◆上天草高校の『いま』◆

2021年12月の記事一覧

中南小学校4年生の皆さんとボッチャを体験!

 12月21日火曜日、本校福祉科の1年生がボッチャの先生役として中南小学校へお邪魔して、お楽しみ会のお手伝いをしました。

 本校福祉科の1年生は、初めて小学生にボッチャのルールや楽しみ方を教えます。緊張した面持ちで小学生を迎える生徒たちの声もいつもより小さめでした…

 しかし、小学生の元気なあいさつを聞いて、少しずつ高校生の声も大きくなってきました。

 いざ、ボッチャの説明をはじめると、準備してきた、ルールクイズなどに興味津々に参加してくれる小学生の姿をみて、だんだんと高校生の調子も上がってきました。

 最後は小学生の皆さんが企画してくれたゲーム「貨物列車」に参加して楽しい時間を過ごすとこができました。

 帰るときには最後まで姿が見えなくなるまで、一生懸命に手を振ってくれて1年生もとてもうれしそうでした。

 小学生の皆さんからは、「また高校生とボッチャをしたい!」という言葉も聞かれ、今後の福祉体験学習の活力となりました。

 3学期はもっと楽しんでもらえるように、いろいろと準備をしたいと思います。

 本校福祉科では、地域の小学生や中学生に福祉の魅力を伝えるために「福祉体験学習の出前授業」を実施しております。ご質問・ご要望などありましたら本校福祉科(0964-56-0007)までご連絡ください。

2学期体育大会リバイバル

 雲一つ無い晴天のもと、2学期体育大会リバイバルが行われました。

 いつもはクラスマッチとして行われるのですが、体育大会で「赤団」「青団」に全クラスを二分するチーム編成で、男子は「サッカー」女子は「アルティメット」で競われました。

 ここで、聞き慣れないアルティメットという競技。7人対7人で行うスポーツで、100m×37mのフィールド内でフライングディスクをパスでつなぎ、コートの両サイドにあるエンドゾーンでディスクをキャッチすれば得点が入る。「アメリカンフットボールとバスケットボールを足して2で割ったような」スポーツとして表現されることが多いようです。

 チーム一丸となって、ボールやフライングディスクを追いかける生徒の様子をご覧ください。

【男子:サッカー】

 応援をする生徒たちを魅了するビッグプレーが続出した男子サッカー。生徒の声に混じって、先生方も熱い応援をかけていました。

 

【女子:アルティメット】

 女子のアルティメットでもビッグプレーが連発!エンドゾーンに投げ込まれたフライングディスクをランニングジャンプでキャッチ!見事に得点をあげました。ディスクをキャッチするのもなかなか難しいもので、ディスクを落とすと攻守交代。落とすまいとダイビングキャッチ!ナイスプレーです!

 1日行われた体育大会リバイバル。競技の結果は、男子サッカーは「青団」。女子アルティメットは「赤団」が勝利を収めました。

 いよいよ明日は終業式。2学期の終わりを、生徒と先生たちは楽しく過ごすことができました。

新年のご挨拶の収録

天草ケーブルネットワーク株式会社様が、生徒会長による「新年のご挨拶」の収録に来られました。

新しい年の上天草高校の様子をお伝えするコメントを撮影していただきました。

この収録の様子は、新しい年になって放送されます。放送日等が決まりましたらご報告いたします。

上天草高校を含め、天草地域の生徒が新年のご挨拶をおこなうそうです。天草ケーブルテレビにご加入の方は、ぜひともご覧ください。

米粉講習会

2-4家庭総合の授業にて、くまもと米粉インストラクターの岩下和美先生にお越し頂き、熊本県産米粉を活用した調理について教わりました。

メニューは、米粉の鶏チリ、米粉のシフォンケーキです。

今回使った熊本製粉の新米粉は、一般的な米粉に比べて粒子が小さく、お菓子作りから料理のとろみ付けまで幅広く活用できるとのことでした。

シフォンケーキは、小麦粉ではなく米粉を使うことでグルテンが形成されず、ふわふわとした軽い口当たりに仕上げることができました。

生徒たちはデコレーションも楽しみ、とても美味しそうに試食していました。

美術部 県のコンクールで最優秀賞受賞

 この度、熊本県教育庁主催の令和3年度(2021年度)心のきずなを深めるためのポスターコンクールにおいて、美術部1年の坂口咲綾さんが最優秀賞、浦邉南樹紗さんが優秀賞をそれぞれ受賞しました。

