農業科ブログ
芦北伽哩街道 開催中♪
芦北伽哩街道が7月15日~8月31日の期間で、町内の16店舗で“芦北ならではのカレー”が味わえるイベントが始まりました。それに伴い、7月11日に参加店舗の方が集まり、芦北高校校舎をバックに熊日掲載用の写真撮影もありました。(7月14日熊日掲載)
芦高生考案の芦北の玉手箱弁当『KEY MAN伝承カレー』は道の駅でこぽんで販売されています。期間中ぜひ一度は食べてみて下さい!
いざ本番の収録!レコーダーを向けられるとのけぞる生徒たち・・・でも、間違っても途中で笑っても、噛んでもすべて編集されるとの事で自由に楽しそうに話してしていた生徒たちでした。
放送は7月22日(土)22時~22時30分(芦高はこのうちの5分間です)
番組名「GWEEENとはばたけHEROES!!(ぐいーんとはばたけヒーローズ)」
県内の頑張っている中学生と高校生を紹介する番組です。ぜひ聴いて下さいね
刈り払い機デビュー♪
最初は恐る恐る切っていましたが、コツをつかんでくると、だんだん早く切ることができました
初めてにしては上手に切れましたが、果樹園は広いので、早さも求められます。経験をつんで、3年生のように早く切ることができるように頑張ってほしいです
アイスクリーム♪
農業科3年生の「食品製造」の授業では『牛乳の加工』の学習を行っています。
6月中旬から食品加工実習棟の改修工事が行なわれているので、製造実習は調理室で行なっています。なので、2年次の家庭科の授業で製作した自作のエプロン&三角巾です。
6月28日の実習では『アイスクリーム』
生徒たちは、翌日の昼食時や午後の外での実習の後にアイスクリームを堪能していました
枝つり・玉つりの練習
特製の練習台をつかって、吊り方や結びかたを練習しました。全員初めてでしたが、慣れてくると、パッとできるようになりました。
果樹園でのデビューはまだまだですが、時期が来ればたくさんの不知火を吊らなくてはならなくなります。しっかりマスターして、短時間で早く、正確に「枝つり・玉つり」をしてほしいと思います。
芦北支援学校との交流♪
まずは芦北支援学校の生徒と対面です。互い初対面ですが、すぐに打ち解けることができました
次にサツマイモの苗を植えます支援学校の生徒が植えやすいように芦高生が手助けをしています植え終わったら、ラベルの作成し、自分が植えたところに貼っていました
芦北支援学校の生徒が一生懸命頑張ってくれたので、定植からラベル作成までスムーズに終わることができました最初は緊張していた芦高生も最後のほうでは笑顔で握手したりしていました新体操部の生徒がいましたので、最後には華麗なるバック転まで披露してくれました私たちにとっても有意義で楽しい時間になりました。2学期には野菜専攻生が来て、サツマイモの収穫を一緒にする予定です
最後は記念撮影です
食品加工実習棟★一部改修工事
今週から10月末日まで食品加工実習棟の一部改修工事が行われます。
今日は、安全かつ円滑な工事を願って『地鎮祭』が行われました。
新しく生まれ変わる“食品加工実習棟”には、食品専用の更衣室及びトイレが新設されます。その他に手洗い場、製品庫、原料庫なども新設されます。
工事期間中の授業は家庭科調理室をお借りして、食品製造の学習を行ないます。
これまで以上の安心・安全を保持する為の改修工事です。新しい食品加工実習棟の出来上りが楽しみです!
第2回農業高校フェア♪
「第2回農業高校フェア」 6月10日(土)大盛況でした!
農は熊本の誇り ~私たちが明日の担い手です~ のサブタイトルのもと、農業関係高校11校1分校の農業クラブ役員が昨年度末に「農業高校フェア実行委員会」を立ち上げ、この日のために企画・立案し、準備してきました。熊本県高等学校教育研究会農業部会、一般財団法人 公徳会、熊本日日新聞などたくさんの方々のご協力のもと、びぷれす広場や7階の熊日RKKスタジオでのすべての催しが大盛況に終わりました。
←農業高校フェア実行委員会 事前打合せ会(5月26日)
各学校で担当企画があり、芦北高校は「農高生マルシェ」で地元農産物を活用した“お弁当”と“生徒実習製品”の販売を行いました。4月下旬から、芦北伽哩街道実行委員長の積さんにアドバイスをいただきながら、農業科2年生6名(積さん、中村さん、濱田さん、松永さん、山本さん)が開発しました。完成したお弁当『芦北の玉手箱弁当Ⅱ KEY MAN伝承カレー in 芦北伽哩街道』は販売の1時間前から行列ができ、11時の販売と同時にあっという間に売切れてしまいました!
13時からの実習製品の販売では、たくさんの方が商品を手にしてくださいました。お客様と楽しそうに話をしている生徒の笑顔が印象的でした。
14時半からは3年林業科の白坂君と山本さんがステージで学校紹介を行いました。白坂君は自身が学んでる林業を中心に3学科の特徴や本日販売している実習製品の紹介を行ないました。山本さんは10数年間頑張ってきた空手の形を凛々しく披露してくれました。会場からは大きな拍手がありました。
この日の、各学校の農業高校生ひとりひとりの活き活きとした表情は、たくさんの方に農業の重要性や素晴らしさを伝えることが出来たのではないかと思います。
この開催の様子はRKK特番として6月25日(日)15:30~16:00に放送されます。みなさんぜひ見て下さいね!田植えをしました♪
雨が強くなり大変でしたが、みんな一生懸命田植えをしてくれました。3年生は手際よく植えてしまい、佐敷分教室や佐敷小学校の生徒・児童のところまで手伝って植えてくれました。
芦北高校農業科3年生は学校での田植え実習はこれが最後になります。今日の田植えで「さすが3年生」という姿を見せてくれました。これからも3年生には後輩たちに立派な姿を見せてほしいと思います。
佐敷分教室と佐敷小学校のみなさん、田植え大変お疲れ様でした。今後の管理は芦北高校農業科1年生を中心に行っていきますので、収穫を楽しみに待っていてください。
芦北の玉手箱弁当Ⅱ「KEY MAN伝承カレー」IN芦北伽哩街道
芦北の玉手箱弁当Ⅱ
「KEY MAN伝承カレー」in 芦北伽哩街道
農業科ではプロジェクト活動として、平成27年度に九州フィナンシャルグループから依頼があった「芦北の玉手箱弁当」開発をきっかけに、芦北の特産品や食のイベント等の魅力発信を高校生ならではの発想で取り組んでいます。芦北町は日本の家庭にカレーを広めた料理研究家 江上トミさんの出身地です。江上さんの功績をたたえようと、毎年7月中旬~8月末まで『芦北伽哩街道』が開催されます。
私たちは、『芦北伽理街道』をもっとたくさんの方に知っていただき、芦北に足を運んでもらえるような、おいしいカレー弁当をJAあしきた様の協力のもと開発しました。開発に当たっては、芦北伽哩街道実行委員会の方にアドバイスもいただきました。このカレー弁当は江上トミさんや芦北伽哩街道実行委員会、そのほか食材の生産者など、たくさんの方の思いを伝えるためのカレーとなっています。
このお弁当は6月10日(土)に開催される「第2回農業高校フェア」の農高生マルシェを担当する芦北高校生が熊本市上通町のびぷれす広場で50食限定 ¥500(税込)で販売します。
「農業高校フェア」は昨年から始まったイベントで、県下11校1分校が一堂に集まり、農業の重要性や素晴らしさについて情報発信し、県民の皆さんに農業高校への関心を高めてもらう機会としています。各学校の学科体験(フラワーアレンジ、木工、苔玉作りなど)やスウィーツやジュース作り体験及び試食会を生徒が主体となって企画運営を行ないます。今年はRKKによる30分間の特別番組も組まれ、実行委員会の様子や各校が企画している内容についての取材も行なわれています。
本日はその取材がありました!
この特別番組は6月25日(日)15時30分~16時 RKKにて放映されます。
農業科の実習風景や道の駅でこぽんの副店長さんとの話し合いの場面など、ぜひご覧下さい!お見逃しなく!
↑試作中♪
農場にテレビの取材が来ました♪
草花の管理をしているところを取材されました。テレビカメラが気になるようで生徒は緊張して表情も硬かったのですが、最後は自然な表情が出るようになりました。
放映時間は16時50分~17時の時間帯だそうです。新体操部も気になると思いますが、こちらもぜひご覧ください。
芦北町給食センターへ食材提供
生徒たちが1つ1つ選別した甘夏は給食センターの職員により調理され、芦北町内の小中学校の給食として配送されます
芦北高校農業科は地域に貢献できるよう、これからも頑張ります!
