新着情報
【AS・AT】世界津波の日サミット(2日目)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 2
さて、サミット2日目が始まりました。朝からの記念植樹・記念碑除幕式では、肥後六花の1つである肥後ツバキを日本の高校生と海外の高校生がペアになって植樹します。天草高校からも2年生の北野さんが選出され、アンゴラから参加した生徒と一緒に植樹を行いました。(植樹の前後で話が盛り上がり、すっかり友達になっていました。さすがのコミュニケーション・スキルです!)
その後はホールでの総会が始まりました。昨日の分科会でまとめたグループ毎の「アクションプラン」を、15グループの代表者がステージで発表します。1グループ3分の短いプレゼンテーションではありますが、自信溢れるスピーチや観客を惹きつける発表に、思わず惹きつけられます。その後、「絆を深めた仲間と共にリーダーとして防災、減災、復興の取り組みを進める」という大会宣言が発表され、2日間のサミットが閉幕となりました。
このサミット参加を通して、英語力やプレゼンテーションのスキルを伸ばしただけでなく、協働する力や忍耐力を身につけ、チャレンジすることの大切さやコミュニケーションの楽しさなど、多くのことを学んだ13名の生徒たち。今後のますますの活躍に期待しています!
The second day of the ”High School Students Summit on World Tsunami Awareness Day” has begun. In the morning, high school students from Japan and high school students from overseas paired up to plant a Higo Camellia, known as one of the flowers symbolizing Kumamoto. From our school, Ms. Kitano was selected to plant the tree with a student from Angola. Two students from Angola and Amakusa - they became good friends through this tree planting!
After that, the general meeting began in the hall. Representatives from each of the 15 groups presented on stage the “action plans” for each group that had been compiled in workshops yesterday. Each group's confident speeches and audience-attracting presentations were unforgettably engaging. The two-day summit came to a close with the presentation of the conference declaration: “As leaders, we will work together with our bonded friends to promote disaster prevention, disaster risk reduction, and creative reconstruction.”
Taking part in this summit, our students not only improved their English and presentation skills, but also acquired the ability to collaborate and persevere, and learned many things, including the importance of taking on challenges and the joy of communication. We look forward to their continued success in the future!
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目番外編)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-3
サミット1日目の晩にレセプションが行われました。
レセプションは立食形式のパーティーで多くの人々と交流しました。
本校生徒が熊本県代表として挨拶を述べました。
牛深ハイヤが披露されたり、くまモンがゲストで紹介する中で、多くの方々と交流しました。
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目その2)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-2
1日目レポートその2です。
休憩後の分科会2では、コミュニケーションを図りながら各班での意見をまとめました。
意見をまとめる際には、それぞれが役割を持ち、協議に参加しました。
その後、海外の高校生と協働して発表を行いました。
分科会2の後には、開会式が行われました。
開会式では、来賓等の挨拶の他に、各国代表の紹介がありました。
それぞれの国の個性が垣間見える紹介となりました。
開会式後に行われた分科会3では、分科会を通じての感じた思いなどを全員でボードにまとめました。
【AS・AT】世界津波の日サミット(1日目その1)/ Tsunami Awareness Day Summit - Day 1-1
いよいよサミット本番が始まりました。天草高校からは3班、計13人が参加しました。
会場の熊本城ホールに到着すると、たくさんの海外の方々がおられ、日本にいるはずなのに海外留学したようです。
サミット初日の本日は、分科会1~3と開会式が行われました。
分科会1では国内外の高校生を交えて、研究発表を行いました。
昨晩の練習を活かして、それぞれが精一杯発表を行いました。
各班の発表後は、グループに分かれて「防災」「減災」「復興」のいずれかをテーマに自分たちに出来ることを話し合いました。
開始当初は緊張している様子でしたが、徐々に打ち解け、議論が進んでいました。
分科会の合間の休憩時間では、各自で海外生徒と交流しました。
【AS・AT】世界津波の日(前日)/ Tomorrow is a big day!