最優秀賞 坂口さんの作品

優秀賞 浦邉さんの作品

 二人とも1年生のため手探りで制作に取り組んでいたのですが、どのようにすれば心が温まるようなポスターになるかそれぞれ構想を練っていました。その結果、今回の受賞に繋がりました。

 美術部ではこれからも「物作りをとおしての人づくり」を目標に毎日活動を行って参りますので、応援よろしくお願いします。

郷土料理教室

12月14日(火)、16日(木)、17日(金)の3日間「郷土料理教室」を実施しました。1年1・2・3組(家庭基礎)、3年4組地域(フードデザイン)の生徒が、”あまづら会”の方々を講師として招き、上天草市や日本の郷土料理を伝授していただきました。

献立:ぶえん寿司、ほうれん草の白和え、かきたま汁

始めて食べる生徒も「美味しい」と言いながら沢山食べ、郷土愛を深める貴重な機会となりました。

講師の方の趣味や学生時代の話等も聞きながら、お互いに交流することができました。

上天草警察署沿岸警備協会よりマスクの贈呈

  上天草警察署沿岸警備協会より、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのマスクの贈呈式がありました。
 協会を代表して天草漁協協同組合の江口代表理事組合長 様より「新型コロナウイルスの感染防止に役立ててください」とうことで、マスク200枚を贈呈していただきました。
 生徒を代表して学校保健委員が大切に使用させていただく謝辞を述べました。

R3 修学旅行団より ~FTWL№13

修学旅行最後の食事は、食彩や五右衛門で和食でした。席に案内された生徒達の顔が冴えないので、その理由を尋ねると「朝、いっぱい食べたから入りそうにない…」「また和食…」とのこと。

確かに、昨日もお腹が膨れ上がるほどの和食でしたし、今朝のビュッフェも和食中心のメニューでした。おかわりしている生徒も多かったですし、もう、見ただけでお腹いっぱいと感じてしまったのでしょう。

食べきれない生徒も出てくるかなー、大量に残さないと良いなー、と思っていたのですが、いざ食事が始まると、

「やばい!美味しい」

「今回の旅行で一番うまい!」

と、結局のところ、完食してしまいました。ご飯おかわり4杯した生徒もいまして、若さを感じました。

「お腹いっぱいですけどまだはいりますよ、茶碗蒸し」

はい、どうぞ召し上がり下さい。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.12

サファリパークに着ました!

サファリバスに乗り換えて、園内を周遊します。

「上手に餌あげられるかな…」と心配していた生徒がいましたが、なんのなんの。バスを見るなり、動物たちのほうから近寄ってきてくれて、というか、がっついてきてくれました。彼らには、私たちはあらゆる意味で「餌」にしか見えていないのでしょう。中には、はよ餌よこせ!とバスに頭突きを加えてくる自己主張の激しい個体も。「きっと、そういう成功体験があるんだろうな。調子乗らせたらいかんな」とはある先生の言葉です。

途中、クマにあげようとした餌をトンビに盗られた生徒が若干名いましたが、皆童心に帰って、動物たちと触れ合い?ました。

 

一通り、動物の生態について説明も受けました。サファリバス運転手の流れるようなトーク力も面白く、1時間あっという間のサファリ体験でした。

 

生徒が、驚いた動物の生態

1 実は凶暴なシマウマ…シマウマは縄張り意識がとても強く、自分たちのテリトリーに入ってきたものは集団で囲って体当たりやバックキックで攻撃してくるとのこと。「隣のクラスに入ったら、囲まれてボコボコにされるイメージ」とは、バスの運転手のお兄さんの説明です。サファリパークでは、年間に数台、うっかりシマウマのテリトリーの草原に停車してしまった車が、数頭で囲まれて…ということがあるそうです。