春真っ盛り♪
芦北高校は115名の新入生を向かえ、新学期をスタートさせています。校庭や農場では開花や新芽の季節となり、春真っ盛りです。
学校東側の『峰崎農場千本桜』 満開のピーク(4月13日現在)を迎えています。
春休みはもちろん、土日も生徒や職員が交代で潅水(農作物に水を与えること)やハウスの開閉による温度管理を行なってきました。
来週から新入生の実習も始まります。草花や野菜、木々たちも待っているかのようです。
農業科では花苗や野菜などの販売を行っています。(販売時期はそれぞれ異なります。)ご購入に関してはお気軽に農業科までお問い合わせ下さい。
芦北町産業祭デコポン祭に参加しました♪
今回は1年生が販売を担当してくれました。 加工品も鉢花も1年生が授業の中で作ったものです。自分たちが作ったものが売れていくので、とてもうれしそうに販売していました
午後1時過ぎには用意した商品がすべて完売しました。 購入していただいたお客様、本当にありがとうございました。
課題研究発表会の開催
3年生は「野菜・果樹・草花・食品製造」の4分野に分かれ、課題(テーマ)を設定して、研究・調査を行います。
その成果を発表するのが今日の「課題研究発表会」になります。 農業科2年生・1年生も参加し、先輩の発表を聞きました。
【今年度の発表テーマ】
果 樹 : 「“でかぽん”を目指せ!~摘果による肥の豊の4L規格栽培研究 PART6」
野 菜 : 「温泉水を利用したミニトマトの生産・品質向上を目指して」
草 花 : 「アイリス復活へ~販売・流通に向けての取り組み~」
食品製造 : 「地元農産物を使った加工品」
学校長あいさつの後、3年生による発表がありました。1年生も2年生も真剣に発表を聞いていました。
設定した課題に対して成果が出たところ、新たな問題点を発見したところと様々あったと思います。発表している3年生の姿は
今までと異なり、堂々としたものでした。 3年生は発表までの研究や準備が大変だったと思いますが、よく頑張ってくれました!
不知火の収穫が終わりました
これで農業科3年生果樹専攻生の実習はすべて終了となりました。
暑い日も、寒い日も、果樹専攻生として本当に頑張ってくれました。
昨年は様々なことがありました。1月の大雪、4月の熊本地震、夏は大雨と台風がありました。
このTシャツにあるように、「頑張るバイくまもと」の合言葉で1年間頑張ってきました。
卒業後、熊本県を離れて就職や進学する生徒もいます。 「頑張るバイくまもと」の精神で、頑張ってほしいと思います。
不知火の鋏み入れ式
この行事は、「今日から不知火(デコポンの正式名称)の収穫を始める」という生産者としての意識付けの意味で数年前
から行っています。
式では校長先生から今まで果樹専攻生の頑張りをねぎらう言葉をいただきました。 果樹専攻生からは、今日の日を
迎えるために暑い日も寒い日も実習に取り組んできたことの報告がありました。 式が終わったあとは、果樹専攻生、式
に参加していただいた先生方で不知火の収穫をしました。
果樹専攻生に教わりながら、式に参加した職員も収穫しました!
大きく実った果実を1つ1つ丁寧に収穫する果樹専攻生の表情は、とても喜びにあふれていました。 3年生はこれが
最後の農場実習になります。 今までの経験を卒業後も大切にして、進学や就職先でも頑張ってほしいと思います。
不知火が大きく実ったのは果樹専攻生のおかげです。 ありがとう!
日曜日も頑張っています♪
生徒たちは、午前中に野菜や花、果樹の管理実習を行っています。大変ですが、きちんと出席しています。
このような努力があって、おいしい農産物やきれいな花ができるのです。 がんばれ農業科の生徒たち!
マドレーヌ♪
農業科1年生の「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。
『マドレーヌ』は北フランス・ロレーヌ地方生まれの焼き菓子です。日本では丸型のマドレーヌも見受けられますが、本来は
ホタテ貝のような横幅の広い貝殻の形をしたものです。
『マドレーヌ』はロレーヌ地方コメルシーの枢機卿お抱えの料理人マドレーヌ・シモナンが、いつもの揚げ菓子の材料で他の
お菓子を作るよう命ぜられできた・・・などなど誕生には数説あるようですが、いずれも作った人の名前のようです。
【製造工程】(直径8cm丸型アルミカップ 6~7個)
① 薄力粉100g、コーンスターチ10g、ベーキングパウダー2gを合わせてふるっておく。
② ときほぐした卵150gに砂糖100gを加え、「の」の字が書けるまで泡立てます。
※卵液を湯煎で温めると泡立ちやすくなります。
③ ①の粉類を2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜます。
④ 湯煎で溶かしたマーガリン60gを加え混ぜ合わせます。
⑤ レモンエッセンスを数滴加え混ぜ合わせます。
⑥ 型に八分目くらいに入れて表面にアーモンドスライスやチョコチップを飾り、180℃のオーブンで
12分間焼きます。(焼成温度、時間はオーブンによって異なります)
これまでの製菓実習は、一班二人組で協力して製造していました。今回の『マドレーヌ』は、前回の
ロールケーキ生地作りで学習した“卵の気泡性”を利用した「共立て法」の復習を兼ねて、一人で製造
しました。正確な計量、器具の使い方、製造工程を理解しているかなども含めたまとめの実践学習
でもあります。
くまもと農業アカデミー「甘夏マーマレード」作り
「くまもと農業アカデミー」は熊本県内の意欲ある農業者を対象に、県内の大学や農業研究センターなどが中心となり、最新の農業知識や農業技術等の「学びの場」を提供することで、農業者のステップアップを応援する講座です。1講座を3回とし講義や実習を行ないます。内容は栽培技術や経営、機械のメンテナンス、6次産業化(農産加工)、販売促進など多岐にわたる講座が開催されています。本校も県南の農業関係高校として一般の方を対象に講座を行ないました。
6次産業化(農産加工)1回目の講座は、八代の「い業研究所アグリビジネスセンター」で『衛生管理・制度と心得』『食品表示』『アグリビジネスセンターの取組み』についての講座がありました。芦北高校は2回目の講座で果実の加工技術研修として「甘夏マーマレード」作りを、3回目の講座は八代農業高校で野菜の加工として「トマトケチャップ」作りを行ないます。
毎年参加される方々は今後、加工所を立ち上げる方や新たにジャム等を主力製品として取り上げようと考えている方が多く、みなさんとても真剣です。多くの方が甘夏マーマレードやイチゴジャムは何時間も煮詰めなければならないというイメージをお持ちようですが、実際は20kg果汁でも30分程度でビン詰め工程に入ります。長く加熱をすると果汁の色が悪くなったり、粘度が高くなり出来上がりの品質が悪くなります。
この講座では小さな鍋で作り、食品工場のような機械がない場合の代替え器具などの方法も紹介します。作り方のコツだけでなく、ビンにフタをした後の殺菌方法や自主検査など、学校で行なっている安全に関する管理方法も講義されます。
この講座を受けられた方がジャムを作られ、実際に商品として店頭に並んでるのを見ると、うれしく思いますが、身の引き締まる思いです。これからも安心・安全な食品製造に取組み、地域に根ざした芦北高校でありたいと思います。農業科1年の農場実習
1年農業科では、「農業と環境」の授業で大きなダイコンの収穫をしました。
今回収穫したダイコンは、
桜島大根と耐病総太りを掛け合わせた品種
耐病総太りと青首大根を掛け合わせた品種 の計2品種の収穫をしました。
桜島大根と耐病総太りを掛け合わせた品種は、見た目はカブのような丸い形をしています。(写真左)
耐病総太りと青首大根を掛け合わせた品種は、見た目は大根そのものです。(写真右)
この2品種とも、とても大きく育っており、1番大きいもので生徒たちの顔の2倍以上の大きさになっていました。(写真中央)
生徒たちの感想では、「大きい」や「重い」、「こんな大根見たことない」などの意見のほかに、「こんな量、食べきれるのかな?」や「普通の大根と味はどう違うのかな?」などの発言もありました。実際に食べた生徒からは、「美味しかった」という感想もありました。
また、野菜の収穫だけではなく、卒業式や入学式の式場装飾に向けた「サイネリア」、「オブコニカ」の栽培も行っています。
さらに、3学期がスタートして直ぐに種蒔きをした春花苗の「鉢上げ」もしました。入学当初からの実習で鉢上げをしてきた生徒たちは、慣れた手つきで実習をしていました。
今回、鉢上げした春花苗をしっかりと管理して、きれいな花を咲かせると意気込む生徒もおり、これからの実習が楽しみです。
修学旅行学科別研修(農業科)
。生徒たちは販売されているフルーツの価格を見てビックリ!メロンが1個2万5千円、イチゴの詰め合わせは1箱8千円という金額で販売されています。「先生、これ1個でゲーム機が買えますね。」と言った生徒もいました。お話を聞いた後は地下1階にあるフルーツパーラーで、千疋屋特製のフルーツクリーム、フルーツサンド、グレープフルーツジュースをいただきました。あまりにもおいしくて、みんな黙って食べていました。
【銀座熊本館の見学】
銀座熊本館は熊本県が設置したアンテナショップです。ここには熊本県を代表する農産物や加工品、焼酎などが置いてあり、「○○が置いてある~」と言っていた生徒もいました。ここではどんな熊本の商品が人気があるのか、銀座熊本館に来た有名人などを紹介していただきました。また、昨年4月にあった熊本地震で熊本を応援しようと、たくさんに人が熊本館に来てくれたことを話していただきました。ここに来たことで、熊本の良さや熊本を応援しようという人の温かさを知ることができました。
農業科は農産物の生産や加工について学ぶ学科です。日頃の実習では、きついこと、大変なことも多いですが、このような場所を見学できたことによって、学校での学習や実習に自信が持て、熊本県民としての誇りを感じることができたと思います。この経験を大事にして、今後の学習や進路実現に活かしてほしいと思います。
ロールケーキ♪
1年生農業科「食品製造」の授業でロールケーキを作りました。1学期から学習してきた小麦粉を使った製菓実習の応用となります。今回の学習のポイントは『卵の気泡性』です。今回は全卵を泡立てる“共立て法”で製造しました。
【製造工程】(天板22cm×25cm)
①卵Lサイズ3個をボールに割りほぐし、砂糖75gを加えハンドミキサーで“の”の字が書けるまで泡立てます。(本日は気温が低かったので50℃位のお湯で湯煎にかけながら泡立てました。温めると泡立ちやすくなります)
②ふるった薄力粉65gとココア粉末10gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜます。
③牛乳15gとサラダ油15gを合わせたボールの中に、②を少量加え混ぜてなじませます。
④③を②の中に戻して、つやよく混ぜ合わせます。
⑤シートを敷いた天板に生地を流し入れます。
⑥180度のオーブンで10分焼成(オーブンによって時間は異なります)
⑦ボールに生クリーム150cc(動物性80cc+植物性70cc)と砂糖15gを入れ、少し固めに泡立てます。
⑧冷ました生地のシートをはがして、生クリームを塗り、2cm角に切った果物(本日はイチゴと黄桃)をのせ、手前から巻いていきます。(巻き終わりを真下にして冷蔵庫でしっかり冷やしてカットしましょう。切る時は包丁を温め→拭いてを繰り返すときれいに切り分けることができますよ)
これまで2年生から履修していた「食品製造」の授業を28年度より、1年生から学習するカリキュラムとなりました。1年生のうちから学習することにより、3年間を通して深い知識と高い技術の習得を目指します。2・3年生になると『消費者』を見据えた『製造者』となり、安心安全を重視した食品製造を学ぶこととなります。
それにしても、イチゴと生クリームという組合せは何と言ってもテンションがあがります。
悪戦苦闘しながら巻いたロールケーキの出来栄えに、大満足のみんなの笑顔がすてきでした。
カットしたロールケーキをおいしそうにほお張る生徒に、写真撮っていいかと聞きましたが、大きな口を開けるからやめてと拒まれました(笑)
みなさんもぜひ作ってみてください!
