学校行事の様子

【授業風景】化学基礎~塩の水溶液の性質~

 11月12日(水)に化学基礎の授業で塩の水溶液の性質を調べる実験を行いました。酸と塩基の中和反応によって生じる塩(えん)は、水中で加水分解という反応を起こし、酸性・中性・塩基性のいずれかの性質を示します。

 今回は、硝酸カリウム、塩化アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムの6種類の塩の液性を予測し、pH試験紙を用いた実験で実際に調べました。

 

 pH試験紙の色の変化が色鮮やかできれいですね~

 塩の多くは白色であるため見た目で区別するのは難しいですが、水溶液にして液性を調べるとそれぞれの物質の性質が表れるのは何とも不思議です。

 化学の理論が物質の振る舞いを正しく説明できていることを確認する、良い機会になったと思います!