学校生活(芦高ブログ)

2024年11月の記事一覧

心の輪を広げる体験作文「最優秀賞」、「優秀賞」受賞(福祉科)

熊本県「心の輪を広げる体験作文」高校生の部において、最優秀賞に3W才籐さん、優秀賞に3W森山さんが選ばれました。おめでとうございます王冠

表彰式が熊本県立図書館で行われ、最優秀賞の才藤さんは木村知事から表彰を受けました。

 

 

 才藤さんは、「これまで関わってきた中で大切にしたいこと」と題して、福祉科に入学してから「しょうがい」について向き合う覚悟についてを記したそうです。才藤さんは、大切にしたいことが2つあり、それは価値観を否定しないこと、特別扱いしすぎないこと、とのことでした。「しょうがいや疾患に注目するのではなく、その人自身について考える社会になってほしい」と願っていました。

 

内閣府は、障がい者の福祉についての関心と理解を深めること等を目的として、

毎年12月3日から9日までの期間を「障害者週間」と定めています。

ぜひ、この機会に各家庭で「共生社会」について話題にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、今年度の内閣府「障害者週間のポスター」小学生区分において、熊本県人吉市の小学生の作品が「最優秀賞」作品に選ばれたとのことでした。

県産業教育振興会「産学懇談会」(福祉科)

標記の会が熊本学園大学にて行われました。

会では、専門高校生による研究発表もあり、県内福祉系高校を代表して、本校2年福祉科による「バリアフリー研究」の実践発表をしました。

また、「専門高校生による作文コンクール」において、本校1年福祉科の遠山さんが優秀賞を受賞し、表彰式が行われました。

参加した4人の生徒は堂々とした態度で、とても素晴らしかったですにっこり

沖縄県真和志高校とオンライン交流(3年福祉科)

今年で3回目となった沖縄県立真和志高等学校の「みらい福祉科」との交流会グループ 

例年と違い、それぞれで実施している介護実習のまとめと学校の取組を紹介しました情報処理・パソコン

スタートから、お互い画面上で手を振ったりしながら、楽しい雰囲気で交流することができました!

最後は、1月末に控えた介護福祉士国家試験の合格に向けて、お互い「頑張っていこう」と誓い合いましたお知らせ

「夢の実現に向けて」③ 林業科3年 吉野颯真

林業科3年 吉野 颯真(よしの そうま)くん(田浦中出身)

熊本学園大学経済学部リーガルエコノミクス学科 合格

 

熊本学園大学経済学部へ進学が決まった吉野くん。どういった経緯から経済を学ぶという進路選択をしたのか知りたいと思い話を聞きました。彼も藤澤さんと同じように総合型選抜を受験して合格しました。

 

Q 熊本学園大学を志望したきっかけ

将来的には消防士になりたいと思っています。しかし、このまま消防士を目指すのではなく、様々な知識や教養を身につけ、世の中の仕組みを知って消防士になりたいと考えたからです。熊本学園大学を志望したのは、英語教育に力を入れているところです。私は、2年生のときに芦北町が主催したイギリス研修にも参加した経験もあり、英語を話せるようになりたいと思っています。

Q 受験して感じたこと

他校生もたくさん受験会場にいたり、初めての大学受験でもあったのでとても緊張しました。しかし、筆記試験や面接試験の対策にじっくりと時間をかけて取り組むことが大切と感じましたし、そうやってきたのが今回の成果につながったと思います。

Q 将来の夢

多くの人に頼ってもらえる消防士になりたいと考えています。消防士の仕事は、消火、救急、救助、予防と大きく4つ分けられますが、様々な知識や技術を使いこなし、人々の安全を守り、地域に貢献できるようになりたいです。

 

 これまで続けてきた空手道では「心技体」を学び、高校では「林業」を学び、これからは大学で「経済・法律」を学ぼうとしています。まさに多面的に様々なことを捉えることができるようになるのではないかと思います。

頼られる消防士として活躍する日を楽しみにしています。頑張ってください。

 

熊本学園大学ホームページ https://www.kumagaku.ac.jp/

「夢の実現に向けて」② 林業科3年 藤澤莉杏

 

林業科3年 藤澤 莉杏(ふじさわ りあん)さん(八代四中出身)

熊本学園大学経済学部リーガルエコノミクス学科 合格

 

これまで熊本学園大学への進学実績はありました。福祉系学部に進む場合が多かったのですが、今回、2名が経済学部へ進学することとなりました。ということで藤澤さんにも話を聞いてみました。

 

Q 熊本学園大学を志望したきっかけ

元々公務員志望で、高校卒業後は公務員(林業職)になりたいと考えていました。3年生の5月くらいに「どうせ公務員を目指すなら、大学を卒業してからでもいいのでは?」とふと思い、進路希望を大学へと変更しました。経済や行政に興味を持っていたので、そのことについてもっと勉強したいと考えて、経済学部を選びました。

