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令和4年度 卒業証書授与式
3月2日(木)、令和4年度卒業証書授与式を挙行しました。新型コロナウイルス感染予防の徹底に努めながら、4年ぶりに在校生や保護者、来賓を招いて式を執り行うことができました。
今年度は、全日制課程6名が天草高校倉岳校を巣立つこととなり、校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。
校長式辞では、『新型コロナ対応をはじめ、これまでの全ての苦労は、これから先豊かな人生を送っていくための助走だったように思います。将来、厳しい状況に立ち至った時、”あの時、自分は自分から逃げ出さなかった。まだ努力できる。”と思うことができたらば、必ず状況がひっくり返るときが来ます。この力は倉校での3年間で、皆さんの中にしっかり育っているはずです。』という励ましの言葉や、卒業生一人一人の頑張り・活躍の紹介がされました。
教育委員会あいさつでは、『一人一人がもつ個性や創造性を生かし、夢を持って主体的に学び続ける力が必要です。皆さんが、高校生活で身に付けた”主体的に学ぶこと”、さらには、”一緒に学んだ仲間たち”を生涯の宝として、これからも自信を持って学び続け、皆さんが明るく幸せな未来の実現に貢献されることを期待しています。』という励ましの言葉をいただきました。
来賓祝辞では、県議会議員の池田様から、『的確に課題を理解し、どう対応するか、そして先を見据えてどう備えるか、この積み重ねが成功へと繋がります。みなさんが自分の進むべき道を選択していくときに、この倉岳校で学んだこと、経験してきたこと、そういったことが生きてくるのだと思います。是非皆さんにはこれからよりよい選択をして自らの道を切り開いていっていただきたいと心から願っています。』と励ましの言葉をいただきました。
育友会長の田尻様からは、新型コロナウイルス感染症の影響で3年間の様々な行事が中止・延期・規模の縮小のいずれかだったことを振り返りながら、卒業生たちへ『前例のない手探りの中で、新しい取組や創意工夫した活動を実践し、自らの手で前例を作り出したことは、君たちの今後の人生に必ずプラスになることだと思っています。倉岳校での3年間の経験を土台として、新たなステージで光り輝くために、こんな時代だからこそなおさら大きな夢を持って、そして夢を決意に変えて自分の未来に突き進んでください。すべては自分次第です、君たち次第です。頑張ってください。』と励ましの言葉をいただきました。
在校生総代の送辞では、卒業生との思い出を振り返り、『3年生は様々な場面で目標としたい姿を見せてくださる存在でした。先輩方が卒業されると思うと寂しく、不安な気持ちもありますが、私たちはこれまで先輩方に教えていただいたことを胸に、倉岳校の伝統を受け継ぎ、繋げていきたいと思います。』と述べ、卒業生を送り出しました。
卒業生総代の答辞では、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの試練があった学年だったことや、2,3年生でコロナ禍に見舞われるも、感染防止対策に努めながら取り組んだ秋桜祭や修学旅行、マリンフェスタなどたくさんの思い出を振り返り、『これから私たちは、それぞれ自分で選んだ進路に向かって進んでいきます。その道は決して易しいものではなく、壁にぶつかることもあると思います。倉岳校で得た学びをはじめ、体力、精神力、そして思い出を力にして、自分で道を切り開いていこうと思います。』と決意を述べました。
在校生と職員が「蛍の光」を、卒業生は「仰げば尊し」を歌いました。最後に全校生徒で、校訓・生徒綱領と校歌を斉唱し、卒業証書授与式を閉じました。
式後の行事では、国公立大に合格した生徒にお祝い金を贈呈しました。
退場時には、卒業生たちが保護者の方と先生方へ感謝の思いを伝え、倉岳校職員作詞作曲の『虹』の曲とともに退場しました。
式後のLHRでは、卒業生は担任の先生から卒業証書を受け取り、クラスメイトへひとことメッセージを伝え、別れを惜しみました。
その後、3年間の思い出がつまった動画を視聴し、記憶をよみがえらせました。
動画視聴後、保護者の方へ書いた手紙を読み、約18年間の感謝の気持ちを伝えました。
最後に学年の先生方から卒業生へ、最後のメッセージを伝えました。学年主任の先生から卒業生へ、漢字1文字が書かれた色紙を1人1人に送り、今後の目標にしてほしいとお話されました。
保護者の皆様、地域の多くの方々に支えられ、卒業の日を迎えることができました。卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。4月から進学や就職をし、新生活を送ることになります。皆さんの更なる飛躍と今後の活躍を期待しています。
卒業おめでとうございます!
6人の未来が幸多きものであることを願っています✨
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