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(株)マイクロソフト 西脇哲資氏 来校!

12月9日(土)に天草高校体育館で、1年生に対してプレゼンテーション講演会を実施しました。
講師は、マイクロソフト株式会社・エバンジェリストの西脇哲資様。
「プレゼンテーションの極意」という演題です。
“プレゼンテーションとは相手を動かすことである”
これからの社会ではアウトプット(伝える力)が必要不可欠であり、高校生のうちに学んでおけば必ず役に立つと教えていただきました。
また、様々なテクニック(見せ方や話し方、話の作り方など)を、具体例を交えながら、わかりやすく、印象に残るように伝えていただきました。
以下、1年宮崎さんの謝辞の一部です。
「私が行った2学期の発表では、よくわからなかったとの感想が出たり、目が泳いでいました。相手を動かすよいプレゼンテーションの方法を学ぶことが出来たので、3学期の発表では、視線の移動や接続詞の使い方を意識することで、魅力的なプレゼンテーションができそうだと思いました。」
保護者や近隣校の方々にも多数ご出席いただきました。「目からウロコ!日常生活でも役立てたい内容でした。素敵な時間でした。」との感想も寄せられました。

1年生は1月末から2月にかけて課題研究のプレゼンテーション発表を行います。今回の講演会を活かして取り組みます。

※2017年12月19日(火)18:55~天草ケーブルネットワーク「日々の話題」にて、講演会の様子が放映されます




(撮影:村田)

第1回日本医療研究開発大賞に参加してきました。

11月25日(土)に東京国際交流館(東京都江東区)で『日本医療研究開発大賞記念講演会』が開催され、本校2年生5名と1年生4名が参加してきました。
この会は、昨年
12月に政府の医療分野研究開発推進計画が改訂され、「日本医療研究開発大賞」が創設されたことを機に開催されたもので、今回が第1回の講演会でした。

内閣総理大臣賞受賞の田中啓二先生の講演だけでなく、ノーベル賞受賞者の山中伸弥先生、日本医療研究開発機構理事長の末松誠先生の講演を聴くことができるとても貴重な機会となりました。
簡単な内容は以下の通り。

  内閣総理大臣賞受賞講演:「プロテアソーム ~基礎研究が未来を拓く~ 」 

田中啓二(東京都医学総合研究所理事長) 

田中さんは、タンパク質の細胞内リサイクルに着目し、タンパク質分解を行う酵素複合体「プロテアソーム」を発見されました。この発見で、現在がんなどの治療薬がどんどん創られています。講演では、このような基礎研究の大切さについてお話しくださいました。

■特別講演:「iPS細胞がひらく新しい医学」

 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所長)

iPS細胞は再生医療と薬の開発に使われており、今後多くの患者が救われる可能性があります。現在再生医療用のiPS細胞のストック化に取り組んでおり、免疫の型に関わらず全ての人に使えるiPS細胞を用意することを目標としていらっしゃいます。今後ますます発展するであろう未来の医療についてお話しくださいました。

■特別講演:「AMEDのミッション:グローバルデータシェアリング」

末松 誠(日本医療研究開発機構理事長)

AMED(日本医療研究開発機構)は、国の医療分野の研究費を集約し、基礎から実用化まで幅広い研究を支援する組織です。講演では、ジカ熱などの危険な病気にかかった患者にいち早く医療研究の成果を届けるために、世界的なデータシェアリングの重要さについてお話しくださいました。



 

熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会がありました。

11月12日(日)に崇城大学で熊本県スーパーハイスクール指定校合同研究発表会がありました。
熊本県内のSSH・SGH・SPH指定校が一同に集い、ポスターセッション形式で発表と質疑応答を行います。今回は加えて、宮崎北高校と八代工業高校が有志参加されました。
天草高校は1年生の課題研究8班が発表を行いました。
参加者の井上くんは「私のグループの研究は、他校と比較して未熟だと感じました。今後、もっと研究をすすめて、より良いものにしていきたいと思いました。」内藤さんは「他校それぞれの研究がたくさんあり刺激を受けました。発表は楽しかったです。でも、ハクセンシオマネキを知らない方に対する発表が難しかったので、次は動画を見せたりしなから行いたいです。」
自分たちの研究を発表したり、他校の研究に刺激を受けるなど、充実した学びとなりました。



科学の甲子園熊本県代表選考会に出場しました。

11月12日(日)に崇城大学で科学の甲子園熊本県代表選考会に出場しました。
天草高校は1、2年生選抜7名で出場しました。
科学の甲子園は、60分の筆記競技(物理・化学・生物・地学・数学・情報)と、90分の総合競技(今回はコマを作り回る時間を競う競技)、60分の地学競技(今回は地球儀を作成して日の出日の入りに関する課題解決問題)からなり、力を合わせて解答します。
表彰台には届きませんでしたが、みんな充実した表情で取り組んでいました。
当日だけでなく、この日のために放課後集まり、ディスカッションしたり、実験実習をしたことも良き学びとなりました。
来年は全国大会出場目指して頑張ります。

※熊本日日新聞2017年11月13日(月)15面 写真「科学の甲子園 全国大会を目指し、チームで筆記に取り組む高校生」が掲載されました。

生徒理科研究発表会で全国大会出場決定!!

