新着情報

食品工業科 NEWS

酸乳飲料「ラッキス」の製造~持ち帰り用~(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、酸乳飲料「ラッキス」の製造実習を行いました。

 

?酸乳飲料とは?

 ・乳酸発酵させた乳に、多量の砂糖や香料を加えてシロップ状にしたもの。

 ・乳酸発酵させずに製造する方法もあります。

 ・4~5倍に希釈して飲用する、日本独自の飲料です給食・食事

?ラッキスとは?

 ・本校の看板商品のひとつで、約50年前から作り続けられていますキラキラ

 ・乳酸発酵させない「有機酸添加法」によって製造します。

 ・本校独自の配合で、爽やかな後味に仕上がっています興奮・ヤッター!

 

水に脱脂粉乳と砂糖を溶かしたら、定められた温度で一定時間殺菌し、冷却します。大量の砂糖を加えることに、驚きを隠せない生徒もいました戸惑う・えっ

 

酸液(乳酸+クエン酸)を少しずつ添加して、香料で香りをつけたら完成笑う今回は、プレーンタイプの他に、好みの果汁を加えたフルーツ味も製造しました音楽

 

現在学んでいる「牛乳の加工」の単元では、今後も様々な加工品を製造していきます。様々な加工品の製造をとおして、牛乳という身近な食品への理解を深めていきましょう!

令和5年度 校内プロジェクト発表会(食品工業科)

3月14日(木)に開催された、令和5年度学校農業クラブ校内プロジェクト発表会に食品工業科代表として2年生の木村さん、田上さん、中川さん、中野さん、中村さん、村田さんの計6名が出場しました!キラキラ

会議・研修プロジェクト発表のプロジェクトとは、「課題解決学習」ともいわれ、日頃の課題を自分たち自身で設定し地域などと協力して体験的に解決するという学習です。今回、食品工業科からは「マラソンランナーの力になる給食を!ペトレ家のおもてなし 2年目の取り組み」と題して、2月18日に行われた熊本城マラソンへの取り組みを発表しました。

(※熊本城マラソンでの活動詳細は→こちらご覧ください。)

今年は2年目の取り組みということもあり、1年目よりも、ランナーの方々の力になれるような給食を考案することを目指して、活動を開始しました。1年目は、バターサンドクッキーを給食として提供すると、「パサつく」「水分が欲しくなる汗・焦る」というランナーの皆さんから意見をいただき、今年はよりしっとりした食感の給食を考えることに!驚く・ビックリ また、少しでもランナーの力になれば・・・と思い、疲労回復効果のあるクエン酸を多く含んだレモンを使用することにしました了解

これまで何度も試作を重ね、考案したのが「レモンケーキ」! これを熊本城マラソンで提供すると、ランナーの方々から高い評価をいただくことができ、ランナーの方々の力になれるような給食を考案するという目標を達成できました!花丸しかし、中には、「水分がもっていかれる」汗・焦るという声もあったため、まだまだ改善が必要です。

 

発表を終えた後、木村さんにインタビューすると、「今までやってきたことが皆に伝えられてよかった」「これからも熊農生としてもっと地域に貢献していきたい」と話していました。今年の課題をさらに進化させられるよう、引き続き頑張ってほしいです!お知らせ

先進地視察研修(食品工業科)

2月20日(火)に先進地視察研修に行きました。

食品工業科1年生は、お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんとサントリー九州熊本工場さんを訪問しました。

 

お菓子の香梅 阿蘇西原工場さんでは、お菓子の香梅さんの歴史から、製造している菓子の種類、工場について詳しく話をして頂きました。また、熊本の銘菓である「誉の陣太鼓」「武者返し」の生産ラインを見学しました。学校では見たことのない機械や、お菓子の香梅さんにしかない機械が数多くありました。見学の最後には、和菓子一級技能士の方による練りきり菓子製造の実演がありました。目の前で職人さんの高度な技術を拝見することができ、生徒たちからも歓声があがっていました。

 

サントリー九州工場さんでは、ザ・プレミアムモルツと天然水について学びました。ビールの原料から製造工程まで詳しく教えて頂き、とても勉強になりました。サントリーさんは4か所の工場で天然水を取り扱っており、地域ごとに天然水の硬度が違うことなど、今まで知らなかったことを知ることができました。さらに環境保全活動にも取り組まれており、SDGsに関連する具体的な活動例を生徒たちも実感できたようです。

学校では体験することのできないことを多く知ることができました。

この経験を今後の授業に活かせるように頑張ります!!

令和5年度 九州ミルク料理コンクール 3位入賞!(食品工業科)

2月17日(土)令和5年度九州ミルク料理コンクール(ごはん・おかず部門)に平井 颯貴さんが出場しました!キラキラ

 

このコンクールは、牛乳の消費拡大を目的としたコンクールで、牛乳・乳製品を使ったレシピ家庭科・調理を考案し、九州各県の代表として選ばれた選手たちが集まり、実技審査が行われました。

平井さんは、九州各県の120を超える応募の中から書類審査を勝ち抜き、熊本県代表として出場しました!驚く・ビックリ

 

審査基準として、美味しさ・アレンジ性・料理のしやすさ・栄養バランスなどが総合的に評価されます鉛筆

平井さんは、キラキラ明太クリーム春巻きキラキラを考案。この料理のポイントは、クリームコロッケとはまたひと味違うクリームの春巻き。さらにその中には明太子を入れ、少しピリッとさせました興奮・ヤッター!牛乳を使ったクリームのまろやかさと明太子のほどよい辛みがベストマッチ!了解それをパリパリの春巻きの皮で包み揚げました。

これまでに何度も試作を重ねこのコンクールに挑んだ結果、なんと3位を獲得することができました!牛乳は栄養価が高く、料理にも幅広く使うことができます花丸

牛乳をたくさん消費し、健康な生活をここから広めるきかっけになればいいなと思いますお知らせ

熊本城マラソン2024「ペトレ家のおもてなし」(食品工業科)

◇2月17日(土)…レモンケーキを製造! 

食品工業科2年生12人と1年生5人の計17人で、9時頃から仕込みを始めました。通常の授業では扱うことのない大量の原材料に圧倒されながらも、約8時間かけて、約1200個(4800食)のレモンケーキを作り上げました!

「ペトレ家のおもてなし」については、こちらをどうぞ笑う

 

◇2月18日(日)…ランナーの方々をおもてなし!

大会当日は、交通規制が開始される前にフルマラソンコースの26.7km地点に集合!ラッキスを水で希釈する、レモンケーキを専用のトレイに移すなど、ランナーの方々に給食と給水をスムーズに提供するための準備を進めましたにっこり

そして…マラソンがスタート!先頭選手の通過後しばらくの間は、記録優先で何も取らずに通過する選手がほとんどでした。しかし11時を過ぎたころから、レモンケーキとラッキスを手に取ってくださる方が急増!11時半以降は目の回るような忙しさ汗・焦るになりましたが、準備してきたレモンケーキとラッキスをすべて提供することができました興奮・ヤッター!

昨年のクッキーよりもしっとりしたものをキラキラという生徒たちの考えから生まれたレモンケーキ。「これを楽しみにしていた!」「うっっまっ!」「まだ残ってた!よかった~音楽」など、心にしみるたくさんのお声かけがあり、ランナーの方々の期待に応えられていることを実感できましたうれし泣き

一方で「水分がもっていかれる…」との声も一定数ありました。昨年度の反省を踏まえて改善したものの、まだまだ改良の余地はありそうです。貴重なご意見として、今後の活動に活かしていきます!