農業科日誌

農業科ブログ

販売イベントの御案内①

 TVで御存知の方も多いと思いますが、10月15日(土)~16日(日)にKABが主催するKAB元気フェスタが今年も開催されます。
ぜひお越しください。絵文字:笑顔

もちもち★お団子


農業科3年生「食品製造」の授業で『みたらし団子』を作りました。

『みたらし団子』は京都府にある下鴨神社が行なう「御手洗祭(みたらしさい)」が起源と言われている和菓子です。神社の敷地内にある御手洗池の水泡を模してこの団子が作られたと言われています。


【製造工程】竹串4個×6本

〈お団子〉

①白玉粉100g、絹ごし豆腐125g、砂糖10gを手でこねてひとまとめにする。

②24個(1個あたり10g程度)に分割して丸めます。

③熱湯に入れて茹で、浮き上がってきたら氷水にとり冷まします。

④クッキングペーパーで水気を取り、竹串に4個刺します。

⑤熱した焼き網又はフライパンでお団子の表面に焦げ目をつけます。

〈みたらしあん〉

①醤油18g、砂糖10g、みりん26g、片栗粉4g、水50gを鍋に入れ、しっかり混ぜます。

②中火にかけてとろみがつくまで煮詰めます。冷めたらお団子⑤にかけて出来上がりです。

 
今回使用した『白玉粉』はもち米を水洗いし石臼で水挽きし沈殿させたものを乾燥させて作られたものです。一般的な「もち粉」より少し高価な粉です。


さて、9月15日 十五夜「中秋の名月」に美しい月を鑑賞されましたか?十五夜は、15個のお団子とススキなどをお供えし、作物の収穫・実りに感謝する行事です。また、その後にめぐってくる「十三夜」は、十五夜についで美しい月だと言われています。今年の十三夜は10月13日です絵文字:笑顔。お団子片手にお月見鑑賞いかがですか?

 
 おいしそう!!
 いつもですが、きれいに上手にできた時は、生徒は誰もその場で食べません!渡す人がきまってるのかな?

   

サクサク♪米粉クッキー

 農業科1年生「食品製造」の授業では、1学期に食品の加工を行なうにあたっての『食品衛生』『食品の分類』『穀類の加工』について、座学を中心に行なってきました。本日は、その学習を踏まえて「クッキー製造」を行ないました。

 芦北高校オリジナルの「米粉クッキー」です。原料の米粉は農業科で栽培している「うるち米」を粉に加工したものを使用しました。(←うるち米とは、皆さんが普段食べている白米です。)

【米粉クッキーの製造工程】(20枚分)

①無塩バター100gをクリーム状になるまで練ります。

②砂糖50gを加え白っぽくなるまでさらに混ぜます。

③米粉を加えしっかりすり混ぜます。←ポロポロとそぼろ状になります。

④14gに計量して厚さ1㎝・直径3~4㎝に成形して天板に並べます。

⑤オーブンで170℃、17~20分焼成します。

⑥あら熱がとれたら粉糖をつけてできあがりです。

初めてお菓子作りを行った生徒
この米粉クッキーは卵も使用しないので、小麦アレルギーや卵アレルギーに対応できるクッキーです。また、小麦粉と違って米粉は空気中の水分で固まらないので、ふるいにかける必要もありません。クッキーなどの焼き菓子の場合、小麦粉は混ぜすぎるとグルテン(タンパク質)を形成して食感が悪くなりますが、米粉にはグルテンが含まれないのでどんなに混ぜてもサクサクの食感絵文字:笑顔のクッキーができます。


 6月に田植えをして早いもので、来週はいよいよ絵文字:晴れ稲刈りです。絵文字:笑顔絵文字:キラキラ
 絵文字:四人米を作り、そしてそれを原料としてお菓子も作れる農業科!!
みなさんもぜひ一度「米粉クッキー」を作ってみてください!!

  

  

  

先進地視察研修(農業科)

 今日、農業科1年は先進地視察研修に行きました。絵文字:笑顔 1年生も芦北高校農業科に入学して半年が経ちました。絵文字:学校
最初は農場実習や食品製造の実習で何をしているのか分からなかった生徒も、今ではきちんと理解し、任せられるところも増えてきました。絵文字:晴れ そこで、実際の農場や食品製造の現場を見ることで、より農業に深い関心を持ってもらうために、今回の研修を企画しました。絵文字:バス


 最初に、芦北町にある「JAあしきた ゼリー工場」を見学しました。絵文字:笑顔 JAのファーマーズマーケットをはじめ、夏にはお歳暮商品として販売しているデコポンゼリーはここで製造されています。絵文字:星
   
絵文字:星ここで製造されている商品の説明を受け、実際に工場の中を見せてもらいました。食品を扱うところなので、白衣を着てエアシャワーに入ってから見学しました。絵文字:星

