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【ATⅠ】研究計画書の壁 / Research Plan Checked!

 本日のAT(天草探究)では、研究内容や専門知識について自己評価をした後、各班に分かれ、研究計画書の練り直しを行いました。先生方の添削がたくさん入った計画書を見た生徒たちは「うわぁ、めっちゃコメントしてある!」「あー、やっぱりここをつっこまれたかぁ!」となぜかちょっと嬉しそう(?)な様子も見られました。一方、時間をかけて取り組んだ計画書に書かれた大量のコメントを見て、戸惑いを感じた班もあったようです。それでも、1つ1つのコメントを丁寧に読みながら、「仮説、変えなんかも...」「アンケート、どうしよう?」と建設的な議論や先行研究の分析を各班行っていました。

 10月24日には1・2年生合同で「SSH中間発表会」が予定されており、2年生は各班の研究計画書を発表することになります。あと2週間で、計画書の内容を練り直しつつ、発表の方法を考えていかなければなりません。週2時間の活動時間があった昨年度(ASⅠ)に対して、ATⅠは半分の週1時間。限られた時間で計画的に活動することが求められます。日々の学習、部活動、模試、生徒会活動、ボランティア、それに研究活動。何かと忙しい2年生ですが、スキマ時間も活用してがんばりましょう!

 In today’s AT class, students evaluated themselves on their research, and then they met in groups.  Today they got their research plans checked by some teachers, and they needed to make some changes.  Looking at their research plans full of comments, students looked somewhat happy, saying “hey, look at these millions of comments we’ve got!” or “oh no! I knew teachers would find it a problem.”  Students in each group were actively discussing how they should change their plans.

   On October 24th, 1st and 2nd graders will have a presentation at the school gym together, telling people how they have been working on their research.  It will come in two weeks!  Now that they have only 1 period of ATⅠ a week, 2nd graders need to manage their time wisely and plan their research beforehand to have things done on time.  Students do have a lot to do; homework, clubs, exams, volunteer activities, and research….  Busy, busy… but it’s a good learning opportunity on how to use their time efficiently.  We hope they keep learning and make the best of their new found knowledge! 

【ASⅠ】仮評価の実施

本日はASⅠの探究活動の仮評価を行いました。仮評価は、研究班毎にグループ評価を行い、その後担当教員が対面で質疑をし仮評価を行い手順で行われました。その後は、10月24日(火)に実施される「SSH中間発表会」のためのポスター作成を各班で行いました。

【科学部】宇宙エレベーターロボット競技会に参加しました

科学部有志2名が宇宙エレベータロボット競技会(九州オープン)に参加しましました。

競技会では3mの高さに設置された宇宙ステーションに物資(ピンポン球)を運び、ステーションに置いてある物資(ピンポン球)を回収して帰還する一連の動作をレゴで作成したロボットで行い、運搬や回収したピンポン球に割り当てられた点数で順位を競うものです。

