◆上天草高校の『いま』◆

2021年1月の記事一覧

コロナウイルス感染拡大防止

 本校では、昼食時にマスクを外すことから、感染拡大防止を考え、職員室の向かい合う席に仕切り壁を設置しました。

 事務室職員で、圧迫感も感じないよう工夫を凝らして作成し、各職員室に設置しました。

米粉講習会(3年福祉科地域類型)

本日3・4限目。調理実習室において「米粉講習会」が行われました。

今回の講習会は、農業への理解と関心を高めると共に、米や米粉を活用した調理実習棟を通して地産地消への理解や県産米の消費拡大を推進する取組です。

くまもと米粉インストラクターの岩下和美様をお招きし、3年福祉科地域類型7名の生徒と一緒に実習を行いました。

本日のメニューは
・米粉と豆腐のチキンナゲット
・米粉のチーズケーキ

米粉と豆腐のチキンナゲットを調理する時間にお邪魔しました。
鶏のムネ肉と豆腐を使い、米粉をつなぎに使うので、卵を使うナゲットよりもヘルシーに仕上がるとのこと。
2つのグループで協力しあいナゲットを作っていました。

完成品はこちら
・米粉と豆腐のチキンナゲット

市販のナゲットと同じもっちり感がとても良かったです。ヘルシーであると言うことを聞くと何個でもいただきたいです。

・米粉のチーズケーキ
オーブンで完成したところを一枚!

ふっくらしていてプルンプルン。甘い香りが広がります。


先生が事前に用意していただいたチーズケーキを一口!
チーズの風味が口いっぱいに広がります。
もちろんチーズケーキ独特の柔らかさもおいしさを引き立ててます。

新学期スタート

新しい年がスタートしました。
大寒波のなか、登校できるか心配されましたが、大きな被害等なく無事に新学期を迎えられました。

始業式は、新型コロナウイルス感染防止の観点から放送によるものとなりました。

校長先生は、生徒への訓話として、年末に放送されたテレビ番組についてお話しされました。その内容は、以下の通りです。

それは、北海道の知床で漁をする高齢の漁師を追いかけたドキュメンタリー番組。

季節的な漁であるため、泊まり込みをするのだが、住まいにヒグマが近づいてくる。
この漁師は銃を使うことなく、できるだけ大きな声で「コラッ」と威嚇するという。
そうするとヒグマは襲うことをせずに山に戻っていく。
「なぜ襲ってこないのか?」とたずねると「えさを絶対に与えないから」だという。
人間から餌をもらえるようにしてしまうと、もしもらえなかった熊は人間を襲う。
これが、自然の姿かもしれない。
自然な姿、それは「持続可能」な世界のことではないだろうか。

年末に行った、上天草プロジェクト発表会でも、上天草市の課題を「人口減少」ととらえ、その対策としてのビジネスを考えると発表したグループがたくさんあった。人口減少を食い止める策を考えること、それが持続可能な観点からの考察だ。そして、この課題の解決のカギは、本校生がどのような進路選択をし、どのような人生設計をするのかにかかっている。だから、地域の方々も、大きな期待をもって、本校生を見守っている。そういう意識をもって、学校生活も送ってもらいたい。

上天草高校は、今年も頑張る皆さんを応援しています!