食品工業科 NEWS
教育実習生による講話(食品工業科)
5/19(月)より、本校に4名の大学生が教育実習生として学びにきています。その中の1人(R3年度食品工業科卒業、鹿児島大学農学部生命科学科入学)が食品工業科に配属されたため、後輩に向けての進路講話をしていただきました
講話では、自身が高校生だったときのこと、教師を志すようになったきっかけ、大学の授業や学生生活についてなど、様々なエピソードを笑顔で分かりやすく話してくださり、生徒は熱心に耳を傾けていました!貴重なお話をありがとうございました
現役の大学生と話すことができる機会は、なかなかないかと思います。貴重な機会を無駄にしないためにも、より詳しく聞きたいと感じたことがあれば、遠慮せずに尋ねにいってみましょう
生徒の感想
〇将来の夢のためにあこがれの先輩や先生をつくるという発想はなかったので、目標の人を見つけて、小さい目標などを立てて、がんばっていこうと思います。進学をしたいと思っていて、学費が高いということもあり諦めていましたが、少し進学も視野に入れて考えてみようと思いました。
〇自分の目標を達成するために、とても努力されてきたことが分かりました。私は、今、自分の将来について明確に考えることができていないので、ちゃんと自分と向き合って後悔しないようにしようと思えました。そして、今までずっと就職をしようと考えていたけれど、進学の道もあるから考えてみようかなと思いました。
〇高校を卒業したら、進学か就職か迷っていたけれど、大学の内容や授業はどういう感じなのかなど、聞いていてすごく分かりやすくて、ちょっとだけ自分もこっちにしようという目標ができました。
〇普段の授業や生活で自分の将来の夢が見つけられることが分かったので、日頃から自分の将来に向けて、考えられることはしっかり考えたいと思いました。
〇自分にあった大学をいろんな視点から考えて決めていて、自分もこれからがんばっていかなければいけないと思いました。高校や大学の話をするときに、大変だったことや難しかったことを言うだけでなく、おもしろいこと、楽しいことを見つけていて、私も、悪く考えるのではなく、乗り越えるためにどんなことをすればいいのかを考えていけるようになりたいと思いました。
サツマイモ定植&ポップコーン播種(食品工業科)
食品工業科1年「農業と環境」の授業で、サツマイモの定植とポップコーンの播種を行いました今年度栽培する品種は、サツマイモは「安納芋」と「シルクスイート」、ポップコーンは「まるポップ」です
1年生にとって、初めての圃場での実習でしたが、サツマイモの苗を定植する際の深さ、ポップコーンの株間や覆土の厚さなどを意識し、丁寧に予定していた実習をやり遂げることができました!
「ポップコーンってこんな色だった?」など、新たな気付きや発見があった生徒もいたようです
クラス担任の先生からは、生徒たちが初めての実習をとても楽しみにしていたとの話を伺いました
天候次第では圃場に足を運べない場合もありますが
、今後もお互いに協力しながら、サツマイモとポップコーンの管理実習に取り組んでいきましょう
新入生の実習服が届きました!(食品工業科)
入学式から約1週間…心待ちにしていた新入生の実習服が届いたことを受け、実習服のサイズ確認と製造室への入室オリエンテーションを行いました
真新しい実習服に袖を通す生徒たちの表情はとても活き活きとしており、実習服を着用する際の留意点や粘着ローラーのかけ方、手洗いの方法など、新しく学ぶことに熱心に耳を傾けていました
衛生管理を徹底し、安全な食品製造実習を3年間続けるにも、今回学んだことを確実に身に付け、実践していきましょう
農業クラブ意見発表大会学科予選(食品工業科)
4/22(火)に実施される農業クラブ校内意見発表大会にむけて、食品工業科の学科予選を行いました。各学年の代表に選ばれた計9人の生徒が、農業・環境・地域等に関する身近な問題について、それぞれの経験や体験に基づいた考えを発表しました
9人の代表生徒の発表題は、次のとおりです。
・生産者の目線に立って ・夢と地域資源活用
・食を通してつながる ・笑顔を届ける仕事
・産まれる命、失われる命 ・安心、安全な食についての考え
・和菓子に触れて ・私の生まれた町
・笑顔を紡ぐ
発表を聞いた生徒の感想
〇私はまだ何も夢がなく、成り行きに身を任せてばかりでしたが、たくさんの経験をすることで夢を見つけられそうだなと思いました。将来を考えなければいけなくなってきた今、発表者の意見がとても心に響きました。
〇自分も自信をもってやりたいことや将来の夢が言えるようになりたいと思った。
〇今回の発表を聞いて、世界ではなく、自分の生まれ育った町にもたくさんの良いところがあることに気付くことができました。
〇私は製品を作ることだけに視点を置いていたけれど、そこまでの過程に膨大な数の苦労や工夫、考えがつまっているのだと感じることができました。
〇先輩方の意見からたくさん学べることがあり、自分も食やその周りのことについて深く考えることができるようにがんばっていきたいと思いました。
〇発表してくださった多くの人が、これからの熊本のためであったり、家族のためであったりの発表で、とてもすごいなと思いました。
人前での発表が慣れないせいか、緊張した様子の生徒もいましたが、どの生徒も堂々とした態度で発表に臨んでいました今回の発表を聞いて、1人でも多くの生徒が、自分の行動を変えようとする意識を持ってくれたらと思います
かるかん(食品工業科)
食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜類の加工について学習しています。
今回は『かるかん』の製造を行いました。漢字では「軽羹」と書き、軽い羊羹(ようかん)という意味からきています。
「かるかん」は山芋を使った鹿児島県の伝統的な和菓子です。江戸時代後期 幕末の大名「島津斉彬」の時代に考案されたもので、大名家で食べられる『殿様菓子』でした。
本来はカステラのように四角くスライスした形で真っ白ですが、近年はあんこを包んだ「かるかんまんじゅう」が一般的になりました。
製造工程
①あんこは8等分に丸めておく(平らな丸)。耐熱容器(プリンカップ)には薄くサラダ油を塗っておく。
②すりおろした山芋に水、かるかん粉(上新粉)を加え混ぜ合わせる。この中に卵白と砂糖で作ったメレンゲを加え混ぜ合わせる。
③耐熱の容器に生地→あんこ→生地の順に入れて蒸気の上がった蒸し器で20分程度蒸す。冷却して容器から取り出して完成。
モチモチしっとりの食感です。
山芋は素手ですりおろすと手がかゆくなります。原因は針状結晶の「シュウ酸カルシウム」です。山芋や里芋などを取り扱うときは使い捨て手袋を使用しましょう!
卵黄が余ったので、型抜きクッキーも作りました!
熊本県教育情報システム
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熊本県立熊本農業高等学校
Kumamoto Agricultural High School
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FAX 096-357-6699
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運用担当者
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