Q 受験して感じたこと

私は、入試種別としては、総合型選抜で受験したので、探究的な活動である「課題研究」の成果が合格に結びついたので、今までやってきたこと(アマモの研究)が認められたと感じました。

Q 将来の夢

国家公務員(農林水産省)を目指したいと考えています。「課題研究」や「森林科学」で学んだことを生かして環境問題に取り組みたいということと、農や食といった仕事は、日本の中心的な産業であり、そういったことに関わっていきたいと思います。

 経済というこれまでの学びとは違う世界で、新たな学びになりますが、将来はこれまでやってきたことがつながっていくことになりそうですね。図書委員として「朝読書」時間に放送で朗読などもしていました。今後の活躍を楽しみにしています。頑張ってください。

 

熊本学園大学ホームページ https://www.kumagaku.ac.jp/

「夢の実現に向けて」① 林業科3年 高峰榮杜

先日、3年生の進路状況をお知らせしました。大学等の進学は、農業や林業、福祉といった専門分野の学びを深めるということが多かったように思いますが、今年度は、これまでの学びを生かしながら、さらに新たな学びにつなげたいという進路を志望し、合格を果たした生徒がいますので紹介していきたいと思います。

林業科3年 高峰 榮杜(たかみね えいと)くん(佐敷中出身)

熊本県立大学総合管理学部総合管理学科 合格

 

おそらく芦北高校から熊本県立大学総合管理部に合格したのは初めてではないかと思います!(現在調査中)ということで高峰くんに少し話を聞いてみました。

★大学にも問合わせましたが、2006年4月の公立大学法人熊本県立大学の発足以降は入学実績がありませんでした。

 

Q 熊本県立大学を志望したきっかけ

元々情報技術に興味がありました。そこで、情報技術に関する知識・技能を身につけ、過疎地域のDX化に役立てたいと考えたことがです。芦北町にもサテライトオフィスなどが導入されたり、芦北高校にもクリエイティ部ができたりしたことも参考になっています。

Q 受験を通して感じたこと

自分を見つめる機会が多くありました。自分で決めた目標があって、それを達成させるためにどのようなことを考え、実際の行動に移していけばいいのかというように将来あるべき姿をイメージすることで具体的なビジョンにつながり、目標に向かう覚悟を固めることができたと感じています。

Q 将来の夢

起業することを視野に入れています。志望のきっかけにもなった情報通信技術の普及・発展に貢献できる人材になりたいと思います。

 

生徒会長も務めた高峰くんですが、次は、くまもとの未来を拓くグローバルDX人材となって熊本県をけん引していってくれるのではないかと思います。頑張ってください。

 

熊本県立大学ホームページ → https://www.pu-kumamoto.ac.jp/

速報!令和6年度進路状況(2024/11/14)

これまで、年度まとめて進路状況はお伝えしておりましたが、速報として今後お知らせしていきたいと思います。現時点では、公務員の二次合否や大学等の合否について、反映していない部分もありますので、都度お伝えしていければと思います。

【 進 学 】
大学

熊本県立大学(総合管理学部総合管理学科)

熊本学園大学(経済学部リーガルエコノミクス学科)2名

国士舘大学(体育学部体育学科)

大学校等 熊本農業大学校(農産園芸学科)
看護・医療系

福岡医療専門学校(看護科)

八代看護学校(准看護師過程)※就職進学

熊本総合医療リハビリテーション学院(作業療法学科)

鹿児島第一リハビリ専門学校(理学療法学科)

専門学校

九州測量専門学校(測量科)

九州美容専門学校(美容科)

専修学校モア・ヘアメイクカレッジ(美容科)

宮崎福祉医療カレッジ(福祉総合学科スポーツ福祉コース)

八代実業専門学校(美容師養成科)

【 公務員 】 
国家公務員 国家一般(5名)
地方公務員

熊本県(教育事務)

佐賀県(林業職)

福岡県(林業職)2名

広島県(林業職)

津奈木町(一般事務)

水俣芦北消防(消防)

水俣市総合医療センター(介護福祉士)2名

【 就 職 】
熊本県内(11名)

(株)松下組(芦北町)4名

(株)佐藤産業(芦北町)

(株)テラプローブ九州事務所(芦北町)

ネイルサロンスーリール(水俣市)

(株)エーブル(八代市)

(株)福岡建設(八代市)

日本郵政(株)九州支社(熊本市)

(株)杉本本店(宇城市)

熊本県外(5名)

(株)ツマミナ(福岡県)

尾園建設(株)(福岡県)

久留米運送(株)(福岡県)

トヨタ自動車(株)(愛知県)

トヨタ車体(株)(愛知県)

