学校行事の様子

学校生活

卒業予定者体験発表会

 2月10日(木)、卒業予定者体験発表会を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、Google Meetを用いて3年生教室から1・2年生教室へ配信する形で行いました。6名の代表生徒(3年生)が後輩に向けて、進路決定の道筋や進路実現に向けて頑張ったことなどをスライドにまとめ発表しました。また、具体的な進路先を早めに決めておくと受験に向けた準備がしっかりできることやボランティア活動・委員会活動に積極的に参加することの重要性など、様々な視点から1・2年生へアドバイスを送っていました。

 発表後1・2年生は、「進路についてきちんと決めないといけないと改めて思った。日頃から学校での勉強をしっかりと集中して取り組んでいこうと思う。」、「早めの行動で受験勉強や学校の情報収集などできることがたくさんあると知れた。自分自身でもう一度考え直し、進学先を決めていこうと思った。」や「日々の様々なことに全力で取り組み、自分に負けないよう頑張りたい。」、「面接時の自己PRで、朝ボランティアや生徒会活動などについて話せるなと思った。」、「今後の学校生活では、検定や学校行事にもっと積極的に取り組みたいと思った。」、「日頃から朝ボランティアに参加しているが、地域のボランティアにも積極的に参加していきたいと改めて思った。」といった感想を書いていました。

 生徒たちは、うなずきながら発表者の話に耳を傾けており、進路意識の高揚を図る良い機会となりました。今回の発表会を参考に、進路選択や進路実現に繋げていってほしいと思います。

 

<卒業予定者体験発表会>

~発表の様子~

      

      

      

      

      

~生徒謝辞~           ~感想記入~

   

表彰式・終業式

 12月24日(金)、表彰式と終業式を行いました。

 表彰式では、2学期に資格を取得した生徒や総合文化祭の標語で佳作を受賞した生徒が表彰されました。

 終業式の校長訓話では、秋桜祭や長距離走大会など1つ1つの学校行事に真剣に取り組んだ姿をほめていただきました。諦めず、挑戦し続ける姿勢を今後も大事にしてほしいと思います。また、私たちはたくさんの見えない手に支えられ、生きているというお話をされました。学校生活をとおして、一人一人が誰かを支える手になりましょう。

  令和3年1月11日(火)が始業式となります。皆さんが、元気に登校してくることを楽しみにしています。感染症等に罹らないよう不要不急の外出は避けたり、マスク着用をしたりしっかりと予防をしましょう。自分を成長させる冬休みを過ごしてください。

 

<表彰式>

   

<終業式>

~開式~              ~校長訓話~           

      

~校訓・生徒綱領唱和~

   

2学期クラスマッチ

 12月23日(木)、2学期クラスマッチを行いました。種目はバドミントン(ダブルス)でした。バドミントン(ダブルス)は、学年毎にペアを作り、男女別、総当たり戦で競い合いました。競技中は、ラケットやシャトル等の消毒を行い、感染症対策の徹底に努めました。

 試合中は、生徒同士互いに、励まし合って競技に取り組む姿が見られました。また、職員もバドミントン(ダブルス)に参加し、生徒たちと交流を深めることができました。体力向上や体育の授業の成果を発揮し、クラスの親睦を深めることができたクラスマッチとなりました。全学年が全力で戦い、笑顔の絶えない1日となりました。

 

<開会式>

~生徒会長あいさつ~       ~競技上の注意~          ~選手宣誓~

      

<バドミントン(ダブルス)の様子>

      

      

      

      

      

      

      

      

<閉会式>

~成績発表~            ~表彰~

      

      

      

<集合写真>

~1年生~             ~2年生~             ~3年生~

      

 

倉岳校福祉の日

 12月21日(火)、倉岳校福祉の日を実施しました。午前中は倉岳町の老人会の方たちと「グラウンドゴルフ」を行いました。8コースを2ゲーム行い、合計打数の少なさを競いました。初めてグラウンドゴルフをする生徒もおり、老人会の方たちからルールや打ち方について教えていただき、交流を深めました。

 午後からは、福祉に関する学習として、「認知症サポーター養成講座(居宅介護支援事業所 あこうの木 稲尾 様)」と「高齢者擬似体験・車いす体験(社会福祉協議会倉岳支所 小浦 様)」を行いました。

 認知症サポーター養成講座では、認知症とはどのような病気なのか、どのような症状がみられるのかについて学びました。事例を用いて、認知症の方との適切な接し方について考える場面があり、認知症への理解を深めることができました。講座の最後に、認知症サポーターの証として、オレンジリングをいただきました。今後、認知症の方が困っている様子を見かけたら、『なにかお手伝いすることがありますか』と一声かけられる人になりましょう。