不知火(露地)を収穫しました♪
この園地は2年生で草刈りや摘果をした場所です。真剣な中にもうれしそうな表情が見えます。
収穫中は「ここでミスをしては、この1年が無駄になる」という思いから、集中して作業をしていました。中には12月に行われた現場実習で収穫の経験がある生徒もいたので、スムーズに収穫作業をすることができました。次はハウスの不知火の収穫が待っています。頑張れ、果樹専攻生!
甘夏を収穫しました♪
芦北地域と甘夏の関係は古く、昭和24年から甘夏みかんの栽培が始まり、今でも「日本一の生産量!」を誇っています。
今回は3年果樹専攻生に加え、1年生も収穫に参加しました。
3年生になると、慣れた手つきでどんどん収穫をしていきます
1年生の中には家でみかんを作っているところもあるようですが、初めての生徒もいるので、収穫の方法を説明(特に2度
切りを怠らないように注意)してから行いました。 1年生と3年生では農場での動きも大きく異なり、どんどん収穫していく
3年生に対し、1年生は1つ収穫するのに時間がかかってしまいました。 高校3年間でこんなにも大きく成長することを
感じた1日でした。
現場実習が終わりました(お礼)
受入式では、緊張した表情だった生徒たちも、実習を終えて15日には元気な姿を見せ、「きついこともあったけど、
楽しかった。」と話してくれました。 この期間、生徒たちはどんなことを吸収してきたのでしょうか?現場実習を
無事に乗り越えた生徒たちの表情は、自信に満ちたように見えました。
今回、12軒の農家で研修をさせていただきました。 現場実習終了後に送られてきた評価表には、生徒たちが
頑張った様子が書いてありました。また、反省会で直接受入農家とお話をさせていただいたときも、よく頑張っていた
とお褒めの言葉をいただきました。
師走のお忙しい時期に大変お世話になりました。厳しくも温かい指導をしていただきましたことに、心から感謝いた
します。
また、今回の研修を引き受けていただき、本当にありがとうございました。これからも芦北高校農業科を応援していた
だきますようお願いいたします。
いちごのデコレーションケーキ♪
農業科2年生「食品製造」の授業で『デコレーションケーキ』を作りました。
小麦粉を使用した製菓学習の総まとめの実習でもあり、1人1台をそれぞれの感性で仕上げていきます。
とても真剣です。
★スポンジケーキ★
①卵180g(Lサイズ3個)をボールに割りほぐし、グラニュー糖90gを加えハンドミキサーで泡立てます。
(室温が低い時は湯煎で温めながら泡立てましょう。)
生地を持ち上げて「の」の字が書けるまでしっかり泡立てます。
②ふるった薄力粉90gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜ合わせます。
③湯煎で溶かした無塩バター30gを回しながら入れ、泡立てた気泡を潰さないように混ぜます。
④紙を敷いたケーキ型に流し入れ、180℃で20分~25分(オーブンによって多少異なります)焼いて、
冷ましておきます。
★デコレーション用のクリーム★
動物性生クリーム150ml、植物性生クリーム150ml、グラニュー糖27gをボールに入れホイッパーで
八分くらいに泡立てます。
飾り用のイチゴは、現場実習でお世話になったイチゴ農家の高峰さんから購入しました。みんな楽しそ
うに飾っていました。思い通りのケーキができたようです。
ひと足先にクリスマス気分ですね
スイートスプリングを収穫しました♪
3年生ともなると収穫も慣れており、あっという間に収穫しました
次は甘夏の収穫が待っています。 生徒たちにとってこの時期は楽しい時期でもあり、大変な時期でもあるのです。
頑張れ果樹専攻生!!
ベイクドチーズケーキ♪
農業科3年生「食品製造」の授業で『ベイクドチーズケーキ』を作りました
チーズケーキには大きく分けて3種類あります。
◎ゼラチンを加え冷やして固める“レアチーズケーキ”
◎卵白を泡立てたメレンゲの効果でふわふわとした生地に仕上がる“スフレチーズケーキ” 日本が発祥とされ、海外では“Japanesecheesecake”と呼ばれることも多いです。
◎濃厚でコクのある“ベイクドチーズケーキ”欧米などで単にチーズケーキと言えばこの事をいいます。
【製造工程】6号ケーキ型(直径18cm)
①ビニール袋に入れて麺棒でたたき、細かく砕いたハードビスケット100gと湯煎で溶かした無塩バター54gをボールに入れて混ぜ合わせます。
②ケーキ型(使い捨ての紙型又は底が抜けるタイプがよい)の底面に①を敷き詰めて冷蔵庫で冷却します。
②ボールにクリームチーズ240gを木ベラでクリーム状にし、グラニュー糖60gを加えて混ぜます。溶いた卵70gを2回に分けてホイッパーで混ぜます。
③②に生クリーム156ml、牛乳18g、レモン汁12g、バニラエッセンス3滴加え混ぜ合わせます。
④③にコーンスターチ7gをふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでホイッパーでよく混ぜ合わせます。
⑤②のケーキ型に流し入れ、170℃40分焼成後、150℃に下げて10分焼成します。
⑥焼きあがったら、粗熱をとって冷蔵庫で3時間以上冷やします。(冷却すると中央部分がへこんできます。よくできているサインです)
チーズは、乳の固形分を凝固させ、熟成させないチーズ(モッツァレラ・カッテージ)と熟成させるチーズとに分けられます。熟成させるチーズには白かびによるもの(カマンベール)、青かびによるもの(ゴルゴンゾーラ)、細菌によるもの(ゴーダ・パルミジャーノ)などに分けられます。さらに言うと熟成期間の長さにより、軟質チーズ・半硬質チーズ・硬質チーズ・超硬質チーズに分けられます。
このベイクドチーズケーキに使用したクリームチーズは熟成させないフレッシュチーズに分類されます
チーズの成分はタンパク質や脂肪が50~60%を占め、非常に栄養価が高く、さらに熟成中に消化・吸収されやすい状態に変化しています。世界中で製造されているチーズの種類は1000種類以上といわれ、古くから作られています
さて、おいしそうに焼きあげしっかり冷やされたベイクドチーズケーキは、カットして楽しそうにラッピングして全員持ち帰りました。
みなさんもぜひ一度作ってくださいね
佐敷中学校との交流~1人1鉢運動~
佐敷中学校生徒と芦北高校農業科1年生の交流学習「一人一鉢運動」を行いました。 農業科1年生にとっては、土作り・播種・鉢替えなど日頃農場実習で学んだ成果を発揮するとても良い機会になりました。この経験をこれからの授業や実習に活かし、農業の楽しさ・嬉しさをもっともっと学んでもらいたいです。
温州みかんを収穫しました♪
2年農業科 現場実習
現場実習は毎年2年生のこの時期に実施される、農業科の中でも特に大きな行事の1つです。今年は18人(男子14人、女子4人)が12軒の農家に行き、農業技術だけではなく、農業経営や勤労、コミュニケーション能力などを学んでいます。知らない農家へ行き研修をするとあって、現場実習受入式では緊張していた生徒もいました。
学校長の激励のあいさつの後、受入農家を代表して松本様に御挨拶をいただきました。 最後に、生徒を代表して2年農業科松岡くんが現場実習の意気込みを語ってくれました。
1週間の研修は心身ともに大変かもしれませんが、ここで頑張ったことは自身の今後の財産になるはずです。大人への第一歩として現場実習を頑張ってほしいと思います。
スペシャル★デコレーションケーキ
12月5日に「芦北高校総合支援事業 レベルアップ講座」による『デコレーションケーキ講習会』が農業科食品加工実習室で行なわれました。水俣市の洋菓子店『モンブランフジヤ』より、パティシエ 笹原 和明 様を講師にお迎えし、佐敷小学校4年生48名のみなさんと一緒に農業科3年生16名、林業科3年生1名(モンブランフジヤに就職内定)で、スポンジケーキに生クリームとイチゴをふんだんに使って、デコレーションケーキを作りました。
事前に笹原さんから生クリームの泡立ての硬さやパレットの持ち方、デコレートの仕方をご指導いただいた本校生徒が、小学生の指導役として各班のテーブルに着き、技を伝授します。生徒たちも指導役ということで事前の研修では真剣です。笹原さんの丁寧且つ素早い神業とも言える仕上がりに見惚れて「すごい!すごい!」の連発でした。
