◆上天草高校の『いま』◆

がんばらない・楽わざ介護を学ぶ

福祉科の1・2年生は体験の中から介護術を学ぼうと、「上天草高校を会場とする「RX組実技研修」に参加しました。

講師の先生は、
ケアプロデュースRX組 代表 青山 幸広 氏をお招きし、利用者、介護者ともに負担のない介護術について「頑張る介護ではなく、楽しい介護へ」をテーマに講義・実技指導をいただきました。

ケアプロデュースRX組 代表 青山 幸広 氏

全国的に活躍されている青山先生の講習とあって、近隣福祉施設職員の方々も参加しております。

午後の実技からおじゃましましたが、『介護=辛いもの』というイメージを払拭するかのように、『がんばらない・楽わざ介護』を実践した笑いの絶えない講座となりました。

実技では、
床からの立ち上がり①(2対1)
床からの立ち上がり②(1対1)
椅子からの立ち上がり
車いすからベッドへの移乗
などが行なわれました。

どの動きも、支点をしっかりおさえることで、楽に移乗することができます。


青山先生の無駄のない動きを見る度に、参加者からの「おおぉ」という声が広がります。
生徒たちも、最初はなかなか難しくて四苦八苦していましたが、徐々に慣れてきたのかスムーズな動きとなってきました。

「コツ」をつかむと、力を掛けずに一人で椅子から立ち上げることができます。

 

右半身が不自由な方を立ち上げる練習です。

車いすからベッドへの移乗の練習です。


生徒からも笑顔があふれ、今回のテーマである「楽しい介護」を実践できたようです。