新着情報

食品工業科 NEWS

1年生の実習紹介~食品製造・マドレーヌ&パウンドケーキ~(食品工業科)

今回は、1学期の期末考査以降に実施した実習を紹介します。 

 

◇マドレーヌ(7/9, 7/12)

卵の「起泡性」を活かして製造します。卵を十分に泡立て、その後の工程を手際よく進めることができれば、生地がしっかりと膨らんだふわふわの仕上がりになります!

 

◇パウンドケーキ(7/16, 7/19)

今回は、マーガリン→砂糖→卵→小麦粉の順で材料を混ぜましたが、別の製造方法もあります。焼き上がり後、熱いうちにブランデーやラム酒などの洋酒を染み込ませることで、好みの風味に仕上がります!

1年生の実習紹介 ~食品製造・クッキー編~(食品工業科)

食品工業科1年・食品製造の授業における本格的な実習が始まって、約1ヵ月が経ちました。今回は、生徒たちが様々なクッキーの製造に挑戦したこの1ヵ月を振り返ります。

 

◇アイスボックスクッキー(5/31, 6/4, 6/7, 6/11)

棒状に成形した生地を冷やして固め、その後切り分けて焼き上げます。マーブル・渦巻き・市松模様など、ひとりひとりが工夫を凝らしたデザインを考えてくれました!

 

◇型抜きクッキー(6/14, 6/21)

こま板とめん棒を使って生地を均一の厚さに伸ばし、型抜きして焼き上げます。

 

◇絞り出しクッキー(6/25, 6/28)

柔らかめの生地を絞り袋に入れ、好みのデザインに絞り出しました。

3年生食品化学 セミミクロケルダール法(食品工業科)

3年生の科目「食品化学」では、5月末から3週にわたってセミミクロケルダール法という実験を行っています。

食品工業科では、食品製造だけでなく食品成分を分析する実験も数多く行っています。

 

今回の実験は、食品中のタンパク質量を分析する実験で、3年間で学ぶ実験操作の中でも高度な実験の一つです。

難しい実験操作にも、班内で協力して安全に実験を行うことができています。さすが3年生!!

ようやく実験も終盤です。無事に食品中のタンパク質量を分析することができるでしょうか?

(今回は、生徒の希望でハトムギ・ブロッコリー・鶏むね肉・スライスチーズ・プロテイン(粉末)のタンパク質量を分析しています。)

①試料の分解

食品試料の分解

 

 ②水蒸気蒸留・・・複雑な蒸留装置でしょう?

複雑な装置を使って蒸留

③滴定(ピンク色が灰色になるまで、、、)

滴定しています

緑色に代わると失敗!慎重に、慎重に、、、

失敗しないように慎重に・・・

 

今日の課題研究(食品工業科)

3年生の課題研究の授業では、各々が設定したテーマに基づいて研究計画を立て、調査・実験実習・振り返りを繰り返していきます。今日の授業でも、たくさんの生徒が真剣な表情で実習に取り組んでいました。今後、どのように研究が進展していくのか・・・楽しみにしています!

モッツァレラチーズを作りました!(食品工業科)

 畜産物の加工について学んでいる、3年食品工業科の生徒たち。今回は「モッツァレラチーズ」の製造に挑戦です。

 

製造工程の中で、重要なポイントのひとつが温度管理です。時間を見ながら火力を微調整し、一定の温度に達したら・・・

 

水に溶かした凝乳酵素を加えます。この酵素はチーズの製造に不可欠で、1gで30~50Lの牛乳を凝固させる力があります。

 

しばらくすると固まるので、さいの目状に切断します。すると、固形物と液体に分離してきます。

 

水を切った固形物をお玉にのせ、熱湯につける→折りたたむようにこねる→再び熱湯につける…を数回繰り返すと・・・

 

はじめはボソボソした状態だった固形物が、次第にまとまり、伸びるようになってきました。

 