ということになります。
さて、エプロン姿に着替えた小学生を元気良く迎え、さっそくケーキ作り開始です。
最初に笹原さんにデモンストレーションとして1台仕上げていただきました。児童の皆さんの「すごーい!じょうずー!」の歓声が、実習室いっぱいに響き渡り、とても微笑ましい光景でした。笹原さんも「直接聞けるこの歓声がうれしいですよね」とパティシエとしてのやりがいを感じておられるようでした。
各班に分かれてそれぞれの感性でいろんなデザインのケーキが出来上がりました。イチゴを薄くスライスして全面に飾った班、苺が落ちるくらいたくさん飾った班、途中で生クリームを舐めちゃう班などなど、とても楽しそうでした。
すべてが終了してケーキを佐敷小学校へ持参し、いよいよお楽しみの試食会です。各班6等分して…いただきます!!かなり大きなケーキで、みんな食べきれないのではという心配もよそに完食です。
今日は、小学生も講師の笹原さんもそして私たち芦高生もみんなが笑顔で楽しい1日でした。今回はデコレーションケーキを作るという「ものづくり」を通しての交流会でしたが、『人を魅了する技を持つ』ということ、そして『人に伝えることで感動を与える』という事を本校生徒は学んだと思います。
それにしてもおいしいケーキでした!
花まつり高校生アレンジメントコンテスト
本日、熊本市にある熊本県花き園芸農業協同組合が主催する「第13回花まつり高校生アレンジメントコンテスト」に農業科1年生5名、2年生2名の計7名で参加してきました。このコンテストには、県内の農業関係高校で学ぶ生徒が多数参加し、日頃の授業や部活動で練習してきたフラワーアレンジメントの技能を競い合いました。
今回の作品のテーマは、「バレンタイン」ということで、生徒たちはバレンタインのイメージにある合うようなフラワーアレンジメントに挑戦しました。用意された花や花器を前にして、生徒たちはイメージを具現化するために、花の選択や花を挿す場所を考えながら作成しました。
花や花器を前に、生徒たちはバレンタインをイメージしながら作成していました
審査の結果、
農業科1年 濵田 優華(津奈木中出身)さんの作品が8位に入賞しました
8位入賞した濵田さん(中央)の作品です。入賞できなかった生徒の作品も力作ぞろいです
生徒は、「難しかったけど、楽しかった」や「コンテストに参加して良かった」などの感想があり、参加してとても良かったと思いました。この経験は今後の授業や実習に活かしてくれればと思っています。
就農教育講演会
今日、農業科1~3年生を対象とした就農教育推進講演会がありました。八代郡氷川町で農業自営をされている宮崎修太さんを講師に、「今までとこれからの私の農業」という演題で講演していただきました。
宮崎さんは、親子三代で農業自営をしており、トマト・メロン・もち米を栽培されています。特にトマトでは10数種類のトマトをパックに詰めたものを「宝石トマト」の名前で道の駅をはじめ、生協などに販売されています。若くして様々な取り組みをされている農業自営者の講演ということで、生徒たちは真剣に話を聞いていました。
講演では自身の高校時代の話、研修生時代の話、インドに一人旅をしたときの話、宝石トマトができるまでの話など、様々な話を聞くことができました。講演を聞いた生徒たちは、
「可能性は無限大」や「とりあえずやってみる」「挑戦」などの言葉に印象が残ったようでした。
講演会の終盤では、生徒からたくさんの質問がありました。中には現在の経営についての鋭い質問もありました。宮崎さんも予想以上の質問に驚かれましたが、生徒が質問してくれてとてもうれしかったそうです。
生徒の様々な質問にも丁寧に答えていただきました。
トラクター走行操作演習
農業科3年生の科目には「数学Ⅱ」と「農業機械」のどちらかを選択する「選択科目」があります。進学希望あるいは数学が大好きな生徒は「数学Ⅱ」を、就職希望あるいは機械マニヤの生徒は「農業機械」を選択して学習します。
本日の「農業機械」の授業ではトラクター操作演習を行ないました。今回は耕運操作はせず、走行操作をマスターするためにひとりひとり順番に乗車しました。農場に白線を引いて、ギアの入れ方、アクセルの踏み込み方など直線コースとS字コースを設定して演習しました。
近年、トラクターでのブレーキ操作ミスによる死亡事故が数件ではありますが、絶えることはありません。農業科を卒業して全員がトラクター操作を行なうとは限りませんが、今後3年生は自動車の運転免許を取得することも考えると、アクセル・クラッチ・ブレーキなどの操作は身近なものとなります。農業科では実際に乗車して正しい安全操作を身につける学習を行なっています。
鉄道の日2016 in 日奈久温泉駅
10月29日(土)肥薩おれんじ鉄道主催イベント『鉄道の日2016 in 日奈久温泉駅』に参加しました。
農業科の授業の一環で生産した実習製品の販売を行ないましたが、毎日の通学でお世話になっている“肥薩おれんじ鉄道”に感謝の気持ちを込めての参加でもあります。
駅の待合室では鉄道模型の走行展示やモニターを使用しての運転操作体験、鉄道教室などが行なわれていました。地元の方や鉄道ファンの方々と、実習製品の販売を通して芦北高校のPRとともにたくさんの会話を楽しむことができました。
「アタたちが作ったんね~! これもね~! こやんとも作っとね~! まぁ~!!」
次回のイベント参加は11月12日(土)~13日(日)熊本農業公園で行なわれる『2016くまもと農業フェア』です。遊びに来てください!
芦高米できました♪
11月19日(土)の芦高祭で販売するために、農業科1年生が袋詰めを行っています。
袋の中はおいしそうな米でいっぱいです。ラベルのデザインは生徒が考えました。
去年に引き続き、今年もいい米ができました。ぜひ御賞味ください。
イベントのお知らせ②
目玉は芦北高校農業科で考案し、芦北地域の魅力をいっぱい詰め込んだ「芦北の玉手箱(弁当)」です。 まだ食べたことがない人はこの機会にぜひ御賞味ください
※ 『限定20食』となっておりますので、早い者勝ちです
販売だけではなく、様々なイベントがあります。詳しくは肥薩おれんじ鉄道HPをご覧ください
パンは化学♪
農業科2年生「食品製造」の授業は「パン製造」について学習しています。
今回は『米粉入りミルクパン』を作りました。
食パンやテーブルロール、メロンパンなどの「パン」は、なぜ“ふんわりふわふわ”なのでしょう?スポンジケーキなどは卵の気泡性で膨らみますが、パンは「イースト」というパン酵母の力が働いてふんわりと膨らみます。「イースト」は、原料の小麦粉や砂糖、水などと混ざり、30~38度位の環境でとても活動します。これを『発酵』といいます。発酵作用によって二酸化炭素やアルコールを発生させます。この二酸化炭素がパン生地の膨らみとなります。出来たてのパンを割ってみるとアルコール臭がしますが、これはエタノールという物質です。このように解説してみるとまさに、『パン製造』は化学です!他にも“なぜ強力粉を使うの?”などなど、パンを語るとキリがないので…知りたい方は農業科に入学しよう♪
【米粉入りミルクパンの製造工程】50g分割 9~10コ分
①ボールに水60g、牛乳68g、砂糖57g、スキムミルク10g、卵15g、塩3g、イースト5gを入れホイッパーで混ぜます。
②①に強力粉210g、米粉40gを加え手でしっかりこねます。
③ひとまとまりになったら、バター25gを加えさらにこねます。
④表面がなめらかになり、弾力が出てきたら生地をきれいにまとめ、ボールにラップをしてねかせます。(一次発酵38℃ 40分)
⑤一次発酵が終了したとき、生地は2倍程度に膨らみます。この生地を手でおさえて『ガス抜き』(二酸化炭素)をします。
⑥分割(50g)→丸め→ベンチタイム(イーストが活発に活動して、生地をふわふわにします)
⑦成形 (いろんな形にできますが今回は一番簡単なコッペパンの形に♪)
⑧二次発酵(38℃ 25分)
⑨つやだしの卵液を塗って焼き上げます!(170℃12分←オーブンによって違います)
次回の実習では、いよいよパン販売(数が少ないので校内販売だけです…すみません)です。
芦高産「米粉」が入った、もちもちふわふわの甘い『ミルクパン』!
