上天草高校の『いま』をお伝えします
上天草高校の植物 秋編(2)
秋は、秋の七草をはじめとする「花」、次世代をつなぐ「果実や種子」、赤や黄に景色を染める「紅葉」等々、大自然のもつ偉大な力や神秘さを強く感じることのできる特別な季節です。今年は残暑が厳しかったせいか、そのような「秋らしさ」をゆっくりと楽しむことができなかったような気分です。色づいたイチョウの葉が散り始めるとともに、季節は冬へと移り変わっていきます。 (文責 田代周史)
クズ(マメ科) カンネカズラともいう。茎は長く伸びて絡みつき(蔓植物)、森の上部を覆い尽くすこともある。根は太くなり、葛粉と呼ばれる良質なデンプンがとれる。 |
キンモクセイ(モクセイ科) 花の色がみかん色のキンモクセイ、白色のギンモクセイ、その中間であるレモン色のウスギモクセイの3種類がある。ウスギモクセイだけが日本の自生種。 |
ヒイラギモクセイ(モクセイ科) ヒイラギとモクセイの交雑種で、花や葉の形はヒイラギに似ている。葉の縁のギザギザ(鋸歯)が先端から基部まであり、数が多い点で区別できる。 |
ヒイラギ(モクセイ科) 漢字で柊と書く。葉の縁には針状にとがった鋸歯をもつが、成木になるにつれ鋸歯はなくなっていく。魔除けになる縁起物として屋敷の入り口に植えられた。 |
セイタカアワダチソウ(キク科) 第二次世界大戦後に温暖地を中心に帰化した北米原産の帰化植物。一時期大繁殖し、ススキの生育地が激減した。ミツバチの蜜源として利用されることもある。 |
コスモス(キク科) 正式名称はオオハルシャギクという。メキシコ原産で、観賞用に栽培されている一年生草本。野生化することもある。肥えた土壌では高さ2mに達する。 |
ミゾソバ(タデ科) 原野や道端等の水辺に群生して生える一年生草本。茎には稜があり、それに沿って下向きにとげが生えている。花は上部のものが紅色で下部のものが白色となる。 |
ツワブキ(キク科) 晩秋から初冬にかけて花が咲く。同じキク科で春に開花するフキに比べて葉の表面に光沢があり区別ができる。食用・薬用となり、観賞用としてもよく見かける。 |
イチョウ(イチョウ科) 裸子植物で、恐竜とともに中生代に反映し、その後、絶滅寸前であったものが人の手によって復活。東大の平瀬作五郎が精子で繁殖することを発見した。 |
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