食品工業科 NEWS
第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)
2月19日(日)に開催された『第10回熊本城マラソン大会』大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞いと、ランナーの皆さんへの応援を精一杯!頑張ってきました。
感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。
また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。
試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動でした。
【前日 2月18日(土)の準備】
【当日 2月19日(日)】
第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)
2月19日(日)に開催される『第10回熊本城マラソン大会』において選手に振る舞うクッキーを準備しています。
県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。
大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。
選手の皆さんが無事に完走できるように心を込めて焼き上げます!
シフォンケーキ(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。
アメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かくふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。
製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。
卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます
全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成します
焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。
焼き上がったら逆さまにして冷却します。
全員ふんわり焼き上がりましたよ
デコレーションケーキ(食品工業科)
食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」の製造実習を行いました。
6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。
各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。
ハートや星型のクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。
水分の定量実験(食品工業科)
1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。
食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。
食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。
まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。
次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。
①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。
この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。
水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね
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