いよいよ明日から、「世界津波の日」2024 高校生サミットin熊本 が始まります。午前中の天草交流を終えた13名の生徒たちは昼食をとり、熊本市へ向けて出発しました。
バスの中で明日のプレゼンテーションの練習をする生徒もいます。感心、感心...! 会場である熊本城ホールの近くの宿舎で、3つの班がそれぞれ発表練習を行います。これまで練習してきた内容を英語でしっかり伝えられるよう、聴いている人の反応を確かめながら発表すること。グラフや表の内容を理解してもらえるよう、強調する部分や指し方を工夫すること。実験などで使った道具などをどう見せたら良いか。質疑応答で、自分たちの考えをどのようにしたら分かりやすく伝えられるか。1班につき1時間弱、本番さながらの練習を行いました。
しっかり頑張ると、お腹もすきます! 練習後にはそれぞれ好きなメニューを選んで、腹ごしらえ。でも、これで終わりではありません。夕食後、それぞれ30分ほど練習をしてから、明日に備えてしっかり休息をとりました。
40以上の国や地域から参加者が集う今回のサミットの使用言語は英語のみ。実は、天草高校から参加する生徒達は英語が大得意!という生徒ばかりではありません。しかし、「やってみよう!」というチャレンジ精神にあふれ、素直で優しく、お互いを思いやることができる、笑顔が素敵な13名がひたむきに頑張る姿は何よりも輝いて見えます。明日からのサミットでもベストを尽くし、きっと多くのことを学んでくれることと思います。応援していますよ!
The World Tsunami Day High School Summit will start tomorrow. After the cultural exchange in the morning, 13 students had lunch and departed for Kumamoto City.
Some students are practicing tomorrow's presentation on the bus. After arriving at a hotel, each of the three groups practices their presentations. How can we make a presentation while checking the reactions of those listening? How can we show the graphs and tables more effectively? How can we communicate our ideas in a way that is easy to understand during the Q&A session? They are trying their best until the last minute. Great job!
After the practice, they had dinner, and they each had another 30 minutes and then got a good rest to prepare for tomorrow.
English is the only language spoken at the summit, tomorrow since it has participants from 40 countries around the world. In fact, not all of the participants from our school are fluent in English. However, they are full of challenging spirit and willing to “give it a try! Their honesty, kindness, consideration for each other, and beautiful smiles are all shining through their hard work. We are sure that they will do their best and learn a lot at the summit starting tomorrow. Good luck, everyone!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑫ データ処理③
本日は探究スキルアップ講座の第12回目が実施されました!
本日のテーマは前回に引き続き、「データの処理」について学ぶというものでした。
「テキストデータの処理方法を理解する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、先行研究として収集した論文などの様々文献の内容の理解や把握をしやすくするためのAIによる処理(要約)について学びました。同じ内容であっても処理するAIによって処理(要約)の仕方や内容が異なることを理解し、処理をする際にどのAIを用いるのか、また複数のAIを用いて内容を比較・分析することの重要性などについて学びました。
その後、文章から意味のある情報や特徴・傾向を見出す際などに活用できるテキストマイニングについて学びました。実際に取ったアンケートの記述回答の内容をもとにテキストマイニングを行った結果の図を各自が作成し、その図から読み取れることを分析してペアやグループなどでの意見交換を行いました。テキストマイニングの結果に大きく影響するため、アンケート等のどの部分に着目し、どういうデータの抜き出し方をするかが重要になることを学びました。
【AS・AT】天草で「世界旅行」!? / a "World Tour" in Amakusa
突然ですが、みなさんは世界旅行に行ってみたいと思ったことはないですか?
わたし(天草出身)はもちろんあります! でも、最寄りの三角駅まで1時間超かかるし(むしろ「最寄って」ない疑惑)、熊本から外国に行く便も限られているし、何より、世界旅行って莫大な費用と時間がかかるだろうし…
そんなあなたにピッタリの機会をご用意しました! 天草にいながら、ドイツ語の歌をドイツの若者と歌ったり、インド映画でしか見たことがなかった、思わず踊りたくなる生歌を聞いたり。南国のカラフルな民族衣装を身にまとったバヌ アツの高校生と恋バナをしたり(!?)。
それ全部、天草でできます!