 高齢者疑似体験では、関節屈曲固定装具や重り、イヤーディフェンダー、視覚障害体験ゴーグルを装着し、歩行や階段の昇降などの困難さを体験しました。車いす体験では、段差の昇降を体験しました。

 体験後、生徒たちは、「グラウンドゴルフの1ゲーム目はミスする場面が多く、29打だった。2ゲーム目になると感覚をつかむことができ、24打で終えることができた。“上手くなっている”と言っていただきうれしかった。」、老人会の方たちと会話をしながら、グラウンドゴルフを楽しむことができたので良かった。」、「老人会の方たち全員が、上手にグラウンドゴルフをされていて驚いた。」、「認知症講座では、認知症の方への接し方について知ることができた。道端で困っている人がいたら優しい声で優しく接するようにしたいと思った。」、「車いす体験では、少しの段差でも一人で移動することは難しいと知ることができた。困っている人の手助けができるようになりたいと思った。」などの感想を書いていました。

 福祉の日をとおして、社会福祉への興味・関心を高めることができました。また、疑似体験では、相手がどのような気持ちなのか理解する姿勢や、 どのような支援が必要なのか考える機会となりました。共生社会を生きる一員として、学んだことを実践していきたいと思います。

 

<老人会との交流会>

~開会式~

1.校長挨拶           2.生徒代表挨拶          3.市老連倉岳支部長挨拶(山道様)

      

~グラウンドゴルフの様子~

      

      

      

~閉会式~

1.成績発表

      

                  2.生徒代表謝辞          3.老人会講評(稲田様)

      

 

<認知症サポーター養成講座>

      

      

      

<高齢者擬似体験・車いす体験>

      

      

      

      

校内分野別進路ガイダンス

 12月17日(金)、校内分野別進路ガイダンスを行いました。第1部では、「熊本駅前看護リハビリテーション学院(教務部長代理広報部長 有働正二郎 様)」、「熊本学園大学(大澤孝 様)」の2校に、上級学校での学びのあり方や専門分野について教示いただきました。第2部では、「株式会社 太陽(常務取締役 富永良一 様)」、「くまもと若者サポートステーション(キャリアコンサルタント 中西久美子 様)」から企業が求める人材や働き方についてお話していただきました。

 各分野の話をとおして、生徒たちは「将来のために今のうちから、自分の強みや弱みをはっきりとさせておこうと思った。」や「長く仕事を続けるために大事なこと3つについて知ることができた。自分の興味・価値観、能力を意識し、就職先を探していこうと思った。」、「まだ、本当にやりたいことは見つかっていないが、今は勉強をしっかりして進路の幅を広げておきたいと思った。」などの感想を書いていました。

 今回のガイダンスをとおして、進路に対する生徒たちの意識を高めることができました。最後に、お忙しい中、ガイダンスの講師にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

 

<第1部>

~熊本駅前看護リハビリテーション学院~

      

~熊本学園大学~

      

 

<第2部>

~株式会社 太陽~

      

~くまもと若者サポートステーション~

      

長距離走大会

 12月12日(日)、長距離走大会を実施しました。男女ともに学校から宮田漁港方面へ往復8kmコースを走り、日頃の授業の成果を発揮し、全員完走することができました。

 保護者の皆様、地域の皆様、早朝からの定置観察や沿道での応援など大変お世話になりました。おかげさまで生徒たちも最後まで走り切ることができました。

<開会式>
~開会宣言~           ~校長あいさつ~          ~体育委員長あいさつ~

      

~競技上の注意~          ~選手宣誓~

   

<スタート>

   

               

               

            

            

         

<閉会式>

 ~男子1位~   ~男子2位~   ~男子3位~   ~女子1位~   ~女子2位~   ~女子3位~

                

~講評~     ~閉会宣言~

   

防災避難訓練(火災)・救急法講習会

 12月9日(木)、火災を想定した防災避難訓練と救急法講習会を実施しました。

 防災避難訓練では、全校生徒・職員が真剣に訓練に取り組み、無事に避難を完了することができました。天草消防署倉岳分署の方々に避難訓練の講評や消火器の使用法について指導をいただきました。消火器の使用法では、各学年2名ずつと教員2名が体験を行い、無事消火を成功させていました。