 2 サイは強い・固い・耳が良い…角で有名なサイは、その重量と角の一撃で、肉食系の動物からも一歩引かれる存在です。それだけでなく、その皮膚は「哺乳類一固い」。ライオンの牙は通らないそうです。また、耳もよく、数百メートル先の音を聞き、外敵に備えることができるそうです。「レーダー完備の装甲車って、自然界じゃチートっすよね。」とは生徒の言。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.11

大分県由布市から、おはようございます!今日は一日30%前後の降水確率、現在のところ雨は降っていません。現地の気温は8度と昨日よりも高めですが、今日はこれ以上暖かくはならず、次第に気温は下がり、夕方ごろには氷点下2度になる予報となっています。

朝からチョコレートファウンテン…★

修学旅行団、生徒53名、職員7名、大きな体調の変化やケガもありません。

修学旅行最終日となりました。午前中は、サファリパークで野生動物の生態を見学し、帰路阿蘇の大観峰を経由して、上天草まで帰る予定です。寒さでサファリパークの動物たちの活動が停止する前に、見学を済ませたいところです。

それでは、行ってまいります!

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.11

ゆふいん山水館に到着しました。

昨日のホテル日航もいいところでしたが、今日宿泊する山水館は「老舗旅館」とあって、広い和室に上質なサービスは、将来接客業を目指す生徒は、是非とも参考にして欲しいところです。

食事は、宴会場での配膳スタイル。本日のメニューはこのお品書きのとおりとなります。刺身に天ぷら、創作和膳にすき焼き鍋に、生徒たちは舌鼓を打っていました。

「食べ過ぎて、お腹ふくらんじゃいましたー」と3組生徒。女子生徒には、ちょっと、量が多かったようです。

さて、この写真は時間前後しての、食事前45分に行われた班長会議の様子です。今回の旅行では、各人に「班長」「保健」「点呼」「号令」「挨拶」など役割が与えられています。

修学旅行を成功させるためには、一人一人がきっちり仕事をこなすことが大切です。班長さんは、各部屋に戻って、班員にしっかり会議の内容を伝えることができるのでしょうか。

楽しかった旅行も、残すところあと一日。最後まで全力で楽しんでいきたいものです。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.10

GEFの後は、木島高原パークで半日遊びました!

あいにく、断続的に小雨が降る天気で、目玉の「木製ジェットコースター ジュピター」をはじめ、いくつかのアトラクションが中止となっていました。しかし、生徒たちは全力でパークを遊び尽くしたようでした。
 

こちらの「L&Sコースター」は、ジェットコースター系で唯一、雨天でも運行可能なアトラクションでした。上下回転、左右回転、そしてあわせて720度ツイストの絶叫マシンで、ある生徒からは「お尻の穴が引き締まる感じでした」と謎の感想もいただきました。上天草高校生の中には、2桁回数搭乗した猛者もいるんだとかいないんだとか。 

 

このアトラクションは一見子ども向けに見えるのですがところがどっこい!カメラで追えないぐらいの高速回転と、予想できない揺れがあわさった恐ろしいマシーンでした。(動画でお伝え出来ないのが残念です)油断した生徒たちから「きゃー」「うわー」といった声を引き出していました。

生まれて初めて絶叫マシンに乗った生徒は「浮遊感が半端ないですね!内臓が引っ張られる感じがたまりません!!」と感動していました。

他にも、雨に多少文句を言いつつも(晴れてたら、もっと楽しかったのは間違いないです)しかし「楽しまなきゃ損!」と稼働している数少ないアトラクションを満喫する生徒たち。ないものねだりするのではなくて、楽しいことを自分で見つける姿勢が良いな、と感じました。

16時の閉園まで楽しんだ後は、本日の宿「ゆふいん 山水館」に向かいます。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.9

GEF②

まず、アイスブレイクとして、留学生と一緒にかまど地獄巡りをしました。大分在住とはいえ、海外の方に日本の文化や歴史について教えてもらうのは、新鮮な感じでした。

地獄の説明を聞き、足湯につかりソフトクリームを食べながら、会話をする生徒。好きな食べ物や、歌、修学旅行について話が盛り上がったようでした。

 

ある程度交流がすすんだら、鉄輪温泉地区に活動範囲を広げてフィールドワークを行い、鉄輪温泉にある温泉施設を巡りました。皆さんも、ミッションについて考えてみて下さい。

 

MISSION

Z―11

写真の装置は、何のための装置でしょうか?

