食品工業科 NEWS
デコレーションケーキ(食品工業科)
食品工業科2年『食品製造』の授業でデコレーションケーキの製造実習を行いました。
1年次の反省を生かしながら『食べる人のリクエストに応える』
をテーマに製造しました。インターンシップ先の洋菓子店で学んだ技術を活用したり、飾り用のクッキーやムースを自宅で作ってきたりと昨年度よりもグレードアップさせたケーキが出来たようです。
南園祭(食品工業科)
11月11日(土)に『南園祭』が開催されました。
食品工業科では、南園祭当日の販売直前まで製パン
の準備を頑張ってきました。また、生徒実習製品販売においては、たくさんの地域の方々に並んでお買い求めいただき誠にありがとうございました。しかし、並んでいただいた方の中にはすでに売り切れて、残念な思いをされた方もいらっしゃいました。申し訳ない気持ちでいっぱいですが
授業の一環として生産される製品で製造数量にも限界があります。今後とも御理解、御協力をよろしくお願いいたします。
肉加工実習(食品工業科)
食品工業科「食品製造」の授業では『肉加工』について学習します。工程が多い『ソーセージ』は3年生、『ベーコン』は2年生で製造実習を行いました。
肉加工製品は肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。
安心安全な製品を完成させるために、生徒一人一人の体調管理、衛生チェックはもちろんですが、それぞれの担当する製造工程を誠実に取り組む姿勢を重視して、実習に取り組みました。
数に限りがありますが、南園祭で販売を予定しています。(ソーセージは1本1000円、ベーコンは大きさで値段が異なりますが1個1000円前後です)
※『ロースハム』は10月に製造実習の日程が確保できなかったので、南園祭では販売しませんのでよろしくお願いします。
メロンパンとあんパン(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。
パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。
実習では『メロンパン』と『あんパン』
を作りました。
材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形→ 仕上げ発酵→ 焼成
おいしそうにふっくら焼けました
炭水化物(還元糖)の定性実験 (食品工業科)
2年生「食品化学」の授業で炭水化物(還元糖)の定性実験 『銀鏡反応』の実験を行いました。
『銀鏡反応』とは、還元糖にアンモニア性硝酸銀水溶液を入れて加熱すると、銀が生じる反応のことです。この反応によって、試料中(食品中)に還元糖が含まれていることが分かります。
今回は、①「ブドウ糖」、②「ショ糖」、③空試験の「純水」を試料として実験を行いました。
最初に、アンモニア性硝酸銀水溶液の作成を行います。0.1mol/L-硝酸銀水溶液の中に1%-アンモニア水を入れます。はじめは茶色く濁りますが、さらにアンモニア水を加えていくと無色透明の水溶液へと変わります。これでアンモニア性硝酸銀水溶液の完成です。この中に、希釈した試料を2ml加えて、湯浴で加熱し、冷却して観察します。色の違いや濃淡はありますが①のブドウ糖で反応が確認できました。
還元性を持つ糖は、メイラード反応と呼ばれる加熱褐変反応を起こします。パンやクッキー、カステラなど、こんがりとしたきつね色の着色にも役立っています。香ばしいかおりきつね色をつけたい料理で還元糖を使うときれいな焼きあがりになります!
絞りクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。
クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。
今回は口金をセットした絞り袋に生地を入れて、天板に絞り出す「絞りクッキー」の製造実習です。
口金の種類によってクッキーの形状が変わるのが特徴ですが、同じ大きさ、同じ形に絞り出す技術が必要とされます。
生徒全員上手に絞ることができましたよ
ジャム・マーマレード製造実習(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」では『野菜果実の加工』について学習します。
いちごジャム、りんごジャム、マーマレードを製造し、製造の原理や技術、保存食品についての基礎を学びます。
ジャムは果実中のペクチンが酸と糖の作用によってゲル化したものです。
果実に含まれている成分量がそれぞれ異なるので、グラニュー糖やクエン酸、ペクチンの量を調整して仕上げていきます。
いちごジャムは本校農業科で栽培されたイチゴを原材料として使用しています。果肉を潰さずに粒のまま仕上げました。
りんごジャムは1個ずつ丁寧に生徒が皮をむいて、角切りにしました。果肉の食感がやさしく味わえます。
マーマレードは爽やかな甘夏果汁とスライスした外果皮の苦みがクセになる味です。
パンやクラッカー・ヨーグルトと一緒に、また料理の隠し味にと幅広く使えますよ!
