水高diary

タグ:電気建築システム科

【建築コース】1年生木工実習~墨付け・のこびき編~

 建築コース1年生は大工さんになった気持ちで実習を行っています。2回目の木工実習では、前回学んだ墨壺を使い、墨付け(加工するための印、線)を行い、のこぎりでの切断に挑戦です。

 まず今年赴任した木工担当教師が手本を見せると、その技術に生徒たちは驚いている様子でした。その後、生徒自らのこびきをしましたが、まっすぐ木材を切断することの難しさに苦戦。怪我に注意し、適度な緊張感はありつつも、みんなで協力し、担当教師にも気軽に質問するなど和やかな雰囲気で楽しく木工ができています。何度も挑戦し、周囲のアドバイスを受け、着実に技術を向上させました。

【建築コース】【WCP】水俣市役所新庁舎工事現場見学

 先日、建築コースの2・3年生が工事現場の見学に行ってきました。建築士、現場監督、水俣市役所の方々のご厚意で、詳しく説明を受けながらの見学でした。生徒たちは、授業で学んだことに加えて、プロの方々の話を聞き、実際に目で見て、手で触れることで建築技術のすごさを体感できました。また、完成する前にしか見られない場所や、工事の様子を見て新たな学びもありました。この現場では卒業生も現場監督として働いており、生徒たちは自分たちの将来についても考えることができました。

*建築コースでは、社会に開かれた学びを展開するため、地元企業や行政と連携し工事現場見学や講話、講習会などを積極的に行っています。

 

【電気コース】工基(総合選択制)

本日、電気コースの実習(総合選択制)でLEDキャンドルライトを製作しました。

はんだ付けで基盤を作り、電池ボックスとガラスのコップをグルーガンで固定し、完成です。

中学校以来のはんだ付けに戸惑いながらも上手に作業を行っていました。

また、それが終わって、学校内の電気設備の見学に行きました。

校舎の屋上では太陽光パネルと、学校の受電設備では6600Vの引き込みをしてあるキュービクルを見ることができました。

生徒達は、普段は入ることの出来ない空間に入り、ちょっとした探検気分で楽しそうでした。

  

 

【建築コース】【WCP】産学官連携事業「木育ワークショップ」

 6月18日(金)に、水俣環境アカデミアで、木育ワークショップが開催され、建築コース3年生4名が参加しました。

 水俣環境アカデミア所長様より、昨年までや今年度の建築コースの取組みについて話をしていただいたのちに、森林施業プランナーの方より、水俣の森林や林業の講話をして頂きました。続いて、新水俣市役所庁舎の設計をされた、1級建築士の方に、新庁舎の概要について講話をして頂きました。生徒たちは、学校では学べないことを多く学ぶことができました。

 そして、今回の連携事業の目玉である新庁舎のキッズコーナーについて意見交換会を行われました。なんと、新庁舎キッズコーナーの企画、設計、製作を建築コース3年生の4名に任されたのです。意見交換会では、水俣環境アカデミア及び水俣市新庁舎建設室の方々や製作の指導をしてくださる水俣市建具組合の方々など多くの連携先の皆さんとアイディアを出し合うことができました。今後、早速設計を行い、11月の新庁舎完成に向け、キッズコーナー製作を行っていきます。随時作業の様子をお知らせしていきます。

*建築コースでは、Wood connect project(ウッド コネクト プロジェクト)や木育ワークショップなど地域の様々な方と連携し、地域貢献をしながら建築技能や知識を深める活動を積極的に行っています。

 

【建築コース】楽しい!1年生木工実習スタート

 1年生にとって、初めての木工実習が始まりました。将来は大工を目指す生徒もいて、とても意識が高いです。

第一回目は建築道具について、学びました。写真は、墨壺(すみつぼ)と呼ばれる木材に印をつける道具の糸が切れたときの対処法について学んでいる様子です。説明を受けたのち、みんなに分かるように太いロープを用いて結び方を確かめました。その後は各自で割り当てられた墨壺の糸を切り、それを結びつけています。何度か練習すると上手にできるようになりました。まず、道具の仕組みや道具が故障したり、糸が切れたりするときの対処法から学ぶと次回の実習からより道具を大切にかつ思い切り使うことができますよね。