本校の2名は残念ながら全国大会には進めませんでした。

来年度の参加を目指して、改良を進めたいと思います。

会場では、天草が地元の方々に声援やアドバイスをいただき、学びを深めることも出来ました。

【科学部】宇宙エレベータロボット競技会に向けて

8日に行われる宇宙エレベータロボット競技会に向けての準備が佳境を迎えています。

本日はロボットがようやく完成し、本番でも使用されるエレベーターを使用してのテストを行いました。

アームがエレベーターに引っかかったり、そもそもロボットが上昇しなかったりと試行錯誤の連続でした。

明日の本番に向けて不安が残りますが、出来ることを一生懸命行いたいと思います。

【科学部】街なか高校生派出所に向けて

10月15日(日)に天草宝島国際交流会館ポルトにて、「街なか高校生派出所」というイベントが行われます。

このイベントは熊本県高等学校OneTeamプロジェクトの一環で、本校の他に天草拓心高校、天草工業高校、天草支援学校と合同で実施されます。

各学校が趣向凝らし、学校の魅力や学校の特色を生かした体験が出来るブースを設置しています。

科学部は夏と冬に本校で実施しているサイエンスアカデミーを出張開催します。

本日は実行委員長の尾上さん(1年生)からの説明がありました。

多くの方々に楽しんでもらえるブースにしておりますので、たくさんの御来場をお待ちしています。

【科学部】考査前最後の研究活動でした

来週から始まる中間考査に向けて、明日から部活動が休みになる科学部です。

考査前の活動最終日にも関わらず精力的に研究が行われていました。

<ホタル班>

保護施設に必要なグリーンカーテンを再度栽培するための準備をしていました。

その後、DNA調査に必要な英語の論文を翻訳していました。

<化石班>

御所浦島で産出されるスフェノスラムスという古生物(二枚貝)の生態を論文を活用して調査していました。

<サンゴ班>

先日の調査で撮影した画像を元に、サンゴの被覆度を計算していました。

<宇宙エレベーター班>

プログラミングできるレゴを活用して、宇宙エレベータロボット競技会に参加します。

今日は試行錯誤して本体を作成していました。

【科学部】楠浦町でのアマモ調査

アマモ班を中心とした科学部有志で楠浦町のアマモ調査を行いました。

この時期のアマモは葉が短く、探すのに苦労しましたが、順調に生育していることを確認できました。

冬に向けて、さらに調査を続けていきたいと思います。

【科学部】ICAST2023(第18 回先端科学技術分野学生国際会議)に参加しました

科学部の4つの班(ホタル班、化石班、海水準班、サンゴ班)がICAST2023に参加しました。

ICAST(先端科学技術分野学生国際会議)とは熊本大学が海外の大学と連携して実施している研究発表会です。

今年はインドネシアの大学を会場に実施され、科学部はオンラインで発表を行いました。

英語の発表では反省点も多かったのですが、各自が出来る事を精一杯行いました。

この経験を次に繋げていきたいと思います。

 

 

【科学部】KSCと熊本大学の協定調印式のキックオフイベントでの発表

KSCと熊本大学の高大連携・高大接続に関する協定調印式が行われました。

今後、天高を含むKSC(熊本サイエンスコンソーシアム)と熊本大学は、さらに連携を強化していきます。

式後のキックオブイベントでは、ホタル班が発表を行いました。

多くの大学の先生方がおられる中でしたが、事前練習の甲斐もあって身振り手振りを交えて堂々と発表していました。

【科学部】DNA分析事前講義

ホタル班の1年生3名が崇城大学の田丸先生からDNA分析に関する事前講義を受けました。

論文を読んでもわからなかった点を詳しく説明していただきました。

今後の研究活動に生かしていきたいと思います。

田丸先生、有り難うございました。

【ASⅡ】2学期の研究活動スタート / Back to ASⅡ!

2学期のASⅡがスタートしました。

初回の本日はSSH研究主任から夏の活動の振り返り等が行われました。

その後、2学期の活動の指針となるルーブリックを活用した仮評価が実施されました。

また、夏季休業中にGLS(グローバル・リンク・シンガポール)やSSH生徒研究発表会で発表した先輩から、今後の研究活動に向けてのアドバイスもありました。

アドバイスでは、伝わりやすいグラフにする工夫、統計処理の大切さ、英語発表で気をつけることなど、多くのことを学びました。

2学期も充実した研究活動になる様に、自ら考え、先生方とディスカッションを重ねて頑張っていきましょう。

We have our students back to ASⅡ classes.  It's so nice to see them excited in the Earth Science room!

Mr. Miyazaki, the chief SSH director, had a word, telling them what happened during summer - “Science Academy” (it’s an open Science day for elementary and junior high school kids), the Environmental Expo, or their Science Tour to Kobe, or so on.  Wow, what a busy summer it was!  

The students also had a chance to hear what their seniors did in their presentations in summer - in both Singapore and Kobe.  They told them how to make better graphs, the importance of statistical processing, or what they should have in their mind during presentations in English.  The seniors emphasized the significance in taking part in presentations outside school - which is part of what ASⅡ students should aim for in this term. 

In term 2, students have the most amount of time to spend on their research.  It’s also a term full of great opportunities.  Let’s enjoy all the ASⅡ activities!

【SSH】天草宝島起業塾高校生コースで1年生が優秀賞を受賞!

7月21日から6日間の日程で開催された「天草宝島起業塾高校生コース」のビジネスプラン発表会が本日実施されました。

本校からは5班が参加し、全11班の多彩なビジネスプランが発表されました。

審査の結果、規格外野菜等を活用した弁当に関するプランを発表した1年生の班が優秀賞(2位相当)を受賞しました。

この班は、地元でお弁当を作成しておられる団体の協力も受け、試作したお弁当が評価されました。

発表会にはお弁当の作成で御協力いただいた方々も応援に来ていただき、ありがとうございました。

多くの方々の協力を受け、本校の活動(課題研究)が進められております。

この場を借りてお礼申し上げます。

誠にありがとうございます。

<受賞チーム>

<発表会の様子>

【科学部】アマプロ(環境シンポジウム)2023開催!