下の写真は、全て本日10月22日に行われた「世界津波の日」にかかる天草交流でのものです。世界5カ国から天草を訪れた25人の高校生と、天草高校生が英語で(時には「心」で)交流を楽しんでいます。今回来天したのは前述した3カ国に加え、カンボジアとソロモン諸島のみなさんです。カンボジアの素敵な詩をシェアしていただいたり、ソロモン諸島の素晴らしいダンスを見せていただいたりと、しばし天高での交流を楽しみ、一行は諏訪神社へ。あいにくの雨でしたが、神社を訪問して日本文化やしきたりを体験したり、諏訪会館で天草太鼓を教えていただいたり。限られた時間でしたが、天草にいながら世界中に友達を作ることのできる、素晴らしい機会となりました。
神社見学に際してご助言賜りました大野宮司をはじめ、本渡諏訪神社の皆様、天草太鼓のデモンストレーションおよび体験のご指導をいただいた天草太鼓推進会の皆様、本当にありがとうございました。
午後からサミット参加生13名は熊本市に向かいます。プレゼン&交流がんばるぞ!
Have you ever dreamed of traveling all over the world?
Of course you have, right? As you know, however, it takes us Amakusa residents over an hour to get to the nearest station, Misumi, more than three hours to Kumamoto airport, and above all, traveling around the world would cost thousands of dollars...
Don't worry! We have prepared the perfect opportunity for you! You can sing German songs with young German people, or listen to live songs that you have only heard in Indian movies that make you feel like dancing. Or, you can even have a girls talk with someone from Vanuatu.
You can experience all of these in Amakusa!
All the photos below are photos from the Amakusa Visit today, which is part of High School Students Summit on World Tsunami Awareness Day. Our students enjoyed talking in English with 25 high school students who visited Amakusa from 5 countries around the world. The visitors were from Cambodia and Solomon Islands in addition to the aforementioned three countries. After sharing beautiful poems from Cambodia and a wonderful dance performance from the Solomon Islands, the group went to Suwa Shrine. We visited the shrine, experienced Japanese traditions with students from all over the world, and enjoyed Amakusa Daiko drumming together. It was a wonderful opportunity to make friends from all over the world while in Amakusa.
In the afternoon, the 13 Summit participants from our school will head to Kumamoto City. We will do our best for the presentations and exchange!
【AS・AT】世界津波の日(番外編)/ In Three Days!
ジャジャーン! 見てください!! 今年度の世界津波の日高校生サミットにかかる天草でのスタディーツアーで使用する手ぬぐいが、ついに完成しました!
この手ぬぐいは、サミット参加者の2年生の2人がデザインし、天草市の「紫谷染物店」様にお願いして作っていただいたもので、世界に唯一、オンリーワンのものです。シンプルながらも躍動感のあるデザインに使ったこの青は、イギリス王室の公式カラーでも使われる「ロイヤルブルー」という色なのだそう。紫谷染物店の皆様にはデザインの段階から仕上げまでお力添えをいただきまして、本当にありがとうございました。大事に使わせていただきます!
いよいよ3日後に迫った22日の天草交流で、この手ぬぐいがお披露目されます。さて、どのように活用されるのか、海外の高校生の反応はいかに…!? 当日の様子は、またブログ記事でご紹介します。是非お楽しみに!
Ta-da! Look at our ”tenugui," or Japanese hand towel, to be used during the study tour in Amakusa for the High School Students Summit on the World Tsunami Awareness Day! This tenugui was designed by two of the 2nd-year students who will participate in the summit, and then made by a dye shop called "Shikoku Somemonoten” in Amakusa. The blue used for the simple yet dynamic design is called “Royal blue,” which is known as the official color of the British Royal Family. We would like to thank everyone at the Shop for their great assistance from the design stage to the finishing touches. We will use it with great care!
You are interested in how this tenugui will be used, and how the students from overseas will like it, right? Please visit our blog again in three days and find out!