介護職(4名)

くまもと芦北療育医療センター(芦北町)2名

(医)桜十字病院(熊本市)

(株)木下の介護(本社:東京)

持久走の授業が始まりました(体育科)

持久走の授業がスタートしました。「え~っ」と言いながらも、自分の力をしっかり出して走ってくれるのが芦高生のいいところです。(きっと…そうだと信じています)

持久走は、人と競い合いを目的とせず、自分で決めておいたタイムに目標にしたり、前回のタイムを上回ることを目標とすることもあります。つまり「持久走」は自分自身との戦いです。目的は「体力の向上」や「精神力の鍛錬」、「我慢する力を鍛える」ことにあります。

長距離走大会は12月20日(金)の予定で、芦高から芦北マリンパークビーチ近くまで走ります。完走することや記録を狙ったり、それぞれの目標は違いますが、それぞれの目標が達成できるよう頑張りましょう。(K)

生活支援技術の授業(福祉科1年)

壁新聞の写真を撮りに行った帰り、たまたま福祉科1年生が実習をしていたので授業にお邪魔しました。今日は「着脱介助」の実技テストに向けた練習を行っていました。

今回は、80歳女性で左片麻痺があるが、ベッドには腰掛けられる状態で、パジャマから上着に着替えるという設定の着脱を解除するという課題です。

手袋をしている左側が麻痺のために動かないかたの着脱を解除していきます。

ただ脱ぎ着をさせるのではなく、自分でできる部分はしてもらい、できないところを介助していきますが、体調に変化がないか、痛いところはないかなど、様々なことに配慮しながら進めていきます。

忘れがちですが、麻痺があるため座っていると倒れやすいなども考慮しながらなので、着脱と言っても、考えることややることはたくさんあります。

早くできることだけが、いいという訳でもないようです。ベッドメイク等行いましたが、なかなか慣れない作業に苦労しているところもありましたが、何事も繰り返し練習ですね。次回はテストらしいです。頑張ってください。(K)

芦高祭(壁新聞)

昨年までは、クラス毎に壁新聞を作成していましたが、今年は学科紹介の壁新聞になりました。小さくて何を書いてあるか分からないかもしれませんが、雰囲気だけでもご覧ください。

農業科、林業科、福祉科、佐敷分教室ともに趣向を凝らした内容となっています。

芦高祭は、たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。大盛況だったとのことですが、私は当日参加できず寂しかったです。部活動等の大会でいなかった部活動もありました。また、来年を楽しみにしたいと思います。(K)

 

介護の日inくまもと2024

11月11日(いい日、いい日)は「介護の日」

熊本県主催のもと、市民会館シアーズホーム夢ホールにてイベントが開催されました!

イベントでは、「高校生による福祉体験発表」と「バリアフリープレゼン大会&講演会」、「介護クイズ甲子園」、「UDe-スポーツ体験会」などが行われました。

高校生による福祉体験発表」には、県内の福祉を学ぶ各校から選出され、本校からは福祉科1年の須崎さんが出場しました。

須崎さんは「将来は介護福祉士として働き、もらった愛を繋いでいきたい。」と、木村知事も御観覧される中、やさしくそして力強く発表してくれました。

第2位「優秀賞」を受賞し、九州ブロックに選出されることになりました星

 

 

バリアフリープレゼン大会」では、授業で実施した芦北まち歩きバリアフリー調査、校内1日車いす体験を元に、クラスで話し合った課題や解決案をまとめ発表しました。福祉科2年からクラスを代表して3名の生徒が発表しました。

 介護の日inくまもと facebookはコチラ→ https://www.facebook.com/kaigonohi.kumamoto/

芦高祭(2日目)

芦高祭2日目!実習製品販売やバザーが行われました。販売開始前からテント前には長蛇の列ができていました!

農業科のテントでは、米や野菜、ジャムやクッキー、焼き立てパンが並びました。食品加工室では次々に生徒がパンを焼いていました!

 

林業科のテントには、実習で作ったベンチや”なんでもかけ”などが並んでいました。しいたけの原木もありました!

 

クラスや部活動、育友会のバザーも賑わっていました!

 

林業科のクラスでは、実習で伐採した木材を薪やトーチにして販売していました!

 

芦高祭2日間を通して多くの方にご来校いただきました。生徒たちは芦高の活動に興味を持っていただけていること、自分たちで育てた・作った製品を楽しみにしてくださっている方が沢山いらっしゃることが大変嬉しかったようです。今後も、地域の皆様に応援していただけるよう頑張っていきます!