アマプロ(環境シンポジウム)2023を開催しました。

アマプロは天草市と共催で毎年実施しており、今年で3回目となります。

本年度のメインテーマは「生態系の保全」とし、午前中に講演・研究発表・パネルディスカッション、午後にポスター展示とアマモの定植体験を実施しました。

<講演>

講演では城河原地域づくり振興会環境推進部会の金井様から「内野川のホタルと環境保全」と題して、これまでの長期間にわたる活動の様子をお話しいただきました。科学部の活動の参考になる内容が多く、勉強になる御講演でした。

 

<研究発表>

研究発表では、ホタル班の1年生が研究発表を行いました。1年生は緊張した様子でしたが、一生懸命発表していました。

<パネルディスカッション>

パネリストとして馬場天草市長、御講演いただいた金井様、科学部OBを迎え、現役科学部員を交えてディスカッションを行いました。

ディスカッションでは天草市の取組を知ることができ、城河原地域づくり振興会が行っておられる環境学習の取組に科学部も参加させていただく等の地域との連携についても話が及びました。今後の活動がさらに地域へと広がっていくための充実したパネルディスカッションとなりました。

<定植体験>

定植体験は3年ぶりの開催となりましたが、多くの方々に体験していただきました。

(※定植した種は発芽した後、15cm程に育った段階で本校に連絡いただければ、海に定植いたします。)

最後に次回実行委員長から次回開催についてのお知らせがあり、閉会しました。

多くの方々に御来場いただき、また、天草市の方々には多大なる御協力をいただき、誠にありがとうございました。

【科学部】アマプロ(環境シンポジウム)2023に向けて

いよいよ明後日に迫った「アマプロ(環境シンポジウム)2023」の準備が進んでいます。

本日は定植体験のリハーサルや、パネルディスカッションの打合せを行っていました。

打合せには科学部卒業生も来てくれ、充実したものができました。

当日が楽しみです!

【科学部】卒業生による研究の指導・助言

盆休みを利用して、科学部卒業生が後輩の指導にやってきてくれました。

研究に行き詰っていた後輩部員は、とても参考になっていたようです。

今後も継続して指導をしてくれるとのことなので、卒業生に感謝するとともに研究活動の充実につなけたいと思います。

このような人と人との繋がりが科学部の活動を支えています。

【ASⅡ】関西研修(最終日)

1泊2日で実施した関西研修の最終日の様子です。

最終日は大和ハウス工業株式会社の総合技術研究所で研修を行いました。

この研修は、本校卒業生の方が大和ハウスOBだった縁で実現しました。

研修は以下の3つに分かれており、天草高校オリジナルの研修となっています。

<研修①:概要説明>

先ず大和ハウスの概要を説明していただきました。

概要では、会社の規模だけでなく、創業者の「会社は社会の公器」から連綿と続き、現在の「生きる歓びを、未来の景色に。」という顧客や社会に対する姿勢についても説明していただきました。

研究成果の社会実装を目指す生徒たちにとって、重要な視点を学ぶものとなりました。

<研修②:研究所内研修>

その後、質疑応答を交えながら研究施設で研修を行いました。

この研修では、研究成果の社会実装の実例を学ぶだけでなく、その提示の方法(わかりやすい伝え方)についても学ぶことができました。

<研修③:研究者からの講義及び意見交換>

最後に研究を行っておられる所員の方々から講義がありました。

講義では研究内容の紹介だけでなく、研究者の道を選んだ理由や研究者に必要なことも話していただきました。

講義後の意見交換も活発に行われ、大変学びの多い講義となりました。

充実した企業研修となりました。

この学びを生かして、今後の課題研究に取り組んでいきたいと思います。

大和ハウスの皆様方、誠にありがとうございました。

研究所前で記念撮影

研修①と③の会場

研修③の様子

お土産もたくさんいただきました。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(番外編)

2日間で行われたSSH生徒研究発表会ですが、多くの学びと共に多くの交流もありました。

その1つが、下の写真に示した山形県立米沢興譲館高校との交流です。

興譲館高校では、メダカの保全活動を環境DNA調査を交えながら行っておられます。

成果の発信にも積極的で、保全を訴えるHPを作成し公開しています。

興譲館高校作成HP 日本の野生メダカの”今”を知ろう!

 

天草でもメダカが外来種のカダヤシに駆逐されている現状があります。

天草のメダカの保全の参考にさせてもらおうと思います。

また、本校はホタルの保全活動を行っていますので、その参考にもしたいと思います。

【ASⅢ】SSH生徒研究発表会(2日目:最終日)

クラゲ班が参加しているSSH生徒研究発表会の2日目です。

本日は昨日のポスター発表で選抜された代表6校によるスライド発表がありました。

その後、ポスター発表を行い、閉会式となりました。

残念ながら、ポスター発表賞等の受賞とはなりませんでしたが、参加した生徒は学びを深めたようです。

宿舎での反省会では、以下の気づきを話してくれました。

 ・発表最後にスライドで仮説と結論を併記していたのでわかりやすかったので参考にしたい。

 ・動画等を用いて、自分の研究について必要な情報をわかりやすく伝えるべきだとわかった。

 ・時系列に沿って研究を説明するのが、やはりわかりやすい。

 ・途中で論文等を用いて、説得力を出す工夫が必要である。

 ・ジェスチャーは必ず用いて説明するべきである。

 ・写真と併用して、模式的なイラストを使用して説明するとわかりやすいので実践したい。

上記の学びを、天草高校の同級生や後輩たちに伝えて、天草高校のレベルアップにつなげてほしいと思います。