学校行事の様子

学校生活

【授業風景】博物館連携授業

 11月11日(火)に、1年生で開講している「科学と人間生活」の時間を使って、天草市立御所浦恐竜の島博物館との連携授業を行いました。10月28日(火)に事前学習を受けており、いよいよ御所浦での実地研修に行ってきました!

 まず始めに、牧島にある「アンモナイト館」に行きました。ここには約8500万年前の「ユーパキディスカス」というアンモナイトの化石が地盤に保存された状態で展示されています。

 ガラス板をのぞき込むと、約60センチのアンモナイト化石を観察することができます。今回は特別に地下に下りさせていただき、間近で化石を見ることができました!

 次に、「トリゴニア砂岩化石採集場」で化石採集実習を行いました。ここでは、中生代白亜紀(およそ1億年前)の貝やアンモナイトなどの化石を探す実習を行いました。

 手が泥だらけになるまで熱中して採集に取り組んでくれました!全員が何かしらの化石を見つけることができたようで、お土産を手に帰ることができました。

 最後に、博物館見学を行いました。本年度は常設展の他にティラノサウルスの特別展も見学することができました。生徒達は学芸員の先生の説明を熱心に聞きながら、一生懸命メモを取っていました。

 最後に代表生徒が謝辞を述べ、1日の実習が終了しました。

 博物館見学中に、「あ!アノマロカリスだ!」「先生、ピカイアがいますよ!」というような発言を聞くことができました。これは、事前に地球の歴史や古生物の変遷を学んでいたからこそ出てくる言葉だと思います。様々なことを学んで知識が増えると、日常生活の様々なものに目が止まるようになり、人生が豊かになります。これこそが「学ぶ意義」なのではないかと思います。今回の実習を通して、自然科学を学ぶ意義や面白さを少しでも体感してくれていると嬉しいです。