新着情報

食品工業科 NEWS

アップルパイ(食品工業科)

1年『食品製造』の授業で「アップルパイ」を作りました。

会議・研修バターをサイコロ状に切って、小麦粉と合わせていきます。バターに体温が伝わると溶けていくので、パイブレンダーを使用してパイ生地を作っていきます。砂糖と塩を加えた冷水を入れて捏ねないようにざっくりとまとめます。生地を20分休ませて麺棒で伸ばして三つ折り、伸ばして三つ折りを3回繰り返してまた生地を休ませます。

また、伸ばして三つ折りを3回繰り返して、パイ皿の2倍の広さに伸ばします。

リンゴは1㎝の厚みにカットして砂糖とレモン汁で甘く煮詰めます。よく冷ましておきます。

パイ生地をパイ皿にのせて、パン粉を敷きます。(リンゴの水分を吸収するため。スポンジ生地や食パンでもOKです)上からパイ生地をかぶせて、つや出しの卵液を塗ります。200度のオーブンで40分位焼いたらできあがりです。

イベントリンゴの代わりに、モモや梨、サツマイモやカボチャなどでもできますよ!にっこり

ビウレット反応(食品工業科)

2年生の食品化学実験で「ビウレット反応」を行いました!

ビウレット反応は、2個以上のペプチド結合を持つ化合物をアルカリ溶液中で銅塩と結合させると赤紫色に発色する反応です。

 

 今回の試料も前回のニンヒドリン反応と同じ、醤油、豆乳、牛乳、卵白、味の素、水の6種類になります。

 各試料液が入った試験管に水酸化ナトリウム溶液を加えた後に、硫酸銅溶液を数滴加えて混合して、反応を見ます。

 

試料液を試験管に取る作業はみんな上手くなっていますね❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水酸化ナトリウム溶液と硫酸銅溶液を入れて混合し、反応を見ています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な紫色の反応がありましたね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアミノ酸ではなく、2つ以上のペプチド結合を有している化合物に反応をする定性実験のため、前回と同じ試料でも異なる結果が出ましたね。勉強になりましたね❗

ニンヒドリン反応(食品工業科)

2年生の食品化学の実験で「ニンヒドリン反応」と行いました!

 

ニンヒドリン反応とは、ニンヒドリンがアミノ酸のアミノ基(NH2)と反応して、青紫~赤紫色に呈色する反応のことです。ニンヒドリン反応で生成された紫色のことを「ルーエマン紫(パープル)」と言います。

 

今回は「醤油」「豆乳」「牛乳」「卵白」「味の素」「水(蒸留水)」の6つを試料として実験を行いました!

試料が入った試験管にニンヒドリン溶液を加え、混合して煮沸します。

みんな真剣に試料液を試験管に取っています❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突沸しないようにゆるく揺らしながら加熱を行っています❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な紫色ができていますね✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後みんなで実験結果の振り返り、まとめを行いました❗

この実験を通して、食品中にアミノ酸が含まれていることを勉強できました✨

全国和菓子甲子園 決勝戦出場!(食品工業科)

令和6年8月21日(水)大阪府にある辻調理師専門学校にて、第15回全国和菓子甲子園に2年食品工業科の松江桜那さんと吉坂梨愛さんが九州ブロック代表として出場しました!キラキラ


鉛筆この大会は高校生が楽しく和菓子に触れ、その素晴らしさを体験することを目的としています。
全国から応募された約100作品から、各ブロックの予選を突破した12作品が選ばれ決勝戦が行われました!


実技審査と3分間のプレゼンテーションから審査されます。
今年の大会では、『日本の酪農』をテーマに、脱脂粉乳国産の乳製品を使った作品が募集対象となりました笑う

 

松江さんと吉坂さんは『牧野き』(ぼくやき)を考案しましたひらめき

家畜を放牧するための草原という意味である「牧野(ぼくや)」と「どら焼き」を掛け合わせました。


原材料には、脱脂粉乳クリームチーズ生クリームなどの乳製品を使用しています。また、小麦粉ではなく米粉を使ったことで、モチモチとした食感のどら焼き生地に仕上がりました!興奮・ヤッター!ハート



2人とも初めは緊張汗・焦るしていましたが、一つ一つ丁寧に、そして楽しく製造できました。プレゼンテーションでも創意工夫を凝らし、しっかり作品をアピールできました会議・研修


結果は惜しくも上位入賞はできませんでしたが、製造・試食を通して和菓子の素晴らしさや魅力、奥深さなどさまざまな学びや貴重な経験ができました了解花丸

モッツァレラチーズの製造(食品工業科)

3年生「食品製造」の授業で、「牛乳の加工」についての学習の一環として、モッツァレラチーズの製造実習を行いましたにっこり

 

牛乳には「カゼイン」というタンパク質が含まれており、カゼインが酵素や酸の働きで凝固する性質を利用して製造されるのがチーズです。今回製造するモッツァレラチーズでは、凝乳酵素の「レンネット」を使用してカゼインを凝固させます期待・ワクワク

 

殺菌した牛乳にレンネットを加え、凝固するのを待ちます。使用する牛乳は、低温殺菌のものでなければ凝固しにくいのでご注意を!また、レンネットはネットショップ等でも購入できますキラキラ

 

凝固したカゼインをカードカッターで切断し、水分を除去したら、熱湯に浸しながら練り上げていきます音楽

 

最初はボソボソした状態ですが、数回繰り返すときれいにまとまり、なが~く伸びるようになります興奮・ヤッター!

 

今回の実習では、1Lの牛乳から小ぶりのミカン2個分程度のモッツァレラチーズを製造しました。想像以上に多くの牛乳を使ってチーズが製造されていることに、驚いた生徒も多くいたようです。これからの授業でも、たくさんの発見や気付きを積み重ねていきましょう!