Z―13

What does“Yuami”means?

 

Z-11の問題は、結構難易度は高めです。これは何するもの?と訊かれて、生徒たちが答えたのは、

「竹…だからバンブー?」

「いや、箒なんじゃない?箒ってなんだっけ…クリーナー?」

「ブルーム?」

確かに、竹ぼうきの穂の部分だけなので、間違ってはいません。けど、留学生の質問は「何をするためのもの?」でしたので、正解は「温泉を冷ますもの=cooling walter system」とのこと。大分には、このような装置がいっぱいあるという説明でした。

 このようなクイズラリーを通して、留学生と交流をした生徒たち。あっという間に3時間経ってしまい、最後は名残惜しそうに記念撮影をしました。

数名に、このアクティビティについて感想を聞いたところ、次のように返ってきました。

「もう少し、事前に英会話を勉強しておけばよかった。聞き取れたけど、話したいことが英語で出てこなかった。」

「留学生に、気を使わせてしまって申し訳なかった。」

「だんだんと会話が成立するようになり、最後は心が通じあったと思った。通じた瞬間の感動ははんぱない。」

「出川さんみたいに、気合と単語で意思疎通できた。頑張った」

皆、いい経験ができたようで何よりでした。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.8

Global Exploration Fieldwork in かまど温泉①

2日目の研修第一弾は、GEFです。

GEFとは、イメージとして、宿泊研修などで行うオリエンテーリング(山の中をあるき回り、番号札を探して回る)です。APU(立命館アジア太平洋大学)の留学生とともに、例えば「地獄蒸しを探せ!」などというミッションに従って、別府市内の観光スポットをめぐります。

上天草高校生はビジターだから、この周辺地理には当然うとい。一方、APUの学生はホームになるので詳しい。留学生と「いかに上手にコミュニケーションをとり、情報を聞き出せるか」が、この活動を成功させるための鍵となるでしょう。

“Today, you speak in English. You cannot speak Japnese, OK??”

と、釘を刺されたことですし、上天草高校生の英語力が、試されようとしています。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.7

修学旅行団から、おはようございます!

今日の大分の天気は曇りのち雨の予報です。今のところ晴れておりますが、気温は4度と、かなり寒いです。

旅行団は、生徒53名、職員7名、体調不良等はありません。


ホテル日航で朝食後、午前中は立命館アジア大学の学生とGEF(Global Exploration Fieldwork)、午後は城島高原パークでレクレーションとなっています。午後からの雨が少し心配ですが、今日も一日、元気に楽しくやってまいります。


写真は、朝食の一幕。朝はビュッフェでした。

R3年度 修学旅行団 ~FTWL No.6

ホテル日航大分に到着しました。

えーっと、なんですね。

 

修学旅行で、こんないいホテルに泊まるんですね。

うらや・・・いや、何でもないです。

 

食事会場は、こんなところでした。

ある2組の女子生徒「えーー!すごい!結婚式会場みたい~~!」

料理もとてもいいものでした。

ズルいつい、本音がでてしまいますね。

1組代表の生徒の号令で、食事スタート。フィレステーキもあり、みな今日一日に感謝して、おいしいおいしいと食べていました。

R3年度 修学旅行団より ~FTWL NO.5

12月15日(水)14:45 

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」に到着しました。

うみたまごは、班別に自由見学となります。「うみたまパフォーマンス」という、平日行われている、うみたまごのショーの練習の様子が見られると言うことで、気になっていた生徒たちは、ダッシュで会場へと向かっていました。