 避難訓練をとおして、生徒たちは「『おはしもち』を意識して避難することができた。家で火災が起きたらどこに避難すれば良いのか、家族と確認しておきたいと思った。また、日常的に荷物をきれいに整理しておきたいと思った。」や「実際に火災が起きた時はパニックを起こしたり、動けなくなってしまうかもしれないので、常に意識しておきたい。どこにいても大丈夫なように、避難経路をしっかりと確認しておきたいと思った。」、「消火器を使う時は、逃げ道をきちんと確保することや、炎が天井の近くまで来ていたらすぐに避難することが大事であることを学んだ。」などの感想を書いていました。防災意識を高め、冷静に対処できるようになってほしいです。 

 

<防災避難訓練(火災)の様子>

~避難の様子~             ~避難訓練の講評~        ~消火器の使用法~

    

      

~生徒謝辞~

 

 救急法講習会では、天草広域連合中央消防署倉岳分署の皆さんを講師としてお招きし、心肺蘇生法やAEDの使用方法、応急手当について講習会をしていただきました。3時間に及ぶ講習会で、知識だけでなく、命を救うための技能を身につけることができました。

 講習会をとおして、生徒たちは「胸骨圧迫を初めは全くできなかったが、何度もやるうちにコツをつかむことができた。今後、倒れている方を見かけた場合、勇気を出して話しかけに行き、心肺蘇生法やAEDを正しく使用できるようにしたいと思った。」や「胸骨圧迫を1回1回丁寧にしようとすると、すぐに疲れてしまった。長時間行うのは本当に大変だと思った。命を救うためには、チームプレーや勇気がとても大切だと改めて実感できた。」などの感想を書いていました。緊急時に落ち着いて冷静に対処できるよう、今回学んだ知識や技能を今後に活かしてほしいです。

<救急法講習会の様子>

      

      

   

性教育講演会

 11月18日(木)、天草中央総合病院で助産師をされている友尻 眞樹子様をお招きし、『「性」について考える~男性と女性、妊娠と出産、性感染症を予防し、命をつないでいくということ~』という演題で講演をしていただきました。映像で命が誕生する場面を視聴し、私たちの命はまさに奇跡の存在であることを学びました。他にも、人工妊娠中絶や性感染症について知る良い機会となりました。

 講演後、生徒たちからは「初めて出産の映像を見て、とても大変そうだと思った。自分もこのように生まれてきたのだなと思った。」や「人工妊娠中絶をする人が熊本では全国よりも多いことが分かって悲しく思った。他に性感染症にかかる人も熊本が多いことが分かったので、自分でも注意して性感染症にかからないようにしたい。」、「卵子と精子が出会い、受精するところから生命が誕生するまで写真で説明してくださったので、分かりやすかった。」、「将来間違った選択をしないように、正しい付き合い方をしていきたいと思った。」などの感想がありました。

 自分の命だけでなく、他者の命を大切にするためにも思いやりのある行動を互いに心がけていくことが大切なこと、自分や相手、家族、周りの人たちに祝福してもらえるタイミングで妊娠・出産ができるようにしっかり考えることが大切だということを忘れず、将来に活かしてほしいです。友尻様ありがとうございました。

       

<講演会の様子>

     

     

第51回 秋桜祭

 11月14日(日)、第51回秋桜祭を開催いたしました。今年のテーマは、『咲かせよう伝統の秋桜~我らの勇姿を今ここに~』でした。昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、本校在校生の家族のみに参観いただきました。

 

【プログラム1】まず初めは、総合文化部による『えびす太鼓』でした。約1ヶ月間一生懸命練習に取り組み、秋桜祭のオープニングに華を添えてくれました!

      

【プログラム2】『開祭式』では、秋桜祭テーマ・ポスター表彰を行いました。表彰後、校長あいさつと文化放送委員長あいさつを行い、秋桜祭の幕が開かれました。

      

【プログラム3】『響け、この想い~楽しさと共に~』 日頃の授業(音楽)の成果を1,2年生が発表しました。

 1年生は、宮沢和史の『旅立ちの時~Asian Dream Song~』の合唱と、YOASOBIの『群青』をカップスで奏でました。

      

 2年生は、SEKAI NO OWARIの『RPG』の合唱と、坂本九の『上を向いて歩こう』を手話で表現しました。

      

【プログラム4】保健委員会より、『依存ってなに?~スマホと上手に付き合おう!』でした。コロナ禍で自粛期間が長引き、家でスマホを使う時間が増えていないか問いかけ、スマホ依存の危険性と予防について発表してくれました。

      