パラスポーツ体験会が行われました(福祉科)

本日は、福祉科の全学年を対象としたパラスポーツ体験会が実施されました。

NPO法人ひとづくりJAPANネットワークの皆さんにご協力いただきました。さらに今回は、今年開催されたパリパラリンピック陸上競技200mに出場した井谷俊介様にもご講演いただきました。(井谷俊介オフィシャルサイト

「夢の力」という演題で、これまでの軌跡についてでしたが、野球などのスポーツをやる中、カーレーサーを目指していたこと。交通事故に遭い、右脚の膝下を切断することになり、突然、障がい者となったこと、義足への期待と現実のギャップ、心身の落ち込みなどを友人や家族の支えがあり、前向きになれたこと。

義足をつけて初めて走ったときの風の音や爽快感、支えてくれ人を笑顔にしたいという思いから、陸上のパラアスリートを目指すという大きな夢への挑戦が、さらに人生を変える出会いを生み、順調に記録を縮め結果を残すことでおごり、自分を見失い、東京パラリンピックは落選することになった。

落ち込んだ時期もあったが、自分が何をやりたかったのかという「原点に立ち返る」ことで再出発することができたはずが、代表選考レースではケガでまともに走ることもできなかった。

しかし、パリパラリンピックに出場を果たし男子200mで7位入賞を成し遂げた。

周囲の支えや助けがあったからこその今の自分がいることや「夢を持つ」「感謝する」「諦めない」「人の為に頑張る」ことが大切であるというお話でした。とても興味深く聞くことができましたし、全校生徒に聞かせてあげたいと思う内容でした。

後半は、パラスポーツ体験へと移ります。今回は、車椅子をつかったスラローム競技とシッティングバレーの2種目を体験しました。

スラロームは、30mのコース上に赤と白のピンが置かれたコースを車いすを操って、前進、後進させて走りタイムや正確性を競う競技だそうです。

詳しくはこちらを→https://www.youtube.com/watch?v=OWnvTdrikk0&t=41s

シッティングバレーボールは、6人制ルールと大きく違いはありませんが、でん部を床につけた状態でプレイすることやコートの大きさ、ネットの高さといった違う点はあります。

詳しくはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=Oubqi4kqORQ&t=120s

 

スラロームは、結構難しそうで、ピンを倒さないようにゆっくり進むのが精いっぱいのようでした。シッティングバレーは、楽しそうにしてました。(K)

芦高祭(1日目)

待ちに待った芦高祭の日を迎えました!今年のテーマは「新時代の芦高へ」。1日目は、1年生音楽選択者による大正琴の演奏からスタートです。

ジブリの曲を一生懸命演奏してくれました!

次は、弁論大会です。クラス予選、学年予選を経て選出された6名の生徒が、「挑戦して私が変わったこと」というテーマで、挑戦を通して得られた貴重な学びや新たな目標などを堂々と発表してくれました。

午前の部の最後は、収穫感謝祭です。秋の実りに感謝をするとともに、本校では生徒が協力してカレーを作り、生徒・職員で会食をします。午後の部は、ステージ発表です。保健委員会による歯にまつわるクイズや、各クラスの動画やダンスの発表が行われました!オリジナリティー溢れる動画やダンス、美しい歌声のミュージカル、佐敷分教室の生徒さんとの交流発表など笑いあり、感動ありの発表でした!

 

明日は芦高祭2日目、実習製品の販売(9:30~13:00)や食品バザー(10:00~13:00)が行なわれます。お時間がありましたら、ぜひいらしてください!

11月1日(金)の学校では…

今日から11月に入りました。台風21号の影響なのか秋雨なのか、雨が降ったりやんだりしています。来週に芦高祭を控え、どのクラスも準備が最終段階となってきたようです。

福祉科2年は、芦北支援学校佐敷分教室の皆さんと合同練習してました。

その間に、本日はシェイクアウト訓練も行われました。シェイクアウトとは、地震の際の安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身につける機会です。日頃からの心構えも必要ですね。

福祉科1年も佐敷分教室の皆さんと合同練習中で、大きな声でしっかりと歌ってました。

さらに福祉科1年が続きますが、紙コップを使って何かやってました。何をしていたかは当日のお楽しみです。

放課後は、1年生の保護者会もあり、修学旅行の行程や旅行代金積立など業者から説明がありました。

本校は、明日からの3連休に11月9日(土)分の代休も加えた4連休となります。充実した休日をお過ごしください。(K)

淳光育児園児と交流(福祉科3年)

29日(火)に芦北町の「淳光育児園」の子どもたちが遊びに来てくれました。

本校にはドングリがたくさん落ちており、それを拾いに来てくれたようです。

福祉科の授業では「子どもの発達」などを学ぶ分野もあり、その一環として交流をさせていただきましたキラキラ

園児はすぐに高校生のもとに駆け付け、手をつなぎ一緒に校内を散策しながら、ドングリ拾いを始めました。

福祉科3年生もすごく楽しそうでしたにっこり