水高diary

カテゴリ:探究活動

【探究活動】環境科学会2023年会・最優秀発表賞をいただきました!

先週9月7・8日に神戸大学で行われた環境科学会の2023年会に参加したことをこちらのブログで報告していました。この年会では環境科学に関する様々な研究内容が発表されました。本校生徒が参加したポスター発表部門では、数あるポスターの中から若い研究者を育成するという目的で優秀発表賞が決まります。これは会員の投票をもとに決定される賞です。

なんとこのたび2023年度の学部学生・高専生・高校生の部の最優秀発表賞に本校生徒の「2050年までにカーボンニュートラルは可能か」をテーマにしたポスター発表が選ばれました。

2年生の時から自分でテーマを決め、国立水俣病総合研究センターの丸本先生のご指導のもと真面目にコツコツ取り組んできた彼の探究活動をこのような形で評価していただいたことが何よりも嬉しいです。

表彰式の前後も多くの大学の先生や学生の方に声をかけていただきました。水俣高校から、環境に興味関心を持ち、未来への提言ができる人材がこれからも出てこれるよう、また日頃の探究活動に力を入れていきたいと思います。

【探究活動】環境科学会のポスター発表に参加しました!

今回9月7日、8日に神戸大学で行われた環境科学会の年会に3年生の生徒が参加しました。『2050年までにカーボンニュートラルは可能か』というテーマでのポスター発表です。2年生のときに、年間を通じて国立水俣病総合研究センターの先生方にご指導いただき探究を行った結果を発表してきました。

周りは専門の大学生や教授、研究者ばかりという中で、緊張はかなりしていたようですが、堂々と発表していました。

色々な立場の方からアドバイスもたくさん貰ったようで、大学進学後の研究にもきっと繋がっていくと思います。

【探究活動】SDGsクイズイベント大成功!

8月26日に水俣環境アカデミアが主催した「SDGs未来都市フェスタ」に水俣高校からも3つのブースが参加しました。普通科からは慶應義塾大学との高大連携事業「SDGsマップアプリ」プロジェクトチームが、クイズブースを運営しました。水俣市のことやSDGsをもっと知ってもらうために、4月からプロジェクトチームみんなで考えてきました。

内容は、①段ボールでペットボトルキャップをとばすシューティングガンを作成→②SDGsに関するクイズに答える→③答えの番号を作ったガンで狙う→④正解した数に応じてスタンプがもらえる→⑤スタンプの数に応じてアイスクリームのトッピングがもらえる、というものでした。

お客さんは来るのかな…とドキドキしていましたが、当日は子どもだけでなく多くの大人の方、市役所の人や水俣市で働いている外国人の方、古賀所長にも挑戦してもらいました。昼頃には混雑で、クイズコーナーで待ってもらうほどでした。クイズより景品のアイスにくぎ付けな子どもたちもいましたが、多くのかたにクイズがとても勉強になった!という感想をいただき、少しでも水俣市のSDGsの取り組みを知ってもらうことができたのではないかと思います。

シューティングガンの作成

クイズ

【探究活動】慶応大学学生とのワークショップ2023夏

慶應義塾大学の学生と日本に勉強に来ているアジア諸国の先生や大学生17名が水俣高校に来校し、水俣高校の生徒と一緒にワークショップを行いました。コロナウイルス感染の間はなかったので、久しぶりの開催となりました。マレーシアやフィリピン、ネパールなど色々な国の方と水俣高校生14名でゲームをしました。

水俣や熊本に関係するSDGsのクイズを水俣高校生が英語で出題し、4択の中から選ぶというシンプルなゲームですが、そう簡単ではありません!4択の正解をシューティングガンでうまく当てないと正解になりません。答えは分かったのに、うまく当たらずに不正解!なんてこともありましたが、大いに盛り上がりました。

水俣高校生はシューターの作り方を英語で教えたり、クイズを英語で作成するなど、英語でのコミュニケーションに必死なところもありましたが、これもよい経験になったと思います。

このクイズ&シューティングゲームは、8月26日に水俣環境アカデミアで行われるSDGs未来都市フェスタでもやるので、たくさんの人に遊びに来てもらえると嬉しいです。当日は当たったら嬉しいプレゼントもありますよ。

【探究活動】調理実験成功なるか…?!

