食品工業科 NEWS
西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)
県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。
今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。
西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。
火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロふわふわのオムレツでおいしかったです
西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクでとにかく美味しい!
今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。
生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。
トマトケチャップ(食品工業科2年)
食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜の加工について学習しています。
今回は、本校農業科で栽培しているトマトを使用して『トマトケチャップ』の製造を行いました。使用したトマトは天候の関係で、割れてしまったり傷が入ったりして製品として販売できないものをいただきましたが、食するのには十分フレッシュなトマトでした。
損傷部を取り除き、沸騰した湯にトマトを入れて湯むきします。
へた部分を除去して8等分程度に切ってミキサーにかけます。
ザルで裏ごしして種や繊維を取り除きます。
裏ごししたトマト果汁を鍋に入れて加熱します。灰汁を取りながら糖度14度になるまで濃縮します。
その後、半量の砂糖、香辛料(シナモン、白こしょう、オニオン、クローブ、セージ、オールスパイス)を加えさらに加熱し、糖度27~30度まで濃縮します。
仕上げに残りの砂糖、食塩、食酢を加えて全体が混ざったら火を止めて完成です。
今回はビンに詰めて各自持ち帰ります。パスタやピザに使えますよ。
マドレーヌ(食品工業科1年)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。
卵と砂糖を混合します。スポンジケーキとは違って、卵を泡立てないのがマドレーヌです。ベーキングパウダーを入れてふるった薄力粉をさっくり混ぜます。
溶かしバターを加えてやさしく混ぜ合わせ、レモンエッセンスを加えたらマドレーヌ型に紙を敷いて生地を流し入れます。
180℃のオーブンで20分程度焼いたらできあがりです。
マドレーヌ専用の袋に入れて完成です
みんな上手にできましたよ
生徒実習製品販売中(食品工業科)
生徒実習製品の販売の準備ができました。
いちごジャム300円、マーマレード300円、りんごジャム300円、ラッキス(酸乳飲料)350円です。
いちごジャムとりんごジャムは果肉がゴロゴロ残っているタイプです。
マーマレードは甘夏みかんを使用しています。
ラッキス(酸乳飲料)は5倍程度の水などで薄める濃縮タイプです。
どうぞよろしくお願いいたします。
アイスボックスクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。
クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。
今回は生地を棒状に整形後、冷やして7㎜の厚さに切って焼く「アイスボックスクッキー」の製造実習です。
やわらかくしたバターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。
篩った薄力粉を加えたら、切るようにさっくり混ぜることが「サクサククッキー」になるコツです。
グラニュー糖をまぶして均等に切り、天板に並べます。
おいしく焼けましたよ!
酸乳飲料「ラッキス」(食品工業科)
食品工業科3年生の「食品製造」では『乳加工』について学習しています。
本校生徒にも大人気「酸乳飲料 ラッキス」5倍程度に薄めて飲む濃縮タイプを製造実習を行いました。
【2人一班による手作りでの学習の様子】
【販売用製造の様子】
1本1本正確に充填(ビン詰め)します。
フタをしたら殺菌、冷却、拭き上げ、検品、ラベル貼りを行います。
出来上がった製品は細菌検査に出して安全を確認できました。
ご購入については後日、お知らせいたします。
安心安全!食品製造(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業で、最初に学ぶのは『食品衛生』についてです。
初めての実習ということで本日は以下の5項目をメインに行いました。
①実習服の確実な着用(帽子から髪の毛1本も出しません)
②実習室への入室(粘着テープでほこりを取り、エアシャワーへ)
③手の洗浄(掌のしわの間や指1本1本、手首までを2回)
④器具や実習台の洗浄(洗剤でしっかり)
⑤床の洗浄(ブラッシング、水切り、タオルやモップで拭き取り)
全員が協力して声を掛け合いながら行うことで、自分は次に何をすべきかを考えるようになります。
これから始まる製造実習が、よりスムーズに行えるようにみんなで頑張りましょう!