学習の成果がしっかり出せますように!
稲刈り交流
10月12・13日に農業科1年生は「農業と環境」の授業で稲刈りを行いました。6月に合同で田植えをした芦北支援学校佐敷分教室1年生と、芦北町立佐敷小学校5年生と一緒に稲刈りを行いました。
12日は、佐敷分教室の1年生とと合同で稲刈りをしました。水田の周りをノコギリカマで刈ったあとに、コンバインに乗って稲刈りを行いました。変形した田圃なので苦戦しながらも一生懸命に稲刈りをしていました。
また、生徒たちの中には初めて稲刈りした生徒もいましたが、「楽しかった」や「コンバインの操作が難しかった」などの感想がありました。
13日は、昔の稲刈りの方法や道具を実際に見せて説明したり、1つの穂から何粒の籾があるのかなどの体験をしました。その後、佐敷小・佐敷分教室の児童生徒には、芦北高校1年生の指導の下、カマを使って稲を刈ってもらったり、陰干しを行うための稲を束ねて干してもらいました。佐敷小・分教室の児童生徒からは、「楽しかった」や「もっと稲刈りしたい」など多くの感想をいただきました。また、農業科1年生からは「こんなに教えることが難しいのか」や「相手に伝えるのが難しかった」などの感想が聞かれました。
今回の合同実習では、「教えることの難しさ」や「相手に物事を伝えることの大変さ」など良い経験を得ることができたように感じました。さらには、「小学生に戻りたい」という生徒もおり、生徒たちにとって、貴重な体験になりました。
さらに、収穫した米は稲刈りをした農業科1年生が芦高祭で販売しますので、美味しい芦高のお米をぜひご賞味ください。
販売イベントの御案内①
TVで御存知の方も多いと思いますが、10月15日(土)~16日(日)にKABが主催するKAB元気フェスタが今年も開催されます。
ぜひお越しください。
もちもち★お団子
農業科3年生「食品製造」の授業で『みたらし団子』を作りました。
『みたらし団子』は京都府にある下鴨神社が行なう「御手洗祭(みたらしさい)」が起源と言われている和菓子です。神社の敷地内にある御手洗池の水泡を模してこの団子が作られたと言われています。
【製造工程】竹串4個×6本
〈お団子〉
①白玉粉100g、絹ごし豆腐125g、砂糖10gを手でこねてひとまとめにする。
②24個(1個あたり10g程度)に分割して丸めます。
③熱湯に入れて茹で、浮き上がってきたら氷水にとり冷まします。
④クッキングペーパーで水気を取り、竹串に4個刺します。
⑤熱した焼き網又はフライパンでお団子の表面に焦げ目をつけます。
〈みたらしあん〉
①醤油18g、砂糖10g、みりん26g、片栗粉4g、水50gを鍋に入れ、しっかり混ぜます。
②中火にかけてとろみがつくまで煮詰めます。冷めたらお団子⑤にかけて出来上がりです。
今回使用した『白玉粉』はもち米を水洗いし石臼で水挽きし沈殿させたものを乾燥させて作られたものです。一般的な「もち粉」より少し高価な粉です。
さて、9月15日 十五夜「中秋の名月」に美しい月を鑑賞されましたか?十五夜は、15個のお団子とススキなどをお供えし、作物の収穫・実りに感謝する行事です。また、その後にめぐってくる「十三夜」は、十五夜についで美しい月だと言われています。今年の十三夜は10月13日です。お団子片手にお月見鑑賞いかがですか?
おいしそう!!
いつもですが、きれいに上手にできた時は、生徒は誰もその場で食べません!渡す人がきまってるのかな?
サクサク♪米粉クッキー
農業科1年生「食品製造」の授業では、1学期に食品の加工を行なうにあたっての『食品衛生』『食品の分類』『穀類の加工』について、座学を中心に行なってきました。本日は、その学習を踏まえて「クッキー製造」を行ないました。
芦北高校オリジナルの「米粉クッキー」です。原料の米粉は農業科で栽培している「うるち米」を粉に加工したものを使用しました。(←うるち米とは、皆さんが普段食べている白米です。)
【米粉クッキーの製造工程】(20枚分)
①無塩バター100gをクリーム状になるまで練ります。
②砂糖50gを加え白っぽくなるまでさらに混ぜます。
③米粉を加えしっかりすり混ぜます。←ポロポロとそぼろ状になります。
④14gに計量して厚さ1㎝・直径3~4㎝に成形して天板に並べます。
⑤オーブンで170℃、17~20分焼成します。
⑥あら熱がとれたら粉糖をつけてできあがりです。
初めてお菓子作りを行った生徒
この米粉クッキーは卵も使用しないので、小麦アレルギーや卵アレルギーに対応できるクッキーです。また、小麦粉と違って米粉は空気中の水分で固まらないので、ふるいにかける必要もありません。クッキーなどの焼き菓子の場合、小麦粉は混ぜすぎるとグルテン(タンパク質)を形成して食感が悪くなりますが、米粉にはグルテンが含まれないのでどんなに混ぜてもサクサクの食感のクッキーができます。
6月に田植えをして早いもので、来週はいよいよ稲刈りです。
米を作り、そしてそれを原料としてお菓子も作れる農業科!!
みなさんもぜひ一度「米粉クッキー」を作ってみてください!!
先進地視察研修(農業科)
今日、農業科1年は先進地視察研修に行きました。 1年生も芦北高校農業科に入学して半年が経ちました。
最初は農場実習や食品製造の実習で何をしているのか分からなかった生徒も、今ではきちんと理解し、任せられるところも増えてきました。 そこで、実際の農場や食品製造の現場を見ることで、より農業に深い関心を持ってもらうために、今回の研修を企画しました。
最初に、芦北町にある「JAあしきた ゼリー工場」を見学しました。 JAのファーマーズマーケットをはじめ、夏にはお歳暮商品として販売しているデコポンゼリーはここで製造されています。
ここで製造されている商品の説明を受け、実際に工場の中を見せてもらいました。食品を扱うところなので、白衣を着てエアシャワーに入ってから見学しました。
次は、JNC水俣製造所内にある「トマトハウス」です。 最近は農業生産と関係ないと思っていた企業も農業に参入しています。 JNCが自社開発した栽培システムで高糖度のトマトを生産し、販売されています。その試験栽培をしているハウスを見学させていただきました。
とても大きなハウスでした。中では自社開発された栽培システムを見ることができました。
最後は、地元芦北町の果樹農家である松本喜作様の農場を見学しました。 芦北・水俣の農産物といえば不知火(でこぽん)を思い浮かべる人もいると思います。 この芦北・水俣地域だけで熊本県の不知火生産量の3割以上を占めています。栽培の様子を見せていただくとともに、様々な話をしていただきました。
ハウス内では大きく実った不知火を見ることができました。まだまだこれから大きくなり、甘くておいしい果実になるそうです。
芦北・水俣は農業が盛んな地域です。 実際に生産現場を見ることで、知らなかったことや意外に気付かなかったことに気付かされたと思います。 農業科1年生は、これから農業についてもっと深く勉強していきます。 今日の経験が後の実習などに活かしてくれるものと期待しています。
実りの秋(乙千屋水田)
6月8日(水)に芦北高校乙千屋水田にて佐敷小学校5年生と芦北支援学校佐敷分教室の生徒と芦北高校農業科(1年~3年)が合同で田植えを実施しました。
あれから4ヶ月になろうとしています。 見事な稲穂の水田の様子です。
水田は黄金色に染まり、立派な稲穂が出ています。
収穫は10月12日(火)・13日(水)で行う予定です。稲刈りも佐敷小学校、芦北支援学校佐敷分教室の児童、生徒のみなさんと合同で実施します。
去年はお米品評会の学生の部で2位を獲得しました。 今年も去年に負けない良い米ができていると思います。
不知火の肥大調査
調査の対象となる果実をラベルを付け、果実の縦・横の長さを測り、記録します
地道な作業ですが、毎週調査をして、来年2月に校内で行われる「課題研究発表会」で、この結果を発表します。 どんな結果になるのか、お楽しみに♪
室内園芸装飾を学習しました
本日、農業科2年生は生物活用の授業で「室内園芸装飾」を学びました。室内園芸装飾は、家庭やオフィス、ビルのロビーなどの室内空間に鉢花や観葉植物などの植物を飾ることを言います。 家庭はもちろん、店やレストラン、ホテルなどに多く活用されています。「美しい環境をつくる・人をひきつける」・「いやし」・「空気の浄化」・「空気中の湿度を高める」などの効果があります。
生徒たちも装飾のコツを指導して頂き、自信が付いたようでした。
不知火の枝つり講習
本日、2年生果樹専攻生で不知火の枝つりの実習を行いました。2年生が枝吊りをするのは今回が2回目です。
1学期に3年生から吊り方を直接習いました。 うまく吊ることができたでしょうか?