熊本と大分の、くねくねとした山道をずっときました。今年はコロナ感染症対策のため、バスは1人で2席を使えてゆったり使える…反面、バスの中では私語は控えることとなっており…つまりは一人で長い時間を過ごしてきたわけです。

皆、その鬱憤を晴らすべく、水族館の中へと消えていきました。すごい勢いでした。それぞれの目当ての生き物、ショーを観ることができますように。

好奇心旺盛な生徒たちに人気だったのが、こちらの「真珠採取体験コーナー」。一人一つアコヤ貝を渡され、中の真珠を取り出します。運が良いと、大粒のパールが取れることもあるのだとか?生徒たちが取り出したのは8mmの真珠!いったい、どれくらいの価値になるのか…思い出はPRICELESSですけど。

お土産ショップで、1000円くじに挑戦しまくる生徒たち…。1等が出ると、かなり大きな縫ぐるみが貰えるらしいのですが…お小遣い、大丈夫か?

 

17時の閉館まで水族館で過ごし、次は本日の宿「ホテル日航大分」に向かいます。

R3年度 修学旅行団より ~FTWL NO.4

阿蘇ファームランド、きのこ亭で昼食。記念すべき、修学旅行最初のお昼ご飯は「カレー」でした!

先生の「私は晴れ女」宣言ののち、1組代表「旅行楽しんでいこー!」の号令で食べ始める生徒たち。最初は、配膳されたお皿を見て「えー、少ない…」とボヤいていたのですが、なんと、このカレー「お替わりできます。」とのことで、一気にテンションが上がりました。3組のある生徒は、いただきます、から2分で食べ終わり早速お替わり。4杯ほど食べた(飲んだ)ようです。

2-3生徒「いやー、洋食屋さんのカレーって感じで、上品な味で、うまかったす。肉も、和牛でしたね。とろける感じでした」

R3 修学旅行団より ~FTWL№3

熊本地震の震災遺構の1つ、旧東海大学阿蘇キャンパスにやってきました。地震当時、この地域には、1000人を超える学生が生活をしていました。

熊本を襲った127年ぶりの大地震。立っていることはもちろん、固定されていない家具は倒れ、寝ていた人はベッドから、文字通り「吹っ飛ばされてしまう」ほどの揺れだったそうです。

熊本地震で、右横ずれした断層

 

 

 

 

 

 

 


熊本には、日奈久断層など、いくつか存在が知られている断層がありましたが、熊本地震で、この地区にも大きな断層があることがわかりました。

 建物の直下が断層。柱が、捻られ、破断した

旧東海大学阿蘇キャンパスにある、この地割れのあとは、断層の跡です。校舎直下にも断層が走っており、被害の一番大きなこの建物の床は、層がずれた結果、床がねじり上げられ、また断層直上の柱は中の鉄骨が破断するほどの被害を受けました。

「災害に対する備えは、やはり大事」と語り部の方はおっしゃいます。事実、先ほどの建物は、構造物の形上耐震アーチをかけにくく、補強工事がされていませんでした。断層が直下に存在していることもありましたが、両隣の建物と比べると、明らかに被害が大きくなっています。

「じいちゃんからみんなへのお願い。1つ、マイ避難袋を準備しておくこと。2つめ、重いものは高いところに置いておかないこと。3つめ、タンスとかは固定しとこう。4つめ、避難所の位置はきちんと確認しておこう。」

 語り部の方が話されたことには、それぞれに意味があります。2と3については、今回の地震で怪我をした人の多くが、落下してきたもの飛んできたものが当たっての怪我だったということ。4については、大災害が起こったときは、色んな意味で72時間が勝負だということ。避難所に72時間以内に行かないと、支援の対象にならないかもしれません、とのことでした。

2-3生徒B「やはり、現物をみると、写真や映像だけではない、リアルさが伝わってきた。上天草も、40年前に大規模な土砂災害が起こったということを聞いた。自分たちの世代は、ほとんどの人がそのことを知らなかったが、災害を忘れることなく、次につなげるような取り組みをしないといけないと思った。」

