水高diary

カテゴリ:機械科

【機械科】いのしか日記 Vol.3 いよいよ罠設置!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
6月18日(金)は、地元観光農園さんにご協力いただき、私たちが製作した罠を設置させてもらいました。農園の方の話によると「近隣の開発が進んでイノシシの生活環境が変わったこともあるかもしれないが、最近はイノシシが増えてきたと思う。」とおっしゃっていました。
 初めて罠を設置するので少し時間がかかりましたが、上手く設置することができました。廃棄予定の作物と米ぬかを餌にし、しばらく様子を見てみます。トレイルカメラも設置したので、生態調査も併せて行います。
6月21日(月)にトレイルカメラを確認しに行きましたが、今のところ何も映っていませんでした…。引き続き確認していきます!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
「今回初めて現場実習にいき、そこでイノシシ被害の深刻さを目の当たりしました。被害を減らすためにも設置場所や餌のまき方を試行錯誤して、捕獲数を増やしていこうと思いました。」

 

 

【機械科】いのしか日記 Vol.2 水俣の鳥獣捕獲量が増加!?

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 6月4日(金)に、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋さんに、水俣や日本における鳥獣被害や対策についての講話をして頂きました。
 5年ほど前の捕獲量はシカ1割、イノシシ9割だったのが、現在ではシカ4割、イノシシ6割と、シカの捕獲量が増えてきているそうです。私たちが製作している箱罠はイノシシの捕獲をメインに考えているので、シカ対策も考えていく必要があると思いました。捕獲数を増やすためにも生態を深く学び、罠製作に活かしていこうと思います。また、捕獲した鳥獣のほとんどは埋設処理されるので、捕獲後の利用方法についても課題があります。
 6月11日(金)は箱罠の門扉を製作し、ついに1基目が完成しました!!これからどんどん箱罠を製作していきます。来週は地元観光農園さんで現場実習をする予定なので、その様子も発信していきます。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(生徒の感想)
「捕獲するだけでは命が無駄になるので、その後の処理についても考えていかないといけないと思いました。」

 

 

ものづくり(旋盤)特訓中!

本日から週末にかけて、令和3年度熊本県高等学校総合体育大会が熊本県内各地で実施されています。その一方、来たる6月13日(日) には、熊本県内の工業関係の各科の主要な技能を競う、令和3年度熊本県ものづくりコンテストが予定されています。

本日、運動部を除いた生徒は午前中授業で放課となっていましたが、2年機械科の稲冨君が夕方遅くまで旋盤の技能の練習に励んでいました。また、本日は特別講師として、熊本工業高等学校機械科より指導教諭の藤﨑毅先生をお迎えして、特別練習会が行われた模様です。運動部同様、こうした地道な練習があって優れた技能の習得が生まれ、そしてその優れた技能によって優れた製品が生まれるのだなと、しみじみ再確認させられました。

がんばれ稲冨くん!

【機械科】いのしか日記 Vol.1 活動開始!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

今年で3年目を迎えたイノシカハンターズの鳥獣対策、3年生6名で活動を行います!

地域の方に応援して頂くことが増えましたが、もっと応援していただけるように、そして、地域の方と一緒に取り組めるように今年も頑張ります!

まずは映像資料を視聴し、イノシシの生態を学びました。そして、2班に分かれて箱罠製作に取りかかりました。箱罠は文字通り箱型の罠で、扉が閉まることで獲物を中に閉じ込めます。今までの箱罠は扉のガイドの高さが同じだったので、扉を設置する作業に手間取ることが多くありました。今年の箱罠は、ガイドの高さに差をつけたことで後ろのガイドに当てることができ、容易に設置することが可能となりました。まずは箱罠を4基完成させることを目標に頑張ります!

今後も随時情報を発信していきますので、イノシカハンターズをよろしくお願いします!

 

【機械科】2年生実習が始まっています(4月26日)

 第1回目は機械科主任の先生による安全教育が行われました。水俣高校機械科は、「安全」を第一に作業を行います。

 そして本格的に機械科実習が始まりました。今年度の2年生は旋盤、フライス盤、アーク溶接、鋳造、シーケンス制御とプレゼンテーションを行います。写真はその中の一つであるシーケンス制御の一場面です。シーケンス図という電気回路図を元にリレーという装置を用いた制御回路を作ります。

 皆さんの生活でも自動洗濯機、信号機、エレベーターなど世の中の様々なところで活用されている技術です。このあと、PLC(プログラムを書き込める制御装置)によるシーケンス制御も行います。ねじを締めるときには、ドライバーを回す力と押す力の比率は3:7といわれています。電線をねじで固定するなど初めて経験していますが、力配分などの基本から丁寧に学ぶことができるので、着実に力を付けることができます。

農家ハンターさんの遠隔講義がありました

オンライン講義の様子

くまもと☆農家ハンターさんによる慶応義塾大学との遠隔講義に水俣高校も参加させていただきました。地域のくらしを鳥獣被害から守るために活動しておられる宇城市の宮川さん(情熱大陸にも出演!)のお話を聴くチャンスということで、機械科の”イノシカハンターズ”をはじめとして地域創生や6次産業化などに興味がある生徒が参加しました。宮川さんのお話は、たんに農業を持続させるということだけでなく、人生における挑戦についても生徒たちに語りかけるものでした。生徒たちも心に響いた言葉をメモに取り、真剣な表情で聞き入っていました。参加した生徒の感想には、「今できることを精一杯、失敗してもいいからやりたいと思いました」とあり、よい刺激をうけたようです。質問コーナーでは箱罠についてのアドバイスをいただき、みんな充実した表情を浮かべていました。