各種 1個140g入り ¥300
次の製造は2学期を予定しています。ご購入はお早めに。
お問合せは食品工業科までお気軽にどうぞ。
牛乳の凝固実験(食品工業科)
3年生「総合実習」の授業で、牛乳の凝固実験を行いました。
牛乳の特性のひとつに「タンパク質の凝固」があります。タンパク質が凝固する要因には、熱や酵素など様々なものがあり、この特性は牛乳を利用した加工品の製造も深く関係しています。
今回の授業では、「酸」による牛乳の凝固を確認するとともに、温度の違い、砂糖の添加量の違いが牛乳の凝固にどのように影響するかを調べることを目的として実験を行いました。
←写真ではわかりにくいですが…右側2つのビーカーで凝固が起こっています。
牛乳に酸液(乳酸+クエン酸)を加えたときの変化に、驚きの声をあげる生徒もいました身近な食品が見慣れない変化を起こすことが、生徒の目にとても新鮮に映ったようです。
今回の学びは、食品工業科の看板商品のひとつである酸乳飲料「ラッキス」の製造にもつながる重要な内容です。しっかり覚えて、自信をもって製品づくりに臨んでくれることを期待しています!
花壇の除草(食品工業科)
1年生「農業と環境」の授業で、花壇の除草を行いました。
外用の実習服を着て行う初めての実習だったため、服を着用する際のルール、片付けの進め方など、説明することがたくさんありましたが、どの生徒も集中を切らさずに話を聞いてくれました。
実際に体を動かす時間は長くはありませんでしたが、互いに声を掛けながら協力して実習に取り組み、予定していた内容をやり遂げることができました!
→
これから、日を追うごとに日差しが強くなり、暑さも厳しくなってきます。万全の状態で実習に臨むことができるよう、日頃から体調管理に気を配ってくれたらと思います。そして、実習ではよい汗を流しましょう!
みたらし団子(食品工業科)
食品工業科 1年生 「食品製造」の授業でみたらし団子
を作りました。
みたらし団子は鎌倉時代に誕生したと言われ、漢字では「御手洗団子」と書きます。
原材料の「白玉粉」は、もち米を精白・水洗いし、水を加えながら石臼で挽いたのち、沈殿物を乾燥させたものです。団子にすると食感はもちもちとしていて柔らかくなめらか
冷やしても固くなりにくいのが特徴です。
白玉粉に水を加え、しっかりこねます。ここで水を加えすぎてはいけません!みんな慎重に水の量を調節しながらこねていました。同じ大きさに分割し、茹であがったら氷水で冷まします。その間に、みたらしのたれを作り、団子にかけて完成です!
今回は食べやすいようにカップに入れて持ち帰りました。全員もっちもちのみたらし団子ができました!
脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)
2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。
脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。
試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。
試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。
試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。
ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。
この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。
生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。
きのこ栽培(食品工業科)
2年生「微生物利用」の授業で キノコ
を栽培しました。
キノコ とは菌類であり、分類学上は「かび」に近い仲間とされています。また、自然界では細菌やかびなど多くの微生物と共存しています。
今回は、キノコ栽培キットを使って、「シイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ」
の5種類の中から自分の好きなきのこを1つ選び、愛情を込めて毎日お世話しました。
霧吹きで1日2回水をあげます。すると、3日目ぐらいから、小さいキノコが出てきました。その後もぐんぐんと成長し、約2週間で大量に収穫できました!
シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸という旨味成分を含んでいます。
収穫したきのこは、みんなで調理して美味しくいただきました!
第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)
2月19日(日)に開催された『第10回熊本城マラソン大会』
大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞い
と、ランナーの皆さんへの応援
を精一杯!頑張ってきました。
感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。
また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。
試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動でした。
【前日 2月18日(土)の準備】
【当日 2月19日(日)】
第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)
2月19日(日)に開催される『第10回熊本城マラソン大会』
において選手に振る舞うクッキーを準備しています。
県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。
大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。
選手の皆さんが無事に完走できるように
心を込めて焼き上げます!
シフォンケーキ(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。
アメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かく
ふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。
製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。
卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます
全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成します
焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。
焼き上がったら逆さまにして冷却します。
全員ふんわり焼き上がりましたよ
デコレーションケーキ(食品工業科)
食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」の製造実習を行いました。
6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。
各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。
ハートや星型
のクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。
水分の定量実験(食品工業科)
1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。
食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。
食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。
まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。
次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。
①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。
この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。
水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね
タンパク質(アミノ酸)定性実験(食品工業科)
2年生「食品化学」の授業でタンパク質(アミノ酸)の定性実験として『ニンヒドリン反応』の実験を行いました。
『ニンヒドリン反応』とは“ニンヒドリン”とアミノ酸がもつ“アミノ基”が反応して、青紫や赤紫に色が変わる反応のことです。この反応によってアミノ酸が含まれていることがわかります。
今回は①「醤油」、②「牛乳」、③「卵白」、④調味料の「味の素」と⑤空試験※の「蒸留水」を試料として実験を行いました。※⑤の空試験とは物質が入っていないときは反応しないことを証明するための実験です。
希釈した試料(牛乳のみ原液)3mlに0.2%ニンヒドリン溶液を1ml加えてガスバーナーで加熱し、冷却して観察します。
⑤の空試験「蒸留水」以外は色の違いや濃淡はありますが反応が確認できました。
また、色の違いや濃淡によって、アミノ酸の含まれる量も推測することができました。
この「ニンヒドリン反応」は紙や木材に付着した指紋の検出にも用いられます。
また、ニンヒドリン反応を最初に報告したイギリスのルーエマンさんにちなんで、反応した時の紫系の色を『ルーエマンパープル』といいます。
開放講座(食品工業科)
11月12日(土)に食品工業科実習棟で開放講座が行われ「ロールケーキ」を作りました。
卵9個と砂糖を使用し、全卵を泡立てる共立て法で生地作って焼きます。共立て法は湯せんで温めるとより泡立ちがよく、もったりとした生地ができます。そして、篩った薄力粉を入れてゴムへらでさっくり混ぜて生地の完成です。
(ちなみに卵白だけを泡立てるのは別立て法といいます。この場合は冷やすとよりしっかりとしたメレンゲとなります。)
天板に流しいれ、きれいにならしたら200℃のオーブンで13分間焼きます。
焼きあがって冷却した生地に、泡立てた生クリームをのせて巻いていきます。みなさんとてもきれいに巻くことができました。そして箱に入れてお持ち帰りいただきました。
親子で参加された方もあり楽しんで作っていただきこちらも良き時間でした。
肉加工実習(食品工業科)
肉加工については「食品製造」の授業で主に3年生が学習する分野ですが、南園祭で販売するために10月上旬から3年生を中心に全学年で取り組みました。
肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。
下処理から包装までベーコンとロースハムは10日間、ソーセージは7日間を要します。
ひとつひとつの工程を丁寧に、安全に行わなければならないので生徒も職員も必死でした。そして南園祭では多くの方にお買い求めいただきました。会計までの待ち時間も長く大変ご迷惑おかけしましたが、本当にありがとうございました。
これからも安心安全に取り組んでまいります。
パウンドケーキ(食品工業科)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『パウンドケーキ』を作りました。
『パウンドケーキ』は薄力粉、砂糖、卵、バターを1ポンド(POUND)=450gずつ合わせたイギリスのお菓子です。フランスでは『カトル・カール(1/4が4つ集まったという意味)』と呼ばれます。
今回の配合 パウンドケーキ型(8㎝×21㎝×6㎝)
薄力粉125g、砂糖125g、卵125g、無塩バター125g、バニラオイル3滴 です。
材料それぞれに温度差があると分離して膨らみが悪いことがあります。無塩バターは軟らかくしておく、卵はぬるま湯の湯煎であたためるなど準備をしておくと上手に焼き上がります。
175℃のオーブンで40~50分程度焼いたらできあがりです。
みんな上手に膨らみました!