ジャム製造(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」で『野菜果実の加工』について学習しています。
2年生はこれまで、リンゴジャム、イチゴジャム、甘夏マーマレードの製造実習を行いました。イチゴは本校農業科で栽培されたものを使用しています。
本日は検品やラベル貼りを行いました。
できた製品は現在、細菌検査に出しています。安全を確認してからの販売となりますので、ご購入についてはしばらくお待ちください。
食品工業科2年(食品化学実験『ヨウ素でんぷん反応』)
食品工業科2年生「食品化学」の授業で『炭水化物』について学習しています。
本日は炭水化物の定性実験の『ヨウ素でんぷん反応』を行いました。
ヨウ素デンプン反応がどのようなものか、デンプンはどのような要因で分解されるのかを知るための実験です。
1%デンプン溶液と3M(モル)硫酸を入れた試験管を5本と1%デンプン溶液のみの試験管を1本準備し、沸騰した鍋に入れて加熱します。
2分おきに1本ずつ鍋から取り出し、ヨウ素液を加えます。
加熱時間でどのような反応があるか、3M硫酸を入れていない溶液はどのような反応があるのかを確認します。
分解されていないデンプンは濃い青色となります。
分解が進むにつれて赤系→黄色系→無色透明となります。
すべての班で確実な反応を確認することができたようです。
3年食品工業科 クリスマスケーキを製造しました☆
食品工業科では、毎年12月に自分でスポンジケーキから製造し、思い思いのデコレーションをしてクリスマスケーキを製造しています。
3年生は今回(3回目で)、高校生活最後のクリスマスケーキ製造になります。
「食品製造」の授業で、クリスマスケーキを製造しました。
12月13日(月)スポンジケーキ作り
これまでに学んだスポンジケーキが膨らむ原理をしっかりと考えながら、それぞれどんどん進めていきます。
前半の混ぜが足りなかったり、後半無駄に混ぜてしまうとうまく膨らみません・・・
さて、うまく膨らむでしょうか?
しっかり膨らんできていますね♬
次はデコレーションが楽しみです。
12月15日(水)デコレーション
事前に思い思いのデザイン案を考えていて、それに沿ってデコレーションを進めていきます。
さすが3年生!!3年目ともなれば、手際もよく、デザインもいろんなアイデアを取り入れて個性豊かなクリスマスケーキが完成しました♬パティシエを目指している生徒もいますので、売り物のように上手にできている生徒もいました。
各自ワンホール持ち帰り、それぞれの家庭で一足早くクリスマス気分を味わったことと思います☆
どれも素敵なデコレーションになりました!
食品工業科 開放講座☆
2021.10.2(土)
食品工業科の開放講座を実施しました。
今年の実施内容は、「生キャラメルつくり」でした。
参加者は、毎年参加してくださっている方、初めて参加された方、子供たち~ご夫婦での参加など合計9名の方に参加していただきました。
製造工程は単純ですが、温度の見極めや拡販のタイミングなど、すべてがうまくいかないと、ととろけるくちどけが特徴である生キャラメルはできません。
その見極めのコツなどを一緒に製造しながらお伝えすることができました。
自分で作ったからこそできる、ぜいたくなスティック状のキャラメルを頬張るお子様!
上手にできたようですね(^^)
皆さんの笑顔がたくさん見られ、熊農(食品工業科)についてもお伝えすることができ、楽しいひと時になりました♬
ぜひまた、家庭でもいろいろとアレンジをして作ってみてください。
1年生の実習紹介~食品製造・マドレーヌ&パウンドケーキ~(食品工業科)
今回は、1学期の期末考査以降に実施した実習を紹介します。
◇マドレーヌ(7/9, 7/12)
卵の「起泡性」を活かして製造します。卵を十分に泡立て、その後の工程を手際よく進めることができれば、生地がしっかりと膨らんだふわふわの仕上がりになります!
◇パウンドケーキ(7/16, 7/19)
今回は、マーガリン→砂糖→卵→小麦粉の順で材料を混ぜましたが、別の製造方法もあります。焼き上がり後、熱いうちにブランデーやラム酒などの洋酒を染み込ませることで、好みの風味に仕上がります!
1年生の実習紹介 ~食品製造・クッキー編~(食品工業科)
食品工業科1年・食品製造の授業における本格的な実習が始まって、約1ヵ月が経ちました。今回は、生徒たちが様々なクッキーの製造に挑戦したこの1ヵ月を振り返ります。
◇アイスボックスクッキー(5/31, 6/4, 6/7, 6/11)
棒状に成形した生地を冷やして固め、その後切り分けて焼き上げます。マーブル・渦巻き・市松模様など、ひとりひとりが工夫を凝らしたデザインを考えてくれました!