R3年度 修学旅行団より ~FTWL NO.1

上天草高校2年生、本日から2泊3日の熊本⇔大分の旅程で、修学旅行に行って参ります。

出発前に行われた出発式では、校長先生から「修学旅行ができるよろこびと、保護者の方をはじめ、関係の方々に感謝の気持ちをもって行動してください。」と話がありました。

また、団長の教頭先生からは「挨拶など、いつもやっていることをしっかりやっていこう。お互いに気持ちよくなるような、心がけと行動で、修学旅行を成功させよう。」と話がありました。

2-1のA君「自分は就職を希望しているので、修学旅行は人生で最後のものになる。全力で、楽しんでいきたい。」とのこと。

今回の旅行は、阿蘇での震災学習、大分ではAPUの学生との交流と、城島高原パークや、大分うみたまごでのレクレーションなど、盛りだくさんの内容になっています。

 

      立命館アジア太平洋大学 HPより

 これからまず、震災遺構の見学に、旧東海大学阿蘇キャンパスと数鹿流崩之展望所に向かいます。旅行先から、学校HPを更新していきますので、よろしくお願いします。

 

末筆になりましたが、朝早くから生徒送迎をしていただいた保護者の皆様、大変お世話になりました。御陰様で、誰一人として遅刻することなく、時間通りに集合することができました。この旅行が、生徒にとって高校生活最高の思い出の1つとなるように努めて参ります。本当に、ありがとうございました。そして、いってきます!

上天草地域KAIGO・REBORN・PROJECT 2021

 12月2日木曜日に楽ワザKAIGO in上天草高校福祉科が開催されました。

 ケアプロデュースRX組より

 代表の青山幸弘先生やアシスタント4名のかたから、「利用者、介護者ともに負担のない介護技術」についてご講演と実技指導をしていただきました。

 

 利用者の方の生活歴を把握することで、その方の思いが見えてきたり、思いを叶えるための支援につながると言うことを教えて頂きました。

 また自然な身体の動きを熟知しその動きを活用することで、利用者の方、介護者にとって負担の少ない介護につながることを生徒達は身をもって感じることが出来たようです。

 上天草市を福祉も町に…と介護の魅力を広げることもテーマの一つである、今回のプロジェクトには地域の福祉施設の職員の皆様も参加されました。その中には卒業生の姿もあり、地域で活躍している姿に、本校職員も胸が熱くなりました。

 最後は、青山先生他スタッフの皆様、福祉科の生徒達、参加された皆様全員で記念撮影をしました。

各学年LHRの様子

金曜日の7限目は「LHR(ロングホームルーム)」です。

各学年に分れて、HR活動が行われました。

1・3年生は「人権教育LHR」です。

1年生は「同和教育」。同和問題・歴史を通して、差別意識とは何かを考え、人権尊重の精神及び差別を見抜き、差別を許さない心を育みます。

動画を視聴しながら、同和問題の歴史や差別意識について学びます。

 

3年生は「ハンセン病について学ぶ」。豊かな人権感覚をもつ社会人として生きていくために、講話の聴講を通して、ハンセン病回復者及びその家族の人権について理解を深めます。

本日は、上天草市地域人権教育指導員の舛本修様をお招きしてご講話をいただき巻いた。

ご講演いただいた舛本様(上天草市地域人権教育指導員)

 

2年生は、来週から出発する修学旅行の事前学習です。

修学旅行のテーマには「震災学習」が含まれています。一般社団法人みなみあそ観光局の久保尭之様による、Zoomによるオンラインでの講演をいただきました。

内容としては、「熊本地震を通して南阿蘇が学んだこと」「被災の様子と備えの大切さ」「防災リスクと暮らし」などでした。

久保様(一般社団法人みなみあそ観光局)による解説

 

