日誌

2015年2月の記事一覧

2年福祉科 医療的ケア演習の様子

 2年福祉科介護福祉類型では、医療的ケアの演習に取り組んでいます。写真は、経管栄養(胃ろう)の演習の様子です。カテーテルチップシリンジ(注射器)から空気を抜いたり、点滴筒の滴下速度を調整したりしています。物品の名称を覚えるところから苦戦していますが、将来、介護職に就いた際には必要とされる技術でもあります。看護師の先生のもとで、真剣に取り組んでいます。

「あしぽん」鋏入れ

みねさきから吹く風に、梅や水仙の豊な香りが混ざり、寒いながらも、
小さな春の訪れを感じます。

そんな農業科では、先日毎年恒例である不知火(通称:あしぽん)の
収穫を祝い、鋏(はさみ)入れを行いました。
今年度初めてのあしぽんの収穫に、校長先生はじめ、多くの先生方に
みねさきの傾斜に建つハウスまでお越し頂きました。
果樹専攻生たちの努力と、天候に恵まれ、今年のあしぽんはとても良い出来◎!

不知火は実をつけると枝が重くなります。
そのため、枝が折れることを防止するために、良い実を残し一玉ずつ麻紐で吊り上げます。
大変な管理ですが、そのおかげで、大きくて艶のある美しい果実ができました。


まずは、校長先生が枝に鋏をいれます。
校長先生もあしぽんの出来に大満足のこの表情で、思わず笑顔がこぼれます!



今年度卒業する果樹専攻生4名が代表して鋏入れを行いました。
1年でもっとも嬉しい収穫の喜びを感じられたひと時でした。
  
 
これから毎日あしぽんの収穫実習が始まります。
生徒にとっても、職員にとっても怒涛の日々ですが、
この収穫があるから、夏の暑い日の灼熱ハウス地獄や高所での台風対策も、
手足が凍るような寒さでの実習も励めるのです。
生徒が手塩にかけて栽培している「あしぽん」、ぜひご賞味下さい!!

平成26年度 林業科3年生課題研究発表会

 本日、5・6時間目に総合学習室で林業科3年生による課題研究発表会が行われました。
 日頃お世話になっている林業関係の来賓の方をお招きし、林業科の1・2年生の生徒も参加して行われました。
 集合後、開会の言葉、学校長挨拶、来賓紹介が行われました。
 
 その後、各課題研究の発表が行われました。
 最初の発表は、森林レクレーション班です。
 研究テーマ
 森を楽しむための森林教室の実践~森を歩き・森に学び・森で癒される空間作り~
   
 2番目は、森林資源班です。
 研究テーマ
 人に優しい材料、木材の有効活用をめざして
   
 3番目は、ホタル班です。
 研究テーマ
 ホタルの生息に及ぼす河川の植生環境づくり
   
 最後に、アマモ班です。
 研究テーマ
 アマモの繁殖方法の確立と普及による地域環境の保全
   
 発表後、来賓を代表されて、芦北地域振興局農林部林務課の中島様より講評を頂き、その後林業科主任講評が行われ、閉会しました。
 最後に、毎年発表後に3年生の全体写真撮影を行いました。
     
 林業科3年生の皆さん、本日は大変おつかれさまでした。
 また、来賓としてお越しくださいました芦北地域振興局農林部林務課、芦北町農林水産課、
水俣・芦北森林組合、芦北・水俣林業研究グループ、みなまた環境塾:熊本大学理学博士安武様、
お忙しい中多数参加して頂き誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。