カテゴリ:機械科
【機械科】2年生実習が始まっています(4月26日)
第1回目は機械科主任の先生による安全教育が行われました。水俣高校機械科は、「安全」を第一に作業を行います。
そして本格的に機械科実習が始まりました。今年度の2年生は旋盤、フライス盤、アーク溶接、鋳造、シーケンス制御とプレゼンテーションを行います。写真はその中の一つであるシーケンス制御の一場面です。シーケンス図という電気回路図を元にリレーという装置を用いた制御回路を作ります。
皆さんの生活でも自動洗濯機、信号機、エレベーターなど世の中の様々なところで活用されている技術です。このあと、PLC(プログラムを書き込める制御装置)によるシーケンス制御も行います。ねじを締めるときには、ドライバーを回す力と押す力の比率は3:7といわれています。電線をねじで固定するなど初めて経験していますが、力配分などの基本から丁寧に学ぶことができるので、着実に力を付けることができます。
農家ハンターさんの遠隔講義がありました
くまもと☆農家ハンターさんによる慶応義塾大学との遠隔講義に水俣高校も参加させていただきました。地域のくらしを鳥獣被害から守るために活動しておられる宇城市の宮川さん(情熱大陸にも出演!)のお話を聴くチャンスということで、機械科の”イノシカハンターズ”をはじめとして地域創生や6次産業化などに興味がある生徒が参加しました。宮川さんのお話は、たんに農業を持続させるということだけでなく、人生における挑戦についても生徒たちに語りかけるものでした。生徒たちも心に響いた言葉をメモに取り、真剣な表情で聞き入っていました。参加した生徒の感想には、「今できることを精一杯、失敗してもいいからやりたいと思いました」とあり、よい刺激をうけたようです。質問コーナーでは箱罠についてのアドバイスをいただき、みんな充実した表情を浮かべていました。