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学校生活
令和3年度 卒業証書授与式
3月2日(水)、令和3年度卒業証書授与式を挙行しました。新型コロナウイルスの感染予防のため、卒業生・保護者・職員だけで行いました。在校生は総代を除き参加できませんでしたが、体育館の設営や大掃除、3年教室の飾りつけなど心をこめて準備しました。
今年度は、全日制課程14名が天草高校倉岳校を巣立つこととなり、校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。校長式辞では、「将来、厳しい状況に立ち至った時、”まだ努力できる”と、苦しい現実を幸運だと思うことができたら、必ず状況がひっくり返る時が来る。その力は、ここ倉岳校での3年間で、皆さんの中にしっかり育っているはず。」と励ましの言葉や、卒業生一人一人の頑張り・活躍の紹介をされました。
育友会長あいさつでは、「高校を卒業し社会人となれば、更に困難な試練が待ち受けているかもしれない。そんな逆境の時こそ高校生活で体験したチャレンジ精神を忘れず、一度しかない大切な人生が輝かしい人生となるよう挑戦し続けていって欲しい。これから出会う多くの人たちにも笑顔で接し、周りの人たちを明るく照らし、素晴らしい人生を歩んでいって欲しい。」と励ましの言葉を述べられました。
在校生総代の送辞では、「何事にも積極的に取り組んできた卒業生の姿や、率先して行動し手本を示す姿に憧れをもち、背中を追いかけていた。これから、倉岳校の伝統を受け継ぎ繋げていく。」と述べ、卒業生を送り出しました。
卒業生総代の答辞では、1年生での集団宿泊研修、2,3年生でコロナ禍に見舞われるも、感染防止対策に努めながら取り組んだインターンシップや修学旅行、マリンフェスタなどたくさんの思い出を振り返り、「これから新たな道を進む中で、つらいことがあっても高校3年間を思い出し頑張っていく。」と決意を述べました。
退場時には、卒業生たちが保護者の方と先生方へ感謝の思いを伝え、倉岳校職員作詞作曲の『グライダー』の曲とともに退場しました。
式後のLHRでは、卒業生は担任の先生から卒業証書を受け取り、クラスメイトへ一言と保護者の方へ書いた感謝の手紙を読み、別れを惜しみました。
保護者の皆様、地域の多くの方々に支えられ、卒業の日を迎えることができました。卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。4月から進学や就職をし、新生活を送ることになります。皆さんの更なる飛躍と今後の活躍を期待しています。
<卒業証書授与式>
~卒業証書授与~
~校長式辞~ ~育友会長あいさつ~
~在校生総代送辞~ ~卒業生総代答辞~
<式後の行事>
~保護者代表あいさつ~
~卒業生退場~
<LHR>
卒業おめでとうございます!
14人の未来が幸多きものであることを願っています✨
3年登校日(表彰式・生徒会記念品贈呈式・同窓会入会式)
2月28日(月)、表彰式と生徒会記念品贈呈式、同窓会入会式を行いました。
卒業生に対して、熊本県がんばる高校生表彰や高体連表彰、高文連表彰、図書委員功労賞、学校保健会表彰、3年間皆勤賞、3年間精勤賞、1年間皆勤賞、1年間精勤賞の表彰を行いました。熊本県がんばる高校生表彰の受賞者には、熊本県産の伝統工芸品が副賞として贈呈されました。また、3年間皆勤・精勤した生徒に対しては、名前入りのクリスタル楯も贈呈されました。
生徒会記念品贈呈式では、生徒会から3年生に「フォトフレーム付時計」を記念品として贈呈しました。
同窓会入会式の同窓会長あいさつでは、アメリカの女性作家の言葉を用いて、「周りの人の言動によって自分の未来が変わらないよう、”何年かかっても自分はこの道を進むんだ”という人生の目標を見つけ、その目標を実現するため行動を起こしてください。」や「この3年間倉岳校で学んだことを忘れず、新しい目標に向かって一生懸命頑張ってください。天草、倉岳から応援しています。」といった励ましのお言葉をいただきました。それに応えて新入会員代表が「倉岳校で過ごした思い出を胸に自己の夢を実現するため精一杯努力していきたいと思います。生まれ育った天草に貢献し、恩返しができるよう頑張っていきます。」という決意を述べました。
