電気科ブログ

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電気科2年実習

直流電動機の始動と速度制御
 9月4日(月)電気科2年生の実習風景を紹介します。
 本日が、二学期最初の実習で欠席や忘れ物が心配されましたが、さすが2年生にもなると全員出席で忘れ物をした生徒もおらず、気持ちよく実習に入ることができました。
 今回は、1班(10名)の「直流電動機の始動と速度制御」を紹介します。


一通り内容を説明した後、二班(5名)に分かれ、実習を行います。


実習装置の結線は、5人が協力して確認しながら慎重にしていきます。


結線した後は班長が、ねじ等の緩みがないか、回路図の通りになっているかをチェックします。


先生の最終チェックが済んだら、実験(操作)・計測(読み)・記録に分かれ、自分の役割をこなします。


実験が終わると、解体作業に入ります。


次の班が気持ちよく実習できるように、後片付けをします。


後片付けが終わると各班に分かれ、データの記録やレポートの整理を行います。

電気科・資格取得した生徒達

電気科の資格取得した生徒達 
 電気科では、仕事をする上で必要な国家資格を多く取得することができます。国家資格を持っていないとできない仕事もあるため、卒業後に即戦力として活躍することができます。やる気さえあれば、いろんな資格が取得できます。本校電気科には、国家資格取得者が多数います。

〇第二種電気工事士

一般家庭などの低圧屋内配線の工事をするための国家資格です。

〇第一種電気工事士

学校や病院などの高圧屋内配線の工事をするための国家資格です。

〇技能検定

電子機器組み立て・電気機器組み立て・電気製図の技能士です。

〇工事担任者 DD3種

デジタルデータ回線の工事・監督をするための国家資格です。

〇工事担任者 AI3種

電話線などのアナログ回線の工事・監督をするための国家資格です。

〇陸上特殊無線技士

無線通信を行うために必要な国家資格です。

〇海上特殊無線技士

船舶のレーダーを操作するための国家資格です。

〇計算技術検定3級(全員合格!)

国家資格ではありませんが、「関数電卓」を使って数学の問題、四則・関数・実務を解く検定試験です。

電気科・先輩による進路講話

電気科・先輩による進路講話
 7月11日(火)2限目に、キャリア教育の一環として、生徒が先輩社員の講演を通じて、働くことの意義や学生のうちにやるべきことなどを考える機会の一つとする目的で、平成25年度に本校の電気科を卒業した横谷直樹君(人吉二中出身)が電気科1~3年生を対象に、進路講話をしてくれました。
 横谷君は、平成26年4月に㈱ジェイペックに入社し、現在は、兵庫県高砂火力発電所(発電グループ)に勤務し、主にタービンや発電機のメンテナンスを行っておられるそうです。
 講話では、パソコンを使って1年生でも分かるように詳しく丁寧に説明していただきました。会社の概要や仕事内容、休日の過ごし方や、就職試験に向けてのアドバイスなど、今回の進路講話を通して、生徒はいい勉強になったと思います。最後は、発電関係に進みたいと思っている生徒を集め、いろんな事を教えていただきました。


高校生になると、支持されなくても履物はきちんと揃えます。常識が身についています。


パソコンを使って、分かりやすくプレゼンをする横谷君


真剣に聞く、生徒達。3年生にとって就職前に、今回学んだ事は、大きかったと思います。


「仕事でのやりがいを教えてください」などの、多数の質問が出て、一つ一つ丁寧に答えていただきました。


謝辞を述べる電気科3年原先君(山江中出身)


講話後も、発電関係に進路を考えている生徒を集め、話をしてくれる横谷君

電気科・ものづくりコンテスト九州大会

第16回高校生ものづくりコンテスト九州大会(鹿児島県)
 7月9日(日)に鹿児島工業高校において、第16回高校生ものづくりコンテスト九州大会・電気工事部門が実施されました。昨年に続き、熊本県代表として電気科3年園田万帆さん(人吉一中出身)が出場しました。
 結果は昨年同様 優良賞(3位)でした。
優勝したのは、福岡県立八女工業高校、2位は佐賀県立佐賀工業高校でした。
 園田さんは、「今年が最後のチャンスという重圧もあって、緊張の余り、手の震えが止まりませんでした。最高の作品を作ることができず、とても残念です。指導していただいた先生、応援していただいた方々に、感謝の気持ちで一杯です。来年の後輩に、期待します」とコメントをいただきました。
 園田さんの気持ちを、後輩が引き継ぐことを期待します。

