◆上天草高校の『いま』◆

2020年2月の記事一覧

がんばらない・楽わざ介護を学ぶ

福祉科の1・2年生は体験の中から介護術を学ぼうと、「上天草高校を会場とする「RX組実技研修」に参加しました。

講師の先生は、
ケアプロデュースRX組 代表 青山 幸広 氏をお招きし、利用者、介護者ともに負担のない介護術について「頑張る介護ではなく、楽しい介護へ」をテーマに講義・実技指導をいただきました。

ケアプロデュースRX組 代表 青山 幸広 氏

全国的に活躍されている青山先生の講習とあって、近隣福祉施設職員の方々も参加しております。

午後の実技からおじゃましましたが、『介護=辛いもの』というイメージを払拭するかのように、『がんばらない・楽わざ介護』を実践した笑いの絶えない講座となりました。

実技では、
床からの立ち上がり①(2対1)
床からの立ち上がり②(1対1)
椅子からの立ち上がり
車いすからベッドへの移乗
などが行なわれました。

どの動きも、支点をしっかりおさえることで、楽に移乗することができます。


青山先生の無駄のない動きを見る度に、参加者からの「おおぉ」という声が広がります。
生徒たちも、最初はなかなか難しくて四苦八苦していましたが、徐々に慣れてきたのかスムーズな動きとなってきました。

「コツ」をつかむと、力を掛けずに一人で椅子から立ち上げることができます。

 

右半身が不自由な方を立ち上げる練習です。

車いすからベッドへの移乗の練習です。


生徒からも笑顔があふれ、今回のテーマである「楽しい介護」を実践できたようです。

3年生新社会人セミナー

3年生の登校日です。
2月は家庭学習期間に入っており、約10日ぶりの登校です。

本日は、3年生新社会人セミナーを実施しました。
実社会に踏み出す直前において、新社会人としての実践的な作法やマナー(電話応対・来客応対・指示の受け方)を身につけさせることが目的です。

雇用環境整備協会より、鬼塚様、村上様2名をお招きして行なわれました。

セミナーにお邪魔すると、生徒同士であいさつの作法や電話の応対について、何度も繰り返し実践していました。


電話応対では、よく聞き取れなかったというシチュエーションを実践されました。その時はどうすれば良いのでしょう。

電話の応対の練習中。大切な用件はしっかり聞いて、メモしましょう。

聞き取れなかったことで、約束の日時やお名前を間違えるなど大きなミスとなることも考えられます。もう一度お話しいただけるよう丁寧にお願いすることが大切です。

学生時代は良かった言葉遣いも、社会では通用しません。
今回のセミナーをきっかけに、大人としての振る舞いを意識するよう頑張りましょう。

上天草プロジェクト~1年次研究成果発表会~

松島総合センター「アロマ」において、地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)研究成果発表会が行なわれました。

1年生が、上天草プロジェクトⅠとして、地域との方々との交流のなかで、地域の課題を発見し、課題解決に向けて主体的に考え、行動する力を身につけようと1年間取り組みました。また、「ひと・もの・資源の宝庫」上天草で未来を切り拓くリーダーの育成をテーマに、持続的な地域の発展を念頭にした起業家教育を大きな柱としたビジネスプランを提案します。
どのようなビジネスプランを考え、上天草の地域活性化に向けて取り組んだのでしょうか。

詳しい内容は【こちら】から!

 

熊本県高等学校城南地区新人駅伝競走大会

2月1日(土)に球磨郡あさぎり町で「熊本県高等学校城南地区新人駅伝競走大会」が行なわれました。

男子5区間21.6km、女子5区間16.8kmで競われる本大会。男子24校(オープン参加3校)女子13校出場し、上天草高校は男女ともに出場しました。

球磨地域の特有の朝霧と厳しい寒さの中で選手たちは激走を繰り広げました。
選手団は長距離走大会で上位入賞した選手を中心にエントリー。
特に女子チームは1年生だけで襷をつなぎました。
男子チームも他の部活動からの応援出場した生徒もおり、緊張感の中で襷をつなぎました。

強豪校では陸上部に所属し、駅伝や長距離を専門に日々練習をしている選手もいます。
上天草高校の生徒は、陸上部ではありませんが、チーム一丸となって、上位入賞を目指して頑張りました。

 


~記録~
男子 10位(1時間17分23秒)
女子  7位(1時間13分09秒)
特に女子は6位入賞まであと一歩!1年生で構成されたメンバーですので次年度の入賞が期待されます。
男子の上位は入賞常連校。そのなかでの10位入賞は立派です!

部活動の枠を越えたチーム構成でしたが、上天草高校の選手も昨年度の記録を超えようと頑張ってくれました。
何かに向かって頑張る姿。応援していてとても感動した大会でした。
選手の皆さんお疲れ様でした。