1年生農業科「食品製造」の授業でロールケーキ
を作りました。1学期から学習してきた小麦粉を使った製菓実習の応用となります。今回の学習のポイントは『卵の気泡性』です。今回は全卵を泡立てる“共立て法”で製造しました。
【製造工程】(天板22cm×25cm)
①卵Lサイズ3個をボールに割りほぐし、砂糖75gを加えハンドミキサーで“の”の字が書けるまで泡立てます。(本日は気温が低かったので50℃位のお湯で湯煎にかけながら泡立てました。温めると泡立ちやすくなります)
②ふるった薄力粉65gとココア粉末10gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜます。
③牛乳15gとサラダ油15gを合わせたボールの中に、②を少量加え混ぜてなじませます。
④③を②の中に戻して、つやよく混ぜ合わせます。
⑤シートを敷いた天板に生地を流し入れます。
⑥180度のオーブンで10分焼成(オーブンによって時間は異なります)
⑦ボールに生クリーム150cc(動物性80cc+植物性70cc)と砂糖15gを入れ、少し固めに泡立てます。
⑧冷ました生地のシートをはがして、生クリームを塗り、2cm角に切った果物(本日はイチゴと黄桃)をのせ、手前から巻いていきます。(巻き終わりを真下にして冷蔵庫でしっかり冷やしてカットしましょう。切る時は包丁を温め→拭いてを繰り返すときれいに切り分けることができますよ)
これまで2年生から履修していた「食品製造」の授業を28年度より、1年生から学習するカリキュラムとなりました。1年生のうちから学習することにより、3年間を通して深い知識と高い技術の習得を目指します。2・3年生になると『消費者』を見据えた『製造者』となり、安心安全を重視した食品製造を学ぶこととなります。
それにしても、イチゴと生クリームという組合せは何と言ってもテンションがあがります。
悪戦苦闘しながら巻いたロールケーキの出来栄えに、大満足のみんなの笑顔
がすてき
でした。
カットしたロールケーキをおいしそうにほお張る生徒に、写真撮っていいかと聞きましたが、大きな口を開けるからやめてと拒まれました(笑)
みなさんもぜひ作ってみてください!
農業科2年生「食品製造」の授業で『デコレーションケーキ』を作りました。
小麦粉を使用した製菓学習の総まとめの実習でもあり、1人1台をそれぞれの感性で仕上げていきます。
とても真剣です。
★スポンジケーキ★
①卵180g(Lサイズ3個)をボールに割りほぐし、グラニュー糖90gを加えハンドミキサーで泡立てます。
(室温が低い時は湯煎で温めながら泡立てましょう。)
生地を持ち上げて「の」の字が書けるまでしっかり泡立てます。
②ふるった薄力粉90gを2回に分けて加え、ゴムヘラで底から返すように混ぜ合わせます。
③湯煎で溶かした無塩バター30gを回しながら入れ、泡立てた気泡を潰さないように混ぜます。
④紙を敷いたケーキ型に流し入れ、180℃で20分~25分(オーブンによって多少異なります)焼いて、
冷ましておきます。
★デコレーション用のクリーム★
動物性生クリーム150ml、植物性生クリーム150ml、グラニュー糖27gをボールに入れホイッパーで
八分くらいに泡立てます。
飾り用のイチゴは、現場実習でお世話になったイチゴ農家の高峰さんから購入しました。みんな楽しそ
うに飾っていました。思い通りのケーキができたようです。
ひと足先にクリスマス気分ですね
農業科3年生「食品製造」の授業で『ベイクドチーズケーキ』を作りました
チーズケーキには大きく分けて3種類あります。
◎ゼラチンを加え冷やして固める“レアチーズケーキ”
◎卵白を泡立てたメレンゲの効果でふわふわとした生地に仕上がる“スフレチーズケーキ” 日本が発祥とされ、海外では“Japanesecheesecake”と呼ばれることも多いです。
◎濃厚でコクのある“ベイクドチーズケーキ”欧米などで単にチーズケーキと言えばこの事をいいます。
【製造工程】6号ケーキ型(直径18cm)
①ビニール袋に入れて麺棒でたたき、細かく砕いたハードビスケット100gと湯煎で溶かした無塩バター54gをボールに入れて混ぜ合わせます。
②ケーキ型(使い捨ての紙型又は底が抜けるタイプがよい)の底面に①を敷き詰めて冷蔵庫で冷却します。
②ボールにクリームチーズ240gを木ベラでクリーム状にし、グラニュー糖60gを加えて混ぜます。溶いた卵70gを2回に分けてホイッパーで混ぜます。
③②に生クリーム156ml、牛乳18g、レモン汁12g、バニラエッセンス3滴加え混ぜ合わせます。
④③にコーンスターチ7gをふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでホイッパーでよく混ぜ合わせます。
⑤②のケーキ型に流し入れ、170℃40分焼成後、150℃に下げて10分焼成します。
⑥焼きあがったら、粗熱をとって冷蔵庫で3時間以上冷やします。(冷却すると中央部分がへこんできます。よくできているサインです)
チーズは、乳の固形分を凝固させ、熟成させないチーズ(モッツァレラ・カッテージ)と熟成させるチーズとに分けられます。熟成させるチーズには白かびによるもの(カマンベール)、青かびによるもの(ゴルゴンゾーラ)、細菌によるもの(ゴーダ・パルミジャーノ)などに分けられます。さらに言うと熟成期間の長さにより、軟質チーズ・半硬質チーズ・硬質チーズ・超硬質チーズに分けられます。
このベイクドチーズケーキに使用したクリームチーズは熟成させないフレッシュチーズに分類されます
チーズの成分はタンパク質や脂肪が50~60%を占め、非常に栄養価が高く、さらに熟成中に消化・吸収されやすい状態に変化しています。世界中で製造されているチーズの種類は1000種類以上といわれ、古くから作られています
さて、おいしそうに焼きあげしっかり冷やされたベイクドチーズケーキは、カットして楽しそうにラッピングして全員持ち帰りました。
みなさんもぜひ一度作ってくださいね
佐敷中学校生徒と芦北高校農業科1年生の交流学習「一人一鉢運動」を行いました。 農業科1年生にとっては、土作り・播種・鉢替えなど日頃農場実習で学んだ成果を発揮するとても良い機会になりました。この経験をこれからの授業や実習に活かし、農業の楽しさ・嬉しさをもっともっと学んでもらいたいです。
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