【AS・AT】世界津波の日(番外編その2)/ Time for Art!
芸術の秋! 2年生の生徒数名がせっせとコラージュをしています。外国の美しい建物の写真もあれば、神社の写真もあり、美味しそうなウインナーの写真と海鮮丼の写真がコラボ…
さて、これは何の「作品」なのでしょう?
実は、彼女たちがにぎやかにアートを楽しんでいるのは、地学室。このグループは津波の日スタディツアーにかかる22日の天草交流で、ドイツの高校生と交流することとなっています。そのため、ドイツで有名なものや、天草から紹介したいものをコラージュし、ウェルカムボード(お客様を歓迎するためのパネル)をせっせと制作していたというわけです。
3日後の交流会では、ドイツをはじめ、カンボジア、インド、ソロモン諸島、バヌアツの5ヶ国の高校生が天草を訪れます。地学室には他国のウェルカムボード(絶賛制作中)も出番に備えてスタンバイ中です。天気が少し心配ではありますが、世界のあちこちからやってくる若者たちと素敵な交流ができますように。
A beautiful autumn day! Several 2nd-year students are working hard on their collages. We can see pictures of beautiful foreign buildings, a shrine, delicious-looking sausages or a picture of a seafood bowl....
Now, what are these “works of art”?
Actually, it is the Earth Science Lab where they are enjoying themselves. This group is going to exchange with German students on the 22nd, which is an activity planned as part of the World Tsunami Awareness Day Study Tour. They were making a welcome board with a collage of things famous in Germany and things they wanted to introduce from Amakusa.
Three days later, high school students from Germany, Cambodia, India, Solomon Islands, and Vanuatu will be coming to our school. In the Earth Science Room, welcome boards for the other countries are also being made. We hope that our students can have a wonderful exchange with the young people coming from all over the world.
【科学部】生徒理科研究発表会に向けて
27日に行われる生徒理科研究発表系に向けての準備が佳境を迎えています。
生物部門に出場するホタル班は、担当の先生とのディスカッションを進めていました。
地学部門に出場する化石班は、最後の考察部分について班員同士で意見を出していました。
どちらも議論が進み、内容がまとまったようです。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答は難しい! / Another Q and A session
7時間目、第2グラウンドから戻ってきたASⅡ「芝」班は、育てた芝の葉緑素を計測しようとしています。とはいえ、ここにいるのは、測定器を見るのも触るのも初めてのメンバーばかり。さて、正確なデータ計測ができるのでしょうか...!
その頃3年生は... もちろん今日も、必死で(?)研究論文に取り組んでいます。ついこの間、あちこちで楽しそうに実験していたような気もしますが、もう論文を書いている姿を見ると、時が過ぎるのは早いものです。さて、あっという間に授業終了10分前になりました。質疑応答の時間です! 各班、先週とは別の3年生を対象に、それぞれの研究について説明し、質問に1つ1つ答えていきます。今日お邪魔したある班は、3年生からの鋭い質問に、班員同士顔を見合わせ、言葉に詰まってしまいました...
質疑応答、難しいですよね。でも、実践あるのみ! 今日答えられた質問と答えられなかった質問を整理して、今後につなげていきましょう!
葉緑素の測定に初挑戦の「芝」班
3年生、論文頑張っています! 実践あるのみ! 2年生の質疑応答
In the seventh period, the AS II “Turf” group returned from outside and measured chlorophyll in the turf they grew using a measuring device. However, all the members here have never seen or touched the device before. Now, will they be able to measure the data successfully...??
Meanwhile, the 3rd graders... as usual, they are working hard on their research papers. It seems like just a few weeks ago that they were doing experiments, but time flies and now we see them writing their final papers.
Now, the time for the Q&A session has come! Each group explains their research and answers questions one by one to the 3rd-year students. One of the groups we visited today, was at a loss for words as they looked at each other in response to the sharp questions. Q&A sessions are difficult, but we can be better only by practicing again and again! Let's all review the questions we had today, and keep trying hard!
