水高diary

カテゴリ:探究活動

【総探】水俣に観光客を呼び込もう!

1学年の総合的な探究の時間で、「水俣の観光」について考えました。前回の人口についての課題をふまえて、今回は水俣の観光地の現状と課題、それを打開するためのアイデアを高校生が考えました。グラフからは、湯の鶴と湯の児温泉への客数を比較し、どうやったらもっと水俣に観光客を呼び込めるかグループで話し合いました。

水俣市の経済観光課の職員の方も見学に来られ、高校生ならではの新鮮なアイデアに刺激を受けた!と言っていただきました。ちなみに、面白いアイデアとしては、①水上アスレチックを作って家族連れを呼び込む、②高校生がSNSで情報を発信する、③キャンプ場を整備する、などなどたくさんの案がでました。実際に来年はこれをテーマにして、高校生が水俣のためにできることをやってみたいと思います。

 

【総探】水俣について本気出して考えてみた!

 5時間目は1年生の総合的な探究の時間でした。

本日のテーマは「水俣の現状と課題」について、水俣市の人口や産業のデータから意見を出し合いました。というと、なんだか難しいようですが、「水俣の今の課題は何だろう!?」「その理由は何か?」「将来のために自分たちにできることは?」といったことをグループで話し合いました。

自分の意見を付箋に書いて、グループみんなの意見も聞いて、とても活発に意見が交わされていました。「水俣市に大きな企業を呼び込むにはどうすれば?」「こどもに優しい町作りをするためには?」など自分たちで考えることができたことが大きな経験になったと思います。発表もみなさんとても上手でした。将来の町長候補がいるかもしれません!

 

【総探】マインクラフトでプログラミング〜慶応義塾大学とのデジタルアート〜

本日、慶應義塾大学とのデジタルアートプロジェクト「マインクラフトを用いたプログラミング〜ネット空間に水俣の街を作ろう〜」の本年度2回目の遠隔講義が実施されました。

前回、プログラムでマインクラフトの街を作れることを学んだ水高生。今回は、実際に何を作りたいのかを考え、そしてどのように作るのかを具体的に体験しました。エクセルで作ったマス目を利用して座標について学習し、プログラミングに応用するようです。

数学的な思考を楽しみながら体験できて、生徒の様子も生き生きとしたものでした。

新しい時代の学習って、こんなものなんでしょうね。

【2年生・総探】 ベトナム日越大学とのオンライン交流会

本日、水俣市環境アカデミアの協力を得て、ベトナムにある日越大学生とのオンライン交流会が実施されました。

水俣環境アカデミアの古賀所長による水俣の紹介の後に、まず、本校生徒が作成した日本の高校生活紹介動画を上映しました。

そして、日越大学で学んでいるベトナム・ミャンマー・香港の大学生と、都市問題・心理学・英語教育・環境教育に興味のある本校2年生が英語と日本語を交えながら各グループのテーマについてお互いの意見を交換していました。

お互いの言いたいことがうまく伝わらないこともあったようですが、それをお互いがどうにかして乗り越えようとする気持ちの方が今は大切なような気がします。

今回だけでは時間が不足したようなので、そこは現代っ子らしくFacebookで今後の議論を深める約束をしていたようです。

がんばれ、水高生!がんばれ、未来のグローバルリーダー!

Minecraftでプログラミング

本日、慶応義塾大学植原先生による遠隔講義が実施されました。

Minecraftと言うソフトを使って仮想空間上に水俣市を作ろうと言うテーマで講話がありました。通常の方法だと一つ一つのブロックを置いていく手間のかかる作業を、今回はプログラミングの理論を生かして一気に作業しようと言う提案がなされました。参加した生徒もイメージしていた内容とは異なったため戸惑った様子も見受けられましたが、中にはこれから効率的に建物が作れると楽しみにしている生徒もいました。

今後水俣の街が出来上がったら、仮想空間上でどんなことができるか、現実社会とデジタル技術の融合の可能性をみんなで話し合っていきたいと思います。

 

【2年】総合的な探究の時間~カキ生育班~

毎週金曜日の6時間目は、2年生の「総合的な探究の時間」となっています。昨年までのSGH事業で確立したカリキュラムを活用して、1年次の水俣の過去出来事を学んだ後、2年次には各自の興味・関心に応じたテーマを設定し1年間学びを深めていきます。

本日、牡蠣養殖班は、国立水俣病総合研究センターの松山明人先生をお招きして、昨年度から継続してきた、国水研と水俣漁業協同組合と本校での共同研究について、目的や内容についてのお聞きしました。

自然科学的研究手法や海水の中の栄養塩の専門的な話は、時に学校では指導が困難です。水俣高校では様々な外部の方を指導者とお招きして探究活動を行っています。本当にありがたいお話です。そうしたプロの人たちと一緒になって、常に「なぜ?どうしてなんだろう?」という気持ちを持ち続けてほしいです。

水俣で牡蠣の養殖を目指すように至った経緯や、水俣の海の栄養度について話を聞いている生徒は、真剣に聞き入っていました。1年後、君たちが水俣漁協の方たちに牡蠣の生育について語っていける未来がきっと来るはずです。頑張れ!

 

 

【総探】【1年生】総合的な探究の時間


今年から水俣高校での総合的な探究の時間については、これまで文部科学省の認定を受けて5年間続いてきたSGH活動を受け継ぎながら、生徒の興味・関心を土台に添えつつ、さらに地元に根ざしたSDGsの観点を組み入れた探求活動を継続していきます。(今後3年間はSGHネットワーク参加校となり、全国のSGH経験校と様々な情報を共有していきます。)
今日は、新一年生全員に探究活動の時間のオリエンテーションが行われました。これから1年間、グループでの協働活動を伴いながら、主に水俣病の歴史・再生の取組・環境に配慮した社会づくりなどについて学んでいきます。こうした地元の課題を学ぶことで、水俣高校生の持続可能な社会への提言が重みのあるものなっていくと思います。頑張れ、1年生!

【総探】さくらサイエンス事業研修生とのランチミーティング

 本校連携先の水俣環境アカデミアでは、平成29年7月にアジア地域の優秀な青少年を水俣市に誘致し、『水俣病の教訓を理解してもらうとともに、地域の現状と課題を共有し、地域社会の将来の持続可能性を探求してもらう』ことを目的とし、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「さくらサイエンスプラン」に応募し採択され、さくらサイエンス研修生は約10日間を水俣市および福岡市で研修を受講しました。

 

 研修生は、研修の4日目に本校生徒宅および水俣市民宅にホームステイをして、5日目に本校生徒、ホストファミリー、および地元の留学生とランチミーティングを通して文化交流・意見交換をしました。

 

 ランチミーティングには本校生徒17名に加え、さくらサイエンス研修生、ホストファミリーなどを含め、総勢50名が参加しました。剣道の形や弓道の巻藁練習を披露したり、研修生に剣道着を着てもらうなど、本校生徒が日本の文化を紹介し、研修生からもそれぞれの国について教えてもらい、参加生徒全員にとって非常に刺激的な会になりました。

 





 

 

 
※写真は水俣市より提供