きれいに丸めたら完成です。今回、1Lの牛乳から、やや小ぶりのミカン程度の大きさのモッツァレラチーズが2個できました。完成した量が想像以上に少なかったことに驚きの声もあり、食品加工の奥深さを改めて実感できたようです。

実習製品、卒業生にも人気です(食品工業科)

 令和元年度の農業土木科卒業生が、実習製品購入のために食科棟を訪ねてきました。本人が大好きなだけでなく、職場でも大人気のようです。一人では抱えきれないくらいの数だったので、食品工業科の3年生が運ぶのを手伝ってくれました。

 卒業生のみなさん、お土産が必要なときや熊農食科の味が恋しくなったときは、ぜひ食品工業科にお越しください!

 

クッキー製造実習(食品工業科)

1年生で食品工業科に入学して最初の食品製造実習が行われました。

まずはクッキー。

クッキーも製造方法の違いでたくさんの種類があります。

今回は絞り出しクッキーとアイスボックスクッキーにチャレンジ!!

形はそれぞれ好きな形にということで、ペアの人と相談しながら決めていました。

クッキーを試食して、焼きたてと冷却後での食感や香・味などの違いを感じていました。

おいしくて試食が止まらない人もいましたが・・・お昼ご飯は食べれたかな?

ラッキスの製造実習(販売用)を行いました!(食品工業科)

前回の実習でラッキスの製造原理を学んだ食品工業科3年生。今回の製造実習では、販売用の製品づくりに取り組みました。

 

 

どの生徒も、自分が担当する工程に真剣に取り組んでいました。頼もしい3年生!これからも、一人一人が常に向上心をもって実習に臨んでくれることを期待しています。ラッキスの販売開始はもうしばらくお待ちください…。

現場実習 がんばってます!(食品工業科)

現在、2年生が県内各所の食品関連企業24社ご協力のもと、現場実習に取り組んでいます。普段の授業や実習では学ぶことのできない貴重な経験を積んでいます。食品に携わる就業経験の中で、専門的知識や技術の向上だけでなく、一番の目的とする「就業観」をしっかりと身に付けてくれることでしょう。がんばれ!!

3学期も頑張っています!(食品工業科)

3年生は最後の実習として創作菓子に取り組みました。自分が作りたいものを、自ら計画し、限られた時間の中で製造します。3年間でずいぶん手際がよくなり、みんな上達しましたよ了解

 

2年生は豆類の加工を学習しています。大豆の豆腐だけでなく、落花生豆腐にも挑戦しました。大半が見るのも食べるのも初めてだったようです。

 

1年生は米粉類を学習中です。この季節といえば、いちご大福ですね! 熱々の求肥に悪戦苦闘しました…困る みたらし団子も上手に出来ました花丸

実習風景(食品工業科)

2年生では、現在『イモ類の加工』について学習中です。(上:こんにゃくの製造   下:いきなり団子)

こんにゃくは、ノーマル(ひじき)の他に、青のりやゆかりを混ぜ込んだ変わり種も製造しました。

いきなり団子は郷土料理の代表格ですよね! 今回は西原村産の美味しいサツマイモを使用しました。

まだまだイモ類の加工が続きます。次は何ができるかな?

九州農業・水産高校収穫祭2019(食品工業科)

九州農業・水産高校収穫祭2019が10月13日(日)福岡市中央区天神にあるソラリアプラザで行われました。

各県の農業・水産系高校で「食」を学ぶ生徒たちが作った、実習製品の販売会に参加しました。

出品校は58校に上り熊本県からは8校の実習製品を販売してきました。

本校からはリンゴジャムを販売。また、鹿本農業・菊池農業・翔陽・阿蘇中央・矢部・八代農業・芦北の各校自慢の逸品を本校生が代表して販売しました。

販売会は福岡の中心街で行われたため、都市部で好まれる商品と地元で好まれる商品の違いがあり、一瞬で完売する商品となかなか売れない商品など差がありました。お客様との会話を通して容器のサイズや価格など都市部で好まれる商品にするアイディアひらめきを頂くことができました。

