
・「ストーリーの明示が必要なのか?」
異なる主張があった場合はそれらを比較し、より妥当な見解へと導くという研究過程を体験しました。

熊本県の取り組んでいるマンガをテーマにした町おこしの事例や、水俣市と水俣市出身のマンガ家、江口寿史さんの町おこしの取り組みも紹介されました。「くまもとマンガ協議会」も立ち上がって、ますます身近なメディアになりつつあるようです。

最後の質疑応答では、「好きな漫画・主人公は何ですか?」という質問から主人公のもつ人間性に話題が広がったり、「どうして少女漫画の瞳はキラキラしているのか?」など盛り上がっていました。

「大学では『好き』なものをとことん勉強してほしい」という日高先生のメッセージ、届いたかな?

 

【ボランティア】【WCP】Wood connect project~湯の鶴温泉神社~

 10月30日(土)に、湯の鶴温泉神社再建プロジェクトのボランティアに本校生徒9名が参加してきました。地元自治会や氏子会の皆さんと一緒に、神社の手入れをするため柿渋塗りを行ないました。いつも建築コースが行なっているWood connect projectですが、地域の皆さんとの繋がり、そして本校生同士の繋がりを考え、他学科にも募集をかけたところ、すぐに予定していた定員8名を超え、建築コース、電気コース、機械科の生徒9名の参加となりました。

 主催の方より、とても歴史があり立派な神社ですが、今までなかなか手入れが行き届いていなかったことや、今後神社を通して地域の繋がりや町おこしをしていくことについての話を聞きました。また、人吉から来られた宮大工さんより作業内容について教えていただき、作業を開始させました。

 生徒たちは作業を始めると、夢中になって手際よく塗っていました。地元の方や一緒に参加した教頭先生と談笑しながら作業もでき、とてもよい経験になりました。お昼は準備していただいたサンドウィッチがとても美味しかったです。作業を終えると、主催の方々からお褒めの言葉をいただき、生徒側も代表生徒が参加して学んだこと、教わったことについてお礼を述べました。

 綺麗になった神社では、11月3日にイベントが開催されます。今後も、地域貢献活動を通して、課題解決能力や技能向上に励んでいきます。参加してくれた生徒の皆さんお疲れさまでした。関係者の皆様、ありがとうございました。

 

※今回の活動は、三菱みらい育成財団助成金を活用させていただきました。

【2学年】進路LHR

10月27日(水)に普通科と商業・機械・電気建築システム科に分かれて進路LHRが行われました。

普通科では夏休みから続けてきた進路研究の成果として、各生徒が上級学校の広報担当になったつもりで上級学校を紹介する進学先プレゼンを行い、専門学科の生徒たちは学年の就職担当である小松先生の講話を聞き、今後の就職試験に向けてのスケジュール、進路室の活用方法について確認しました。

気づけば高校生活も折り返し地点。悔いのない進路決定ができるよう、互いに刺激し合いながら努力を続けてほしいと思います。

【1年普通科】ビブリオバトル第2弾!

1年普通科では国語の授業でビブリオバトルを実施しています。おすすめの本からさまざまな会話に発展していきました。5分間の紹介があっという間でした。原稿は一応ありますが、自分自身の言葉で、相手の顔を見ながら伝えました。質問タイムもネタバレしないように、注意しながら答えていました。

本からはじまるコミュニケーション、楽しかったですね。

【1年普通科】ビブリオバトル開催中!

1年普通科では、国語の授業でビブリオバトルに取り組んでいます。

「聞き手が読みたくなるように紹介する」ことを目標に発表しました。本の内容だけでなく、声の大きさや姿勢など伝え方も工夫して、聞き手に伝わるように話しました。

聞き手も、だんだんと前のめりになって話に聞き入って、たくさんの本の世界に触れた、いい時間になりました。

 

秋の夜長に読書はいかが?

 

【英語科】ディベート大会で1勝しました!

10月9日(土)に第17回熊本県高等学校英語ディベート大会がオンラインで開催され、1・2年生からそれぞれ1チームずつ出場しました。

今年度のお題「日本政府は、首都機能を東京の外に移転すべきである。是か非か。」

県内の参加校とそれぞれ4試合し、1・2年生チームどちらも強豪校に1勝することができました!また、1年生チーム2名がベストディベーターに選ばれました!おめでとう!数ヶ月にわたり、各自で調査をして様々なデータを集めて準備し、日本語でも難しいディベートに英語で挑戦しました。英語力はもちろんのこと、物事を様々な視点から考えて論理的に話す力が伸びました。本当に素晴らしい!

 

水俣キャリアガイダンス2021

10月12日火曜日に2年生84名を対象に水俣キャリアガイダンス2021を開催しました。この行事は、地元で働く社会人の方より講話いただき、具体的な仕事内容や企業から求められる人物像など就職・進学に必要な基本的な知識を得るというこすにすにとを目的としています。講話を聞いた後にクラスにて発表を行いました。講話を聞いて、感じたことや気づきについて発表することで、表現力・コミュニケーション力を養うとともに、進路情報を共有することで今後の進路選択に生かしていきます。10の事業所をお招きして、様々なお話を伺うことができました。新型コロナウイルスの状況もあり、なかなか直接社会人の方々からお話を聞く機械がありませんでしたので、今回は大変貴重で有意義な機会となりました。御協力いただいた事業所の皆様、ありがとうございました。

【3年生】進路激励会!

9月16日から始まる高校生向け就職試験を間近に控えた就職希望の3年生に向けて、激励会が開かれました。

学校長からの覚悟を決める大切さなどのメッセージを聞いて、全員引き締まった表情をしていました。試験まであと少しです。様々な先生方と面接練習をする中で、自分をもっと深く見つめ直し、自分を最も表現できる言葉を紡ぎ出して欲しいものです。

頑張れ、3年生!

「ファイト! 闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう ファイト! 冷たい水の中を 震えながらのぼっていけ」

中島みゆき「ファイト!」より

 

 

職員研修(メディア作成)

映像制作会社プラスアルファプロダクション代表取締役の北嶋正浩様をお招きして、主に動画作成についての職員研修を実施しました。

現在、水俣高校でも学校生活の様子や各科の紹介、部活動の様子などを動画を学校ホームページで紹介しています。そうした本校職員が作成する動画をより魅力あるものにするために、専門家をお招きして動画作成のいろはを学んできました。動画動画作成ソフトの様々な機能の紹介や、編集の時に注意すべき事柄、そして肖像権や著作権についても学びました。

水俣高校は、魅力創造と併せて魅力発信に向けた取り組みをこれからも進めていきたいと思います。

※今回の授業は熊本県立高校魅力化支援事業(魅力発信事業)に基づく取組でした。

 

専門高校生グローバルチャレンジに対しご支援いただきました。

先日、本校同窓会の澤村会長よりご支援をいただきました。今回は専門高校生グローバルチャレンジに、2年機械科の川本凛さんが学校代表として参加しました。
県内の専門高校の生徒との交流やオンラインで繋がった海外の方々や海外で活躍している日本人の方に遠隔講義をしていただきました。海外へのイメージが変わり、自分の進路について考えを広め、深めることができました。今後はこの研修で学んだことをクラスや学年、学校に広めていきたいです。