東高blog

2015年7月の記事一覧

簿記は挫折したところから始まる

放課後の活動風景
「簿記部」です
 
 午後6時40分頃に4階に上がると、真剣に勉強している姿がありました。
お~頑張っている!! と思ってのぞいてみると、
 簿記部の生徒たちです。最初の写真は1年生の写真です。
教室の後方、2枚目の写真は、上級生です。
 簿記や情報処理など、商業科目(専門科目)を勉強して、
だんだん高度になってくると、必ず壁に突き当たるものです。
 「簿記部はどうですか?」と質問すると、
「授業では習えない内容が、部活動では学べるから面白いです。」
また、
「簿記は挫折したところから始まる」と、なかなか含蓄の深い言葉が返ってきました。
「簿記をやっていると必ず挫折する。ただ、そこからその面白さと、奥の深さを感じ学ぶことができる。」のだそうです。すごいことをいいますね。
 でも、その言葉、記者の脳裏をよぎりました。
京セラの創業者で、現会長。破綻した日本航空を1年で再建した、
経営の神様と言われる、稲森 和夫 会長の書籍にあったと思います。
たしか、
「仕事は、ダメだと思った時から始まる」
「経営は、もうダメだと思ったところから始まる」
まさか、生徒から同じようなロジックの言葉を聞くとは夢にも思いませんでした。
 それを通りがかりの、顧問の川口先生にお話したら、
「もっとガンガン鍛えんといかんですねぇ。草尾先生にも言っときます」
とおっしゃいました。
 記者は、すこし余計なことをしゃべってしまったかもしれません。
「これから、さらにガンガン顧問の先生が鍛えられると、挫折の連続になるかもしれません。」
でも、大丈夫、部員たちは、それらを乗り越え、充実感と達成感を勝ち取ることでしょう。
先生にやらされているのではなく、自分たちから好きで簿記を勉強していますから。
 ちなみに、稲森会長いわく、
「会計が分からなければ、社長は務まりません」という名言があり、
「簿記」「財務会計」「原価計算」の重要性を説かれています。

中学生のみなさん、商業教育はとても大切なんです。
国も財政再建も見通しが立っていません。
日本の財政、会計システムは「複式簿記」ではありません。
明治の最初の頃は「複式簿記」だったそうです。
いまは残念ながら違います。

ドイツという国は借金がなくなりました。
どうしてでしょう???誰か教えてください・・・・・
もっと世の中の人や若い人、誰もが、「簿記」や「会計」を学ばねばなりません。

放課後の生徒会の活動の様子です。
 
夕方遅くまで頑張っていますね。7月17日(木)にあるクラスマッチの仕事です。

黒板には、クラスマッチの仕事の手順がぎっしり書かれています。
その次の行事は体育大会です。
 
 生徒会役員の生徒から、七夕の短冊を是非見てくださいと言われました。
青が生徒会長、ピンクが生活委員長の願いです。
 「笑顔でキラキラ」がパッと目に入ってきました。
生徒会長は、いつも笑顔でキラキラしているから、
わざわざ願い事にしなくてもいいのではないか、とふと思いましたが、
よく見ると、「皆で」と記されています。
全校生徒への想いが伝わってきます。
「人のしあわせを自分のしあわせとして」願い、かみしめられる・・・・・
さすがですね。

体育大会は夏休み明け9月6日(日)実施です

6限目LHRの風景
  
先日は、休み時間等を利用して、応援団のメンバーを決めました。
本日の6限目は 体育大会の選手決めです。
各クラス、体育委員やクラス委員が司会やまとめ役として、決めたのではないでしょうか?
それぞれの風景があります。
2番目の写真のクラスは、積極的に挙手して決まっているようです。
3名目の写真は3年生、選手も決まってポーズも決まっています。
進路の取り組みをしながら、体育大会の練習。
それぞれの団の活躍が楽しみです。

