学校行事の様子

学校生活

校内分野別進路ガイダンス

 12月4日(金)、校内分野別進路ガイダンスを行いました。第1部では、「九州ルーテル学院大学」、「熊本電子ビジネス専門学校」、「熊本駅前看護リハビリテーション学院」の3校に、上級学校での学びの在り方や専門分野について、体験実習を交えて教示いただきました。第2部では、「株式会社 太陽」、「Ama-biz 中小企業支援センター 」から講師をお招きし、企業が求める人材や働き方についてお話していただきました。東京とテレビ会議システムで接続しお話を聞く場面もあり、生徒たちは興味深い表情で参加していました。

 それぞれ希望する分野の話や体験活動をとおして、生徒たちは「理学療法士や作業療法士などの違いや、対象の患者様をどのように治療していくのかについて学ぶことができた。看護師を目指しているため、患者様を少しでも笑顔にできるようしっかり学んでいきたい。」や「働く前までに自分をもっと成長させたい。また、周りを見て気付ける人になりたいと思った。」、「自分のやりたいことや好きな事を見つけ、進路を決められるようにしたい。」などの感想を書いていました。

 進路に対する生徒たちの意識を高めることができました。今回学んだことを今後の生活や進路選択に生かしてほしいです。

 

<第1部>

~九州ルーテル学院大学~

      

~熊本電子ビジネス専門学校~

     

~熊本駅前看護リハビリテーション学院~

     

<第2部>

~株式会社 太陽~

     

~Ama-biz 中小企業支援センター~

     

人権教育講演会

 11月19日(木)、人権教育講演会を行いました。「ハンセン病回復者等の人権」という演題で、熊本日日新聞社論説副委員長の泉潤様に講演をしていただきました。

 講演会では、ハンセン病やその家族に対して、どのような差別や嫌がらせが起きていたのかをハンセン病の歴史を振り返りながら話をされました。また、「感染(菌がうつること)」と「発症(症状が出ること)」の2つの言葉を用いて、感染症は誰にでも感染し得るものであるのに、発症した人だけが差別されることはおかしなことだと改めて考える機会となりました。

 講演後生徒たちは、「今まで知ろうともしなかったハンセン病による差別問題について詳しく知ることができた。今の私たちとも決して無関係ではないと思った。」や「今でも差別を受けている人がいるので、正しい知識を知ることが大切だと思った。」、「知らないうちに他人を傷つけていることや自分も同じ立場になり得るということを考えて行動したい。」などの感想がありました。他にも、人種差別や部落差別、新型コロナウイルスにおける差別などの人権問題についても学びたいといった意欲的な感想が見られました。 

 人権に対する正しい知識を深め、人権尊重の意識を高めることができました。新型コロナウイルスが流行し、今では誰もが感染する可能性があります。発症した人への差別や偏見をなくすためにも、正しい知識を持って互いに認め合い、支え合う心を育んでいきましょう。

 

<講演の様子>

     

     

<感想記入の様子>

     

第50回秋桜祭

 11月15日(日)、第50回秋桜祭を開催いたしました。今年のテーマは『カラフル 50th anniversary ~ 楽しむ心で繋がろう ~』でした。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本校在校生の家族のみに参観いただきました。コロナ禍にも負けず、第50回という節目を明るく華やかに、また全校生徒が心で繋がり、思い出に残る秋桜祭になりました。御来場いただきました皆様、ありがとうございました。

 

〈えびす太鼓〉


〈開祭式〉

~開式~             ~秋桜祭テーマ・ポスター表彰~  ~校長あいさつ~

        

~文化・放送委員長あいさつ~           ~閉式~

  

〈合唱〉~1年生~        ~2年生~

  

〈保健委員会〉         〈天草宝島起業塾高校生コース〉

  

〈クラス発表〉~1年生~    ~2年生~

  

〈倉岳オールスターフェスティバル〉

~Forever Summer~                ~トリプルA&R~                  ~オールスターッフ~

     

〈一致団結!〉

  

〈フィナーレ〉

~50年を振り返って(上映)~  ~バルーンリリース~

     

〈閉祭式〉

~講評~                                      ~生徒会長あいさつ~

  

 

3学年交流会

 11月2日(月)、3学年交流会を行いました。本来であれば午前中にウォークラリーを実施し、倉岳地区を散策する予定でしたが、生憎の天気でウォークラリーは中止となってしまいました。交流会は、生徒綱領にある「心をあわせて明るい学園を築こう」が達成できるよう、全校生徒の信頼関係を築くことを目的として実施しました。

 班別クイズ大会や生徒会レクリエーションを行いました。班別クイズ大会では、「倉岳大えびす像の座高は何m?」や「天草市の花、木、鳥、魚で間違っているのはどれ?」、「校長先生のフルネームを漢字で書け」など天草や倉岳町、倉岳校についてのクイズが出題されました。生徒会レクリエーションでは、ジェスチャーゲームを行いました。生徒会役員がジェスチャーをしたり、班ごとにお題にそったジェスチャーをしたりして、生徒同士の親睦を深めました。 