みんな一生懸命枝吊りをしています。吊り方も前回より上手になりました
まだまだ様々な面で3年生には及びませんが、3年生に追いつけ追い越せで一生懸命実習に取り組んでいます。
フルーツ♪盛り盛り♪タルト
ポイント→白っぽくなる=空気が含んで焼きあがった時のサクサク感となります!
②卵黄を加えさらに混ぜる。
③ふるった薄力粉を2回に分けて加え、さっくり混ぜる。
④粉っぽさがなくなったら、手でひとつにまとめる。
⑤タルト台の大きさに麺棒で伸ばし、タルト型に生地をのせます。
⑥表面に穴を開けて180度15分(オーブンによって焼き時間は違います)焼成。
並べ方にこだわったり、カスタードクリームの下にチョコレートを塗ったり、生クリームをアレンジしたり…それぞれのデザインしたタルトが完成しました!みなさんはどのタルトがお好みですか?
フランス菓子「choux a la creme」
」と言って等分して全員でいただきました。
刈り払い機実習デビュー
夏といえば草が伸びる時期です
生徒たちに始めて操作した感想を聞いてみると、「最初は刈り払い機を扱うのが怖かったけど、慣れてきたら楽しかった」
とのことでした炎天下の中で除草作業は大変でしたが、きれいになった果樹園を見て、生徒はうれしそうでした
めざせ☆お菓子作りマイスター♪
農業科2年生の「食品製造」では、小麦粉を使った基礎的な製菓製造を学びます。
本日は「いちごマフィン」です。「マフィン」は日本では甘いお菓子というイメージですが、
アメリカやイギリスでは朝食用の小型のパンとして食されています。ふっくらとした出来上がり
にするためには、たくさんのコツがあります。製造実習はそのコツを技術として身につけてもら
うために学習します。決して食べる為に作っているわけではないのですよ。
[製造工程]
① 薄力粉150gとベーキングパウダー2gをあわせてふるいにかけます。
② クリーム状にした無塩マーガリン100gにグラニュー糖100gを加え、ホイッパーで
白っぽくなるまで混ぜます。
(これをクリーミング性といい、マーガリンが空気を抱え込んだ状態です)
③ 溶きほぐした卵2個を②の中に3~4回に分けて加え混ぜます。
(一度に加えるとマーガリンと卵が混ざらず分離します)
④ ③に①の粉類の半分を加え、ゴムヘラで切るようにさっくり混ぜます。
(力任せにぐるぐる混ぜてはいけません)
⑤ 粉っぽさがなくなったら、ヨーグルト70gを加えやさしく混ぜます。
⑥ 残りの粉類を加え切るようにさっくり混ぜて、マフィン型に入れます。
⑦ マフィン型の半分に生地を入れ、いちごジャムを小さじ1入れて残り半分の生地を入れます。
(マフィンの真ん中にいちごジャムがくるようにいれましょう。もちろん!いちごジャムは
芦高特製です)
⑧ 底をトントンとたたき余分な空気を抜いて、180℃のオーブンで約30分焼き上げます。
冷却したら出来上がりです。
今回は練習ですが、2学期には芦高祭や校内外での販売用のマフィン製造もあります。お客様に
喜んでいただくために、安心安全な製造の技術を身に付ける勉強が始まっています。でも、自分で
作ったマフィンはとてもうれしいようです。「誰にあげようかな~♪」と全員が笑顔で持って帰る
姿は、スウィーツの魅力ですね。
7月28日(木)の「中学生体験入学」の農業科の実習体験は、『マフィン作り』を行ないますので、
参加される皆さん!お楽しみに!!★お待ちしてます。
しそジュース★赤のひみつ♪
今日は本当に暑かったですね!夏本番です
シソジュースの魅力は香りときれいな赤色ですが、この赤い色素を『アントシアニン』といいます。
アントシアニンの中でもシソの色素は『シソニン』といいます。ちなみにナスの色素はナスニンです。
クエン酸を添加することによってきれいな赤色に発色させるとともに、酸味と腐敗を防ぐという効果が
あります
出来上がったシソジュースは4倍程度の水や炭酸で割って飲んでくださいね。爽やかなシソの香りと
さっぱりとした酸味が格別です。夏の暑さにピッタリの飲み物です!
さっそくみんなで一番に試飲しました! かんぱ~い
これから細菌検査に提出して、問題なし!のお墨付きをいただいて販売となります。
どうぞお楽しみに★
フラワーアレンジメント講習
「フラワーアレンジメント講習」を行いました
このように農産物を活用することも授業で学習します。作った作品は
家に持ち帰ったり、学校に飾ったりしました。
今日は楽しく貴重な学習を実践できました。芦北高校農業科はこれからも様々なことに取り組んでいきます
不知火の摘果作業
毎日雨が降り続いています
冬には美味しい不知火ができるように、生徒たちは農場で頑張っています
Let’s go 梅収穫!
本日の1年生の食品製造の授業で『梅の収穫』を行いました。農場の梅園は山の中にあります。
歩いて梅園へ到着すると先客がいました!!
野生の鹿です!
生徒は「かわいい!きれい!・・・」と感激していましたが、農業を営む人にとっては敵です!
鹿は柑橘(不知火や甘夏)の新芽を食べてしまうので“害獣駆除”の対象です。鹿は私たちを見て
山を駆け上がって逃げていきました鹿は人間を襲ったりしないので、気を取り直して収穫です。
小さな虫に『ギャー,ギャー』言う生徒。木に登りたくてウズウズしてる生徒。いろんな表情を
見ることができました。
収穫した梅は梅ジュースと梅干しに加工します。
梅ジュース用の梅はきれいに洗って冷凍します。その後、半解凍して梅の80%量のグラニュー糖に
漬け込みます。すると少しずつ梅のエキスが出てきます。1ヶ月後に加熱殺菌してビンに詰めます。
生徒も大好きな梅ジュース出来上がるまでお待ちくださいね。
100人田植え!
『佐敷小学校&芦北支援学校佐敷分教室&芦北高校農業科 合同田植え!!』
本日晴天の中、田植え実習が行われました。今年は、毎年一緒に田植えを行なっている佐敷分教室
1年生の皆さんに加え、佐敷小学校5年生49名の児童のみなさんも加わって、3校合同の田植えとなり
ました。およそ20アールの水田に、芦高生と小学生、分教室の生徒さんが交互に入り、一列にずらりと
並ぶと素晴らしい光景です。
泥んこもたまには楽しいですね。一番はしゃいで
たのは(泥んこ率が高かったのは)、芦高生のように感じましたが・・・。
秋の収穫までの管理は芦高生に任せてください!また、稲刈りの時に会いましょうね★
刈り払い機の授業
今日は2年生の果樹専攻生を対象とした「刈り払い機」の授業を行いました。
トマトの収穫真っ最中!!
現在、農業科の野菜専攻生(3年生)はトマトの収穫を行っています!
芦北高校のトマトは、各方面から好評をいただいています。 最近は、
暑くなってガラス温室内に入るのも大変ですが、真っ赤になったトマトを
一生懸命収穫をしています。
ぜひ、芦北高校のトマトを御賞味ください♪
地元イオンプロジェクト「高校生お弁当」フェア
「地元イオンプロジェクト 高校生お弁当フェア」店頭販売会に参加します!
農業科3年生お弁当プロジェクトチームによりプロデュースしたお弁当
『だいぎゃ~うまかBY my home』弁当が店頭販売されます。
イオン九州株式会社より依頼があり、今年2月から取り組んで来ました「高校生お弁当」フェアが、
全九州イオングループ200店舗で、5月20~22日の3日間販売されます。今回のお弁当は、九州
各県の代表となった高校生が、それぞれの県の特徴を出したお弁当をプロデュースしています。
熊本県は、本校(イオン八代)と松橋高校(イオンモール熊本)が参加しています。
本校は5月22日(日)の販売会に参加し、イオン八代ショッピングセンターのお弁当コーナーで
お弁当の販売や説明等を行ないます。販売時間は10時~15時ですが、お弁当は一日150食と
数に限りがありますので、早めにお買い求め下さい!