 次は、JNC水俣製造所内にある「トマトハウス」です。絵文字:笑顔 最近は農業生産と関係ないと思っていた企業も農業に参入しています。絵文字:笑顔 JNCが自社開発した栽培システムで高糖度のトマトを生産し、販売されています。その試験栽培をしているハウスを見学させていただきました。絵文字:笑顔
   
絵文字:星とても大きなハウスでした。中では自社開発された栽培システムを見ることができました。絵文字:星

 最後は、地元芦北町の果樹農家である松本喜作様の農場を見学しました。絵文字:笑顔 芦北・水俣の農産物といえば不知火(でこぽん)を思い浮かべる人もいると思います。絵文字:笑顔 この芦北・水俣地域だけで熊本県の不知火生産量の3割以上を占めています。栽培の様子を見せていただくとともに、様々な話をしていただきました。絵文字:笑顔
   
絵文字:星ハウス内では大きく実った不知火を見ることができました。まだまだこれから大きくなり、甘くておいしい果実になるそうです。絵文字:星

 芦北・水俣は農業が盛んな地域です。絵文字:良くできました OK 実際に生産現場を見ることで、知らなかったことや意外に気付かなかったことに気付かされたと思います。絵文字:ノート 農業科1年生は、これから農業についてもっと深く勉強していきます。絵文字:鉛筆 今日の経験が後の実習などに活かしてくれるものと期待しています。絵文字:キラキラ

実りの秋(乙千屋水田)

 6月8日(水)に芦北高校乙千屋水田にて佐敷小学校5年生と芦北支援学校佐敷分教室の生徒と芦北高校農業科(1年~3年)が合同田植を実施しました。絵文字:笑顔
 あれから4ヶ月になろうとしています。絵文字:晴れ 見事な稲穂の水田の様子です。

絵文字:星水田は黄金色に染まり、立派な稲穂が出ています。絵文字:星


 収穫は10月12日(火)・13日(水)で行う予定です。稲刈りも佐敷小学校、芦北支援学校佐敷分教室の児童、生徒のみなさんと合同で実施します。絵文字:笑顔
 去年はお米品評会の学生の部で2位を獲得しました。絵文字:うれし泣き 今年も去年に負けない良い米ができていると思います。絵文字:良くできました OK

不知火の肥大調査

  農業科の「課題研究」という授業では、3年生が野菜・果樹・草花・食品製造の分野に分かれて、生徒自らテーマを設定し、調査・研究を行っています。絵文字:ノート 果樹の課題研究は、『不知火の摘果の割合による肥大効果』の研究をしています。絵文字:笑顔 簡単に言うと、「不知火の摘果の割合を変えると、どのように大きくなるのか」を調査しています。今回は、その調査の様子を紹介します。絵文字:笑顔
  
絵文字:星調査の対象となる果実をラベルを付け、果実の縦・横の長さを測り、記録します絵文字:星
 
 地道な作業ですが、毎週調査をして、来年2月に校内で行われる「課題研究発表会」で、この結果を発表します。絵文字:良くできました OK どんな結果になるのか、お楽しみに♪

室内園芸装飾を学習しました

本日、農業科2年生は生物活用の授業で「室内園芸装飾」を学びました。室内園芸装飾は、家庭やオフィス、ビルのロビーなどの室内空間に鉢花や観葉植物などの植物を飾ることを言います。 家庭はもちろん、店やレストラン、ホテルなどに多く活用されています。「美しい環境をつくる・人をひきつける」・「いやし」・「空気の浄化」・「空気中の湿度を高める」などの効果があります。

 
生徒たちも装飾のコツを指導して頂き、自信が付いたようでした。
 


不知火の枝つり講習

  本校果樹園の『不知火』は日々大きくなってきています。絵文字:笑顔
本日、2年生果樹専攻生で不知火の枝つりの実習を行いました。2年生が枝吊りをするのは今回が2回目です。絵文字:星 
1学期に3年生から吊り方を直接習いました。絵文字:笑顔 うまく吊ることができたでしょうか?

絵文字:星みんな一生懸命枝吊りをしています。吊り方も前回より上手になりました絵文字:星

  まだまだ様々な面で3年生には及びませんが、3年生に追いつけ追い越せで一生懸命実習に取り組んでいます。絵文字:晴れ

フルーツ♪盛り盛り♪タルト


ポイント→白っぽくなる=空気が含んで焼きあがった時のサクサク感となります!

②卵黄を加えさらに混ぜる。

③ふるった薄力粉を2回に分けて加え、さっくり混ぜる。

④粉っぽさがなくなったら、手でひとつにまとめる。

⑤タルト台の大きさに麺棒で伸ばし、タルト型に生地をのせます。

⑥表面に穴を開けて180度15分(オーブンによって焼き時間は違います)焼成。


並べ方にこだわったり、カスタードクリームの下にチョコレートを塗ったり、生クリームをアレンジしたり…それぞれのデザインしたタルトが完成しました!みなさんはどのタルトがお好みですか?