あんぱん&チーズパン(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。
パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。
今回の実習では『あんぱん』と『チーズパン』を作りました。
材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形(あんことチーズを詰める)→ 仕上げ発酵→ 焼成
おいしそうにふっくら焼けました!
西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)
県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。
今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。
西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。
火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロふわふわのオムレツでおいしかったです
西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクで
とにかく美味しい!
今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。
生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。
トマトケチャップ(食品工業科2年)
食品工業科2年「食品製造」の授業で野菜の加工について学習しています。
今回は、本校農業科で栽培しているトマトを使用して『トマトケチャップ』の製造を行いました。使用したトマトは天候の関係で、割れてしまったり傷が入ったりして製品として販売できないものをいただきましたが、食するのには十分フレッシュなトマトでした。
損傷部を取り除き、沸騰した湯にトマトを入れて湯むきします。
へた部分を除去して8等分程度に切ってミキサーにかけます。
ザルで裏ごしして種や繊維を取り除きます。
裏ごししたトマト果汁を鍋に入れて加熱します。灰汁を取りながら糖度14度になるまで濃縮します。
その後、半量の砂糖、香辛料(シナモン、白こしょう、オニオン、クローブ、セージ、オールスパイス)を加えさらに加熱し、糖度27~30度まで濃縮します。
仕上げに残りの砂糖、食塩、食酢を加えて全体が混ざったら火を止めて完成です。
今回はビンに詰めて各自持ち帰ります。パスタやピザに使えますよ。
マドレーヌ(食品工業科1年)
食品工業科1年生「食品製造」の授業で『マドレーヌ』を作りました。
卵と砂糖を混合します。スポンジケーキとは違って、卵を泡立てないのがマドレーヌです。ベーキングパウダーを入れてふるった薄力粉をさっくり混ぜます。
溶かしバターを加えてやさしく混ぜ合わせ、レモンエッセンスを加えたらマドレーヌ型に紙を敷いて生地を流し入れます。
180℃のオーブンで20分程度焼いたらできあがりです。
マドレーヌ専用の袋に入れて完成です
みんな上手にできましたよ
生徒実習製品販売中(食品工業科)
生徒実習製品の販売の準備ができました。
いちごジャム300円、マーマレード300円、りんごジャム300円、ラッキス(酸乳飲料)350円です。
いちごジャムとりんごジャムは果肉がゴロゴロ残っているタイプです。
マーマレードは甘夏みかんを使用しています。
ラッキス(酸乳飲料)は5倍程度の水などで薄める濃縮タイプです。
どうぞよろしくお願いいたします。
アイスボックスクッキー(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業でクッキー製造の学習を行っています。
クッキーには様々な種類があり、形や味・食感で作り方も異なります。
今回は生地を棒状に整形後、冷やして7㎜の厚さに切って焼く「アイスボックスクッキー」の製造実習です。
やわらかくしたバターに砂糖を加えて、白っぽくなるまでホイッパーで混ぜます。
篩った薄力粉を加えたら、切るようにさっくり混ぜることが「サクサククッキー」になるコツです。
グラニュー糖をまぶして均等に切り、天板に並べます。
おいしく焼けましたよ!
