校長挨拶

 

 本日は、本校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 本校は昭和26年に熊本県立城南高等学校として創立され、今年で74年目を迎えました。そして昭和29年に熊本県立八代東高等学校と校名が改称されてからは「東高」との愛称で親しまれ、脈々と歴史を刻んできました。校名にある「東」には、第2代校長吉田茂八先生の「新しい夜明け、希望の光射す東天の日輪」という意味が込められています。これまで卒業生は2万3千人を超え、地元八代はもとより日本や世界で活躍する産業人をはじめオリンピックや世界大会のトップアスリートを輩出してきました。先輩たちはこの東高という舞台で自らの夢とチームの目標に向かい切磋琢磨し伝統をつなぎ、自分たちの力で日本一の学校を作り上げてきました。

 本校の校訓は「向学 敬愛 礼節」です。この校訓のもと、「人財育成 ~人生の財産づくり~」との教育目標を掲げました。これは、高校時代を始め生涯を通して学び続ける態度を身に付けることで、今後の予測困難な時代を正々堂々と自分らしく生き抜いて行くことを願い作ったスローガンです。私たち教職員は、生徒一人一人と真剣に向き合い、寄り添いながら生徒が学習や運動、学校行事などで多くのことを学び、心身ともに逞しく成長し、社会に求められる人材となるよう職員一丸となり教育活動に取組んでいます。

 これからも地域や同窓生の皆様の御指導を仰ぎながら、商業教育としての専門知識や活用能力の育成、普通科スポーツコースでの競技力の向上によるトップアスリートの育成を目指すとともに、地域に必要とされる学校づくりに邁進してまいります。皆様の御支援をよろしくお願いいたします。

 今年も、日々の学校生活の様子や本校生徒の活躍をこのホームページ上で紹介いたしますので、お楽しみにご覧いただければ幸いです。

 

 令和7年4月1日

 熊本県立八代東高等学校長 稲本 幹二