【7月8日(土)コンテストの前日】

開会式は前日にありました。


くじを引き、作業場所は4番ということで、会場の中央での作業です。


まずは、作業台に傷が無いかのチェック


次に、明日使用する材料のチェック


材料のチェックが終わったら、使用する工具の点検が行われました。

【8月9日(日)コンテスト当日】 

さぁ、作業開始です。作業する場所が4番の中央でしたので、審査員前での作業となりました。


まずは、墨付けからです。


順調に作業は進み、これからが、金属管の加工です。


生憎の雨で湿度も高く、蒸し暑さとの戦いでした。


女の子は園田さんだけでしたので、審査員の方も興味深く観察されていました。


最後は、掃除をして作業の終了


終了時間の1分前に、全作業が終了しました。


これが、園田さんの作品です。


優良賞(3位)の表彰を受ける園田さん


今回の表彰者一覧

電気科1年・工業技術基礎

電気科1年・工業技術基礎(実習)風景
 本日(7/3)は、先週に引き続き、電気科1年の4班による「分流器の実験」「直流抵抗器(倍率器)の実験」の実習風景を報告します。この分流器と倍率器は、電気基礎という教科で習います。工業技術基礎は、その習ったこと(公式)が実際に成り立つのかを測定により確認するのが目的です。また、班ごとに実習をしますので、協力し合う協調性、準備から後片付けまで、常に安全を確認しながら、実習を行います。実習では、生徒が話し合いで役割(分担)を決めます。結線をする者、測定をする者、記録をする者、計算をする者、まとめる者、それぞれが早く実習が終わるように協力し合います。早く終われば、それだけレポートをまとめる時間が増えます。


実習前の、黒板です。きれいに消してあるので、気持ち良く、実習に入れます。


直流電流計2台を使っての、分流器の測定


測定結果を、黒板に記入します。式を書くときは、定規を使い、丁寧に記入します。


直流電圧計2台を使っての、倍率器の測定


結果の検討を電卓を使い計算し、まとめます。


自分がまとめた結果を、みんなの前で発表します。生徒は緊張しながらも一生懸命に説明します。


実習後は、次の班が気持ち良く使えるように、心をこめてきれいに消します。


最初の状態に、整理整頓します。

電気科・先輩による進路講話

電気科・先輩による進路講話
 6月30日(金)の2限目に電気科1~3年生を対象に、キャリア教育の一環として先輩社員の講演を通して、働くことの意義や学生のうちにやるべきことなどを考える機会の一つになればということで、進路講話を実施しました。
 講師は、本校を平成23年度に卒業した吉村純(人吉一中出身)様で、現在、関西電力(株)奈良支店にお勤めで、水力変電部門・南大阪電力所にて変電設備の管理を行っておられます。
 講話の内容としては、「企業が求める人材」・「働くことの意義・「社会人として必要なこと」・「学生のうちにやるべきこと」などを、生の体験や失敗したことなどを踏まえて分かりやすく話していただき、生徒達にとっては、とても充実した講義内容でした。


手前が1年生、左奥が2年生、右奥が3年生のスリッパです。高校生にもなると常識が身についています。


電気科長の仲嶺先生より挨拶及び講師紹介の後、進路講話をしていただきました。


パソコンを使い、後輩の前で熱心にプレゼンをされる吉村君


講話を聞いた生徒からは、活発な質問が出ました。
 ・仕事で辛かったことを教えてください(1年生)
 ・電力会社のメリットとデリメットについて教えてください(2年生)
 ・高校の時の評定を教えてください(2年生)
 ・他の電力会社と比較して、関西電力の強みを教えてください(3年生)
 ・面接のときに注意することや心構えについて教えてください(2年生)
 ・女子が働く上で、不利なことはありますか(3年生)
 ・職場(現場)での、男子と女子の比率を教えてください(3年生)
 ・現場の仕事内容では、女性が不利なことはありますか(3年生)
と、いろんな質問が出ましたが、1つ1つの質問に吉村君は丁寧に答えていただきました。


終了後、電力関係に進みたいと目標を持っている生徒を集め、意見交換会をしていただきました。

電気科1年・工業技術基礎

電気科1年・工業技術基礎(実習)風景

 本日(6/26)の4~6限は、電気科1年生の工業技術基礎がありました。今回は、4班(8名)の「ホイートストンブリッジによる抵抗の測定」を紹介します。
 実習は、2人1組で行います。測定器は、2台しかないので、2班が測定中のときには、残りの2班はレポートを書きます。最後に、ホイートストンブリッジの測定器を使い、一人づつ「未知抵抗」を測定し、合格するまで行います。
 今回は、8人全員が1発合格でした。