各学年それぞれの取組を行いました。それぞれの学年が目的・目標を持って取り組んだ有意義な時間となりました。

1・3年生は、人権尊重の精神を高め、2年生は充実した修学旅行となることを期待します。

1年福祉科福祉体験実習・2年福祉科介護福祉類型基礎介護実習最終日

 本日で介護実習も最終日を迎えました。

 実習最終日のため、デイケアのお見送りにも力が入ります。

 実習で御利用者の方から、いろいろなことを教えて頂いた御礼を込めてお見送りのあいさつをしていました。

 レクリエーションでは、おたまでボールやお手玉を隣の人に渡すゲームをされていました。こんなにたくさんお玉があつまりました。

 集団でレクリーションを楽しむ方もいらっしゃれば、個別に塗り絵を楽しまれている方もおられました。

 何色もの色を組み合わせて、すてきな色使いでした。

 

 レクリエーションに参加して頂けるよう実習生が御利用者様に声をかけていましたが、なかなか伝わらずに困っていました。そこでどのようにしたら伝わるか考え、筆談でコミュニケーションをとるようにしたようです。

 4日間という短い間でしたが、さまざまな貴重な経験をさせていただき、たくさんの学びがあったようです。

 それもこれも、地域の高校生のため、地元から介護職の担い手を育てるためとコロナ禍の中、実習生を受け入れて下さった、施設の皆様、御利用者様のおかげです。本当にありがとうございました。

1年生福祉体験実習3日目・2年生地域福祉類型2日目

 本日の巡回では食事の準備と食事の後片付けをしている実習生を発見しました。

 お食事を提供するときには、名前の確認やメニューの説明をしたり、お椀のふたを取りにくそうにされている御利用者様のお手伝いをしたり大変そうでしたが手際よく、笑顔で対応していました。

 温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま提供できるように適温配膳車で運ばれてきた食事を落とさないように慎重に取り出していました。

 食事が終わると、食事量をチェックして下膳をしていました。

 下膳したあとは、きれいにテーブルを拭きます。汚れが広がらないように工夫して拭いていました。

 いよいよ明日は最終日です。どんな実習生に出会えるか巡回している私達もわくわくします。

福祉科介護実習の帰校日

 今週は福祉科は1年生と2年生介護福祉類型の生徒達が実習中ではありますが、実習中に学んだ事を振り返ったり、学びを共有するために帰校日を設けています。

 実習施設事にグループに分かれたりして情報交換をしました。

 緊張のせいか1年生も2年生もご利用者様の方から話しかけたれることが多かったようで、明日からは実習生から先にあいさつをしたり声をかけたりしようと気合いを入れなおしていました。

 

 本校福祉科は2年生から介護福祉類型と地域福祉類型に分かれて勉強します。

 本日はジンジャークッキーを作ったようです。とってもかわいくて美味しいクッキーが福祉科に届きました。

進路出張講座

1・2年生徒対象に、希望する進路先を、就職・進学に分けて、伸出張講座が行われました。

大学等の先生方の講義を実際に受講し、学問の楽しさと奥深さを知り、学習意欲の高揚を図り、進路選択の幅を広げます。

また、さまざまな職種の観点から、仕事の実情について具体的に学び、職業観勤労感を深めて、今後の職業研究に生かします。

株式会社肥後銀行

人事部人事企画グループ 堤 勇作 様

肥後銀行様からは、本校の卒業生も参加してくれました。

ヤマハ天草製造株式会社

管理部管理課総務 前森 昭一 様

熊本保健科学大学「今、医療計を志す人たちが持つべき心構えと基礎知識」

 田代 花梨 様

熊本県立大学「学びの中心となるデータサイエンス」

総合管理学部 石橋 賢 様

実際の講義を体験したり、仕事に対するやりがいなど、実際のところのお話しを伺うことができました。

また、質疑応答の時間では、仕事をするために必要な資格があるのか、採用される人の特徴、高校生活で身につけておくべきものなどの質問がありました。資格取得に対する給料のことといった、踏み込んだ質問にも笑顔でお答えいただきました。

1年福祉科福祉体験実習2日目+2年福祉科介護福祉類基礎介護実習もスタート★

 本日も実習巡回に行ってみると、ちょうど実習記録を書いていました。昼休みの時間ではありましたが、実習中にメモをした内容を参考に丁寧に記録の下書きをしていました。

 

 集中して書いている途中でしたが、記念に写真を撮りたいとおねがいしたところ、ちょっとだけポーズをとってくれました。ありがとうございました。

 休憩が終わると、次は利用者の方が運営されている自治会のコーヒー販売をお手伝いしました。

 

