農業科ブログ
茶摘をしました
『夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る・・・』という歌があるように、この時期は全国で茶摘が行われています。農業科では毎年この時期に1年生から3年生の全員で茶摘みを実施しています。
茶摘みというと手作業をイメージする人もいると思いますが、学校では専用のはさみを使って、上から2~3枚の茶葉を刈り取っていきます。
3年生はさすが早かったです。摘み取った茶葉は業者に加工を依頼して、製品にします。製品は販売する予定です。ぜひ、芦北高校のお茶を御賞味ください。
圃場デビュー♪
1年生農業科の「食品製造」の授業で『シソ苗の定植』実習を行いました。
「食品製造」の授業で畑に行くの??と思われるかもしれませんが、これが本校農業科の特色です。
農業科では“栽培”“製造”“販売”を一貫して学習し、農業の6次産業化を目指して実践力を身に
つける学習を行なっています。
このシソは2月下旬に播種(種まき)を行い、ハウスの中で管理してきました。本日定植したシソは
7月上旬に収穫して『シソジュース』と『梅干し』の原料となります。日に日に強くなる日差しを浴び、
梅雨時期を経て、しっかり栽培管理を行なっていきます。実習製品になるまでお楽しみに~!!
出来立てのマーマレードはクラッカーにのせて♪
本日の2年生「食品製造」の授業でマーマレード製造を行いました。
甘さと果皮のほろ苦さがたまりませんねー。おいしい!!
実習製品は毎回、食品検査機関にて一般細菌・大腸菌群の検査に出しています。このマーマレードも
問題なしの「陰性」を確認して販売しています。
今年も全国からご注文をいただいています。残りわずかですが、ご購入を希望される方は芦北高校生
を通じて、又は芦北高校(農業科:宮嵜・川上)までご連絡下さい。
200gビン入り ¥300です。
玉手箱は芦北の味
『水俣・芦北の特産品や郷土料理を活かしたお弁当』が完成し、
肥薩おれんじ鉄道佐敷駅にて贈呈式がありました。
このお弁当は、
肥後銀行、くまもと県南フードバレー推進協議会、ホテル日航熊本、JAあしきた、
おれんじ鉄道の支援を受けて、本校農業科の生徒が考案したメニューを基に、
JAあしきたで製造したものです。
佐敷駅でおれんじ鉄道を利用したツアーに参加された方達に、弁当の特徴やメニューに込めた思いを説明しました。
食品製造実習デビュー★
芦北高校の歴史と伝統を誇る「甘夏マーマレード」製造と同時に販売も始まり、大好評で
在庫が常にありません。皆様に愛されている事を実感するとともに、製造の責任も背負って
実習を行なっています。
さて、生徒たちは授業で学習しますが、果実に砂糖などを加えたのは『ジャム』、“果皮”が
入ると『マーマレード』といいます。みなさんご存知でしたか?
本日、1年生「総合実習」の授業で、マーマレード製造の下処理である“甘夏の皮むき”を
行ないました。
安心安全のために真っ白な『コック服』を着用し、頭からつま先・指先までフル装備です。
食品工場ではあたりまえの『青の手袋』。これは、誤って混入した時にすぐに発見できるように、
あえて青を使用します。
① 甘夏は洗浄して90度の蒸気で3分間蒸します。加熱すると実と皮が剥がれやすくなります。
② 包丁を上手に使って、“じょうのう(みかんの房)”を傷つけないように丁寧に『果皮』と『実』
に分けます。
③ 『果皮』は薄くスライスします。
④ 『実』は、90度の熱湯に10分間浸漬を3回繰り返し、苦味を抜きます。実の重量の70%の
水で煮込みます。
⑤ 『パルパーフィニッシャ』という裏ごし機にかけて“果汁”を取り出します。
⑥ 『果皮』も90度の湯に10分間浸漬を3回繰り返し、“苦味”を抜きます。圧搾機で水分を絞り
パラパラの状態に仕上げます。
ここまでがマーマレード製造の下処理です。ここまでに2日かかります。最初は慣れない皮むきに
生徒は無言でしたが、だんだん慣れてくると「先生~!甘夏ないでーす」と催促されます。加熱
してある甘夏はスルスルと剥けるので楽しいようです。
甘夏マーマレード作り
2月に入り、農業科では3年生を中心に、芦北地域の特産である甘夏を使った、「甘夏マーマレード作り」に
取り組んでいます。芦北高校の甘夏マーマレードの歴史は古く、60年以上前より作られてきた伝統ある商品です。
この様子は熊日新聞にも取り上げられ、県内から大きな反響がありました。伝統の味をぜひ御賞味ください。
】
【 完成した商品です。 】
不知火の収穫(鋏入れ式)
2月5日(金)に不知火(デコポン)の収穫を始めるという儀式の「鋏入れ式」を行いました。
今年は夏に台風が直撃し、先月は大雪に見舞われましたが、立派な不知火ができました。
農業科3年の果樹専攻生は、1年間かけて栽培した不知火に鋏を入れて収穫をしました。
今年は昨年に比べて数が少なかったですが、いい不知火ができたと思います。 3年生は
もうすぐ卒業しますが、2年生には今年を上回る不知火を作ってほしいと思います。
水俣・芦北の味をお弁当に!
