日誌

全日制ブログ

【全】(放送部)九州大会で初優勝!

 12月8日(金)~10日(日)にかけて、大分県別府市で第7回全九州高等学校総合文化祭大分大会放送部門 第45回九州高校放送コンテスト大分大会が開催されました。本校放送部は朗読(県大会3位)・ラジオ番組(県大会3位)・テレビ番組(県大会優勝)の3部門で熊本県代表として参加してきました。このうち、聴覚過敏について訴えたラジオ番組とTAMACOFFEEの取り組みについて取り上げたテレビ番組が、それぞれ各県の代表である40作品中の上位10作品の中に選ばれ決勝に進出しました。そして決勝では、ラジオ番組が見事優勝し九州の頂点に立ちました。また、テレビ番組も4位に相当する優良賞を獲得しました。

九州大会での優勝は本校初の快挙です。また、熊本県勢のこの大会での優勝は7年前の朗読部門以来で、番組部門では2009年以来実に14年ぶりのこととなります。この大会に参加した熊本県の他校はもちろんのこと、九州各県の高校からも「玉名高校はレベルが高いですね」とたくさんの祝福のお言葉を頂きました。また、県外の学校と交流を深めることもできました。

1年後のこの大会まで、本校はチャンピオンとして優勝杯を保管しておくことになります。これからは他校から追われる立場です。他校に負けないよう、さらに優れた作品を送り出したいと思います。今後もご支援宜しくお願いいたします。

【全】薬物乱用防止講演会を行いました

11/29(水)に高校1、2年生を対象とした薬物乱用防止講演会が行われました。玉名警察署の谷尾貢 様より、違法薬物が与える様々な影響、若者にも広がる違法薬物の現状などを話していただきました。また、知らない人に会いに行かない、画像を送らない、など犯罪につながる行動を行わないように、SNSの使用についてのルールを再確認しました。生徒からはオーバードーズについての質問が出ました。薬物についての正しい知識を知り、違法薬物に関わることがないように活かしてほしいと思います。

 

     

 

  

 

お知らせ 【全】第2回リーダー研修!!

第2回リーダー研修を開催しました!!

◎期日:令和5年(2023年)11月28日(火)

◎対象:生徒会・2年学級委員・部活動部長

◎活動内容① 森田主幹教諭からの講話

◎活動内容② テーマ「魅力ある学校づくりに向けた取り組み」

今回は、生徒会主催で魅力的な学校づくり(中進生と高進生のかかわり)についてグループトーキングとシェアリングをしました。

◎活動の様子

 

◎生徒感想

・同学年でなかなかディスカッションする機会がないのでおもしろかった。

・議論をもっと深めたい。

・生徒会だけは出てこない意見が多く出てきて、とても良い時間となった。

・テーマに沿って班で充実した話し合いをすることができた。

・自分にはない発想をたくさん聞くことができ、刺激となった。

 

次回は学級委員、部活動の部長が企画した第3回リーダー研修を(2月)行う予定です。

【全】(生徒会)犯罪被害者週間事業シンポジウムのイベントに参加しました

 平成17年12月に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において、毎年「犯罪被害者等基本法」の成立日である12月1日以前の1週間(11月25日から12月1日まで)が「犯罪被害者週間」と定められました。「犯罪被害者週間」は、期間中の集中的な啓発事業等の実施を通じて、犯罪被害者等が置かれている状況や犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏への配慮の重要性等について、国民の理解を深めることを目的とするものです。

 この期間の初日に当たる11月25日(土)に、ホテル熊本テルサで上記のシンポジウムが開催され、生徒会2年生の木下さんが参加しました。木下さんは熊本大学の犯罪被害者支援大学生ボランティア「くすの輪」およびコーヒー研究会の学生の皆さんと一緒に、来場者の方々にコーヒーを無料提供するボランティア活動を行ったほか、本校の創立120周年記念のTAMACOFFEE製造にご協力いただいたカーメストコーヒーショップの深迫祥子さんの講演会にも参加しました。

今後も本校生徒会は地域の様々な場で支援活動を行っていく予定です。

【全・定・中】創立120周年記念キャリア教育講演会を振り返って

 10月28日(土)、玉名高等学校創立120周年記念式典後に、「時代を代表する著名人の『問題意識』を共有し、問題解決に向けた『協働力』を身につける一助とする」ことを目的の一つに掲げ、創立120周年記念キャリア教育講演会を実施した。

 本年度の講師である新井紀子氏は、東大合格を目指すAI「東ロボくん」を開発する過程の中で、AIに超えられない壁として「文の意味の理解」を挙げた人だ。また、人間だけが持つその優れた能力も、訓練を積まなければ退化してしまうという課題に直面し、その課題解決のためにRST(リーディングスキルテスト)を考案・開発し、教育界に一石を投じた人でもある。

 人類はどの様な夢を抱いてきたのか、AIにはどの様な壁があるのか、AIが人間に取って代わろうとしている今世紀に、我々が果たさなければならない使命は何なのか、これらのことを、生徒の目線に立って説明し、氏の抱える問題意識を生徒たちに直接問いかけた。生徒たちは、現代科学が抱える課題を自分の課題として捉えるとともに、氏が考える課題解決に向けた方策に対して親近感を覚えたに違いない。

 講演後、高校3年の一部の生徒が、「次年度より高校1年生に対して導入するRSTを自分も受験してみたい」と、感想を述べていた。創立120周年を期に、玉名高校・玉名高校附属中学校の新たな時代を予感させる瞬間であった。

 氏が、本校を出発する前に色紙に書いてくれた「数学は科学の言葉」が、本校1棟から2棟に向かう渡り廊下の壁上段から我々を見守ってくれている。