 交流会を通して、地域への理解や郷土愛を育み、生徒・職員の絆も深めることができました。生徒綱領にある「心をあわせて明るい学園を築こう」が達成できるよう、これからも3学年で協力していきましょう。 

 

<交流会の様子>

~開会~             ~教頭あいさつ~         ~生徒会長あいさつ~

     

~班別クイズ大会~

     

     

  

~生徒会レクリエーション~

     

     

     

  

~成績発表~

     

調理実習~災害時を想定した調理~

 10月28日(水)、「災害時を想定した調理」を行いました。フードデザインを選択している3年生6名の生徒が調理をしました。事前に災害時の食事について学習を行い、電気やガス、水が使えないと考えておく必要があることを学びました。今回の調理実習では、水道は使用不可とし、ペットボトル(500ml)1人1本で水をまかなうようにしました。献立は「卵/魚料理(自由調理)」、「切り干し大根のサラダ」、「とろろ汁」で、非常食として5年間保存のきく「アルファ米」や「パン」、「クッキー」なども用意し、実際に試食しました。 

 実習後は、「水を限られた量しか使うことができず、最後まで残しながら作るのは難しかった。」、「アルファ米やパンは思ったよりも美味しくて驚いた。」、「実際に作ってみないと分からないことが多くて、この実習は自分のためになったと感じた。家でも練習をしてみようと思う。」などの感想がありました。

 災害時には限られた水、食材、設備しかないことや、普段から実践しておくことの必要性について考える実習となりました。

 

<実習の様子>

     

     

     

保中高合同避難訓練

 10月28日(水)、倉岳保育園と倉岳中学校、倉岳校の1園2校で地震・津波を想定した合同避難訓練を行いました。「おはしもち」(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・近づかない)を意識しながら避難しました。中学生と保育園児も、避難場所に指定されている本校グラウンドに一緒に避難しました。園児の避難には中学校と高校の職員も園に駆け付け、園児の手を引いたり避難カーを押したりして支援しました。避難後は、苓陽幼稚園 園長の鶴戸継啓様より講評をいただきました。9年前に発生した東日本大震災のことを例に、地域で連携し助け合っていくことの重要性について話をされました。

 避難訓練を通して、生徒たちは「地震が発生した場合、避難場所の確認をして、すみやかに行動できるように日頃から避難場所や経路を把握しておくことが大切だと思った。」や「自宅からの避難経路も確認し、自分の命を守れるようにしたい。」、「地震の揺れがおさまったことを想定してから避難したが、移動流に揺れが起こったらどこに身を隠したら良いのか疑問に思った。この疑問を解決するために、移動中に安全そうな場所を見つけながら避難した。」、「ハザードマップを活用し、避難場所の確認をしたい。」などの感想を書いていました。

 保育園、中学校と合同で避難訓練を行ったことで、地域連携の大切さや高校生としての役割について考えることができました。また、津波発生前の順序や避難方法などの確認、安全に避難する態度を身につけることができました。自然災害はいつ起こるか分かりません。もし起こった場合は、今回の避難訓練で学んだことを活かしましょう。

 

<避難訓練の様子>

     

     

     

 

 

薬物乱用防止教室

 10月22日(木)、薬物乱用防止教室を実施しました。講演は、学校薬剤師の江浦俊文様にしていただきました。たった1回の薬物乱用でも犯罪であることや、タバコやお酒は勧められても「きっぱり断る」ことの必要性、自分の健康は自分で守ることの大切さについて学ぶことができました。他にも、タバコの煙が溶けた水の中でどのようにミミズが変化するのか観察し、タバコは体に有害であるということを改めて学ぶことができました。

 講演後生徒たちは、「私は誘われたら断ることはできないと自分自身で思っていたが、体への害を学んで、絶対に断ろうと思えた。」、「普段病院でもらう薬なども服用の仕方によっては薬物乱用になったり、タバコやお酒も薬物乱用につながったりすると知り、とても身近に感じた。」、「タバコやお酒は、他の薬物等に比べて身近なもの。子どもの見えるところで普通に吸ったり飲んだりするので、あまり怖いと思ったことがなかった。しかし、講話の中でミミズの実験をし、実際に目にしたことでタバコは何があっても吸わないようにしようと決心した。」などの感想がありました。

 薬物乱用による心身への影響や社会的影響について正しい知識を身につけることができました。これから、自分や周りの人の健康を維持するためにも正しい行動を選択し、明るい社会をつくっていきましょう。

 

<講演の様子>

     

     

     

     

     

     

倉岳校福祉の日

 10月21日(水)、「倉岳校福祉の日」として、講話と体験活動を実施しました。社会福祉法人 天草市社会福祉協議会 倉岳支所長の小浦良介様に福祉講話をしていただきました。福祉とは何なのか、またどのような人に提供されているのかについて学びました。他にも、社会的背景として超高齢社会になってきていることや、天草市と倉岳町の高齢化率が40%を超えていることを学ぶことができました。

