学校での出来事

７月１８日（金）、１学期の終業式を行いました。

今年度も熱中症予防の観点から、リモートでの終業式となりました。

終業式の前には、表彰式と全国大会出場生徒の推戴式が行われました。

全国大会出場のみなさん、頑張ってください！！

終業式の学校長式辞では、石村校長先生から今年度の教育スローガン“探究する生徒の育成～学びを深める自分だけの「問い」を持つ～”に関して、「問う」という行為の重要性について、お話をいただきました。

国際数学オリンピック（2023日本大会）のロゴに注目し、ロゴに使用されていた「源氏香」を題材に、「源氏香図」の組み合わせが何通りあるかなど、実際に生徒が計算する場面を設定して、解説をしていただきました。

最後に、「源氏香」に登場する組み合わせから、異なるｎ個のものを分割する方法の総数を表す「ベル数」についてもお話をいただきました。

鹿本高校生のみなさん、１学期、よく頑張りました。

みなさんが自分だけの「問い」を持ちながら、新たな提案を次々とできる特別な高校生になることを目指して、この夏休みを過ごしてくれることを心から期待しています！！

　７月１１日（金）午後、３年生による理数探究（YSP）最終成果発表会を行いました。

　当初は体育館での代表者発表を予定していましたが、熱中症対策としてオンライン発表に切り替え、各教室で代表者の発表を聞きました。

１．「耐震性の高いつまようじタワーの作成を目指して」

２．「災害時のストレス緩和のための郷土菓子」

３．「持続的な地域のこども食堂の活動について」（英語発表）

　発表者はオンライン発表にもすぐに対応し、当日は堂々とした発表でした！配信先の各教室から多くの質問が出されるなど、活発な全体発表となりました。

　全体発表後は、各教室で３年生全員がポスター発表を行いました。これまでの成果を生き生きと発表していました。こちらでも活発な質疑が繰り広げられました。

　この最終発表会には毎年、１年生が初めて参加しています。今回の３年生の最終発表を見て、自分たちの２年後の姿をイメージしていたことでしょう。１年生はこれから本格的に本校のＳＳＨ事業に触れていきながら、自分だけの問いを見つけてほしいと思います。

　また、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。今後とも鹿本高校の応援、よろしくお願いいたします。

３年生普通科文系の授業で、「ジグソー法」に挑戦しました。

教材は、評論『ポストモダンと排除社会』。

全体を４つのパートに分け、担当者がその部分を研究し、説明できるようにします。

そののち、それぞれの部分を担当した４人が集まって、自分の担当箇所を他の人に説明するのが「ジグソー法」です。

さすが３年生！班で協力して、内容についての理解を深めていました。

３年２組グローバル探究コース（文系）の授業で、クロスカリキュラムを行いました！

「詩」の特徴について学んだあと、映画『アナと雪の女王』主題歌「ありのままで」の日本語詞のすごさを確認。

自分たちでも英語詩を日本語訳してみようということで、課題曲には『The rose』を選びました。

まずは、英語の緒方先生の歌と音楽の池邊先生のピアノによる『The rose』を鑑賞します。

続いて、班に分かれて日本語歌詞の作成に挑みます。

まずは詩の内容をしっかり把握して、メロディーに合うよう日本語を選んでいきます。　　

完成した班に、自分たちで作った歌詞で実際に歌ってもらいました！

日本語も英語も、よりよい表現を求めて工夫する姿勢を持てるといいですね✨

７月１０日　木曜日。

全学年参加で、教育DX支援員の池鯉鮒さんに情報モラルに関しての講演をしていただきました。

闇バイトやゲーム依存・課金についてなど、生徒の身近に迫る危険について事例を挙げて分かりやすく説明していただき、改めてSNSやスマートフォンの危険性を考えるきっかけになったと思います。

後半は班に分かれて、安全にSNSやインターネットなどを扱っていけるように注意点やルールなどを話し合いました。