食品工業科 NEWS
酸乳飲料「ラッキス」の製造~販売用~(食品工業科)
3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いました
今回製造するのは、販売用の製品です。1回の実習で約170本分の原料を仕込み、生徒たちは充填の工程を担当します
酸乳飲料とは
・乳酸発酵させた乳に、多量の砂糖や香料を加えてシロップ状にしたもの。
・乳酸発酵させずに製造する方法もあります。
・4~5倍に希釈して飲用する、日本独自の飲料です。
ラッキスとは
・本校の看板商品のひとつで、約50年前から作り続けられています
・乳酸発酵させない「有機酸添加法」によって製造します
・本校独自の配合で、爽やかな後味に仕上がっています
充填・殺菌後は、検品とラベル貼りをします。お客様の手に届く前の最後の工程ですので、丁寧かつ確実に行っていきます。
・1本400円(500mL入り)
・4~5倍に希釈してお飲みください
年間の生産数量は限られています。ご購入はお早めに初物のラッキスをぜひご賞味ください
ご不明な点は、食品工業科までお気軽にお問い合わせください
ジャムとマーマレード(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」の授業では『野菜果実の加工』について学習しています。
本校では『いちごジャム』『りんごジャム』『マーマレード』を製造、販売しています。
「ジャム」は果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。果皮が入ると「マーマレード」と言います。果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチン、ビタミンCの量を調整して仕上げていきます。
いちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴ(さがほのかとゆうべに)を原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。
りんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。
マーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。
1個140g入り 各¥300
数に限りがあります。ご購入はお早めに。(お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ)
絞りクッキー(食品工業科)
1年生の「食品製造」の授業で『絞りクッキー』
を作りました。今回は初めての製造実習なので、器具の洗浄と実習室の清掃がメインとなり、クッキー製造は絞る工程からとなりました。
食品製造実習は「安心・安全」が基本で、後片付けと清掃にも時間をかけます。毎回、実習台と床、溝の洗浄は必須です。全員で役割分担して「共働・協働」を学びます。
ポップコーン間引き(食品工業科)
食品工業科1年「農業と環境」の授業で栽培しているポップコーンは、播種から2週間がたち、順調に生育しています今回の実習では、苗の間引きを行いました。最も生育が旺盛な苗を1本残し、残りは根元から切り取っていきます
今後、気温の上昇とともに苗の生育は盛んになり、最終的には身長を超えるほどの高さにまで育ちます大きく生長するのを楽しみにしながら、日々の生育の経過を記録に残していきましょう!
果実に含まれる糖・有機酸の比較(食品工業科)
食品工業科2年「食品製造」の授業では、果実類の加工について学んでいます。今回は、果実に含まれる糖と有機酸の比較実験を行いました
糖は、果実の甘さのもととなる成分で、果実の品質に大きく影響します。果実に含まれる主な糖には「果糖」「ショ糖」「ブドウ糖」の3種類があり、これらの糖の外観や甘さの違い、温度による甘さの感じ方の違いを調査しました
また有機酸も、果実の味覚や品質に大きく影響します。果実に含まれる有機酸は「クエン酸」「リンゴ酸」「酒石酸」の3種類で、実際に味を確認しながら、それぞれの有機酸の酸味の違いや、有機酸を組み合わせた場合の酸味の変化について、検証を行いました
今回の授業では糖と有機酸を扱いましたが、果実に含まれる特徴的な成分は、他にも様々なものがあります。今回の演習によって、一人でも多くの生徒が「果実についてもっと知り合い」「知らないことを経験できるのは楽しい
」と感じてくれていたら嬉しいです
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