<表彰式>
~熊本県がんばる高校生表彰~
~高体連表彰~
~高文連表彰~
~図書委員功労賞~
~学校保健会表彰~
~3年間皆勤賞~
~3年間精勤賞~
~1年間皆勤賞~
~1年間精勤賞~
<生徒会記念品贈呈式>
<同窓会入会式>
~同窓会長あいさつ~ ~名誉会長あいさつ~
~記念品贈呈~ ~新入会員代表あいさつ~
3年登校日(年金講座・新社会人セミナー)
3年登校日の行事として、2月10日(木)に年金講座、2月18日(金)に新社会人セミナーを行いました。
年金講座では、日本年金機構作成の動画『知っておきたい年金のはなし』を視聴し、年金制度についての学びを深めました。就職や進学を控えた生徒たちにとって、日本の年金制度や公的年金の目的、仕組み、また免除・猶予制度を学ぶ貴重な機会となり、納付の重要性を理解することができました。20歳からの加入に備えてほしいと思います。
新社会人セミナーでは、公益財団法人 熊本県雇用環境整備協会から鬼塚 優子様を講師としてお招きし、講演をしていただきました。はじめに、社会人と学生の違い(①責任②時間③人間関係)について学び、人間関係が理由で6~7割が離職してしまうという現状を知りました。熊本県雇用環境整備協会が発行している『働く若者のハンドブック』を活用し、お辞儀の仕方や電話対応の仕方、名刺交換の仕方、指示の受け方、言葉遣いなどの社会人としての基本的なマナーを学ぶことができました。良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を磨いていってほしいと思います。
4月からそれぞれ就職や進学をし、新しい環境で楽しいこともあれば、壁にぶつかることもあります。壁にぶつかったときは一人で抱え込まず、家族や友人、先生など周りの信頼できる人に相談し、乗り越える力もつけていってほしいと思います。
<年金講座>
<新社会人セミナー>
卒業予定者体験発表会
2月10日(木)、卒業予定者体験発表会を行いました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、Google Meetを用いて3年生教室から1・2年生教室へ配信する形で行いました。6名の代表生徒(3年生)が後輩に向けて、進路決定の道筋や進路実現に向けて頑張ったことなどをスライドにまとめ発表しました。また、具体的な進路先を早めに決めておくと受験に向けた準備がしっかりできることやボランティア活動・委員会活動に積極的に参加することの重要性など、様々な視点から1・2年生へアドバイスを送っていました。
発表後1・2年生は、「進路についてきちんと決めないといけないと改めて思った。日頃から学校での勉強をしっかりと集中して取り組んでいこうと思う。」、「早めの行動で受験勉強や学校の情報収集などできることがたくさんあると知れた。自分自身でもう一度考え直し、進学先を決めていこうと思った。」や「日々の様々なことに全力で取り組み、自分に負けないよう頑張りたい。」、「面接時の自己PRで、朝ボランティアや生徒会活動などについて話せるなと思った。」、「今後の学校生活では、検定や学校行事にもっと積極的に取り組みたいと思った。」、「日頃から朝ボランティアに参加しているが、地域のボランティアにも積極的に参加していきたいと改めて思った。」といった感想を書いていました。
生徒たちは、うなずきながら発表者の話に耳を傾けており、進路意識の高揚を図る良い機会となりました。今回の発表会を参考に、進路選択や進路実現に繋げていってほしいと思います。
<卒業予定者体験発表会>
~発表の様子~
~生徒謝辞~ ~感想記入~
表彰式・終業式
12月24日(金)、表彰式と終業式を行いました。
表彰式では、2学期に資格を取得した生徒や総合文化祭の標語で佳作を受賞した生徒が表彰されました。
終業式の校長訓話では、秋桜祭や長距離走大会など1つ1つの学校行事に真剣に取り組んだ姿をほめていただきました。諦めず、挑戦し続ける姿勢を今後も大事にしてほしいと思います。また、私たちはたくさんの見えない手に支えられ、生きているというお話をされました。学校生活をとおして、一人一人が誰かを支える手になりましょう。
