食品工業科 NEWS
みたらし団子(食品工業科)
食品工業科 1年生 「食品製造」の授業でみたらし団子
を作りました。
みたらし団子は鎌倉時代に誕生したと言われ、漢字では「御手洗団子」と書きます。
原材料の「白玉粉」は、もち米を精白・水洗いし、水を加えながら石臼で挽いたのち、沈殿物を乾燥させたものです。団子にすると食感はもちもちとしていて柔らかくなめらか
冷やしても固くなりにくいのが特徴です。
白玉粉に水を加え、しっかりこねます。ここで水を加えすぎてはいけません!みんな慎重に水の量を調節しながらこねていました。同じ大きさに分割し、茹であがったら氷水で冷まします。その間に、みたらしのたれを作り、団子にかけて完成です!
今回は食べやすいようにカップに入れて持ち帰りました。全員もっちもちのみたらし団子ができました!
脂質の定性実験「アクロレイン反応」(食品工業科)
2年生「食品化学」の授業で脂質の定性実験として『アクロレイン反応』の実験を行いました。
脂質はグリセリンと脂肪酸等で構成されており、今回は「食品中にグリセリンが含まれているか」を確認する実験です。
試料(油脂)に含まれる「グリセリン」と「硫酸水素カリウム」を高温で反応させると刺激臭の強い『アクロレイン』の白煙が生成されます。
試料はAキャノーラ油 Bオリーブオイル Cバター を使いました。
試験管3本に「硫酸水素カリウム」を薬さじ小1杯ずつ入れて、各試料を入れます。
ガスバーナーの遠炎で徐々に加熱していきます。
この3つの油脂には「グリセリン」が含まれているので、白煙を生じる反応や色、臭いを確認して記録します。
生徒達はこの臭いを『飲食店の換気扇から出てくるにおい!』『揚げ物屋さんのにおい!』と表現していました。
きのこ栽培(食品工業科)
2年生「微生物利用」の授業で キノコ
を栽培しました。
キノコ とは菌類であり、分類学上は「かび」に近い仲間とされています。また、自然界では細菌やかびなど多くの微生物と共存しています。
今回は、キノコ栽培キットを使って、「シイタケ、エリンギ、ナメコ、ヒラタケ、エノキ」
の5種類の中から自分の好きなきのこを1つ選び、愛情を込めて毎日お世話しました。
霧吹きで1日2回水をあげます。すると、3日目ぐらいから、小さいキノコが出てきました。その後もぐんぐんと成長し、約2週間で大量に収穫できました!
シイタケなど多くのキノコ類はグアニル酸という旨味成分を含んでいます。
収穫したきのこは、みんなで調理して美味しくいただきました!
第10回熊本城マラソン大会『ペトレ家のおもてなし』(食品工業科)
2月19日(日)に開催された『第10回熊本城マラソン大会』
大会コース26.7キロ地点での「バターサンドクッキー」と「ラッキス」の振る舞い
と、ランナーの皆さんへの応援
を精一杯!頑張ってきました。
感染防止対策として、クッキーは1人分を紙コップに入れて、紙コップごと渡したり、ラッキスは走りながらでもこぼれない量を入れたりと、多方面の配慮を行いました。
また、卒業生などたくさんの方から励ましのお声かけもいただきました。
試作から準備、当日のおもてなしは大変でしたが、とても充実した活動でした。
【前日 2月18日(土)の準備】
【当日 2月19日(日)】
第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)
2月19日(日)に開催される『第10回熊本城マラソン大会』
において選手に振る舞うクッキーを準備しています。
県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。
大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。
選手の皆さんが無事に完走できるように
心を込めて焼き上げます!
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