酸乳飲料「ラッキス」(食品工業科)
食品工業科3年生の「食品製造」では『乳加工』について学習しています。
本校生徒にも大人気「酸乳飲料 ラッキス」5倍程度に薄めて飲む濃縮タイプを製造実習を行いました。
【2人一班による手作りでの学習の様子】
【販売用製造の様子】
1本1本正確に充填(ビン詰め)します。
フタをしたら殺菌、冷却、拭き上げ、検品、ラベル貼りを行います。
出来上がった製品は細菌検査に出して安全を確認できました。
ご購入については後日、お知らせいたします。
安心安全!食品製造(食品工業科)
食品工業科1年生の「食品製造」の授業で、最初に学ぶのは『食品衛生』についてです。
初めての実習ということで本日は以下の5項目をメインに行いました。
①実習服の確実な着用(帽子から髪の毛1本も出しません)
②実習室への入室(粘着テープでほこりを取り、エアシャワーへ)
③手の洗浄(掌のしわの間や指1本1本、手首までを2回)
④器具や実習台の洗浄(洗剤でしっかり)
⑤床の洗浄(ブラッシング、水切り、タオルやモップで拭き取り)
全員が協力して声を掛け合いながら行うことで、自分は次に何をすべきかを考えるようになります。
これから始まる製造実習が、よりスムーズに行えるようにみんなで頑張りましょう!
ジャム製造(食品工業科)
食品工業科2年生の「食品製造」で『野菜果実の加工』について学習しています。
2年生はこれまで、リンゴジャム、イチゴジャム、甘夏マーマレードの製造実習を行いました。イチゴは本校農業科で栽培されたものを使用しています。
本日は検品やラベル貼りを行いました。
できた製品は現在、細菌検査に出しています。安全を確認してからの販売となりますので、ご購入についてはしばらくお待ちください。
食品工業科2年(食品化学実験『ヨウ素でんぷん反応』)
食品工業科2年生「食品化学」の授業で『炭水化物』について学習しています。
本日は炭水化物の定性実験の『ヨウ素でんぷん反応』を行いました。
ヨウ素デンプン反応がどのようなものか、デンプンはどのような要因で分解されるのかを知るための実験です。
1%デンプン溶液と3M(モル)硫酸を入れた試験管を5本と1%デンプン溶液のみの試験管を1本準備し、沸騰した鍋に入れて加熱します。
2分おきに1本ずつ鍋から取り出し、ヨウ素液を加えます。
加熱時間でどのような反応があるか、3M硫酸を入れていない溶液はどのような反応があるのかを確認します。
分解されていないデンプンは濃い青色となります。
分解が進むにつれて赤系→黄色系→無色透明となります。
すべての班で確実な反応を確認することができたようです。
3年食品工業科 クリスマスケーキを製造しました☆
食品工業科では、毎年12月に自分でスポンジケーキから製造し、思い思いのデコレーションをしてクリスマスケーキを製造しています。
3年生は今回(3回目で)、高校生活最後のクリスマスケーキ製造になります。
「食品製造」の授業で、クリスマスケーキを製造しました。
12月13日(月)スポンジケーキ作り
これまでに学んだスポンジケーキが膨らむ原理をしっかりと考えながら、それぞれどんどん進めていきます。
前半の混ぜが足りなかったり、後半無駄に混ぜてしまうとうまく膨らみません・・・
さて、うまく膨らむでしょうか?
しっかり膨らんできていますね♬
次はデコレーションが楽しみです。
12月15日(水)デコレーション
事前に思い思いのデザイン案を考えていて、それに沿ってデコレーションを進めていきます。
さすが3年生!!3年目ともなれば、手際もよく、デザインもいろんなアイデアを取り入れて個性豊かなクリスマスケーキが完成しました♬パティシエを目指している生徒もいますので、売り物のように上手にできている生徒もいました。
各自ワンホール持ち帰り、それぞれの家庭で一足早くクリスマス気分を味わったことと思います☆
どれも素敵なデコレーションになりました!
