学校行事の様子

2025年11月の記事一覧

花の話題 ~その後のコスモス 他~

 秋も深まり、昼間でも日がささないと寒さを感じるようになってきました。今年は秋が足早に過ぎていくようですね。3年生は進路決定への路を頑張って進んでいます。コスモスは秋桜祭後、またどんどん花を開き、昨日一昨日くらいに満開を迎えていました!

 こちらは14日頃の様子です。

 ここから、21日の様子です。朝方、午前が、日を浴びて特にきれいです!!午後の像になって大変申し訳ありません。

 風が強めで、しきりに揺れていました。

 こちら、昇降口近くのプランターのコスモスです。

 また、マリーゴールドが栄えています。暗くなった後に帰る際には、花々の辺りにポッと明かりが点っているようにも見えました。

 金曜日の6時間目、教室から授業の声が聞こえてきます。後方には矢筈嶽(やはずだけ)が見えます。

 イチョウも鮮やかな黄色い色を見せるようになりました。今月末~来月初めには期末考査。静かに倉岳校の時間が流れていきます……

全定倉合同職員研修を実施しました

 11月19日(水)の午後から天草高校の全日制・定時制・倉岳校の合同職員研修を行いました。研修内容は「学びのUD(ユニバーサルデザイン)化」についてでした。倉岳校は令和2年度から「高等学校における『学びのユニバーサルデザイン』構築事業」に取り組んでおり、これまでの倉岳校の取り組みを全日制・定時制の先生方に共有する目的で研修を実施しました。

 まず始めに倉岳校の担当者より、倉岳校での学びのUD化についての講話をしていただきました。その後各教科に分かれ、各課程で学びをどのようにUD化するかの検討を行いました。

 学びのUD化の目的は、授業や人間関係など学校生活全般において「すべての児童生徒が安心して学べる教育環境を整備すること」です。今回の研修内容を活かし、全日・定時・倉岳のすべての生徒が安心して学べる学校づくりを進めていきたいと思います。

薬物乱用防止教室を実施しました!

 11月14日(金)に、全学年を対象とした薬物乱用防止教室を実施しました。これは薬物乱用による心身への影響や社会的影響について正しい知識を身につけるとともに、将来にわたって自分の健康を維持するための行動を選択できるようにすることを目的に、毎年実施してるものです。

 まず始めに、学校薬剤師の先生の仕事内容をお聞きしました。大変印象的だったのは、被災した際に避難所となる学校への関わりについてです。今年の8月には天草地区も水害の影響を受け、浸水などで避難所生活を余儀なくされた方もいらっしゃいます。熊本地震などの大規模災害の場合には学校の体育館が避難所などになりますが、学校はその対応に追われ、大きな混乱状態になることも多いそうです。そういった中で、保健室などの救護環境を守る役割も担って頂くそうで、大変驚きました。

 後半は違法薬物やたばこによる人体への影響についてお話を頂きました。近年は薬を過剰投与する「オーバードーズ」が問題になっていますが、薬の用法用量を守ることの大切さもお伝え頂きました。

 一度薬物を経験すると、以前の身体に戻ることはできません。謝辞を述べた生徒の発言にもありましたが、違法ドラッグの勧誘を受けても、きっぱりと断れるようにすることが大切です。違法薬物の恐ろしさに気づき、決して手を出さないという強い思いが芽生えていることを願います。

 

【授業風景】化学基礎~塩の水溶液の性質~

 11月12日(水)に化学基礎の授業で塩の水溶液の性質を調べる実験を行いました。酸と塩基の中和反応によって生じる塩(えん)は、水中で加水分解という反応を起こし、酸性・中性・塩基性のいずれかの性質を示します。

 今回は、硝酸カリウム、塩化アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムの6種類の塩の液性を予測し、pH試験紙を用いた実験で実際に調べました。

 

 pH試験紙の色の変化が色鮮やかできれいですね~

 塩の多くは白色であるため見た目で区別するのは難しいですが、水溶液にして液性を調べるとそれぞれの物質の性質が表れるのは何とも不思議です。

 化学の理論が物質の振る舞いを正しく説明できていることを確認する、良い機会になったと思います!

【授業風景】生物基礎~腎臓の解剖実習~

 11月12日(水)に生物基礎の授業で、豚腎臓の解剖実習を行いました。腎臓の実物を実際に観察し、授業で説明した「皮質」や「髄質」、糸球体の構造などの理解を深めるために、実習に取り組みました。

 まずは解剖器具の使い方を学び、腎臓の外観を観察しました。次に腎動脈から薄めた墨汁を注入して毛細血管を黒く染めることで、腎臓内に張り巡らされた血管の様子(特に「糸球体」)を確認しました。最後に腎臓を解剖し、内部構造を観察しました。

 臓器のさわり心地や、内部構造は実物を見てみないとなかなかイメージできないものです。今回の実習では、全員が一生懸命に解剖に取り組み、観察やスケッチができていました。

 今後も様々な実験を通じて、学びを深めていきましょう!