お弁当メニューは『阿蘇高菜ご飯』『なすのトマト煮』『太平燕風シューマイ』などなど
熊本ならではの食材を中心に考えました。是非ご賞味下さい!お店で待ってまーす♪
茶摘をしました
『夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・』という歌があるように、この時期は全国で茶摘が行われています。農業科では毎年この時期に1年生から3年生の全員で茶摘みを実施しています。
茶摘みというと手作業をイメージする人もいると思いますが、学校では専用のはさみを使って、上から2~3枚の茶葉を刈り取っていきます。
3年生はさすが早かったです。摘み取った茶葉は業者に加工を依頼して、製品にします。製品は販売する予定です。ぜひ、芦北高校のお茶を御賞味ください。
圃場デビュー♪
1年生農業科の「食品製造」の授業で『シソ苗の定植』実習を行いました。
「食品製造」の授業で畑に行くの??と思われるかもしれませんが、これが本校農業科の特色です。
農業科では“栽培”“製造”“販売”を一貫して学習し、農業の6次産業化を目指して実践力を身に
つける学習を行なっています。
このシソは2月下旬に播種(種まき)を行い、ハウスの中で管理してきました。本日定植したシソは
7月上旬に収穫して『シソジュース』と『梅干し』の原料となります。日に日に強くなる日差しを浴び、
梅雨時期を経て、しっかり栽培管理を行なっていきます。実習製品になるまでお楽しみに~!!
出来立てのマーマレードはクラッカーにのせて♪
本日の2年生「食品製造」の授業でマーマレード製造を行いました。
甘さと果皮のほろ苦さがたまりませんねー。おいしい!!
実習製品は毎回、食品検査機関にて一般細菌・大腸菌群の検査に出しています。このマーマレードも
問題なしの「陰性」を確認して販売しています。
今年も全国からご注文をいただいています。残りわずかですが、ご購入を希望される方は芦北高校生
を通じて、又は芦北高校(農業科:宮嵜・川上)までご連絡下さい。
200gビン入り ¥300です。
玉手箱は芦北の味
『水俣・芦北の特産品や郷土料理を活かしたお弁当』が完成し、
肥薩おれんじ鉄道佐敷駅にて贈呈式がありました。
このお弁当は、
肥後銀行、くまもと県南フードバレー推進協議会、ホテル日航熊本、JAあしきた、
おれんじ鉄道の支援を受けて、本校農業科の生徒が考案したメニューを基に、
JAあしきたで製造したものです。
佐敷駅でおれんじ鉄道を利用したツアーに参加された方達に、弁当の特徴やメニューに込めた思いを説明しました。
食品製造実習デビュー★
芦北高校の歴史と伝統を誇る「甘夏マーマレード」製造と同時に販売も始まり、大好評で
在庫が常にありません。皆様に愛されている事を実感するとともに、製造の責任も背負って
実習を行なっています。
さて、生徒たちは授業で学習しますが、果実に砂糖などを加えたのは『ジャム』、“果皮”が
入ると『マーマレード』といいます。みなさんご存知でしたか?
本日、1年生「総合実習」の授業で、マーマレード製造の下処理である“甘夏の皮むき”を
行ないました。
安心安全のために真っ白な『コック服』を着用し、頭からつま先・指先までフル装備です。
食品工場ではあたりまえの『青の手袋』。これは、誤って混入した時にすぐに発見できるように、
あえて青を使用します。
① 甘夏は洗浄して90度の蒸気で3分間蒸します。加熱すると実と皮が剥がれやすくなります。
② 包丁を上手に使って、“じょうのう(みかんの房)”を傷つけないように丁寧に『果皮』と『実』
に分けます。
③ 『果皮』は薄くスライスします。
④ 『実』は、90度の熱湯に10分間浸漬を3回繰り返し、苦味を抜きます。実の重量の70%の
水で煮込みます。
⑤ 『パルパーフィニッシャ』という裏ごし機にかけて“果汁”を取り出します。
⑥ 『果皮』も90度の湯に10分間浸漬を3回繰り返し、“苦味”を抜きます。圧搾機で水分を絞り
パラパラの状態に仕上げます。
ここまでがマーマレード製造の下処理です。ここまでに2日かかります。最初は慣れない皮むきに
生徒は無言でしたが、だんだん慣れてくると「先生~!甘夏ないでーす」と催促されます。加熱
してある甘夏はスルスルと剥けるので楽しいようです。
甘夏マーマレード作り
2月に入り、農業科では3年生を中心に、芦北地域の特産である甘夏を使った、「甘夏マーマレード作り」に
取り組んでいます。芦北高校の甘夏マーマレードの歴史は古く、60年以上前より作られてきた伝統ある商品です。
この様子は熊日新聞にも取り上げられ、県内から大きな反響がありました。伝統の味をぜひ御賞味ください。
】
【 完成した商品です。 】
不知火の収穫(鋏入れ式)
2月5日(金)に不知火(デコポン)の収穫を始めるという儀式の「鋏入れ式」を行いました。
今年は夏に台風が直撃し、先月は大雪に見舞われましたが、立派な不知火ができました。
農業科3年の果樹専攻生は、1年間かけて栽培した不知火に鋏を入れて収穫をしました。
今年は昨年に比べて数が少なかったですが、いい不知火ができたと思います。 3年生は
もうすぐ卒業しますが、2年生には今年を上回る不知火を作ってほしいと思います。
水俣・芦北の味をお弁当に!
農業科では、肥後銀行、くまもと県南フードバレー推進協議会、ホテル日航熊本、JAあしきた、
おれんじ鉄道などと共同で、
『水俣・芦北の特産品や郷土料理を活かしたお弁当』を作っています。
このお弁当は、3月におれんじ鉄道の特別列車で提供されます。
昨日から、自分たちで考えたメニューの試作品作りを調理室で行いました。今日は、
ホテル日航熊本の料理長が来校され、一つひとつの作品に調理指導をしていただきました。
水俣・芦北は海と山に囲まれ、農業や漁業が盛んな地域です。野菜や果物、畜産物・海産物など
豊富に採れ、特にカンキツや芦北牛、足赤エビ、太刀魚などの特産品が有名です。
今回のメニューには、エビめし、わらび餅といった郷土料理などを取り入れました。
また、芦北町出身で日本の家庭にカレーライスを広めた、料理研究家・江上トミさんにちなみ、
芦北牛のコロッケにカレー粉を加えたものなどもあります。
どんなお弁当になるか楽しみです。
『生徒が心を込めて考えたお弁当』にご期待ください。
2年生 緊張と期待の現場実習!
12月10日(木)~16日(水)までの土日を除く5日間、農業科2年生16人が現場実習を行います。
今年度は芦北・水俣・八代地区から13軒の農家の方々が受け入れをして下さいました。農家の方々に
おかれましては、年末のご多用中にも関わらず受け入れをしていただき、心より感謝申し上げます。
12月10日
季節はずれの暖かい雨がしっとりと降るなか、本校セミナーハウスにて受入式が行われました。
生徒たちはこの現場実習を行うにあたって、「当たり前のことを当たり前にする」ことや
「自ら積極的に学ぶ姿勢」について学んできました。
そして、受入式では式が始まる前から、ご出席いただいた農家の方々に元気よく挨拶を行い、
農家の方からお褒めの言葉をいただく場面もありました。
生徒を代表し、山田さんが『実習に望む決意』を述べました。その一言一言を噛み締めるように、
引き締まった表情をした生徒の横顔がとても誇らしく見え、この現場実習が実りあるものに
なることを予感させてくれました。
緊張した顔でそれぞれの実習先に向かった生徒たちでしたが、きっとあっという間の5日間になると思います。
1週間後、多くの経験からたくさんの収穫を得て、笑顔で登校するきみたちと会えることを心から楽しみにして
います。
次は危険物乙種4類試験に合格するぞ!
1年農業科の5名の生徒の姿が見えます。
この危険物取扱者試験のゼミは、朝7時30分から8時15分までの45分間行われており、ゼミが始まって
3ヶ月経ちました。
11月1日に行われた試験では、約半数の生徒が丙種危険物取扱者試験に合格しました。 しかし、
残念な結果となった生徒もいました。
一度は、ゼミを終了しましたが、「5名全員乙種4類に合格」という新たな目標を掲げ、丙種試験
終了後も朝ゼミを行っています。
2月14日に行われる危険物取扱者試験では、良い結果が出せるよう一致団結して頑張ります。
応援よろしくお願いします。
くまもと農業フェア
して、緊張
していたように見えました。しかし、他の学校の生徒たちの姿を見たり、お客様からの温かいお声をいただくうちに、
次第と大きく明るい声と、とびきりの笑顔でお客様を接することができるようになっていました。
また、熊本県の蒲島郁夫県知事も激励に来ていただきました!!
そして、ステージから餅投げをする生徒たち
予想以上に多くの人に芦高のアピールまで出来て、大収穫の販売実習でした。
くまもと物産フェア
10月31日~11月1日の2日間、益城町にあるグランメッセ熊本で行われた「くまもと物産フェア」に、
31日だけでしたが生徒実習製品の販売に行ってきました。
農業科では生産、加工、販売という『6次産業化』の学習を実践しています。特に販売時の接客に関しては、
どんな職業についても必要となるので勉強してもらってます。校外での販売イベント等は年間5~6回ありますが、
毎回希望者を募ります。今回参加した積極的な3人は「芦北高校です!私たちが作りました!」「おいしいですよ!
