学校行事の様子

学校生活

保中高合同避難訓練

 10月28日(水)、倉岳保育園と倉岳中学校、倉岳校の1園2校で地震・津波を想定した合同避難訓練を行いました。「おはしもち」(押さない・走らない・しゃべらない・戻らない・近づかない)を意識しながら避難しました。中学生と保育園児も、避難場所に指定されている本校グラウンドに一緒に避難しました。園児の避難には中学校と高校の職員も園に駆け付け、園児の手を引いたり避難カーを押したりして支援しました。避難後は、苓陽幼稚園 園長の鶴戸継啓様より講評をいただきました。9年前に発生した東日本大震災のことを例に、地域で連携し助け合っていくことの重要性について話をされました。

 避難訓練を通して、生徒たちは「地震が発生した場合、避難場所の確認をして、すみやかに行動できるように日頃から避難場所や経路を把握しておくことが大切だと思った。」や「自宅からの避難経路も確認し、自分の命を守れるようにしたい。」、「地震の揺れがおさまったことを想定してから避難したが、移動流に揺れが起こったらどこに身を隠したら良いのか疑問に思った。この疑問を解決するために、移動中に安全そうな場所を見つけながら避難した。」、「ハザードマップを活用し、避難場所の確認をしたい。」などの感想を書いていました。

 保育園、中学校と合同で避難訓練を行ったことで、地域連携の大切さや高校生としての役割について考えることができました。また、津波発生前の順序や避難方法などの確認、安全に避難する態度を身につけることができました。自然災害はいつ起こるか分かりません。もし起こった場合は、今回の避難訓練で学んだことを活かしましょう。

 

<避難訓練の様子>

     

     

     

 

 

薬物乱用防止教室

 10月22日(木)、薬物乱用防止教室を実施しました。講演は、学校薬剤師の江浦俊文様にしていただきました。たった1回の薬物乱用でも犯罪であることや、タバコやお酒は勧められても「きっぱり断る」ことの必要性、自分の健康は自分で守ることの大切さについて学ぶことができました。他にも、タバコの煙が溶けた水の中でどのようにミミズが変化するのか観察し、タバコは体に有害であるということを改めて学ぶことができました。

 講演後生徒たちは、「私は誘われたら断ることはできないと自分自身で思っていたが、体への害を学んで、絶対に断ろうと思えた。」、「普段病院でもらう薬なども服用の仕方によっては薬物乱用になったり、タバコやお酒も薬物乱用につながったりすると知り、とても身近に感じた。」、「タバコやお酒は、他の薬物等に比べて身近なもの。子どもの見えるところで普通に吸ったり飲んだりするので、あまり怖いと思ったことがなかった。しかし、講話の中でミミズの実験をし、実際に目にしたことでタバコは何があっても吸わないようにしようと決心した。」などの感想がありました。

 薬物乱用による心身への影響や社会的影響について正しい知識を身につけることができました。これから、自分や周りの人の健康を維持するためにも正しい行動を選択し、明るい社会をつくっていきましょう。

 

<講演の様子>

     

     

     

     

     

     

倉岳校福祉の日

 10月21日(水)、「倉岳校福祉の日」として、講話と体験活動を実施しました。社会福祉法人 天草市社会福祉協議会 倉岳支所長の小浦良介様に福祉講話をしていただきました。福祉とは何なのか、またどのような人に提供されているのかについて学びました。他にも、社会的背景として超高齢社会になってきていることや、天草市と倉岳町の高齢化率が40%を超えていることを学ぶことができました。

 福祉体験は、高齢者疑似体験と車いす体験を行いました。天草市社会福祉協議会の佐々木様、田尻様、吉田様、永田様、吉鶴様にご指導いただきました。高齢者疑似体験では、関節屈曲固定装具や重り、イヤーディフェンダー、視覚障害体験ゴーグルを装着し、歩行や階段の昇降などの困難さを体験しました。車いす体験では、移乗動作や段差の昇降、自走などを体験しました。

 体験後、生徒たちは、「車いすの体験をしてみて、段差やちょっとした坂があるだけでも目が見えていないと怖いと分かった。」、「自分がいつ介護をしなければいけない立場になるか分からないし、思いもよらぬ事故で車いす生活になることもあり得るので、学んだことを忘れないようにしたい。」、「高齢者の方と同じような状況を体験して、思っている以上に周囲が見えにくかった。小さいことでも声掛けをしながら、相手のペースに合わせて介助したいと思った。」、「これから高齢化がどんどん進んでいくので、今まで以上に地域のために様々なサポートができたらいいなと思った。」などの感想を書いていました。

