農業科日誌

めざせ☆お菓子作りマイスター♪

『いちごマフィン』製造実習

 農業科2年生の「食品製造」では、小麦粉を使った基礎的な製菓製造を学びます。
 本日は「いちごマフィン」です。「マフィン」は日本では甘いお菓子というイメージですが、
アメリカやイギリスでは朝食用の小型のパンとして食されています。
ふっくらとした出来上がり
にするためには、たくさんのコツがあります。製造実習はそのコツを技術として身につけてもら
うために学習します
。決して食べる為に作っているわけではないのですよ。

[製造工程]

① 薄力粉150gベーキングパウダー2gをあわせてふるいにかけます。

② クリーム状にした無塩マーガリン100gグラニュー糖100gを加え、ホイッパーで
 白っぽくなるまで混ぜます。
 (これをクリーミング性といい、マーガリンが空気を抱え込んだ状態です)
  

③ 溶きほぐした卵2個を②の中に3~4回に分けて加え混ぜます。
  (一度に加えるとマーガリンと卵が混ざらず分離します

④ ③に①の粉類の半分を加え、ゴムヘラで切るようにさっくり混ぜます。
  (力任せにぐるぐる混ぜてはいけません)

⑤ 粉っぽさがなくなったら、ヨーグルト70gを加えやさしく混ぜます。

⑥ 残りの粉類を加え切るようにさっくり混ぜて、マフィン型に入れます。

⑦ マフィン型の半分に生地を入れ、いちごジャムを小さじ1入れて残り半分の生地を入れます。
  (マフィンの真ん中にいちごジャムがくるようにいれましょう。もちろん!いちごジャムは
   芦高特製です)
  

⑧ 底をトントンとたたき余分な空気を抜いて180℃のオーブンで約30分焼き上げます。
 
冷却したら出来上がりです。
 

 今回は練習ですが、2学期には芦高祭や校内外での販売用のマフィン製造もあります。お客様に
喜んでいただくために、安心安全な製造の技術を身に付ける勉強が始まっています。でも、自分で
作ったマフィンはとてもうれしいようです。「誰にあげようかな~♪」と全員が笑顔で持って帰る
姿は、スウィーツの魅力ですね。

 7月28日(木)の「中学生体験入学」の農業科の実習体験は、『マフィン作り』を行ないますので、
参加される皆さん!お楽しみに!!★お待ちしてます。