学校行事の様子

倉岳校福祉の日

 12月21日(火)、倉岳校福祉の日を実施しました。午前中は倉岳町の老人会の方たちと「グラウンドゴルフ」を行いました。8コースを2ゲーム行い、合計打数の少なさを競いました。初めてグラウンドゴルフをする生徒もおり、老人会の方たちからルールや打ち方について教えていただき、交流を深めました。

 午後からは、福祉に関する学習として、「認知症サポーター養成講座(居宅介護支援事業所 あこうの木 稲尾 様)」と「高齢者擬似体験・車いす体験(社会福祉協議会倉岳支所 小浦 様)」を行いました。

 認知症サポーター養成講座では、認知症とはどのような病気なのか、どのような症状がみられるのかについて学びました。事例を用いて、認知症の方との適切な接し方について考える場面があり、認知症への理解を深めることができました。講座の最後に、認知症サポーターの証として、オレンジリングをいただきました。今後、認知症の方が困っている様子を見かけたら、『なにかお手伝いすることがありますか』と一声かけられる人になりましょう。

 高齢者疑似体験では、関節屈曲固定装具や重り、イヤーディフェンダー、視覚障害体験ゴーグルを装着し、歩行や階段の昇降などの困難さを体験しました。車いす体験では、段差の昇降を体験しました。

 体験後、生徒たちは、「グラウンドゴルフの1ゲーム目はミスする場面が多く、29打だった。2ゲーム目になると感覚をつかむことができ、24打で終えることができた。“上手くなっている”と言っていただきうれしかった。」、老人会の方たちと会話をしながら、グラウンドゴルフを楽しむことができたので良かった。」、「老人会の方たち全員が、上手にグラウンドゴルフをされていて驚いた。」、「認知症講座では、認知症の方への接し方について知ることができた。道端で困っている人がいたら優しい声で優しく接するようにしたいと思った。」、「車いす体験では、少しの段差でも一人で移動することは難しいと知ることができた。困っている人の手助けができるようになりたいと思った。」などの感想を書いていました。

 福祉の日をとおして、社会福祉への興味・関心を高めることができました。また、疑似体験では、相手がどのような気持ちなのか理解する姿勢や、 どのような支援が必要なのか考える機会となりました。共生社会を生きる一員として、学んだことを実践していきたいと思います。

 

<老人会との交流会>

~開会式~

1.校長挨拶           2.生徒代表挨拶          3.市老連倉岳支部長挨拶(山道様)

      

~グラウンドゴルフの様子~

      

      

      

~閉会式~

1.成績発表

      

                  2.生徒代表謝辞          3.老人会講評(稲田様)

      

 

<認知症サポーター養成講座>

      

      

      

<高齢者擬似体験・車いす体験>