 実習後のレポートもとても楽しかったと感想を書いてくれました。これからも真剣にそして楽しみながら知識や技術を身に付けていきましょう。次回は実際の作業内容を掲載します。お楽しみに。

 

【建築コース】2年生測量実習

 今日の建築コース2年生は、幸いにも晴天に恵まれ、トランシット測量(角度測量)を行いました。1年生で行った測量器械より格段に操作の難易度が上がりましたが、さすが2年生、何度か練習をするとコツを掴み、精度高く測量できました。

 測量器械を用いて、グラウンド上に地中梁(建物の基礎部分や地下を支えるために地中に埋められた梁のこと)を描く課題では、みんなで話し合い、座学で学んだ知識を活かして、完成させることができました。立派な建築技術者を目指してこれからも技術を磨いていきます。

*建築コースでは、教室で学ぶ座学とものづくりや実験、実習など身体を動かして学ぶ実習があり、それぞれリンクさせながら授業を行っています。

 

【建築コース】1年生測量実習

 建築コース1年生は、平板測量にチャレンジしています。平板測量とは、敷地の形、広さ、方位を調べることです。今日は、残念ながら雨のため、屋内での実習でした。最初は器械の取り扱い方に苦戦していましたが、みんなで協力し合い、教え合っていました。測量結果は、2班ともほぼ誤差なし。素晴らしい!入学したての1年生も、もう立派な建築技術者です。

*本コースの実習では、測量、木工、材料試験、足場組立、模型製作、CAD(コンピューターを使った図面書き)など幅広く、建築技術を学ぶことができます。

 

【建築コース】wood connect project 木製ベンチ11台、木製パーティション1基、木製テーブル3台引渡式

 建築コース3年生課題研究、wood connect project(ウッドコネクトプロジェクト)班は、本日水俣環境アカデミアで、wood connect project班が製作した木製ベンチ等の引渡式を行いました。

 生徒代表挨拶では、「多くの方々のご支援、ご協力の下にこのプロジェクトができたことに感謝し、自らが伐採した木材を使い技術指導を受けながら製作したベンチ11台を水俣市民の方々に永く使ってもらえることを嬉しく思います。」と述べました。水俣環境アカデミアの古賀所長より、「地域のために、今後もプロジェクトを支援していきたい。」と言っていただきました。

 その後生徒たちはベンチを使用してくださる各自治会長様に向けて、製作過程などをまとめたプレゼン発表をさせていただきました。本プロジェクトに関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。生徒たちは、建築技能の向上、地域の山林についての学び、水俣市民への広報などを通して多くのことを学び経験できました。卒業しても、この経験は必ず活きることでしょう。

 なお、今回行ったプレゼンは、2月20日(木)のSGH成果発表会でも発表します。是非本校へご来校ください。

 

【八の字坂46】危険物取扱者試験対策課外授業

3月7日に危険物取扱者試験の特定試験が水俣高校を会場として初めて実施されます。

その試験で乙種四類危険物取扱者合格を目指した機械科の1年と2年、電気建築システム科2年、3年、普通科3年の合計46人が試験対策に取り組んでいます。たまたま参加者が46人だったので題名に八の字坂を付けてみました。

この資格は、消防法で規定されるガソリンや軽油などの引火性液体を取り扱う免許です。化学、危険物の性質や消火方法、消防法など広範囲の知識を問われます。熊本県内の高校生は合格率が10%程度とかなりの難関資格ですが、みんなで協力して合格しようと毎朝7時45分から頑張っています。学年末試験と両立しながら合格を勝ち取ってほしいと思います。

課外授業が終わりちょっとお疲れモードです。

令和元年度課題研究発表会 電気建築システム科

電気コース

①マイコンカーの製作    
②環境発電の研究~エネルギーハーベスティング~

建築コース

③Wood Connect Project
④地球にやさしい土壌固化剤の開発に関する実験的研究       
⑤小径丸太廃材を活用した中学校技術の授業用教材開発       

 
 令和初の課題研究発表会が1月16日(木)本校柔道場にて行われました。今年度も3年生が1年間の集大成ということで各班ともにそれぞれの研究テーマにそってこれまでの取組みを発表しました。保護者の方や多くの先生方が参観して頂き、生徒達はとても緊張した面持ちではありましたが、最後まで協力して発表を終えることができました。