【プログラム5】今年の夏、「天草宝島起業塾高校生コース」に参加した生徒たちによる発表でした。『古民家再生計画』というビジネスモデルについて発表してくれました。

      

【プログラム6】『名探偵1年1組~バケツを添えて~』という題で1年生がクラス企画の発表をしました。

 「倉岳校で殺人事件が起きた」と連絡を受けた名探偵は、手がかりをもとに容疑者4名の中から犯人を見つけ出しました。事件解決後、バケツで演奏をし、チームワークを見せてくれました。

      

【休憩】20分間の休憩をとり、育友会バザーや展示企画をお楽しみいただきました。

 今年度は育友会バザーとして、各家庭からいただいたリサイクル品(未使用品)を販売しました。たくさんの掘り出し物があり、賑わっていました。今回の収益金は、今後の育友会活動に利用させていただきます。

      

【プログラム7】『2年生のやってみた!』という題で2年生がクラス企画の発表をしました。

 写真スライドショー、バカッコイイ動画、倉岳校クイズの3部門に分かれた内容となっていました。2年生の個性あふれる発表内容となっていました。

      

【プログラム8】『笑む-1-ぐらんぷり』という題で3年生がクラス企画の発表をしました。

 5グループの人気芸人たちが秋桜祭に登場し、抱腹絶倒のネタの数々でした。会場にたくさんの笑いを届けてくれました。

      

【プログラム9】生徒や職員の有志による『倉校オールスターフェスティバル』を行いました。

 「freshmen」によるダンスメドレーでした。キレキレのダンスが魅力的でした。

      

 「ダンサーズ」は、TwiceのHeart Shakerを踊ってくれました。観客の皆さんが手拍子をしてくれ、会場が一体となり楽しい雰囲気に包まれました。

        

【プログラム10】生徒会より『フィナーレ』として、秋桜祭の準備の様子を動画にまとめました。秋桜祭に向けて真剣に取り組む倉校生の良さを詰め込んだ動画となっていました。

      

      

【プログラム11】『閉祭式』 教頭先生からの講評と生徒会長あいさつで第51回秋桜祭の幕が閉じられました。

      

 50年以上続く倉岳校伝統の行事に、自分たちの勇姿を刻めるような最高のものとなりました。御来場いただきました皆様、ありがとうございました。

保中高合同避難訓練

 11月4日(木)、保中高合同避難訓練を行いました。倉岳保育園と倉岳中学校、倉岳校の1園2校で地震・津波を想定した合同避難訓練を行いました。中学生と保育園児も、避難場所に指定されている本校グラウンドに一緒に避難しました。園児の避難には中学校と高校の職員も園に駆け付け、園児の手を引いたり避難カーを押したりして支援しました。避難後は、天草広域連合中央消防署倉岳分署の橋口様より講評をいただきました。講評では、今まで経験したことがないことに瞬時に対応することは難しいことや、訓練でできてこそ実践に活かせること、冷静に対応できるよう日頃の生活から意識して取り組むことの大切さについて話をされました。 

 避難訓練後、マイタイムラインについての学習をしました。マイタイムラインとは、自分の命や身近な人の命を守るための防災行動計画のことです。マイタイムラインを作成するにあたり、Chromebookを使って、 自宅周辺の災害リスクをハザードマップで確認しました。自宅周辺にはどのような災害リスクが潜んでいるのか、知る機会となりました。週末、自宅周辺の災害リスクを家族と共有し、マイタイムライン作成を行いました。災害が発生したときの避難行動や、携帯電話が使えないことを想定して家族の連絡先の確認をし、災害に備えました。

  生徒たちは、「小さい子と触れ合う機会があまりないため、園児たちを上手く誘導できるか不安だった。しかし、倉岳校のグラウンドに避難してきた園児たちを上手く誘導することができた。」や、「自分が住んでいる地域のハザードマップを見たことがなかった。今回見ることができたので良かった。」、「自分の家が安全ではないことが分かり、災害が起きたときにどう行動するか考えるきっかけになったから良かった。」、「避難場所をしっかりと把握し、焦らずきちんと避難できるようにしたい。」といった感想を書いていました。

 保育園、中学校と合同で避難訓練を行ったことで、地域連携の大切さや高校生としての役割について考えることができました。また、津波発生前の順序や避難方法などの確認、安全に避難する態度を身につけることができました。自然災害はいつ起こるか分かりません。もし起こった場合は、今回の避難訓練で学んだことを活かしましょう。

 

<避難訓練の様子>

      

     

<事後学習の様子>