【ASⅡ】外へレッツゴー! / Let's go outside!
朝夕ずいぶん涼しくなったと思ったら、本日はまた蒸し暑い気候に逆戻りの天草です。
今日のASⅡでは、最初に来月行われる中間発表会のアナウンス(ASⅡは各班ポスター発表を予定しています)と、発表会が終わってから実施予定の「本評価」の内容について確認をしました。具体的に言うと、本評価の実施日までに進めておかなくてはならない実験等について、ルーブリックを見ながら確認し、各班の現状と照らし合わせるということです。あと1ヶ月ほどの期間で対照実験まで進めておく必要があるという事実を目の当たりにして、「やばい!」という表情で顔を見合わせている生徒もいます。
さて、活動が始まると、「芝」班は育成中の芝の生育状況の確認と葉の採取に、「ヒガンバナ」班はもちろん実験に用いる彼岸花を取りに、そして「耕作放棄地」班は、雑草の状況を測定しに、それぞれ元気よく飛び出して行きました(すみません、あまりに早かったので追いつかず、今回写真がありません,,, 次回こそ!)。クロームブックや論文とのにらめっこそろそろ、じっくりディスカッションすることももちろん大事ですが、やはり、そろそろ実際にアクションを起こし、データを集めていきたいところです。
7時間目に続きます。
In ASII today, students were first told about their presentation to be held next month; each group is scheduled to make a poster presentation. Then, they checked what they needed to do before the “main evaluation.”
After that three groups went outside for their research: the “Turf” group went out to check the growth status of growing turf and collect leaves, the “Cluster amaryllis” group went to get some flowers for the experiment, and the “Abandoned Land” group went to measure the weed situation. They all looked excited!
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑪ データ処理②
本日は探究スキルアップ講座の第11回目が実施されました!
本日のテーマは前回に引き続き、「データの処理」について学ぶというものでした。
「表中の特徴を適切な方法で、視覚的にわかりやすく表現する」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずは、表の数値を視覚的にわかりやすく表現するための準備として、表から読み取れる特徴を書き出す作業に取り組みました。この作業を通して、表の数値のどこに着目するのか、その数値をわかりやすく、見る人に捉えさせるためにはどのような工夫を凝らせば良いのかなどについて考えを深めました。その後、ペアで視覚的にわかりやすく表現するための工夫について話し合い、他者の気づきを取り入れ、自らのグラフをよりわかりやすくするためのきっかけとしました。最終的には、演習課題として、与えられた膨大なデータから自らが着目した部分を抜き出し、それを今までの講座で学んだデータの表し方や他者との対話や協働のなかで得た気づきを活かして視覚的にわかりやすい形に表現する作業に取り組みました。データからグラフを作成する作業に悪戦苦闘しながらも、一人一人、データのなかで着目した部分やグラフでの表し方も異なり多種多様な表現を見ることができました!
【ATⅡ】2回目の「ワクワク」は... / How did the “Exchange Time” go?
同じ教室内で、提言書(3年生)と研究計画書(2年生)にそれぞれ取り組む光景もなんだか見慣れてきた今日この頃のATです。心なしか2,3年生の心の距離も近づいているような...?(だったらいいなぁ!)
2、3年生の活動風景をカメラに収めるべく、ある教室にお邪魔したところ、ややっ! 窓の外に怪しい人影が!! ...よくよく話を聞いてみると、「外来種」の植物の研究を始めたばかりの、2年生たちでした。まずは、校内の外来種の植物を調査・記録しているとのことです。2年生の多くの班は教室内で研究計画を立てている一方、既に調査やアンケート、実験の準備などにとりかかっている班もあります。(これは11月の「中間発表会」も期待できそうですね!)
さて、今日も授業最後の10分間で「ワクワク交流タイム」を実施しました。先週とは違う班・違うメンバーが2年生の各班を訪問します。正直なところ、話がはずんでいる班もあれば、両者とも恥ずかしそうに下を向きがちな班もあるようです。これから上級学校に進んだり就職したりする3年生にとって、自分の班以外の人や学年が違う人と意見交換するのは、今後につながる大事な経験となるに違いありません。この交流の機会は、今後も不定期で設ける予定となっています。2年生の研究が進むにつれ、さらに活発な意見交換ができることでしょう。先輩方、頼りにしています!