10月29日(日)に崇城大学薬学部キャンパスで生徒理科研究発表会が行われました。生徒理科研究発表会「サイエンスコンテスト2017」では、物理・化学・生物・地学の各部門に分かれ、プレゼンテーション形式で研究成果を発表します。天草高校は生物部門2点地学部門2点のが発表を行いました。テーマと各賞は次の通りです。

①天草に生息するゲンジボタルの発行パターンについて(生物)★優秀賞

②オオカナダモの光合成自動調節について(生物)★優秀賞

③謎の生痕化石を描いた生物とは!?(地学)★優秀賞

④珪藻・花粉分析から天草の海水準変動と古環境を探る(地学)★最優秀賞1位

9月の始業式で全校生徒の前で発表した珪藻・花粉分析班が『地学部門・最優秀賞1位』を受賞し、2月中旬に大分県で行われる九州大と、来年夏に長野県で行われる全国総合文化祭(全国大会)への出場権を獲得しました。科学部のみなさん、おめでとうございます!



※関連記事が、2017年11月9日(木)読売新聞25面に掲載されました

論文読解講演会がありました

一年生が学んでいる「天草サイエンスⅠ」の授業の一つです。
「自分の言葉を持って社会を生きるために」と題して岡田真奈美さん(学研学力開発事業部)をお迎えし、論文解読講演会を実施しました。
本を読む習慣も大事だと20冊の新書も紹介していただき、さっそく一年図書委員による紹介新書コーナーも設置されました。


(撮影:村田)

天草市立新和中学校で課題研究に関する講話を行いました。

10月24日(火)の午後に天草市立新和中学校において「課題研究に関する講話」をSSH研究主任の井上先生が行いました。
新和中学校は今年度「起業体験推進事業」の指定校となり、生徒たちは起業に関する講話や、課題研究に取り組んでおられます。
その起業体験推進事業に天草高校SSHの課題研究事例が役立つのではないかということでオファーがありました。
全校生徒に対して「起業を考えることは、10年20年後の将来を考えることであること」「今は不可能なことでも、将来は可能となっている可能性が高いこと」など、チャレンジすることの大切さを話されました。
また、事例の中の企業との連携や実地調査の仕方、仮説の自由な発想の仕方などは良きアドバイスとなったようです。
新和中学校のみなさん、11月12日(日)の発表会に向けて頑張って下さい!



ASⅠポスターセッションを行いました。

10月17日(火)6・7限目に、ASⅠポスターセッションを実施しました。
1年生全員の計42グループが各課題研究の発表を行いました。
各グループがポスターを使って研究の説明を行い、質疑応答に応えるといった形式です。また、聞き手側も、ただ聞くだけではなく、相互評価票によって評価をしながら聞ききます。
中間発表のため成果が思うように出ていないグループもありましたが、目的や仮説など、自由な発想と様々な着眼点を持った研究が多くあり、今後が楽しみです。
天草市役所の方にもお越しいただき、助言をいただいているグループもありました。






校長先生の講評の中に『大きな大河も初めは小さな水の流れである。それが集まって大きな河となる。偉大な研究者も入口は小さなもの。今日の発表、今の課題研究が入口。みんなはその一歩を踏み出した。』とありました。
とても有意義な時間となりました。

始業式でSSH生徒研究発表会出場者のプレゼンを行いました。

9月1日(金)の始業式後に、8月に行われた「SSH生徒研究発表会」の参加報告を全校生徒・職員対象に実施しました。
参加した生徒(科学部)が発表内容をプレゼンテーションするといった報告の形です。
研究テーマは「珪藻分析から天草の海水準変動を探る」。
約7000年前に天草が海であったのか。陸地であったのか。実は双方の先行研究が存在します。その点に着目し研究がスタートしたそうです。
「どちらが本当の天草の姿なのか、あるいはもっと違った形なのかを天草にいる私たちが解明したい」
「高校生でもできる解明の仕方を模索した結果、珪藻分析にたどり着いた」
「今後は陸地の分析も行っていきたい」
と2年生の坂本菜子さんが力強く語ってくれました。
質疑応答の時間には、生徒からだけでなく、職員からも質問が出てきました。
それぞれの質問に対しても、研究の成果をわかりやすく、十分に伝えることができていたと思います。
科学部は、次の生徒理科研究発表会に向けて活動をしています。
今回のプレゼンテーションで探究のステージが、また一つあがりました。
さらに研究を深化させてください。