2人1組で、測定します。平成11年のホイートストンブリッジを使用して、測定します。


手前の黒の機材は、昭和43年のホイートストンブリッジです。現在も現役で動いています。


2班が実習をしているときは、残り2班は、レポートを書くことで時間を有効に使います。


紙に包まれた未知の抵抗を選び、一人づつホイートストンブリッジを使って、測定のテストを行います。


誰がどの未知抵抗を選ぶか、ジャンケンで決めました。


測定は、一人で行いますので、今回の実習が理解できていないと、再テストになります。


測定後、自分の担当のところに測定結果を、記入します。


記入した後、みんなの前で発表するまでが、テストです。
結構、単位のミスがあるのですが、今回は、8人全員が、1発合格でした。


見る人が見やすいように、丁寧に、記入することも、大切なことです。


次に使う班が気持ちよく使用できるように、心をこめてきれいに消します。


使用する前の状態に復元(整理整頓)するのも、実習の一つです。

電気工事士・実技指導(電気科)

 
第2種電気工事士・実技指導
 本日の実習の時間を利用し、7月22日(土)に実施される第2種電気工事士・実技試験の問題に、電気科39名がチャレンジしました。
 普段は実習台で作業をしますが、今回は自分が使っている机を教室から移動させ、狭いスペースでの作業に生徒は戸惑いながら、作業を行っていました。

さすが2年生。スリッパもきれいに並べています。


左が単線図(設計図)、右が複線図(配線図)


これが、完成する作品になります。生徒は実物を見て、製作に入ります。


先生方7名で、生徒一人一人に、丁寧に指導してくれます。


まずは、電線の被覆を剥ぎ、準備をします。狭いスペースで生徒は、やりにくいみたいです。


いろんな道具を使って、作業を行います。


ペンチの持ち方や、作業する上でのコツなどを先生方が巡回しながら、丁寧に指導してくれます。


これが、生徒が作った作品です。けっこう、うまく作っています。

生徒同士でお互いに教えあいながら、製作します。

先生に確認をして合格したら、解体作業に入ります。

解体したら、被服をすべて剥ぎます。

被覆を剥いだら、銅線は銅線にまとめて、ゴミの分別をします。

ものづくりコンテスト(電気科)

第14回熊本県高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門)
 6月18日(日)に玉名工業高校で第14回熊本県ものづくりコンテストが行われ、電気科3年園田万帆さん(人吉一中出身)が昨年に続きし優勝することができ、見事2連覇を達成しました。熊本県の電気工事部門では、女子の2連覇は初の快挙です。
 園田さんは、7月8日(土)~9日(日)に鹿児島工業高校で行われる九州大会へ出場します。昨年は3位でしたので、それ以上の成績を残せるよう頑張ってください。

開会式の様子


 最初に部品の加工をする園田さん


次に墨付け作業です


金属管曲げ


金属管曲げの微調整


配線接続に入る園田さん


完成し、最終の手直しをする園田さん


制限時間(2時間10分)ぎりぎりまで作業を行いました


完成した作品の前での記念写真


結線のチェック


優勝の賞状と盾


受賞した全員での記念写真
 
 旋盤作業部門(金賞)、電気工事部門(金賞)、木材加工部門(金賞)、測量部門(銀賞)、家具工芸部門(銀賞・銅賞)と昨年に続き、ものづくりコンテストに出場した全員が3位入賞の快挙を達成しました。

電気科2年生 オシロスコープ

 電気科2年生実習「オシロスコープによる波形測定」の様子を紹介します。

 「見えない電気を見る」
 オシロスコープという機器を使うと見えない電気の波形を見ることができます。
 今回の実験では、一般家庭の100vと同じような「交流波形」をオシロスコープで見ながら測定します。みんな興味を持って取り組んでいました!


電気科1年 抵抗の直並列回路

 電気科1年生の工業技術基礎(実習)の様子を紹介します。
 
 「抵抗の直並列回路の実験」
 回路に流れる電流や電圧を測定して、計算値との比較を行います。
 実験はみんなで協力しながら進めていきます!
 

 実験を通して電気基礎の授業の内容をより深く理解することができます!

電気科3年 課題研究(糸つむぎ機製作班)

 今回は、電気科3年生の課題研究で取り組んでいる「電動綿繰り機製作と糸つむぎ機製作」の様子を紹介します。
 
 この研究は、あさぎり町の「和綿の里づくり会」と協力して取り組んでおり、これまで電動綿繰り機の製作を行ってきました。今年からはその後の工程である「糸つむぎ機」の製作にも挑戦しています!

 「試行錯誤」
 糸がつむがれる原理を知るために、まず「スピンドル」を製作して実験しています。


 みんな真剣に考えながら取り組んでいます。今回、気づいた事を製作に活かして、糸つむぎ機を完成させたいです!