食品工業科 開放講座☆
2021.10.2(土)
食品工業科の開放講座を実施しました。
今年の実施内容は、「生キャラメルつくり」でした。
参加者は、毎年参加してくださっている方、初めて参加された方、子供たち~ご夫婦での参加など合計9名の方に参加していただきました。
製造工程は単純ですが、温度の見極めや拡販のタイミングなど、すべてがうまくいかないと、ととろけるくちどけが特徴である生キャラメルはできません。
その見極めのコツなどを一緒に製造しながらお伝えすることができました。
自分で作ったからこそできる、ぜいたくなスティック状のキャラメルを頬張るお子様!
上手にできたようですね(^^)
皆さんの笑顔がたくさん見られ、熊農(食品工業科)についてもお伝えすることができ、楽しいひと時になりました♬
ぜひまた、家庭でもいろいろとアレンジをして作ってみてください。
1年生の実習紹介~食品製造・マドレーヌ&パウンドケーキ~(食品工業科)
今回は、1学期の期末考査以降に実施した実習を紹介します。
◇マドレーヌ(7/9, 7/12)
卵の「起泡性」を活かして製造します。卵を十分に泡立て、その後の工程を手際よく進めることができれば、生地がしっかりと膨らんだふわふわの仕上がりになります!
◇パウンドケーキ(7/16, 7/19)
今回は、マーガリン→砂糖→卵→小麦粉の順で材料を混ぜましたが、別の製造方法もあります。焼き上がり後、熱いうちにブランデーやラム酒などの洋酒を染み込ませることで、好みの風味に仕上がります!
1年生の実習紹介 ~食品製造・クッキー編~(食品工業科)
食品工業科1年・食品製造の授業における本格的な実習が始まって、約1ヵ月が経ちました。今回は、生徒たちが様々なクッキーの製造に挑戦したこの1ヵ月を振り返ります。
◇アイスボックスクッキー(5/31, 6/4, 6/7, 6/11)
棒状に成形した生地を冷やして固め、その後切り分けて焼き上げます。マーブル・渦巻き・市松模様など、ひとりひとりが工夫を凝らしたデザインを考えてくれました!
◇型抜きクッキー(6/14, 6/21)
こま板とめん棒を使って生地を均一の厚さに伸ばし、型抜きして焼き上げます。
◇絞り出しクッキー(6/25, 6/28)
柔らかめの生地を絞り袋に入れ、好みのデザインに絞り出しました。
3年生食品化学 セミミクロケルダール法(食品工業科)
3年生の科目「食品化学」では、5月末から3週にわたってセミミクロケルダール法という実験を行っています。
食品工業科では、食品製造だけでなく食品成分を分析する実験も数多く行っています。
今回の実験は、食品中のタンパク質量を分析する実験で、3年間で学ぶ実験操作の中でも高度な実験の一つです。
難しい実験操作にも、班内で協力して安全に実験を行うことができています。さすが3年生!!
ようやく実験も終盤です。無事に食品中のタンパク質量を分析することができるでしょうか?
(今回は、生徒の希望でハトムギ・ブロッコリー・鶏むね肉・スライスチーズ・プロテイン(粉末)のタンパク質量を分析しています。)
①試料の分解
②水蒸気蒸留・・・複雑な蒸留装置でしょう?
③滴定(ピンク色が灰色になるまで、、、)
緑色に代わると失敗!慎重に、慎重に、、、
今日の課題研究(食品工業科)
3年生の課題研究の授業では、各々が設定したテーマに基づいて研究計画を立て、調査・実験実習・振り返りを繰り返していきます。今日の授業でも、たくさんの生徒が真剣な表情で実習に取り組んでいました。今後、どのように研究が進展していくのか・・・楽しみにしています!