「同和問題に係わる職員研修」が実施されました

先生方の真剣な様子です。
「部落の歴史」のDVD視聴のあとは、
それぞれのテーマに関して班別協議がなされました。

3学年 就職・進学対策の面接講座(第1回土曜講座)開催

  
 土曜日ですが特別に、毎年恒例ではありますが、
進路目標実現のために面接指導を行い、
面接時におけるコミュニケーション能力を身につけ、
社会人としての資質を向上するために実施されました。
 最初は、小田先生から面接のポイントを説明していただきました。
そして、小田先生の模範面接のあとは、会場から拍手が湧き起こりました。
  
 それから、みんなの前での面接。
事前に、「3年生全員には誰に当たるかわからないから、
自分が当たっても大丈夫なように準備しておきなさい」と言われていました。
緊張の中、突然指名された生徒に対して、
進路指導部長の中村先生が面接官として、ご指導していただきました。
 そのあとに講評とアドバイスをしていただき、
生徒たちはうなずきながら、メモを取り聞き入っていました。
 それから各教室に移動して、班ごとに面接の説明や練習がなされました。
今日は、「自己PR」や「高校生活で学んだこと」を中心に質問がされました。
 7月に入り、求人票が届いておりますが・・・・・・
進路先(受験先)が明確になれば、「志望の動機」もしっかり考えなくていけません。
がんばって!! 3年生!!

華道部の作品です

今週の華道部の作品です。



 先生に丁寧に教えてもらって、ピンクのカーネーションがかわいい作品が
できあがりました。
 ちょっと手直しをしていただくと、随分と違った印象になるんです。

1学年・2学年合同 出張講義(大学・短大・専門学校から)

 
専門的に深い内容を、わかりやすく、興味深く講義をしていただきました。
生徒たちも真剣に聴き入っていました。
 
看護学、看護のあり方や職業観についてのお話や、
止血法などの実習を交えての講義で勉強になりました。
写真は止血法で包帯を扱っているところです。

「言語聴覚士の仕事」についてお話をしてくださいました。
  
 むずかしい経済の「マッチング理論」を、興味深く、わかりやすく説明していただきました。
 最初に、熊本学園大学に進学した、本校の卒業生の紹介がありました。その方は、八代東在学中は部活動(陸上部)でどっぷり活動していたそうです。
 ところが、進学して、足をけがされてしまいます。しかし、その方は勉強の面白さに開眼して、部活動で培ったエネルギーを、すべて学問に注いだそうです。毎日10時間以上勉強していたそうです。
 その結果、「ERE 経済学検定試験」で日本一に輝いたそうです。写真左は、そのランキングの説明風景です。そのあとのランクには、東大や早大の学生、都市銀行などの社会人の受験者の方々が続きます。凄いぞ東高卒業生!!
 その後の進路は、公務員の「国家Ⅰ種」にも合格したそうです。
 結局、一橋大学の大学院に進んで、学問を究められているということです。アスリートから学問探究者に大化けしましたね。
ありがたい、そして素晴らしい本校卒業生のお話を伺いました。


◎熊本大学教育学部(教育)

◎熊本県立大学総合管理学部(情報)

◎尚絅大学短期大学部幼児教育学科(幼児教育) 

◎熊本学園大学商学部(商学)

◎熊本学園大学経済学部(経済学)

◎崇城大学情報学部(情報)

◎九州ルーテル学院大学人文学部(英語)

◎鹿児島純心女子大学看護栄養学科(栄養)

◎熊本駅前看護リハビリテーション学院看護学科(看護)

◎メディカル・カレッジ青照館言語聴覚療法学科(言語聴覚)

◎九州中央リハビリテーション学院理学療法学科(理学療法)

◎九州中央リハビリテーション学院作業療法学科(作業療法)

◎九州中央リハビリテーション学院介護福祉学科(介護福祉)

※順不同
以上の学校様が、本校にお越しいただき講義をしていただきました。
こころより感謝いたします。
生徒たちも、進路に関心のある講座を受講し、今後の進路決定の貴重な糧になると思います。

 
すっかり夏になりました。校舎と青い空と入道雲がくっきりと美しいです。
青い空が、プールに反射して青く輝いています。
今年は、雨の中での水泳の授業がほとんどだったのではないでしょうか?
たいへんですが、日焼けの心配はなかったかもしれません?
生徒に聞いたら、日焼けをよそに、「すごく暑かったので、とても気持ちよく泳げた」そうです。