 施設内は空調が管理されており、暖かいためか始めた頃はお客様も少なかったのですが施設中に自治会長さんと宣伝をして回ると、喫茶コーナーにはたくさんお客様が来て下さいました。自治会長さんもとてもうれしそうでした。お手伝いできて良かったですね。

 2年生上天草市内の老人介護福祉施設2施設に御世話になっています。12月7日、9日、10日の3日間の実習です。

 実習の様子は明後日掲載します。

1年生福祉科:福祉体験実習がスタートしました!

 本日12月6日から10日(8日帰校日)まで、1年福祉科の生徒達は上天草市内のデイサービス・デイケアで実習をさせて頂いています。

 

 本日は初日ということでオリエンテーションをうけていました。指導者の方に実習施設の概要やサービスの内容、実習中に気をつけることなどを、お話し頂きました。実習生は指導者の方の話しに耳を傾けつつ必死にメモをとっていました。

 

 オリエンテーションが終わると、利用者の方のリクエストにお応えして、カラオケにて、歌を一曲披露しました。曲名は「上を向いて歩こう」です。

 利用者の方にも、実習生にもなじみのある曲選びは大変でしたがたくさんの拍手をもらっていました。

 食事を配膳したり、一緒に体操をしたりたくさんの経験をさせて頂いています。

 

 御世話になっている施設様には、コロナ禍の大変な時期に実習生を受け入れて頂き、感謝申し上げます。

球磨村神瀬でのボランティア

 12月4日(土)本校のボランティア同好会を母体とするレオクラブが、昨年度豪雨災害を受けた球磨村の神瀬に出向き、地域の方々への炊き出しのボランティアに参加しました。

 現地では球磨川の増水によって浸水被害を受けた跡が家屋にも残っており、あらためて水害の甚大を感じました。

 炊き出しは、天草の郷土料理である「ガネあげ」をみんなで作り、地域の方々へふるまいました。たくさんのサツマイモをひたすら細切りして、油で揚げるという調理で疲れましたが、皆さんに「おいしい!」と食べていただき、その疲れも吹き飛びました。

サツマイモを洗っています

皮をむいています

イモを切っています

天ぷらの衣の生地をつくっています

揚げています

「ガネあげ」完成!

みなさんに配っています

校内長距離走大会②

校内長距離走大会では、ゴール後の楽しみもあります。

育友会からの豚汁とおにぎりが振る舞われます。

家庭科室では、朝早くから仕込み作業が始まりました。

ゴールをした生徒は制服に着替え、お母さんたち手作りの温かい料理をいただきます。

各教室では、温かい豚汁とおにぎりをいただきながら、長距離走大会を振り返っていました。美味しい豚汁とおにぎりを食べると、会話も弾むようです。どの教室でも笑顔いっぱいの昼食となったようです。

今年度も美味しい炊き出しを提供いただきありがとうございました。

どの教室からも「美味しかった」の声が聞こえてきました。

校内長距離走大会①

創立10周年記念「校内長距離走大会」が開催されました。

維和島1周コース、男子約15km、女子12kmで競われました。

大会も無事に終了し、表彰式・閉会式が行われました。

男女それぞれの入賞者(6位まで)の皆さんです。

生徒の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

ALT新任式

令和3年(2021年)12月2日(木)にALTの新任式が行われました。なお、生徒向けの新任式は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンラインでの実施となりました。

 

新しいALTのお名前は「ジュリー・パール・グアンゾン(Julie Pearl Guanzon)」先生です。フィリピンのご出身で、歌やダンス、アニメなどがお好きだとか。本校では火曜日と木曜日に、1年生を中心に授業をされます。

 

また、同日は上天草市立松島中学校で「上天草高校出張講座」を行い、ゲスト講師として授業をしていただきました。赴任初日ながら大活躍をしていただいております。

 

生徒たちはジュリー先生の授業を通して楽しく外国語学習ができることでしょう。

 

これからよろしくお願いいたします。