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【全】書道部 「若駒チャレンジ(令和2年7月豪雨被災地支援ボランティア「田んぼdeマルシェ)」に参加しました

11月16日(土)「若駒チャレンジ(令和2年7月豪雨被災地支援ボランティア「田んぼdeマルシェ)」に参加しました。書道部としては3回目の参加です。現地のことを事前に調べ、言葉に起こし、書道パフォーマンスの内容を考えました。当日は災害復興の状況を見学したり、地元の方々と交流をしてきました。

【生徒の感想】

 今回は、前回よりも多くのお客さんがいる中での発表となりました。イベントを見に来られた人達、ボランティアとして参加された人達にとって良い影響を与えられていたら嬉しいです。町を盛り上げようとイベントを企画されたことが素敵だなと思いました。坂本町の人たちの温かさを感じました。私が住んでいる地域も少子高齢化が進んでいるので私もイベントがあるときは参加し、盛り上げていきたいと思いました。現地の坂本町は2月に訪れた時よりも復興が進んでいました。前回、坂本駅に立ち寄り災害時の水位跡を見学しその水位の高さに驚きましたが、その坂本駅の周辺は嵩上げ作業が進められていました。道路も工事が本格的に進んでいました。前回との比較もできて、実際に復興が進んでいくのを身をもって知ることができました。線路の見学では、本当にここに電車が通っていたのかと思うほどの衝撃でした。地盤は崩れ線路は折れ曲がり、被害後に時が止まったままのようになっていて豪雨、水の力が怖くなりました。災害について考え、現地を訪れて実際の状況を知ったり、地域の方たちと交流できたり多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。(高2)

 

 現地での書道パフォーマンスでは、小さい子どもからお年寄りまで多くの方に披露することができて終わった直後は安心しました。書道パフォーマンスを無事に終わらせることができて良かったです。発表用に持参したポンポンを現地の子供達が喜んで手に取ってくれ、一緒に手拍子をして盛り上げてくれました。私たちの緊張もほぐれました。もっと多く持っていけばよかったと思います。

 現地での活動では、玉名高校14期生のOBの方が「ひょっとこ踊り」に出演されていて、声をかけてくださいました。そして令和2年の災害当時のことなども話をしてくださいました。現地の方々がとても優しく、温かい雰囲気の中飲み物や焼き鳥、おこし・のっぺ汁・赤飯などの販売の手伝いをすることができました。パフォーマンスが終わったあとにお昼ごはんを食べましたが、坂本町の方が豚汁とご飯を用意してくださっていてとても温かくて美味しかったです。ありがとうございました。道中の坂本町の現状を見て感じたことは、2月のときに通った道が新しくなっているところもありましたが、特に鉄道の線路跡を見て、私の想像していた被害の何倍もひどい状況で、自分も当時あの場にいたらと思うと水害は怖いものだなと思いました。今回のボランティアは今後の進路実現のために私に大きな力を与えてくれるんじゃないかなと思いました。災害の恐ろしさを常に頭においてこれからの学校生活を過ごしていきたいです。(高2)