日誌

全日制ブログ

【全】(生徒会)犯罪被害者週間事業シンポジウムのイベントに参加しました

 平成17年12月に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において、毎年「犯罪被害者等基本法」の成立日である12月1日以前の1週間(11月25日から12月1日まで)が「犯罪被害者週間」と定められました。「犯罪被害者週間」は、期間中の集中的な啓発事業等の実施を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況や犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏への配慮の重要性等について、国民の理解を深めることを目的とするものです。

 この期間の初日に当たる11月25日(土)に、ホテル熊本テルサで上記のシンポジウムが開催され、生徒会2年生の木下さんが参加しました。木下さんは熊本大学の犯罪被害者支援大学生ボランティア「くすの輪」およびコーヒー研究会の学生の皆さんと一緒に、来場者の方々にコーヒーを無料提供するボランティア活動を行ったほか、本校の創立120周年記念のTAMACOFFEE製造にご協力いただいたカーメストコーヒーショップの深迫祥子さんの講演会にも参加しました。

今後も本校生徒会は地域の様々な場で支援活動を行っていく予定です。

【全・定・中】創立120周年記念キャリア教育講演会を振り返って

 10月28日(土)、玉名高等学校創立120周年記念式典後に、「時代を代表する著名人の『問題意識』を共有し、問題解決に向けた『協働力』を身につける一助とする」ことを目的の一つに掲げ、創立120周年記念キャリア教育講演会を実施した。

 本年度の講師である新井紀子氏は、東大合格を目指すAI「東ロボくん」を開発する過程の中で、AIに超えられない壁として「文の意味の理解」を挙げた人だ。また、人間だけが持つその優れた能力も、訓練を積まなければ退化してしまうという課題に直面し、その課題解決のためにRST(リーディングスキルテスト)を考案・開発し、教育界に一石を投じた人でもある。

 人類はどの様な夢を抱いてきたのか、AIにはどの様な壁があるのか、AIが人間に取って代わろうとしている今世紀に、我々が果たさなければならない使命は何なのか、これらのことを、生徒の目線に立って説明し、氏の抱える問題意識を生徒たちに直接問いかけた。生徒たちは、現代科学が抱える課題を自分の課題として捉えるとともに、氏が考える課題解決に向けた方策に対して親近感を覚えたに違いない。

 講演後、高校3年の一部の生徒が、「次年度より高校1年生に対して導入するRSTを自分も受験してみたい」と、感想を述べていた。創立120周年を期に、玉名高校・玉名高校附属中学校の新たな時代を予感させる瞬間であった。

 氏が、本校を出発する前に色紙に書いてくれた「数学は科学の言葉」が、本校1棟から2棟に向かう渡り廊下の壁上段から我々を見守ってくれている。

【全】情報モラル講演会

11/1(水)に中学生・高校1、2年生に向け、情報モラル講演会が行われました。スマートフォンなどの情報端末での SNS の使い方を振り返り、これまでのルールを踏まえて、今後の生活に活かすと同時に情報モラルの育成を目的としています。インターネットは生徒にとって身近な存在で、便利な反面、危険な部分もあることを再確認しました。わかりやすい動画や、講師の先生の心をつかむ話術に生徒たちも集中して講演に臨んでいました。ぜひ今後の生活に役立ててほしいと思います。