 福祉の日をとおして、社会福祉への興味・関心を高めることができました。また、疑似体験では、相手がどのような気持ちなのか理解する姿勢や、 互いに協力し合っていく知識と態度を身につけることができました。共生社会を生きる一員として、学んだことを実践していきたいと思います。社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

 なお、天草市のホームページでも活動の様子が紹介されています。

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 https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji0037565/index.html

 

<開会>

~福祉講話~

     

  

<福祉体験>

【高齢者疑似体験】 ~装具の装着~

       

     

~歩行~

     

~衣服の着脱~

        

~浴槽の出入り~

     

~階段の昇降~

     

~手元を動かす~

     

【車いす体験】 ~移乗動作~

     

     

~段差の昇降~

     

~目隠し~

     

~自走~

     

<閉会>

~まとめ~

     

     

~生徒謝辞~

漁業体験教室

 10月12日(月)、海水養殖漁協栖本事業所と紀勝水産で1年生が漁業体験を行いました。給餌体験や工場見学、職業講話、魚の捌き方・神経抜きの見学・体験、生産物試食を行いました。

 体験後、生徒たちは「魚の鼻から針金を通し、神経をダメにする「神経締め」が、一番印象的で衝撃的だった。」や、「魚の命を美味しくいただくということを学んだ。今までは、何も考えず食べていた。この体験で、魚の命を美味しく食べないといけないと思った。」、「魚が好きで仕事するのは苦ではないという言葉に驚いた。「好き」を仕事にできることはいいなと感じた。」、「今までこのような体験をしたことがなかったので、体験できて良かった。」などといった感想を書いていました。

 生産者の方たちとの交流を通し、生徒たちは地元産業に対する関心を高めることができました。御協力いただいた天草地区漁業士会や海水養殖漁協栖本事業所、紀勝水産の皆様、本当にありがとうございました。 

 

<棚底港から出発>

     

<龍ヶ岳町沖(海上筏)>

~紀勝水産の筏で給餌体験~

     

  

<海水組合栖本事業所>

~高度衛生管理加工場・餌料保管施設の見学~

     

<魚の捌き方・神経抜き、代表者の体験>

     

     

<漁業士による職業講話>

<生産物試食>

     

<謝辞>

  

交通安全教育講話

 10月8日(木)、日本自動車連盟(JAF)熊本支部推進課事業係の前川憲司様を講師としてお招きし、「ドライバー(自動車)からの見え方を踏まえた自転車・歩行者の交通安全」という演題で交通安全講話を実施していただきました。 

 ドライバーから自転車や歩行者はどのように見えているのか知るために、ドライブレコーダーの動画をいくつか観ました。実際にどのような危険があるのかを学び、自分たちは歩行者として交通ルールをしっかり守れているか考えるきっかけとなりました。他にも、普段使用している体育館の間違い探しや、危険に対して正しくすぐに反応できるかなどの体験的な活動を行いました。講話後、生徒たちは「『安全を見るのではなく危険を探せ』という言葉が印象に残った。」や、「今までは車に乗っている人が事故を起こす原因となり、気をつけるのも車を運転している人だけだと思っていた。自転車に乗っている人や歩いている人も事故を起こさないように気をつけることが大切だと分かった。」、「家の近くや学校など普段よく行く場所は、変化に気づきにくい場所でもあるので本当に危険ではないか、しっかり確認しようと思った。」などの感想を書いていました。

 今回の講話では、通学路を安全に通学するためにどうするべきか考えを深めることができました。危険予測や危険回避能力をこれから身につけ、事故を起こさない・事故に遭わないよう気をつけていきましょう。交通安全について、生徒たちの意識向上に繋がる貴重な機会となりました。前川様ありがとうございました。

 

<講話の様子>

     

     

     

     

<謝辞>

<感想記入>

     

就職ガイダンス

 9月19日(土)、大原出版就職ガイダンス事務局キャリアコンサルタントの広瀬美貴子様を講師としてお招きし、就職希望者(3年生)に向けて就職ガイダンスを実施しました。

 厚生労働省が発行している『就職力をつけるWork Book For High School Students』や『就職活動サポートブック』を活用し、就職への動機付けや職業理解等の向上を図りました。

 1日が終わり、生徒たちの感想の中には「コミュニケーションをとることや基本的な生活態度が採用で重視されると知った。」や「新卒の就職がとても大事だということが分かった。」、「入社してすぐはできないことだらけで悩んだり、落ち込んだりすることがあると思うけど、できないからと言ってすぐ諦めずに頑張ろうと思った。」等がありました。

