天草拓心高校生の生活を紹介!

2017年9月の記事一覧

【本渡校舎】キュウリ・カボチャ種まきとメロン摘心(生物生産科3年)

  ピンク色がキュウリで少し大きいのがカボチャです。キュウリの種はピンク色ではありません。カボチャと同じ色です。本当は。では、なぜ??ピンク色になっているのでしょう???

 それは種子消毒してあるからです。種に病原菌やカビが付かないように消毒してあります。


   

  種まきをしていきます。3号ポットに植えていきますが植え穴が2個あります。これは、キュウリとカボチャを一緒に種まきします。2つが発芽した後、カボチャを台木してキュウリを接ぎ木するためです。


 





  メロンの摘心です。摘心することで、葉の付け根から芽(えき芽)が形成され、それが伸びると分枝(側枝)となり、そこに雌花がついて受粉させてメロンを作っていきます。

【本渡校舎】ミカン管理(生物生産科3年)

  豊福(ミカン)が実の重さで枝が地面についてしまっています。そのままにしていると、ナメクジが食害したり、草などにこすれて果皮に傷が付いてしまい、商品価値が著しく落ちてしまいます。

 

 そうならないように、垂れて地面についている枝をひもで誘引して上に吊し上げます。
   
         「地面についている枝」               「誘引して地面から離れた枝」


      これで今年もおいしいミカンが出来ます
(^o^)


 

【本渡校舎】シクラメン管理(生物生産科3年)

  葉組みをして1つのベンチに5列に並べていたのですが、株が大きくなってきて、隣のシクラメンと葉が重なったりしているところがあるので4列に並べ直しました。




   

  密集していると害虫(アブラムシ・コナジラミ・ダニ)などの巣になりやすく、また通風も悪く、湿度も上がってしまい病気(病原菌やカビが活発に活動するため)にかかってしまう恐れあります。

【本渡校舎】シクラメン管理(生物生産科3年)

 今日も楽しく葉組みです。


    生徒や購入されに来られた人が「良いシクラメンって、どんなのですか??」という質問をよくされます。それは、葉が多いものを選んだ方が良いと思います。葉が多いと言うことは「芽点」が多いと言うことです。「芽点」とは「葉芽」と「花芽」が出来るところです。

   写真1が芽点です。放射状に葉が展開していきます。そして、「葉組み」をしたことにより新しい葉と花芽が出てきています。写真2は球根から芽点を外して見た物です。球根に芽点が多いものがいいです。
   
                       写真1                                               写真2

   写真3ではさらに芽点を分解してみました。葉の下になんかくっついています。なんでしょう???写真4は写真3のくっついているのをアップにした物です。よーく見てみると花芽がくっついています。シクラメンの花は葉の付け根から1輪咲いてくるみたいですね。

 なので、葉が多いと言うことはそれだけ花も多く咲くということです。
 
                      写真3                                          写真4

【本渡校舎】メロン管理(生物生産科3年)

  メロンがぐんぐん伸びて支柱を超えてしまいそうなので誘引して少し下にずらします。(赤線まで)株を下げたことにより、下の方の茎がたわんだ状態になり葉が混み合った状態になってしまいます。このままだと通風が悪く、病気にかかってしまう恐れがあるので下葉を5枚除去していきます。
    


赤丸で囲ってあるところに葉がありました。

【本渡校舎】大菊の管理(生物生産科2年)

  夏休み中1週間に1回、5~6名ずつ生徒達は当番で大菊の管理(わき芽とり・誘引)をしてきました。2学期初めての草花の授業なので、まずはわき芽取りと誘引についてやり方と注意点の説明を受けます。


自分の鉢が2鉢あるので生徒達は自分の大菊を責任持って管理していきます。
 
生徒「先生!!わき芽取りと誘引出来ました。確認して下さい」

先生「1度、自分で確認したかな?」

生徒「・・・・・・・・。 自分で一度見てみます。」

生徒「あ!!わき芽が残っていた。確認してよかった。」

生徒「先生、確認したら残っていました。今度はきれいにわき芽が取れています!!!」

先生「では、見てみよう」

(鉢を回しながら、大菊全体を見て、わき芽や誘引がちゃんと出来ているか確認していきます。)

生徒「ドキドキ」

先生「よし。わき芽も誘引もちゃんと出来ている。」

生徒「ヤッター(^o^)

【本渡校舎】旬な時期に旬なものを食べよう!!

  栽培技術や運送技術の発展により、「いつでも」「どこでも」色々な物が食べられるようになりました。農業に携わる人たちの努力の成果だと思います。
   
  その反面、「野菜」や「果物」の旬な時期を知らないでいる人もいるのではないでしょうか?本校で栽培しているブドウは「今」が旬です。とっても美味しいブドウです。

  今日、ブドウの出荷調整を行いました。調整するたびに、生徒達は早く丁寧に行えるようになって、日々成長しているなと感じます。
 

 調整したブドウは校外に販売実習で販売しました。購入して頂いた方、ありがとうございます。

【本渡校舎】シクラメン管理(生物生産科3年)

   8月21日~23日に「葉組み」を行ったシクラメンの葉が出てきたのでまた「葉組み」を行います。全部終わったら頃には最初に葉組みをしていたシクラメンの葉が出てきていてまた「葉組み」です。シクラメンは葉が多いほど花も多く咲いてきます。
   

   
   実習中はずーーーーーっと腰を曲げている状態で「葉組み」を行って行きます。さすがに腰が痛くなるので背伸びしたり、腰を叩いてほぐしたりします。これだけ大変な実習ですが、生徒たちは集中して取り組んでいます。

                            
                         文化祭まで約2ヶ月がんばれ!!!

 


 

【本渡校舎】天草市一斉避難訓練

   9時に天草市の防災放送が流れ、本校は「第2次災害避難場所」に指定されているので学校周辺の住民139名が本校に避難されてきました。 

   「車」「徒歩」「自転車」などで本校に避難されて来た方々をボランティア活動で29名の生徒達が体育館への誘導や歩行補助を行いました。
 
 
   体育館に避難後は、講演がありその中で「自助」自分の命を守る、次に「共助」みんなで助け合う、そして「公助」共助で足りないところを公的機関が補うという話がありました。また、「日頃からのおつき合い」が大切で「まちづくり」や「地域コミュニティーづくり」が重要です。もしも災害があった場合、避難場所では「初期は誰かがリーダー役を!」しなければなりません。そのためにも「日頃からのおつき合い」が大事で「スタートすればみんなで!」協力し助け合う気持ちを持つことが大切です。



  講演後は、車いすの補助体験をしました。初めての体験でしたが、生徒達は地域の方を乗せ、スロープを乗っている人に恐怖心を与えないように後ろ向きでゆっくりと降りていくことが出来ました。
 

 今回29名の生徒が避難訓練のボランティアで参加してくれました。この経験を生かす場面が無いことが一番良いですが、もし、そういった場面が起きたときは今日の避難訓練で学んだことを率先して出来るようになってくれるとうれしいです。


     最後に後片付けまでしっかりやってくれました。

                    ありがとう(^_^)v