農業科では、肥後銀行、くまもと県南フードバレー推進協議会、ホテル日航熊本、JAあしきた、
おれんじ鉄道などと共同で、
『水俣・芦北の特産品や郷土料理を活かしたお弁当』を作っています。
このお弁当は、3月におれんじ鉄道の特別列車で提供されます。
昨日から、自分たちで考えたメニューの試作品作りを調理室で行いました。今日は、
ホテル日航熊本の料理長が来校され、一つひとつの作品に調理指導をしていただきました。
水俣・芦北は海と山に囲まれ、農業や漁業が盛んな地域です。野菜や果物、畜産物・海産物など
豊富に採れ、特にカンキツや芦北牛、足赤エビ、太刀魚などの特産品が有名です。
今回のメニューには、エビめし、わらび餅といった郷土料理などを取り入れました。
また、芦北町出身で日本の家庭にカレーライスを広めた、料理研究家・江上トミさんにちなみ、
芦北牛のコロッケにカレー粉を加えたものなどもあります。
どんなお弁当になるか楽しみです。
『生徒が心を込めて考えたお弁当』にご期待ください。
2年生 緊張と期待の現場実習!
12月10日(木)~16日(水)までの土日を除く5日間、農業科2年生16人が現場実習を行います。
今年度は芦北・水俣・八代地区から13軒の農家の方々が受け入れをして下さいました。農家の方々に
おかれましては、年末のご多用中にも関わらず受け入れをしていただき、心より感謝申し上げます。
12月10日
季節はずれの暖かい雨がしっとりと降るなか、本校セミナーハウスにて受入式が行われました。
生徒たちはこの現場実習を行うにあたって、「当たり前のことを当たり前にする」ことや
「自ら積極的に学ぶ姿勢」について学んできました。
そして、受入式では式が始まる前から、ご出席いただいた農家の方々に元気よく挨拶を行い、
農家の方からお褒めの言葉をいただく場面もありました。
生徒を代表し、山田さんが『実習に望む決意』を述べました。その一言一言を噛み締めるように、
引き締まった表情をした生徒の横顔がとても誇らしく見え、この現場実習が実りあるものに
なることを予感させてくれました。
緊張した顔でそれぞれの実習先に向かった生徒たちでしたが、きっとあっという間の5日間になると思います。
1週間後、多くの経験からたくさんの収穫を得て、笑顔で登校するきみたちと会えることを心から楽しみにして
います。
次は危険物乙種4類試験に合格するぞ!
1年農業科の5名の生徒の姿が見えます。
この危険物取扱者試験のゼミは、朝7時30分から8時15分までの45分間行われており、ゼミが始まって
3ヶ月経ちました。
11月1日に行われた試験では、約半数の生徒が丙種危険物取扱者試験に合格しました。 しかし、
残念な結果となった生徒もいました。
一度は、ゼミを終了しましたが、「5名全員乙種4類に合格」という新たな目標を掲げ、丙種試験
終了後も朝ゼミを行っています。
2月14日に行われる危険物取扱者試験では、良い結果が出せるよう一致団結して頑張ります。
応援よろしくお願いします。
〒869‐5431
熊本県葦北郡
芦北町乙千屋20-2
熊本県立芦北高等学校
管理責任者
校長 草野 貴光
運用担当者 広報部
TEL 0966-82-2034
FAX 0966-82-5606
E-mail
ashikita-h@pref.kumamoto.lg.jp
URL http://sh.higo.ed.jp/ashikita
学校からの緊急連絡(休校、授業打切り等)、各種連絡、資料・アンケート等について、学校・保護者間連絡システム「すぐーる」にて配信しております。
また、欠席・遅刻等についても本システムから連絡いただくことが可能になっております。