We have become accustomed to seeing third-year and second-year students working on their proposals and research plans, respectively, in the same classroom.
At one such classroom, while taking some photos of them, we see a ”suspicious figure” outside the window! ... Well, it turned out to be a group of second-year students who had just started research on “invasive species,” and they were walking outside for their research. Surprisingly, while many 2nd graders are still planning their research, some have already started to conduct surveys, questionnaires, and prepare for experiments.
Today, we had another “Exciting Exchange Time” in the last 10 minutes of the class. Different groups and different members from last week visit each of the 2nd grade groups. To be honest, some of the groups seemed to have a good time talking with each other, while others tended to look down in embarrassment. Exchanging opinions with people from a different group or a different grade will be an important experience for 3rd-year students who will be going to a college or finding a job in the near future. We plan to continue to provide this opportunity for exchange, and as the 2nd-year students' research progresses, we expect to see an even more active exchange of ideas. We are counting on you, 3rd graders!
【ATⅠ】調査を始める班が増えてきました
本時のATⅠの様子を見ると、アンケートを作成する班やウニの殻を割って肥料づくりに励む班など、研究計画を組み立てて実験や調査に動き出している班が見られました。
また、3年生に質問する2年生の姿も見られ、異学年交流もうまく行っているようです。
11月19日の中間発表会での報告が今から楽しみです。
【科学部】AABEでの英語発表
科学部ホタル班が松山市で行われたAABE(第29回アジア生物教育協議会隔年会議)にて発表しました。
英語による発表でしたが、昨年度から重ねた経験を生かして、しっかりした発表を行いました。
他県の高校のホタル研究班とも交流ができ、有意義な発表会となりました。
初めて参加した1年生部員も発表に参加したり、英語の質疑応答に触れることで貴重な経験をできたようです。
この経験を次に生かすことを期待します。
【ASⅡ・Ⅲ】質疑応答、始めました♪ / Question and answer session
本日のASⅡでは、授業の冒頭に今回から始める「質疑応答」についての説明がありました。質問形式(オープンクエスチョン?クローズドクエスチョン?)に応じて簡潔に答える(=まず結論を述べ、必要に応じて補足する)こと、想定外の質問で答えられない場合にはどうするか、など、具体例を用いて質疑応答の流れを押さえました。
その後は、各班の活動場所に分かれての研究活動です。天気にも恵まれ、屋外で活動したり、実験を始める班も少しずつ増えてきました。急に秋めいてきて、天草のあちこちで彼岸花が見頃を迎えています。ということで、今日はASⅡの「ヒガンバナ班の実験におじゃましてみました。2人のメンバーはヒガンバナの持つ毒性を除草に活用するという研究をしているのですが、今日は特に強い毒を持つ球根の部分をつぶしてリコリンが含まれる液を抽出しようとしています。聞いてみると、抽出液は取れたものの、思ったより球根の粘度が高かったので少し苦戦したとのこと。次回は水をもう少し加えつつ抽出を試みるそうです。
7時間目から活動を始めた3年生はというと、時にディスカッションをしつつ、クロームブックとにらめっこ。論文作成を頑張っています。いよいよ締め切りが今月末に迫ってきて、みんな必死な様子です。研究の総まとめとなる論文、良いものができるといいですね!
授業の最後に、いよいよ「質疑応答」の時間がやってきました。今回は2年生が2分間で研究内容を説明し、その後の3分間で3年生からの質問に答えます。最後に、その場で答えられた質問とその回答をワークシートに書き込みます。答えられなかった質問には、それに対する回答を後日調べて記録することで、今後の研究につなげることができます。初日の今日は、どの班も少し緊張した面持ちながら、一生懸命説明や質疑応答を頑張っていました。継続は力なり! 来週も引き続き、研究&質疑応答を頑張っていきましょう♪
Autumn has come and flowers called Cluster amaryllis are at their best here and there in Amakusa. In ASⅡ, a group called ”Cluster amaryllis” has been working on utilizing the toxicity of the flower for weed control, and today they are trying to extract a liquid containing lycorine by crushing a particularly poisonous bulb. They told us that they struggled a bit in extracting liquid because the viscosity of the bulb was higher than they expected. Next time, they will try to extract while adding a little more water.