令和3年1月11日(火)が始業式となります。皆さんが、元気に登校してくることを楽しみにしています。感染症等に罹らないよう不要不急の外出は避けたり、マスク着用をしたりしっかりと予防をしましょう。自分を成長させる冬休みを過ごしてください。
<表彰式>
<終業式>
~開式~ ~校長訓話~
~校訓・生徒綱領唱和~
2学期クラスマッチ
12月23日(木)、2学期クラスマッチを行いました。種目はバドミントン(ダブルス)でした。バドミントン(ダブルス)は、学年毎にペアを作り、男女別、総当たり戦で競い合いました。競技中は、ラケットやシャトル等の消毒を行い、感染症対策の徹底に努めました。
試合中は、生徒同士互いに、励まし合って競技に取り組む姿が見られました。また、職員もバドミントン(ダブルス)に参加し、生徒たちと交流を深めることができました。体力向上や体育の授業の成果を発揮し、クラスの親睦を深めることができたクラスマッチとなりました。全学年が全力で戦い、笑顔の絶えない1日となりました。
<開会式>
~生徒会長あいさつ~ ~競技上の注意~ ~選手宣誓~
<バドミントン(ダブルス)の様子>
<閉会式>
~成績発表~ ~表彰~
<集合写真>
~1年生~ ~2年生~ ~3年生~
倉岳校福祉の日
12月21日(火)、倉岳校福祉の日を実施しました。午前中は倉岳町の老人会の方たちと「グラウンドゴルフ」を行いました。8コースを2ゲーム行い、合計打数の少なさを競いました。初めてグラウンドゴルフをする生徒もおり、老人会の方たちからルールや打ち方について教えていただき、交流を深めました。
午後からは、福祉に関する学習として、「認知症サポーター養成講座(居宅介護支援事業所 あこうの木 稲尾 様)」と「高齢者擬似体験・車いす体験(社会福祉協議会倉岳支所 小浦 様)」を行いました。
認知症サポーター養成講座では、認知症とはどのような病気なのか、どのような症状がみられるのかについて学びました。事例を用いて、認知症の方との適切な接し方について考える場面があり、認知症への理解を深めることができました。講座の最後に、認知症サポーターの証として、オレンジリングをいただきました。今後、認知症の方が困っている様子を見かけたら、『なにかお手伝いすることがありますか』と一声かけられる人になりましょう。
高齢者疑似体験では、関節屈曲固定装具や重り、イヤーディフェンダー、視覚障害体験ゴーグルを装着し、歩行や階段の昇降などの困難さを体験しました。車いす体験では、段差の昇降を体験しました。
体験後、生徒たちは、「グラウンドゴルフの1ゲーム目はミスする場面が多く、29打だった。2ゲーム目になると感覚をつかむことができ、24打で終えることができた。“上手くなっている”と言っていただきうれしかった。」、老人会の方たちと会話をしながら、グラウンドゴルフを楽しむことができたので良かった。」、「老人会の方たち全員が、上手にグラウンドゴルフをされていて驚いた。」、「認知症講座では、認知症の方への接し方について知ることができた。道端で困っている人がいたら優しい声で優しく接するようにしたいと思った。」、「車いす体験では、少しの段差でも一人で移動することは難しいと知ることができた。困っている人の手助けができるようになりたいと思った。」などの感想を書いていました。
福祉の日をとおして、社会福祉への興味・関心を高めることができました。また、疑似体験では、相手がどのような気持ちなのか理解する姿勢や、 どのような支援が必要なのか考える機会となりました。共生社会を生きる一員として、学んだことを実践していきたいと思います。
<老人会との交流会>
~開会式~
1.校長挨拶 2.生徒代表挨拶 3.市老連倉岳支部長挨拶(山道様)
~グラウンドゴルフの様子~
~閉会式~
1.成績発表
2.生徒代表謝辞 3.老人会講評(稲田様)
<認知症サポーター養成講座>
<高齢者擬似体験・車いす体験>
校内分野別進路ガイダンス