モッツァレラチーズを作りました!(食品工業科)
畜産物の加工について学んでいる、3年食品工業科の生徒たち。今回は「モッツァレラチーズ」の製造に挑戦です。
製造工程の中で、重要なポイントのひとつが温度管理です。時間を見ながら火力を微調整し、一定の温度に達したら・・・
水に溶かした凝乳酵素を加えます。この酵素はチーズの製造に不可欠で、1gで30~50Lの牛乳を凝固させる力があります。
しばらくすると固まるので、さいの目状に切断します。すると、固形物と液体に分離してきます。
水を切った固形物をお玉にのせ、熱湯につける→折りたたむようにこねる→再び熱湯につける…を数回繰り返すと・・・
はじめはボソボソした状態だった固形物が、次第にまとまり、伸びるようになってきました。
きれいに丸めたら完成です。今回、1Lの牛乳から、やや小ぶりのミカン程度の大きさのモッツァレラチーズが2個できました。完成した量が想像以上に少なかったことに驚きの声もあり、食品加工の奥深さを改めて実感できたようです。
実習製品、卒業生にも人気です(食品工業科)
令和元年度の農業土木科卒業生が、実習製品購入のために食科棟を訪ねてきました。本人が大好きなだけでなく、職場でも大人気のようです。一人では抱えきれないくらいの数だったので、食品工業科の3年生が運ぶのを手伝ってくれました。
卒業生のみなさん、お土産が必要なときや熊農食科の味が恋しくなったときは、ぜひ食品工業科にお越しください!
クッキー製造実習(食品工業科)
1年生で食品工業科に入学して最初の食品製造実習が行われました。
まずはクッキー。
クッキーも製造方法の違いでたくさんの種類があります。
今回は絞り出しクッキーとアイスボックスクッキーにチャレンジ!!
形はそれぞれ好きな形にということで、ペアの人と相談しながら決めていました。
クッキーを試食して、焼きたてと冷却後での食感や香・味などの違いを感じていました。
おいしくて試食が止まらない人もいましたが・・・お昼ご飯は食べれたかな?
検品&ラベル貼りを経て‥‥‥販売の準備が整いました!(食品工業科)
食品工業科3年生の食品製造の授業で、ラッキスの検品とラベル貼りを行いました。今回の実習を経て、ようやく製品として皆様にお届けする準備が整ったことになります。初物のラッキス、ぜひご賞味ください!
ラッキスの製造実習(販売用)を行いました!(食品工業科)
前回の実習でラッキスの製造原理を学んだ食品工業科3年生。今回の製造実習では、販売用の製品づくりに取り組みました。
どの生徒も、自分が担当する工程に真剣に取り組んでいました。頼もしい3年生!これからも、一人一人が常に向上心をもって実習に臨んでくれることを期待しています。ラッキスの販売開始はもうしばらくお待ちください…。
現場実習 がんばってます!(食品工業科)
現在、2年生が県内各所の食品関連企業24社ご協力のもと、現場実習に取り組んでいます。普段の授業や実習では学ぶことのできない貴重な経験を積んでいます。食品に携わる就業経験の中で、専門的知識や技術の向上だけでなく、一番の目的とする「就業観」をしっかりと身に付けてくれることでしょう。がんばれ!!
3学期も頑張っています!(食品工業科)
3年生は最後の実習として創作菓子に取り組みました。自分が作りたいものを、自ら計画し、限られた時間の中で製造します。3年間でずいぶん手際がよくなり、みんな上達しましたよ
2年生は豆類の加工を学習しています。大豆の豆腐だけでなく、落花生豆腐にも挑戦しました。大半が見るのも食べるのも初めてだったようです。
1年生は米粉類を学習中です。この季節といえば、いちご大福ですね! 熱々の求肥に悪戦苦闘しました… みたらし団子も上手に出来ました
実習風景(食品工業科)
2年生では、現在『イモ類の加工』について学習中です。(上:こんにゃくの製造 下:いきなり団子)
こんにゃくは、ノーマル(ひじき)の他に、青のりやゆかりを混ぜ込んだ変わり種も製造しました。
いきなり団子は郷土料理の代表格ですよね! 今回は西原村産の美味しいサツマイモを使用しました。
まだまだイモ類の加工が続きます。次は何ができるかな?