2学年普通科・商業科の生徒が1年間をかけて総合的な探究の時間でテーマ探究に取り組んでいます。

現在はテーマに対しての背景や仮説を明確にして、どんな調査方法が適切か考える時期です。

そんな中、「高齢者の食事」「特産物でスイーツ」「家庭からの生ごみゼロ」というテーマで取り組んでいる3つのグループがさっそく調査として調理実験に取り組みました。

ハプニングもあったようですが、3班ともまずはデータを取るのに成功したようです。

ここからテーマに向かってどのように調査を進めていくか、引き続き頑張ってほしいです。

【探究活動】SDGsマップ班2023始動

本校の高大連携事業の一つ、慶應義塾大学の植原先生の指導のもと昨年度から取り組んでいる「SDGsマップアプリワークショップ」プロジェクトが今年も始まりました。新メンバーに1年生を7名加えてのスタートです。このプロジェクトには、SDGs未来都市である水俣市におけるSDGsの取組みをもっと多くの人に知ってもらいたいという目的があります。

1回目の6月23日は植原先生と大学生のお二人が本校に来校され、対面形式でのワークショップとなりました。大学生の先輩がファシリテーターとなって、8月26日(土)に水俣環境アカデミアで行われるSDGsフェスタに出店するブースのアイデアを出し合いました。

クイズがいいかな‥、いやいやゲーム的要素も入れて!景品があったほうがいい!など生徒たちの柔軟なアイデアがたくさん出て、白熱した議論になりました。

これから具体的に中身を決めていきます。どんなブースになるのか!?楽しみです。

 

【探究活動】水俣条約班2023、環境省から講話をいただきました

水俣の名前がついた「水銀に関する水俣条約」を皆さんご存じですか?

水銀のライフサイクル全体を管理する国際条約です。水俣高校では数年前から、2年生の生徒たちが水銀や水俣条約をテーマに探究活動を行っています。今年は8名の生徒がこのテーマで探究活動を行います。

今日は環境省の水銀対策推進班の黒田一樹様から、オンラインで講話をしていただきました。黒田様からは、水俣条約ができた背景や、途上国の水銀利用状況、日本にいる私たちできることなどの話をしてもらい、知っているようで知らなかった水銀の利用について知ることができました。

その後生徒たちの考えた今年の探究活動のテーマについてアドバイスをいただきました。

短い時間でしたが、生徒たちからは「質問いいですか?!」と積極的に発言があり、一つ一つに丁寧に答えていただきました。お話を聞いて、さっそく「次はこれを調べたらいいかな」「テーマをこうしたら…」などの言葉が生徒たちの間で交わされ、さらに探究活動への意欲が高まったようでした。

9月には水銀に関する水俣条約のユースダイアログも実施される予定です。

今年の生徒たちの活動もお楽しみに!

【探究活動】Oyster Project

水俣湾でのカキの最も良い養殖地点をさぐるOyster Project、水高生が代々取り組んで今年7年目になりました。埋め立てや浚渫、漁業の停止により漁獲量が減ってしまった水俣の漁業を応援するために、国立水俣病総合研究センターと水俣高校、水俣市漁業協同組合が連携し、カキの育成状況を調査しています。今年は水深4地点の調査です。

今日は今年の初調査でしたが、あっという間に測定のコツをつかみ、スムーズに測定することができました。

4地点の牡蠣がこの後どのように成長していくか、どのような違いがでるのか測定を続けていく予定です。

【探究活動】日越大学との交流2023スタート

2年生の総合的な探究の時間において、ベトナムとの比較文化研究を行うグループの活動が始まりました。水俣高校では、水俣市が締約しているベトナムの日越大学との交流を行っており、今年で4年目になります。

今日はまずオリエンテーションということで、生徒からの水俣高校紹介、その後ベトナムの紹介、さらに小グループにわかれてフリートークを行いました。

日越大学の学生のみなさんは日本語がとても上手で、日本文化にも興味をもってくれているようでした。フリートークでは「好きな音楽は?」「何がベトナムで流行っているの?」など話がはずみ、フリートークの終了時には「まだ話したかった!」という悲鳴があがったほどでした。

これからテーマを決めて研究を進めますが、日越大学の学生のみなさんと協力しながら内容を深めていけたら、と思います。楽しい時間でした。cố lên!

【探究活動】第5回大阪大学SSIシンポジウム発表の様子

2023年3月18日に実施された第5回大阪大学SSIシンポジウム『私たちの創る「誰一人取り残さない」未来の社会』にて、本校の牡蠣調査班と水銀条約班が発表している様子が、大阪大学のホームページから動画を見ることができます。以下のリンクからご覧ください。

https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/activity/salon/5thssisymposium-2/?sortcat=cat01