◇型抜きクッキー(6/14, 6/21)
こま板とめん棒を使って生地を均一の厚さに伸ばし、型抜きして焼き上げます。
◇絞り出しクッキー(6/25, 6/28)
柔らかめの生地を絞り袋に入れ、好みのデザインに絞り出しました。
3年生食品化学 セミミクロケルダール法(食品工業科)
3年生の科目「食品化学」では、5月末から3週にわたってセミミクロケルダール法という実験を行っています。
食品工業科では、食品製造だけでなく食品成分を分析する実験も数多く行っています。
今回の実験は、食品中のタンパク質量を分析する実験で、3年間で学ぶ実験操作の中でも高度な実験の一つです。
難しい実験操作にも、班内で協力して安全に実験を行うことができています。さすが3年生!!
ようやく実験も終盤です。無事に食品中のタンパク質量を分析することができるでしょうか?
(今回は、生徒の希望でハトムギ・ブロッコリー・鶏むね肉・スライスチーズ・プロテイン(粉末)のタンパク質量を分析しています。)
①試料の分解
②水蒸気蒸留・・・複雑な蒸留装置でしょう?
③滴定(ピンク色が灰色になるまで、、、)
緑色に代わると失敗!慎重に、慎重に、、、
今日の課題研究(食品工業科)
3年生の課題研究の授業では、各々が設定したテーマに基づいて研究計画を立て、調査・実験実習・振り返りを繰り返していきます。今日の授業でも、たくさんの生徒が真剣な表情で実習に取り組んでいました。今後、どのように研究が進展していくのか・・・楽しみにしています!
モッツァレラチーズを作りました!(食品工業科)
畜産物の加工について学んでいる、3年食品工業科の生徒たち。今回は「モッツァレラチーズ」の製造に挑戦です。
製造工程の中で、重要なポイントのひとつが温度管理です。時間を見ながら火力を微調整し、一定の温度に達したら・・・
水に溶かした凝乳酵素を加えます。この酵素はチーズの製造に不可欠で、1gで30~50Lの牛乳を凝固させる力があります。
しばらくすると固まるので、さいの目状に切断します。すると、固形物と液体に分離してきます。
水を切った固形物をお玉にのせ、熱湯につける→折りたたむようにこねる→再び熱湯につける…を数回繰り返すと・・・
はじめはボソボソした状態だった固形物が、次第にまとまり、伸びるようになってきました。
きれいに丸めたら完成です。今回、1Lの牛乳から、やや小ぶりのミカン程度の大きさのモッツァレラチーズが2個できました。完成した量が想像以上に少なかったことに驚きの声もあり、食品加工の奥深さを改めて実感できたようです。
実習製品、卒業生にも人気です(食品工業科)
令和元年度の農業土木科卒業生が、実習製品購入のために食科棟を訪ねてきました。本人が大好きなだけでなく、職場でも大人気のようです。一人では抱えきれないくらいの数だったので、食品工業科の3年生が運ぶのを手伝ってくれました。
卒業生のみなさん、お土産が必要なときや熊農食科の味が恋しくなったときは、ぜひ食品工業科にお越しください!
クッキー製造実習(食品工業科)
1年生で食品工業科に入学して最初の食品製造実習が行われました。
まずはクッキー。
クッキーも製造方法の違いでたくさんの種類があります。
今回は絞り出しクッキーとアイスボックスクッキーにチャレンジ!!
形はそれぞれ好きな形にということで、ペアの人と相談しながら決めていました。
クッキーを試食して、焼きたてと冷却後での食感や香・味などの違いを感じていました。
おいしくて試食が止まらない人もいましたが・・・お昼ご飯は食べれたかな?
検品&ラベル貼りを経て‥‥‥販売の準備が整いました!(食品工業科)
食品工業科3年生の食品製造の授業で、ラッキスの検品とラベル貼りを行いました。今回の実習を経て、ようやく製品として皆様にお届けする準備が整ったことになります。初物のラッキス、ぜひご賞味ください!
ラッキスの製造実習(販売用)を行いました!(食品工業科)
前回の実習でラッキスの製造原理を学んだ食品工業科3年生。今回の製造実習では、販売用の製品づくりに取り組みました。
どの生徒も、自分が担当する工程に真剣に取り組んでいました。頼もしい3年生!これからも、一人一人が常に向上心をもって実習に臨んでくれることを期待しています。ラッキスの販売開始はもうしばらくお待ちください…。
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