九州農業・水産高校収穫祭2019(食品工業科)
九州農業・水産高校収穫祭2019が10月13日(日)福岡市中央区天神にあるソラリアプラザで行われました。
各県の農業・水産系高校で「食」を学ぶ生徒たちが作った、実習製品の販売会に参加しました。
出品校は58校に上り熊本県からは8校の実習製品を販売してきました。
本校からはリンゴジャムを販売。また、鹿本農業・菊池農業・翔陽・阿蘇中央・矢部・八代農業・芦北の各校自慢の逸品を本校生が代表して販売しました。
販売会は福岡の中心街で行われたため、都市部で好まれる商品と地元で好まれる商品の違いがあり、一瞬で完売する商品となかなか売れない商品など差がありました。お客様との会話を通して容器のサイズや価格など都市部で好まれる商品にするアイディアを頂くことができました。
販売会が終了して、夜は参加校と交流会がありとても楽しいひと時でした。
次の日は、乗用芝刈り機などを製造販売するオーレックが福岡天神に、10月31日オープンのカフェを先行公開してくださいました。また、カフェで提供する無農薬米で作ったお米ラテを試飲させてくださいました。
その後は、南九州大学の学生さんが農業高校時代を振り返り、現在のキャンパスライフや学んでいることなど進路選択についての話がありました。
最後には毎日新聞社の方が進路などで役立つ文章の書き方を教わり、充実した2日間でした
酵母固定化の実験(食品工業科)
3年生の微生物利用で実験を行いました。
今回は酵母の固定化に関する実験!各班で協力し酵母を混ぜたアルギン酸ナトリウムを上手に滴下して、塩化カルシウムと反応させて酵母を固定化しました。
ペットボトルで作成した簡易バイオリアクターに固定化酵母を入れ、上から様々なジュースを滴下。
固定化酵母に触れたジュースが下から出てきたときにはどういう反応が起きているのか?楽しみです。
1週間後にバイオリアクター通過後のジュースを糖度計測したところ、固定化した酵母の作用により糖が減っていました。酵母が糖からアルコールを生成したため、香りもアルコール臭があり、バイオリアクター通過後には変化がみられました。また、糖度の変化からアルコール生成量を計算で求めることができました。
かびの培養実験(食品工業科)
2年生の微生物利用の実験でかびの培養実験を行いました。
かびをスライドガラス上で生育させてから顕微鏡で観察するスライド培養を行いました。
1週間培養して、観察をおこないました。
各班で話し合いながら、顕微鏡の名称を書き貼り付けました。
先生からの顕微鏡取り扱い方法の説明のあと、光学顕微鏡でかびの観察を行いました。
和菓子講習会を行いました(食品工業科)
地元川尻町では、6軒の和菓子店が「開懐世利(かわせり)六菓匠」というグループを結成し、和菓子の普及活動をされています。そこで、食品工業科でも和菓子に触れ、地域理解と伝統産業の継承を図ろうと、毎年3年生が和菓子作りに挑戦しています。当日は本校卒業生でもある『菓舗梅園』より片岡 翔之助様を講師にお迎えし、和菓子ならではの技術と、日本の美しい四季を表現した作品を披露していただきました。しかし、いざ自分たちが挑戦してみると、そう簡単にはできません。まさしく悪戦苦闘…。それでも楽しく貴重な講習会となりました。
シュークリームが出来ました!(食品工業科)
少しずつ実習内容がレベルアップしている1年生。シュークリームに挑戦です。全員が無事に膨らみ大喜び! もちろんカスタードクリームにも挑戦しましたよ
熊本県教育情報システム
登録機関
〒861‐4105
熊本市南区元三町5-1-1
熊本県立熊本農業高等学校
Kumamoto Agricultural High School
TEL 096-357-8800
FAX 096-357-6699
URL http://sh.higo.ed.jp/kumanou/
管理責任者
校長 米村 祐輔
運用担当者
情報広報部