 希望の進路実現に向けた内容になっており、面接指導を通して就職面接での表現力を強化することができました。あっという間の1日でした。広瀬様ありがとうございました。

 

<就職ガイダンスの様子>

~講義~

     

~グループワーク(会社づくりゲーム)~

     

     

~自己PR・志望動機~

     

~模擬面接~

     

                                                           ~生徒代表謝辞~

     

性教育講演会

 9月17日(木)、NPO法人こころのサポートセンター・ウィズの西原鈴代様と河野直子様をお招きし、「デートDVに気づこう~対等に尊重し合う関係のために~」という演題で講演をしていただきました。

 恋人に暴力をふるうことをデートDVと言い、暴力は加害行為をした人の責任であり、被害者のせいではないということを学びました。また、どのようなことがデートDVにあたるのかについて、物語をもとに考えを深めることができました。

 講演後、生徒たちからは「彼氏彼女でも、自分の言いたくないことや秘密があっても決して悪いことではないと分かった。」や「同じ意味の言葉で言い方によっては、相手を傷つけずかつ自分の思いをしっかり伝えることができると分かった。『遅いやん、いつまで待たせると?』という言葉でも『遅かったから心配したよ』などと言い換えることでやわらかい印象になるので、すごいと思った。」、「相手の行動を制限するなどの束縛はDVに入らないと思っていたが、暴力にもいろいろな種類があり、相手を傷つけることがデートDVになるということを知ることができた。相手を尊重して、自分の考えを押し付けないようにしたいと思う。」、「もし、自分がデートDVを受けていると感じ、おかしいと思ったら信頼できる人や自分の話をしっかり聞いてくれる人に相談するようにしたい。」などの感想がありました。

 性に関する諸問題や正しい知識について理解し、適切に対応していくための力を育むことができる時間となりました。西原様、河野様ありがとうございました。

       

<講演会の様子>

~開会~             ~講師紹介~

     

~講演~

     

~生徒代表謝辞~         ~閉会~              ~感想記入~

     

模擬面接(3年生進学希望者対象)

 9月10日(木)、ライセンスアカデミーの広瀬美貴子様を講師としてお招きし、進学希望者(3年生)に向けて模擬面接をしていただきました。志望校受験の事前指導として自己表現の方法や面接では何を見られるのか等について学びました。

 模擬面接が終わった後の生徒たちの感想の中には、「今までは、知っている先生方と面接をしていたため、慣れてきてあまり緊張もしないし、ある程度私のことを知ってくださっているのでカバーできる部分があった。しかし、今回は全くお互いのことを知らないので上手く伝えることが少し難しかった。」や「まだまだ内容をしっかり練り直し練習をしていくことが大切だと感じた。助言の中で『将来どのように生かしていきたいかが大切』ということがとても印象に残り、内容をもっと深く、将来どのように生かしていきたいかをしっかり考え、まとめていきたい。」等がありました。

 希望の進路実現に向けた内容となっており、あっという間の2時間でした。広瀬様ありがとうございました。

 

<模擬面接の様子>

     

     

  

<生徒代表謝辞>                         <感想記入>

     

新しいALTの先生(紹介)

 9月9日(水)、カイル・アリ先生が倉岳校のALTとして本日初めて来られました。生徒たちはカイル先生の話に興味を持ち、授業に集中して取り組んでいました。

 カイル先生、これからよろしくお願いいたします。

 

<授業の様子>

     

ストレス対処講演会(3年)

 9月1日(火)、スクールカウンセラーの荒木浩太先生を講師としてお招きし、「緊張しやすい人のための対処法」について講演をしていただきました。

 緊張しやすい人の特徴やリラックスするための呼吸法などについて学びました。講演後の生徒たちの感想には、「受験の際、緊張してしまったら握りこぶしを握ったり、他の対処法を使ったりして頑張ろうと思いました。また、合否のことは考えずに目の前にあることに集中しようと思いました。」や、「呼吸法で鼻呼吸を意識し、リラックスしたいときには鼻から長く息を吐くと良いことを知ることができました。」などがありました。

 自分自身のストレス反応に気付き、ストレスを軽減するための対処法を身に付けることやストレスとうまく付き合いながらよりよい生活を送っていくことについて理解を深められました。また、これからの就職・進学試験に向けて、自分なりのストレス対処法について考える良いきっかけとなりました。荒木先生、ありがとうございました。

<講話の様子>

     

     

<感想記入>