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人権教育講演会

 11月19日(木)、人権教育講演会を行いました。「ハンセン病回復者等の人権」という演題で、熊本日日新聞社論説副委員長の泉潤様に講演をしていただきました。

 講演会では、ハンセン病やその家族に対して、どのような差別や嫌がらせが起きていたのかをハンセン病の歴史を振り返りながら話をされました。また、「感染(菌がうつること)」と「発症(症状が出ること)」の2つの言葉を用いて、感染症は誰にでも感染し得るものであるのに、発症した人だけが差別されることはおかしなことだと改めて考える機会となりました。

 講演後生徒たちは、「今まで知ろうともしなかったハンセン病による差別問題について詳しく知ることができた。今の私たちとも決して無関係ではないと思った。」や「今でも差別を受けている人がいるので、正しい知識を知ることが大切だと思った。」、「知らないうちに他人を傷つけていることや自分も同じ立場になり得るということを考えて行動したい。」などの感想がありました。他にも、人種差別や部落差別、新型コロナウイルスにおける差別などの人権問題についても学びたいといった意欲的な感想が見られました。 

 人権に対する正しい知識を深め、人権尊重の意識を高めることができました。新型コロナウイルスが流行し、今では誰もが感染する可能性があります。発症した人への差別や偏見をなくすためにも、正しい知識を持って互いに認め合い、支え合う心を育んでいきましょう。

 

<講演の様子>

     

     

<感想記入の様子>