12月17日(金)、校内分野別進路ガイダンスを行いました。第1部では、「熊本駅前看護リハビリテーション学院(教務部長代理広報部長 有働正二郎 様)」、「熊本学園大学(大澤孝 様)」の2校に、上級学校での学びのあり方や専門分野について教示いただきました。第2部では、「株式会社 太陽(常務取締役 富永良一 様)」、「くまもと若者サポートステーション(キャリアコンサルタント 中西久美子 様)」から企業が求める人材や働き方についてお話していただきました。
各分野の話をとおして、生徒たちは「将来のために今のうちから、自分の強みや弱みをはっきりとさせておこうと思った。」や「長く仕事を続けるために大事なこと3つについて知ることができた。自分の興味・価値観、能力を意識し、就職先を探していこうと思った。」、「まだ、本当にやりたいことは見つかっていないが、今は勉強をしっかりして進路の幅を広げておきたいと思った。」などの感想を書いていました。
今回のガイダンスをとおして、進路に対する生徒たちの意識を高めることができました。最後に、お忙しい中、ガイダンスの講師にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
<第1部>
~熊本駅前看護リハビリテーション学院~
~熊本学園大学~
<第2部>
~株式会社 太陽~
~くまもと若者サポートステーション~
長距離走大会
12月12日(日)、長距離走大会を実施しました。男女ともに学校から宮田漁港方面へ往復8kmコースを走り、日頃の授業の成果を発揮し、全員完走することができました。
保護者の皆様、地域の皆様、早朝からの定置観察や沿道での応援など大変お世話になりました。おかげさまで生徒たちも最後まで走り切ることができました。
<開会式>
~開会宣言~ ~校長あいさつ~ ~体育委員長あいさつ~
~競技上の注意~ ~選手宣誓~
<スタート>
<閉会式>
~男子1位~ ~男子2位~ ~男子3位~ ~女子1位~ ~女子2位~ ~女子3位~
~講評~ ~閉会宣言~
防災避難訓練(火災)・救急法講習会
12月9日(木)、火災を想定した防災避難訓練と救急法講習会を実施しました。
防災避難訓練では、全校生徒・職員が真剣に訓練に取り組み、無事に避難を完了することができました。天草消防署倉岳分署の方々に避難訓練の講評や消火器の使用法について指導をいただきました。消火器の使用法では、各学年2名ずつと教員2名が体験を行い、無事消火を成功させていました。
避難訓練をとおして、生徒たちは「『おはしもち』を意識して避難することができた。家で火災が起きたらどこに避難すれば良いのか、家族と確認しておきたいと思った。また、日常的に荷物をきれいに整理しておきたいと思った。」や「実際に火災が起きた時はパニックを起こしたり、動けなくなってしまうかもしれないので、常に意識しておきたい。どこにいても大丈夫なように、避難経路をしっかりと確認しておきたいと思った。」、「消火器を使う時は、逃げ道をきちんと確保することや、炎が天井の近くまで来ていたらすぐに避難することが大事であることを学んだ。」などの感想を書いていました。防災意識を高め、冷静に対処できるようになってほしいです。
<防災避難訓練(火災)の様子>
~避難の様子~ ~避難訓練の講評~ ~消火器の使用法~
~生徒謝辞~
救急法講習会では、天草広域連合中央消防署倉岳分署の皆さんを講師としてお招きし、心肺蘇生法やAEDの使用方法、応急手当について講習会をしていただきました。3時間に及ぶ講習会で、知識だけでなく、命を救うための技能を身につけることができました。
講習会をとおして、生徒たちは「胸骨圧迫を初めは全くできなかったが、何度もやるうちにコツをつかむことができた。今後、倒れている方を見かけた場合、勇気を出して話しかけに行き、心肺蘇生法やAEDを正しく使用できるようにしたいと思った。」や「胸骨圧迫を1回1回丁寧にしようとすると、すぐに疲れてしまった。長時間行うのは本当に大変だと思った。命を救うためには、チームプレーや勇気がとても大切だと改めて実感できた。」などの感想を書いていました。緊急時に落ち着いて冷静に対処できるよう、今回学んだ知識や技能を今後に活かしてほしいです。
<救急法講習会の様子>
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