校長挨拶
 
 御挨拶
 

 令和8年4月より、本校第22代校長として赴任いたしました、大塚一幸(おおつか かずゆき)と申します。日頃より本校の教育活動に対し、深い御理解と温かい御支援を賜っておりますことに、心より感謝申し上げます。

 本校は本年度、創立130年という大きな節目を迎えました。来る令和9年度には、創立130周年記念式典の開催を予定しております。これまでに巣立った卒業生は42,000人を超え、県内はもとより、国内外のさまざまな分野で活躍されており、その歩みは本校教育の確かさを雄弁に物語っています。

 本校教育の不易の姿勢を示す綱領である「自主自律」「質実剛健」「師弟同行」の三つの言葉は、時代の移り変わりの中にあっても、その精神を失うことなく、脈々と受け継がれてまいりました。

 こうした不易の価値を大切にしつつ、本校では現在、将来の国際的な科学技術系人材の育成を目指した国の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業の指定を受け、地域の大学や研究機関、企業等と連携しながら、探究的な学びの推進に取り組んでいます。この探究的な学びを教育活動の核と位置付け、持続可能な社会の実現をはじめとする地域や社会の課題に主体的に向き合い、新しい時代を切り拓くイノベーター(革新者)やグローカルリーダーの育成を目指してまいります。

 そのため、多様な国際的取組の推進や、全国大会を視野に入れたスポーツの振興などを通して、生徒一人ひとりの個性を伸ばしながら、進学等の多様なニーズに応えるとともに、変化の激しい時代をしなやかに生き抜く力を育む教育を実践してまいります。

 また、教職員一同、生徒一人ひとりの声に真摯に耳を傾け、学力の向上はもとより、人権が尊重される教育環境のもとで、豊かな人間性を育み、安心して学校生活を送ることができる環境づくりに全力で取り組んでまいります。

 今後とも、本校教育活動への一層の御理解と御支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和8年(2026年)4月1日
熊本県立鹿本高等学校長 大塚一幸