販売会が終了して、夜は参加校と交流会グループがありとても楽しいひと時でした。

次の日は、乗用芝刈り機などを製造販売するオーレックが福岡天神に、10月31日オープンのカフェを先行公開してくださいました。また、カフェで提供する無農薬米で作ったお米ラテNEWを試飲させてくださいました。

その後は、南九州大学の学生さんが農業高校時代を振り返り、現在のキャンパスライフや学んでいることなど進路選択についての話がありました。

最後には毎日新聞社の方が進路などで役立つ文章の書き方を教わり、充実した2日間でしたキラキラ

酵母固定化の実験(食品工業科)

 3年生の微生物利用で実験を行いました。

 今回は酵母の固定化に関する実験!各班で協力し酵母を混ぜたアルギン酸ナトリウムを上手に滴下して、塩化カルシウムと反応させて酵母を固定化しました。

 ペットボトルで作成した簡易バイオリアクターに固定化酵母を入れ、上から様々なジュースを滴下。

 固定化酵母に触れたジュースが下から出てきたときにはどういう反応が起きているのか?楽しみです。

1週間後にバイオリアクター通過後のジュースを糖度計測したところ、固定化した酵母の作用により糖が減っていました。酵母が糖からアルコールを生成したため、香りもアルコール臭があり、バイオリアクター通過後には変化がみられました。また、糖度の変化からアルコール生成量を計算で求めることができました。

かびの培養実験(食品工業科)

2年生の微生物利用の実験でかびの培養実験を行いました。

かびをスライドガラス上で生育させてから顕微鏡で観察するスライド培養を行いました。

1週間培養して、観察をおこないました。

各班で話し合いながら、顕微鏡の名称を書き貼り付けました。

先生からの顕微鏡取り扱い方法の説明のあと、光学顕微鏡でかびの観察を行いました。

和菓子講習会を行いました(食品工業科)

 地元川尻町では、6軒の和菓子店が「開懐世利(かわせり)六菓匠」というグループを結成し、和菓子の普及活動をされています。そこで、食品工業科でも和菓子に触れ、地域理解と伝統産業の継承を図ろうと、毎年3年生が和菓子作りに挑戦しています。当日は本校卒業生でもある『菓舗梅園』より片岡 翔之助様を講師にお迎えし、和菓子ならではの技術と、日本の美しい四季を表現した作品を披露していただきました。しかし、いざ自分たちが挑戦してみると、そう簡単にはできません。まさしく悪戦苦闘…。それでも楽しく貴重な講習会となりました。

果実加工に取り組んでいます(食品工業科)

 今、2年生は果実加工を学習しています。旬の梨を贅沢に使った“万能タレ”では、すりおろした玉ねぎや生姜、にんにくに、醤油やみりんなど数種類の調味料を加えて煮詰めます。出来上がるころには食欲をそそるいい香り笑う 万能タレのあとは、リンゴを使った“焼肉のタレ”にも挑戦しました! こちらは豆板醤やゴマ油を加え、大人の味に仕上げました。

 

パウンドケーキ製造実習(食品工業科)

 2学期スタートと同時に、南園祭に向けた実習が始まりました!! 1年生は製菓製パンを担当します。そのため、2学期最初の実習は『パウンドケーキ』を製造しました(本番に向けた予備実習です…)。夏休み後の成長が見られ、みんな失敗なく出来上がりましたピース

夏休みの実習風景(食品工業科)

長期休暇中には、日ごろの2時間実習では時間が足りず、なかなか実施できない貴重な実習が行われます。

製パン実習です! 食パンが焼き上がるころにはいい香りでいっぱい! 1人1.5斤を持ち帰ります。

そして、発酵を待つ間にもうひとつ・・・。

頑張って踏み踏み・・・。そう、うどんの実習です。こちらは生地を一晩ねかせて、翌日のお昼においしくいただきました。