いかがですか?」と大きな声で頑張っていました。『このジャムはどれくらい日持ちするの?』と質問される
お客さんにも『裏に賞味期限の表示がありますが、フタを開けてからは冷蔵庫で保存し、期限に関係なく早めに
お召し上がり下さい』と丁寧に答えていました。また、年配の女性の方で『芦北高校の卒業生です!マーマレード
実習では私もたくさん甘夏の皮を剥いたのよ~』というお話で盛り上がり、生徒たちも笑顔で接客を楽しんでいました。
休憩時間には会場内のおいしいものを堪能したようで、販売実習ではありますがとても楽しんでいた3人でした。
次の販売実習は11月14日(土)の芦高祭です。是非みなさんお越し下さい!
安心安全真心こめて製造します
農業科2年生食品製造の授業では、「食品衛生」「製造理論」「製造技術」「食品流通」について学びます。
ちょっと難しい言葉ですね。
特に「食品流通」の授業では『生徒実習製品』として製造・販売を行なっていますので、食品関連企業と
同等レベルの衛生管理を行ないます。生徒の皆さんには「食品衛生」の授業で習ったように、埃が付いてない
清潔な実習服を着て、髪の毛を1本も出さずに帽子を着用し、マスクも着用、爪ok、手洗いは掌・指の間もブラシで
洗浄、ピッタリフィットの手袋をはめて、長靴を消毒槽で洗浄した完璧な状態で製造します。
↑ 「きちんと」が当たり前の実習です。
さて、本日はこれまで行なってきた各自で持ち帰る実習ではなく、イベント販売用の「アイスボックスクッキー」の
製造を行ないました。
【縦型のケーキミキサー】を使って、ボウルいっぱいのバターや薄力粉を混ぜて大量のクッキー生地を作ります。
デコレーションケーキのスポンジ台やパウンドケーキなどのバターケーキもこの機械で作ります。大きさは色々あり
ますがプロのパティシエも使用している機械です。
「材料のミキシング(混合)で80g入りのクッキーが70袋程度出来上がります。さて、1袋100円で販売するなら・・・
7,000円の売り上げです。」・・・ と、生徒たちは経営面の学習も行ないながら製造を行ないます。
「バターは最近高いし、国産小麦粉やこだわりの卵を使ったらもっと原価が上がるよね。あと人件費も考えないと・・・」
とたくさんの事を投げかけると「1袋100円じゃだめだよ!」「何回も混ぜないと元とれない!」という意見。「儲かる」と
「こだわる」の間でどのように経営するかについても深く考える時間となります。
生地が出来上がると400gずつに計量して30cmの丸い棒状に成形し冷凍します。手の温もりで生地の中のバターが
溶けてしまうので、素早く、丁寧に成形しなければなりません。後日解凍し、表面にグラニュー糖をふりかけて厚さ1cm
にカットし、180度で12分程度焼成します。
11月14日(土)芦高祭でこの心を込めて製造した安心安全な「アイスボックスクッキー」を販売しますので
是非お越し下さい。
※ 1袋(80g入:7~8枚)100円です。
※ マーマレードやいちごジャム、マフィンもありますよ~!! お待ちしています。
↑サクサクのクッキーです
ビバ★稲刈り大収穫!
この日、農業科の一大イベント楽しい嬉しい稲刈りを1年農業科で行いました。
朝から生徒たちはウキウキが隠せず、「先生!まだですか?!早く水田に行きましょう!!」
と実習服姿で急がされました。
秋晴れのすっきりとした天候のなか、10時にスタート。たわわに実った田んぼの前で記念撮影。
1aの田んぼをすべて手刈りといきたいところですが、芦高には「コンバイン」があります!
コンバインは稲を刈り取り、脱穀までを行ってくれる農業機械のことです。
とても格好よくて、黄金色の稲穂の中を颯爽と走る姿は、見ていて惚れ惚れします。
なにせ1年に1回、このときだけしか登場しないのですから
その素敵なコンバインが田んぼに入ったり、旋回するためのスペースは、人の手によって刈り取ります。
今回初めて稲刈りをする生徒は3名でした。意外にも多くの人が経験したことがあるようです。
よく切れる鋸鎌を手に、真剣に稲を刈っていく1年農業科の生徒たち。
思い返せば、5月なのに冷たい雨が降りしきる中、びしょぬれになり、震えながら田植えをしたのでした。
生徒たちには衝撃的な体験だったようです。(↓5月の田植えの様子)
そして、8月には2時間かけて畦の除草をしました。もちろんすべて手作業です。
道具も使いませんでした。手袋だけです。22名全員が必死になって汗をかいて草と戦いました。
予定よりもずいぶん早く田んぼの角を刈ってしまいました。全員が手を抜かずしっかり頑張ったからです。
でも、生徒たちは「先生、まだ刈ってもいいですか?」と声を掛けてくれました。
生徒を前に引っ張ってくれる。それだけ、田んぼには大きな魅力が詰まっていたようです。
さて稲刈りもおわり、いよいよ今年の農業実習もクライマックスです。
美味しい秋が本当に楽しみですね!
11月14日(土)芦高祭!
収穫したお米を「芦高米」として、1kg300円で販売いたします。
ぜひ、生徒が育てたお米をご賞味下さい!!
たくさんのご来場をお待ちしています!
チョコレートのふわふわシフォンケーキ♪
ブッセなど比較的製造工程が簡単な基礎的な実習を行なってきました。生徒全員、粉のふるい方、バターの混ぜ方、
小麦粉を加えてからの混ぜ方などたくさんの“コツ”や“技”が分かってきたようでとても上達しています。
本日の製造実習は『チョコレートシフォンケーキ』です。
1人1台を各自持って帰りました。数人は自分でラッピング用のかわいい袋を準備していました。誰かにプレゼントするのかな?
今日もみんな、笑顔と充実感でいっぱいだったようです
敬老の日に向けて
たくさんの利用者の方に迎えられ、ちょっととまどう1年農業科22名の生徒たち
笑顔
ふんわりお菓子!生クリームをサンドして・・・
本日の製造実習では、スポンジケーキなどのお菓子には欠かせない‘卵の泡立て’について
学びました。卵の泡立て法には『全卵を砂糖とともに泡立てる‘共立て法’』と『卵白と卵黄を分け
それぞれに砂糖を加えて泡立てる‘別立て法’』の2つあります。‘共立て法’は、きめの細かい
クリーム状の気泡となり、しっとりとした状態に仕上がります。また、‘別立て法’はかたく、こしが
あって、しっかりとした気泡に仕上がります。
さて、今日の製造実習はフランス菓子の「ブッセ」です。フランス語で‘ひと口’という意味で、
‘ビスキュイ’とも呼ばれます。
たべていいよ と言ってもその場で食べる生徒は誰もいません。
家族に・・・大好きなあの人に・・・部活のみんなと・・・などなど楽しみ方がそれぞれあるようです。
お菓子はみんなを笑顔にできる事を生徒たちも分かっているようです。
さて、次の実習は何かな・・・お楽しみに
アイスクリーム大好き★
普段何気なく「♪アイスクリーム食べよう~♪」と言いますよね?アイスクリームとは「乳固形分15%以上、
乳脂肪分8%以上」という定義があるのを皆さんご存知ですか? 乳固形分や乳脂肪分の割合によって
「アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓」に分類されます。食べた時の味の濃厚さやなめらかさで
違いがわかりますよね。
たかが『アイスクリーム』ですが、種類別名称の定義や成分についても深く学習します。この日は牛乳と
生クリームと卵黄をたっぷり使った「アイスクリーム」を作りました。
〔製造工程〕
① 牛乳と生クリームを沸騰直前まで温めて冷却する。
② ほぐした卵黄とグラニュー糖を合わせ白っぽくなるまで混ぜる。
③ ②にコーンスターチを加えて混ぜる。
④ ③に①牛乳+生クリームを少しずつ加えて混ぜる。
⑤ 鍋に移して中火で加熱、混合する。もったりしてきたら加熱をやめ、冷却しバニラエッセンスを
加えて混ぜる。
⑥ ⑤をボウルに移して底を氷で冷やし、ホイッパーで空気を含ませるように混ぜる → これを
「フリージング」といいます。
⑦ 容器に入れて冷凍庫で凍結させます。1時間後に、もう一度混合して空気を含ませると、より
やわらかな舌触りとなります。
一晩凍らせて・・・できあがりました!! ♪おいしい~♪
実習の後は、すみずみまで掃除です。これは毎回行ないます。
★安心・安全・清潔・整理整頓★
ミニ野菜畑つくり
会場外のテントでは生徒実習製品の販売も行ないました。
地域の方々は、買う人も買わない人も(笑)気軽に声を掛け励ましてくださり、芦北高校を応援してくださっている
という思いが、たくさん伝わってきました。地域のために、これからも期待に応えられるよう生徒も職員も頑張ります!
〒869‐5431
熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
熊本県立芦北高等学校
管理責任者
校長 草野 貴光
運用担当者 広報部
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FAX 0966-82-5606
E-mail
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