The third-year students, who began their activities in the seventh period, were all writing papers with their chromebooks. The deadline is coming up at the end of this month, and everyone is working really hard. We hope they can produce a good paper that summarizes their research!
At the end of class, the second-year students began a new “question and answer” activity. This time, they will have two minutes to explain their research, followed by three minutes to answer questions from the third graders. At the end of the session, they write down the questions and their answers on a worksheet. For questions that were not answered, the answers to them will be researched and written down later for future research. Today, the first day, all the groups looked a little nervous, but tried their best to explain and answer questions. Question and answer sessions are not so easy, but never give up, great things take time!
【ATⅠ】継続研究も進んでいます
ATⅠでは、3年生の継続研究に取り組む班も出てきています!
先週、いい匂いにつられ調理室に行ってみると、ATⅠの生徒の姿が!!何を試作しているのか聞いてみると継続研究を行っている班でした。先輩の研究を深化させるべく、早速試作を行っていたのです。
そして今週。先週の試作品はどうだったか気になり教室を覗いてみると、先週の結果を基に、検証を行っていました。まだまだ研究は始まったばかり。今後どのように研究が進んでいくのか、今から楽しみです。
多岐にわたるテーマを設定できるのがASやATの強みの一つではありますが、今回紹介したように、今までの先輩の研究に惹かれ、後を継ぐ形で研究テーマを設定できるのも本校の探究活動の魅力の一つです☆
【ATⅠ】ワクワク交流会で研究を前進!
本日のATⅠでは、2年生が3年生から研究のアドバイスをもらう「ワクワク交流会」が実施されました。
自分たちで話し合いながら研究計画書の作成を進めていた2年生でしたが、「何回実験すればいいのか」「〇〇を検証するにはどんな実験をすればいいのか」など、多くのことを決めなければなりません。
そんな時、心強いのは昨年ATⅠを経験した3年生です。自らの経験を元に、「もっと地域課題と絡めるとより良くなるのではないか」「私達はこんな機材を使って測定したよ」など2年生にアドバイスしてくれていました。
この取り組みを通して、2年生は新たな視点で自らの研究を考え、研究を進展させてくれることでしょう。「ワクワク交流会」は交流する班を組み替えて来週も実施します。
【ASⅠ】探究スキルアップ講座⑩ データ処理①
本日は探究スキルアップ講座の第10回目が実施されました!
本日のテーマは「データの処理」について学ぶというものでした。
「スプレッドシートを活用したデータの処理について学びを深める」ことを目標に据えて活動に取り組みました。まずはスプレッドシートにまとめられた数値データから必要な情報を読み取って、数式を用いて数値データを明らかにしたいことに沿った形で集計するための方法を学びました。自らが明らかにしたいことをまとめるにはどのような数式をどの場所に適用すれば良いかなどはじめは戸惑っていた生徒も自然と自ら数値データの処理ができた生徒がまだできていない生徒に処理の仕方について教え合う姿が見られるなど、協働して物事に向き合うことができていたように感じました。
その後は、数式を用いて処理した数値データをもとにグラフを作成し、そのグラフから読み取れることの分析を行いました。どの数値をグラフとして表すのかや、表す際に適切と考えられるグラフの種類等について各自がしっかりと考えながらグラフの作成及び分析を実施することができていたのではないでしょうか。今後、探究活動を進めるうえで様々な数値データが収集されることになるかと思います。データをどのように処理してどのように見せていくのかは自らの研究を発信していくうえで非常に重要な要素となってきます。今回の学びを活かして数値データを適切に処理できるようにしていきましょう!