水高diary

タグ:建築コース

【建築コース】【WCP】1年生木造建築現場見学

 1年生建築コースは、2回目の現場見学に行ってきました。前回の見学から工事が進み、木の加工や壁の仕上げなどを見学しました。また今回生徒たちは、実際に作業の様子もみさせていただき、大工さんの技術の高さに驚いていました。さらに外部で左官さんも仕事をされており、それも見させていただきました。

 今、教室で学んでいることと、実際に現場に来て、見て触れて話をしてもらって学ぶことが結びついて、高い学習効果が期待されます。これも地域と連携した学びをする水俣高校の特徴のひとつです。20分ほどの見学を終えると、残りの時間は教室に戻り、教科書と照らし合わせて学びを深めることができました。

 今回も大工さんや関係者の皆さん、ありがとうございました。

【建築コース】【WCP】建築現場を見学しました!

 本日午後、建築コース2・3年生は、専門教科の授業時間に、本校近くの店舗新築工事見学に行ってきました。生徒たちは、鉄骨造の現場を見学するのは初めてで、その鉄骨の大きさや現場の広さに驚いていました。また、普段見えない天井裏の配管やスプリンクラー設備も見ることができました。

 生徒たちは、現場監督の方に、丁寧でわかりやすく工事についての説明をしてもらい、メモを取りながら聞いていました。分からないことを積極的に質問する姿が見られ、技術者として成長することができたのではないでしょうか。最後に、建築に関する資格やその取得方法、現場での苦労についてなども話をしていただき、とても参考になりました。また今後も見学させていただきたいと思います。

関係者の皆様、ありがとうございました。

 

【建築コース】1年生水準測量実習

 建築コース1年生は、本日から水準測量実習が始まりました。まず、専門用語を学んだ後に、実際に器械の操作方法を体験しました。積極的に、器械に触る姿が印象的でした。

 そして、早速実践です。2班に分かれて、高低差測量を行いました。目盛りの読み間違いがないか、複数人で確認したり、声をかけあいながら作業したりと、ミスや誤差がでないようそれぞれ様々な工夫を凝らして作業を進めていました。今までの実習での反省や気づきが活きていますね。

 外での作業後は、実習室に戻り測量結果をまとめます。なんと、初めての実習にも関わらずA班は誤差0でした。素晴らしい!着実に立派な技術者になっています。

【建築コース】1年生平板測量実習

 建築コース1年生は、5/10(火)・5/17(火)に平板測量を行いました。1回目は、放射法を、2回目は進測法と交会法で測量を行いました。それぞれの測量方法の意味や作業方法、メリット、デメリットを体験し、測量ミスや誤差が出ないように意識しながら実習しました。

 生徒たちは、3班に分かれてグループ実習を行うことで、同じグループの仲間とコミュニケーションを取りながら、他のグループと競争していました。それぞれお互いが刺激し合う関係は、質の高い実習になっています。測量後は、測量室で面積計算や誤差の算出を行います。外での作業「外業(がいぎょう)」と室内での作業「内業(ないぎょう)」の両方を学びました。両日とも天気に恵まれ、心地よい風が吹く中、青空の下みんなで楽しく実習できました。

 建築コース1年生は、立派な技術者を目指し、みんな切磋琢磨し、成長しています。

【建築コース】新入生、初めての実習

 先日、建築コース1年生が初めての実習にチャレンジしました。新しい作業着と安全靴、そして少し緊張した表情。安全教育を受けて、さらに緊張感が高まります。今回の内容は測量です。敷地の形状や広さなどを計れるようになるため、用語や作業手順を学び、実際に測量をやっていきます。

 多くの実習がそうですが、測量はクラスメイトとの協力が必要です。まだ入学したてでみんなと話すのも恥ずかしい様子があった生徒も、同じ測量の課題に向かって協力しながら作業を進めると緊張がとれ、自然と笑顔に。みんなで目標に向かって動くと仲良くなれますよね。

 チームワークを発揮した新入生は、課題を難なくこなし、作業の正確さに担当教師もびっくり。実習後のレポートには、「楽しかった」や「チームワークの大切さがわかった」など感想が書いてありました。

 立派な技術者を目指し、スタートした生徒たち、今後の成長が楽しみです。

 