電気科 ものづくりコンテスト・電気工事部門のデモストレーション

電気科 ものづくりコンテスト・電気工事部門のデモストレーション

 6月8日(木)に4~6限目に、6月18日(日)に玉名工業高校で行われる、熊本県ものづくりコンテストの電気工事部門に3年連続で出場する電気科3年園田万帆(人吉一中出身)さんによるデモストレーションが電気科の1・2・3年生が見守る中、実施されました。
 園田さんは、昨年県大会で優勝し、九州大会(鹿児島県)では3位という成績でしたが、今年は昨年以上の成績を目標に頑張っています。本人は、「本番ではちょっとしたミスが成績に大きく響くので、制限時間の2時間10分は集中し、全力で頑張ります」と話していました。


電気科長の仲嶺先生による挨拶および説明


墨付けの後、ケーブル工事に入る園田さん


金属管の加工を行う園田さん


クラスの声援を受け、決意を新たにする園田さん

電気科 朝の様子

 電気科では、今週末に国家資格である「DD3種、AI3種、AI1種」の試験に向けて朝から勉強会を行っています。また、6月4日に控えた「第2種電気工事士筆記試験」受験者(2・3年生)も朝から頑張っています!

 「学習の様子」
 電気科3年生 「DD3種・AI3種」 受験者


 難易度の高い「AI1種」 受験者


 「第2種電気工事」受験者の3年生


 「第2種電気工事」受験者の2年生


 高校総体等が控えているこの時期に勉強と部活動の両立は大変だと思いますが、
生徒たちは朝から頑張っています!



電気科3年実習

交流高電圧装置による放電電圧の測定
 5月23日(火)の4~6限目に電気科3年による電気実習があり、今回は3班の「交流高電圧装置による放電電圧の測定」を紹介します。
 実験では、最初、ガラス(絶縁体)を挟んで交流高電圧をかけ、コロナ放電を観察しました。電圧48000[V]をかけコロナ放電を観察した後、標準球ギャップ装置を使い、ギャップの長さを10~20[mm]とし、それぞれ放電電圧を測定しました。
 ギャップの長さが20[mm]では、39000[V]で放電し、10[mm]では、21000[V]で放電しました。
 生徒達は、放電するたびに歓声をあげ、有意義な実習でした。
 


ガラスを挟んでのコロナ放電の観察

                        
                           球ギャップの放電電圧測定


測定する生徒と記録する生徒、班の生徒が協力し合いながら、実験を進めます。


接地棒を球電極端子や接続機器等に接触させ、確実に接地し放電させます。


安全対策として、ゴム手袋を使用し、ギャップの長さを調整します。

電気科 2年生 「電気工事士」

 「第2種電気工事士」 
 電気科2年生では6月4日の筆記試験に向けて勉強を頑張っています!
 今は、過去問を中心に取り組んでおり、合格点に達してきた生徒もでてきました。
 部活動も高校総体前で大変な時期ですが、クラス全員で一所懸命に取り組んでいます!

 「授業の様子」
 

初めての工業教育

「工業技術基礎」

4月24日の4限から6限に工業技術基礎の授業が行われました。
1年生として初めての教科であり、いろいろな工具、機器に初めて触れた授業でした。

1班:オームの法則の実験


2班:電気工事1


3班:パソコン実習1(ワープロ)


4班:抵抗器の取り扱い

電気科 朝課外(3年生)

 「資格取得のための朝課外」

 今、電気科の3年生の中で、希望者は資格取得のために朝から学習に取り組んでいます。

 取得を目指している資格は、国家資格の「AI(アナログインターフェース)3種」、「DD(デジタルデータ)3種」、難易度の高い「AI1種」、「第2種電気工事士」で、それぞれ受験する資格の勉強を頑張っています!
 みんなが挑戦するのは全て国家資格で、持っていないとその作業ができない重要な資格です!

 「学習の様子」






 朝から集中して取り組んでいます。合格目指して頑張ってください!

電気科3年生 パソコン実習

 「パソコン実習」

 電気科3年生の実習の1つである「パソコン実習」を紹介します。
 電気科3年生では、PowerPoit(パワーポイント)を用いたプレゼンテーション資料作成の実習を行っています。資料作成の内容は「スマートフォンについて」です。

 「実習の様子」
  PowerPoit2013の機能を学習しながら、資料を作成しています。



 次回の実習では表・グラフ・写真等を入れて、完成度を高めていきます。

電気科2年生 電気工事士

 「第二種電気工事士」
 現在、電気科2年生は国家資格である第二種電気工事士の筆記試験合格に向けて勉強を頑張っています!

 「勉強の様子」
 
今回は計算問題を中心に取り組んでいます。
 グループごとに教え合いながら学習に取り組んでいます!





  全員合格できるように団結して頑張っています!