 福祉体験は、高齢者疑似体験と車いす体験を行いました。天草市社会福祉協議会の佐々木様、田尻様、吉田様、永田様、吉鶴様にご指導いただきました。高齢者疑似体験では、関節屈曲固定装具や重り、イヤーディフェンダー、視覚障害体験ゴーグルを装着し、歩行や階段の昇降などの困難さを体験しました。車いす体験では、移乗動作や段差の昇降、自走などを体験しました。

 体験後、生徒たちは、「車いすの体験をしてみて、段差やちょっとした坂があるだけでも目が見えていないと怖いと分かった。」、「自分がいつ介護をしなければいけない立場になるか分からないし、思いもよらぬ事故で車いす生活になることもあり得るので、学んだことを忘れないようにしたい。」、「高齢者の方と同じような状況を体験して、思っている以上に周囲が見えにくかった。小さいことでも声掛けをしながら、相手のペースに合わせて介助したいと思った。」、「これから高齢化がどんどん進んでいくので、今まで以上に地域のために様々なサポートができたらいいなと思った。」などの感想を書いていました。

 福祉の日をとおして、社会福祉への興味・関心を高めることができました。また、疑似体験では、相手がどのような気持ちなのか理解する姿勢や、 互いに協力し合っていく知識と態度を身につけることができました。共生社会を生きる一員として、学んだことを実践していきたいと思います。社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

 なお、天草市のホームページでも活動の様子が紹介されています。

 ↓ ↓ ↓

 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0037565/index.html

 

<開会>

~福祉講話~

     

  

<福祉体験>

【高齢者疑似体験】 ~装具の装着~

       

     

~歩行~

     

~衣服の着脱~

        

~浴槽の出入り~

     

~階段の昇降~

     

~手元を動かす~

     

【車いす体験】 ~移乗動作~

     

     

~段差の昇降~

     

~目隠し~

     

~自走~

     

<閉会>

~まとめ~

     

     

~生徒謝辞~

漁業体験教室

 10月12日(月)、海水養殖漁協栖本事業所と紀勝水産で1年生が漁業体験を行いました。給餌体験や工場見学、職業講話、魚の捌き方・神経抜きの見学・体験、生産物試食を行いました。

 体験後、生徒たちは「魚の鼻から針金を通し、神経をダメにする「神経締め」が、一番印象的で衝撃的だった。」や、「魚の命を美味しくいただくということを学んだ。今までは、何も考えず食べていた。この体験で、魚の命を美味しく食べないといけないと思った。」、「魚が好きで仕事するのは苦ではないという言葉に驚いた。「好き」を仕事にできることはいいなと感じた。」、「今までこのような体験をしたことがなかったので、体験できて良かった。」などといった感想を書いていました。

 生産者の方たちとの交流を通し、生徒たちは地元産業に対する関心を高めることができました。御協力いただいた天草地区漁業士会や海水養殖漁協栖本事業所、紀勝水産の皆様、本当にありがとうございました。 

 

<棚底港から出発>

     

<龍ヶ岳町沖(海上筏)>

~紀勝水産の筏で給餌体験~

     

  

<海水組合栖本事業所>

~高度衛生管理加工場・餌料保管施設の見学~

     

<魚の捌き方・神経抜き、代表者の体験>

     

     

<漁業士による職業講話>

<生産物試食>

     

<謝辞>

  

交通安全教育講話

 10月8日(木)、日本自動車連盟(JAF)熊本支部推進課事業係の前川憲司様を講師としてお招きし、「ドライバー(自動車)からの見え方を踏まえた自転車・歩行者の交通安全」という演題で交通安全講話を実施していただきました。 

 ドライバーから自転車や歩行者はどのように見えているのか知るために、ドライブレコーダーの動画をいくつか観ました。実際にどのような危険があるのかを学び、自分たちは歩行者として交通ルールをしっかり守れているか考えるきっかけとなりました。他にも、普段使用している体育館の間違い探しや、危険に対して正しくすぐに反応できるかなどの体験的な活動を行いました。講話後、生徒たちは「『安全を見るのではなく危険を探せ』という言葉が印象に残った。」や、「今までは車に乗っている人が事故を起こす原因となり、気をつけるのも車を運転している人だけだと思っていた。自転車に乗っている人や歩いている人も事故を起こさないように気をつけることが大切だと分かった。」、「家の近くや学校など普段よく行く場所は、変化に気づきにくい場所でもあるので本当に危険ではないか、しっかり確認しようと思った。」などの感想を書いていました。

 今回の講話では、通学路を安全に通学するためにどうするべきか考えを深めることができました。危険予測や危険回避能力をこれから身につけ、事故を起こさない・事故に遭わないよう気をつけていきましょう。交通安全について、生徒たちの意識向上に繋がる貴重な機会となりました。前川様ありがとうございました。

 

<講話の様子>

     

     

     

     

<謝辞>

<感想記入>