【建築コース】【WCP】伐採実習~Wood connect project~

 先日、建築コース2年生が、山林業者さんのご指導ご支援のもと、実際に山に入り、チェーンソーでの伐採実習を行ってきました。山は急斜面でかつ装備も重たく大変な作業でしたが、今まで様々な体験を積み、部活動でも鍛えた体力のある2年生は安全に作業ができました。さらに伐採方法のDVDを視聴し事前学習していたこともスムーズに実習できたことにつながりました。

 山は木を定期的に伐採し、手入れをしないと荒れてしまいます。また人が入っていくことでイノシシや鹿の生息地域を制限し、害獣として捕獲し殺処分するなど、無益な殺生を減らすことになります。(機械科のイノシカハンターズの取組みとの関連)

 「森林伐採」と聞くと、悪いイメージを持つ方もいるかもしれません。森林伐採とは、木を切ってそのままにし、砂漠化していくことです。水俣の山主さんや林業者さんは、老木を伐採後、植林をすることで、何十年サイクルで常に元気な山にし、地球温暖化対策や山の持つ防災機能の維持に努めています。そのためには、木を有効に活用すること、そして我々建築コースはそれを皆さんに知ってもらい、さらに木材を活用できるよう技能の向上を図ることが必要です。

 このようにWood connect projectは多くの関係者さんとともに、地域の自然や技能を伝承する取組みを持続可能なものにしています。

 

【建築コース】【WCP】Wood connect project~出前授業~

 先日、建築コース1・2年生が、久木野小学校の1年生から6年生までの15人の皆さんに木製ベンチの製作のため、出前授業をさせてもらいました。生徒たちは、事前に材料の加工や組み立て方の手順の確認、アドバイスや声かけの練習をして臨みました。感染症対策もあり、運動場での作業で寒かったのですが、児童の皆さんは、積極的に取り組んでくれました。高校生もこれまで学んだ技術を活かせた上に、小学生の皆さんに喜んでもらって良かったです。

 後日、久木野小学校の児童の皆さんから、お礼のメッセージをいただきました。とても嬉しかったです。またこれからも交流をよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

【建築コース】【WCP】Wood connect project~出前授業準備~

 本日建築コース2年生は、小学生出前教室に向け、見本となる木製ベンチの組み立てを行いました。今回の組み立て作業での目標は、2つ。

1.当日小学生に、写真や映像を見せながら作業できるよう、撮影しながら組み立てる。

2.組み立てのポイントや注意点をみんなで確認し、当日小学生への声かけの仕方やアドバイスの方法を考える。

 

 目標達成のため、みんなで協力しながら楽しんで組み立てることができました。組み立て完成後は、担当教師とベンチを囲んで反省会。これらの体験を通して、また立派な技術者に一歩近づくことができました。出前授業を行う小学生の皆さん、お楽しみに!

 

【建築コース】【WCP】小学校への出前授業

 今週予定していた、湯出小学校での木工出前授業は、まん延防止期間のため残念ながら中止になってしまいました。そこで建築コースの2年生は、小学生でも組み立てできるように、さらに加工を行い、組み立てやすく工夫することで対応しました。

 そして、今日は湯出小学校の先生に来ていただき、本校職員から組み立て順序や注意点をレクチャーさせていただきました。小学校へ出向いて、出前授業や小学生の皆さんとの交流を楽しみにしていましたが、作りやすく工夫したので、木工を楽しんでもらえれば嬉しいです。

 コロナ禍でも、「今、自分たちができることをやる。」この経験は、臨機応援に対応でき、問題解決ができる技術者に一歩近づくことができたのではないでしょうか。

 

※なお、今後も他校への出前授業を計画しています。その際はまたホームページで紹介させていただきます!

【建築コース】2年生木工実習

 2年生は今クラスメイトと協力し、みんなで一台の木製椅子(2人用)を製作しています。また、併せて年度末に計画している地元小学校への木工体験のための製材、加工も兼ねており、木製椅子10台分を加工します。

今回は、まず製材した材料の木表、木裏を見て加工面を決めます。次にほぞ、ほぞ穴加工用の印を付けます。その後は、みんなで協力し、それぞれ機械を使って加工を行っていきます。実習は、安全第一。服装・作業手順の確認、機械の特性理解、周囲への声かけなどできることすべてを使って安全を確保します。休み時間はしっかりと休み、メリハリをつけた実習で怪我なく安全で、さらに加工精度も高いものができています。

コロナ禍もあり、地元小学校への木工体験が実施できるか分かりませんが、材料の準備やそれぞれの加工技術の向上など、今できることをしっかりとやっていきます。